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研究分野:化学 に関係する研究一覧:27件
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発表日:2026年5月18日
1
外来微生物の流入が変える北極海の物質循環
北極海は近年の温暖化によって海氷後退が進行しています。海氷の減少は太平洋側から北極海への海水の流入を強めるため、それに伴って北極海の外から多くの生物が流入していることが明らかになっています。これまで、こうした外から流入した生物が北極海の生物多様性に影響を及ぼし始めていることは示されてきましたが、物質循環への影響は明らかになっていませんでした。東京大学大気海洋研究所の塩崎拓平准教授、海海洋研究開発機構 地球環境部門 藤原周副主任研究員・渡邉英嗣主任研究員、生命地球科学研究部門 眞壁明子准研究副主任らによる研究グループは、海洋地球研究船「みらい」による北極海観測を通じて、海氷融解に伴い、...
キーワード:海氷/極地/地球科学/窒素循環/北極海/海洋/窒素固定/地球環境/ベーリング海/温暖化/生物多様性/微生物/物質循環
他の関係分野:環境学工学農学
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発表日:2026年5月12日
2
常温の水中で尿素とリン酸から高エネルギーリン酸化合物を生成
―生命の起源に迫る新しいリン酸化経路を提示―
東京科学大学(Science Tokyo) 物質理工学院 応用化学系の富澤錦大学院生(博士後期課程3年)、未来社会創成研究院 地球生命研究所(ELSI)の中村龍平教授(兼 理化学研究所 環境資源科学研究センター チームディレクター)らの研究チームは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の北台紀夫主任研究員、田川翔大朗ポストドクトラル研究員との共同研究で、常温・中性付近の穏やかな水溶液中でも尿素※1 を活性化させれば、高エネルギーリン酸の生成と核酸前駆体の...
キーワード:硝酸イオン/海洋/高エネルギー/水溶液/生命の起源/脱水反応/化学進化/アンモニア/前駆体/水環境/銅イオン/二酸化炭素/生体内/リン酸/再生産/微生物/アデノシン/組織化/ELSI/ATP/RNA/アミノ酸/ヌクレオシド/核酸塩基/酸化反応/生体分子
他の関係分野:環境学数物系科学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年4月10日
3
沈み込み帯誕生時の地殻形成プロセスを示す岩石・地球物理学的証拠を発見
―海底下の「2つの地殻」を可視化―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 河村 知彦、以下「JAMSTEC」という。)地震火山研究部門の赤松 祐哉研究員、道林 克禎客員研究員、国立極地研究所/総合研究大学院大学の藤井 昌和助教らの研究チームは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、大阪公立大学、京都大学、名古屋大学、神戸大学と共同で、沈み込み帯誕生直後の前弧※3 地殻が、複数の異なる火山活動によって形成されたことを示す岩石物理・地球物理学的証拠を初めて示しました。沈み込み帯の誕生は、地球のプレートテクトニクスの始まりに関わる重...
キーワード:先端技術/極域/極地/海洋/海洋科学/環境変動/地下構造/数理科学/物質科学/IODP/テクトニクス/プレートテクトニクス/マグマ/マントル/火山活動/火山岩/海洋地殻/玄武岩/太平洋プレート/堆積物/大陸地殻/地球化学/地球深部/地球内部/地球内部構造/地質学/地震活動/地震波/地震波速度/地震波速度構造/沈み込み/沈み込み帯/内部構造/日本列島/化学組成/ケイ素/深海底/地球環境/マグネシウム/物理探査/地球環境変動
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学
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発表日:2026年4月3日
4
小惑星ベヌー試料から核酸塩基と高濃度の尿素を検出
~小惑星環境での化学プロセスの絞り込みに成功~
北海道大学低温科学研究所、海洋研究開発機構、九州大学、東北大学が参画する国際研究グループは、アメリカNASA主導の小惑星探査計画「OSIRIS-REx」で炭素質B型小惑星(101955)ベヌー(Bennu)から持ち帰られた粒子から、地球生命に必須の核酸塩基全5種を含む、合計38種の窒素複素環化合物※1、及び高濃度の尿素※2 の検出に成功しました。小惑星サンプルリターン計画「OSIRIS-REx」では、炭素質...
キーワード:海洋/化学進化/小惑星/惑星/惑星探査/アンモニア/環状化合物/複素環化合物/グルコース/アミン/有機物/代謝産物/RNA/アミノ酸/核酸塩基/遺伝子
他の関係分野:環境学数物系科学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年4月1日
5
カニ殻副産物を利用して海洋生分解性プラスチックの寿命を調節することに成功
~プラスチック表面の微生物群を変化させ、海水中での分解速度を制御~
群馬大学大学院食健康科学研究科・大学院理工学府・食健康科学教育研究センター(GUCFW)と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究グループは、水産加工で生じるカニ殻副産物を活用することで、海洋生分解性プラスチックであるポリ(3-ヒドロキシブタン酸ーcoー3-ヒドロキシ吉草酸)(PHBV)の海水中での分解速度を調節できることを明らかにしました。海洋プラスチックごみ問題は世界的な課題であり、その対策の一つとして、海洋環境中で微生物により分解される海洋生分解性プラスチックが注目されています。一方で、材料によっては、海中で十分に分解しないものもあれば、逆に分解が速すぎるため、使用中に必要な耐...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/微生物群集/フィルム/生分解性プラスチック/生物群集/アルカン/生分解/プラスチック/海洋環境/耐久性/生分解性/ポリヒドロキシアルカン酸/バイオマス/キチン/微生物/寿命
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月26日
6
アミノ酸からシアン化水素を生成
―メタンに依存しない生命起源のシナリオを提示―
東京科学大学、理化学研究所、海洋研究開発機構の共同研究チームは、アミノ酸からシアン化水素(HCN)を水中で直接つくる反応を見いだしました。1953年のユーリー・ミラー実験※1 は、メタンを含む大気に雷を模した放電を行うことでHCNが生じ、そこからアミノ酸や核酸※2 の材料となる分子ができる可能性を示し、生命起源研究の出発点となりました。しかし最近の研究では、初期地球の大気にはメタンが微量だった可能性が指摘されていま...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/水溶液/初期地球/化学進化/アンモニア/遺伝情報/マンガン/シナリオ/メタン/RNA/アミノ酸
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年3月17日
7
小惑星リュウグウ試料から5種すべての核酸塩基を発見
~炭素質小惑星にはDNA/RNAの素材が普遍的に存在~
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの古賀 俊貴 ポストドクトラル研究員および高野 淑識 センター長・上席研究員/慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 荒川 和晴)・ 特任准教授、北海道大学低温科学研究所(所長 渡部 直樹)の大場 康弘 准教授、九州大学(総長 石橋 達朗)大学院理学研究院の奈良岡 浩 教授、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(代表取締役 大畑 恭宏)の共同研究グループは、小惑星リュウグウ試料中の核酸塩基について、高精度な解析評価を行いました。小惑星リュウグウ試料を...
キーワード:品質評価/技術戦略/生物地球化学/分析技術/海洋/海洋科学/物質科学/イオン化/リュウグウ/質量分析法/初期地球/地球化学/衛星/化学進化/小惑星/太陽/太陽系/惑星/隕石/アンモニア/キャピラリー電気泳動/遺伝情報/分子進化/質量分析/有機分子/生成機構/アミン/電気泳動/エタノール/はやぶさ2/室内実験/分解能/有機物/リン酸/ビタミン/高分解能/アデノシン/ATP/HPLC/RNA/アミノ酸/クロマトグラフィー/核酸塩基/高速液体クロマトグラフィー/重合反応/メタボローム/標準化
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月24日
8
岩石と水の反応で生まれる水素の秘密に迫る
〜岩石を詳細解析、地下の水素資源探索の手がかりにも~
地球を構成する岩石が水と反応して水素を生み出す現象は、生命のエネルギー源や天然資源を生むプロセスとして注目されています。これまで蛇紋岩化反応※1 等で水素が生成されること自体は知られていましたが、水素発生の鍵を握る鉄の分布や化学状態が、反応の進行にともなってどのように変化するのかこれまで十分に分かっておらず、天然水素の生成プロセスの理解を難しくしていました。高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所、東北大学、国士舘大学、国立極地研究所/総合研究大学院大学、海洋研究開発機構の共同研究グループ...
キーワード:技術戦略/極地/海洋/海洋科学/水素生成/高エネルギー/IODP/XAFS/マントル/下部地殻/加速器/海洋地殻/高温高圧/上部マントル/スペクトル/ケイ素/吸収スペクトル/X線吸収微細構造/水素発生/微細構造解析/マグネシウム/微細構造
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学
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発表日:2026年2月18日
9
四半世紀の観測でわかった冷たい北の海の変化
―カムチャツカ半島沖の海の酸性化や生物生産の推移―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門むつ研究所 海峡・沿岸環境変動研究グループの脇田 昌英 副主任研究員らの研究グループは、北太平洋西部亜寒帯域のカムチャツカ半島沖に位置する定点K2(北緯47度、東経160度)において、1999~2023年の25年間にわたって、海洋地球研究船「みらい」などで得られた生物地球化学観測データを解析しました。その結果、本海域では海洋酸性化が着実に進行していることに加え、生物生産の長期的な変化が明らかにされました。衛星および船舶観測データから、定点K2での海面水温は、年0.056℃の割合で上昇し...
キーワード:環境変化/技術戦略/フラックス/海洋酸性化/極域/生物地球化学/長期変動/定量的評価/分析技術/人間活動/影響評価/海洋/海洋科学/環境変動/地球温暖化/エルニーニョ/カルサイト/ブルーム/海面水温/海洋観測/気候変動/季節変動/深層水/地球化学/放射光/北太平洋/データ解析/衛星/衛星観測/太陽/ケイ素/クロロフィル/ホウ酸/光合成/生物群集/光環境/太陽光/経年変化/沿岸環境/地球環境/X線CT/ナノメートル/マイクロ/栄養塩/海洋環境/数値モデル/生産性/炭酸カルシウム/電解質/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/カルシウムイオン/リン酸/生態系/群集構造/アラゴナイト/プランクトン/衛星データ/温暖化/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/生物生産/石灰化/カルシウム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月23日
10
サンゴに取り込まれたマイクロプラスチックの可視化手法を確立
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)海洋生物環境影響研究センターの髙橋 朋子研究員らは、英国サウサンプトン大学と共同で、サンゴの体内に取り込まれたマイクロプラスチックを、取り込まれたそのままの状態で迅速に可視化することに成功しました。サンゴは、“年輪”のような成長層を伴い骨格を成長させます。そのため、マイクロプラスチックが骨格に取り込まれていると、その位置からいつごろ取り込まれたかが推定でき、汚染の変遷をたどることができます。実験室では、色をつけるなど特徴のあるプラスチックを用いることで実験ができますが、環境中に流出しているプラスチックは必ずしも特徴があるとは限らず、分析に...
キーワード:環境変化/技術戦略/マイクロプラスチック/影響評価/海洋/海洋科学/環境影響/コヒーレント/ラマン散乱/ラマン分光分析/赤外分光/ラマン/赤外分光法/ポリエチレン/光吸収/赤外光/分子振動/空間情報/地球環境/FT-IR/フーリエ変換/プラスチック/マイクロ/レーザー/海洋環境/分解能/分光分析/エチレン/海洋生物/生態系/サンゴ礁/海洋生態/海洋生態系/空間分解能/ラマン分光/ラマン分光法/ストレス
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年12月16日
11
原始地球を模擬した実験でRNAを構築する一連の化学反応を実現
―ホウ酸と脱水リン酸が豊富な海岸で原始RNAが誕生か―
RNAはDNAを基にタンパク質を作り出す際に遺伝情報を伝える分子ですが、最初の生命ではDNAとタンパク質の両方の役割を果たし生命誕生に不可欠な分子であったと考えられています。しかし、RNAの材料分子からRNAを構築する化学反応がどこでどのように起こったのかは明らかになっていませんでした。東北大学大学院理学研究科の平川祐太 大学院生(研究当時、現・海洋研究開発機構ポストドクトラル研究員)、米国応用分子財団のSteven A. Benner博士、東北大学大学院理学研究科の古川善博 准教授らは、RNAの構成要素であるリボースと核酸塩基をホウ酸、アミドリン酸、火山ガラスの存在下で反応させると...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/化学進化/アミド/オリゴヌクレオチド/ホウ酸/遺伝情報/リン酸/RNA/核酸塩基
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学農学医歯薬学
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発表日:2025年11月11日
12
深海インスパイアード化学から生まれた“圧力でものづくり”
―汎用プラスチックを低温で成形―
生命理工学センターの出口センター長は、京都工芸繊維大学、京都大学との共同研究により、熱ではなく“圧力”を使ってプラスチックをより低温で成形できる方法を実証しました。深海の極限環境に学ぶ「深海インスパイアード化学」の発想から、汎用プラスチックに低温でやわらかくなる性質を与えることに成功しました。プラスチックの省エネ成形・劣化抑制・リサイクル性向上につながることが期待されます。本成果は、アメリカ化学会が刊行する学術誌...
キーワード:エステル/ポリエステル/高分子/材料科学/省エネ/プラスチック/リサイクル/機能性材料/二酸化炭素/極限環境/機能性
他の関係分野:工学総合生物農学
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発表日:2025年11月6日
13
大東諸島の深海洞窟で光輝く新種を発見
琉球大学、産業技術総合研究所、東北大学、JAMSTEC、株式会社 FullDepth、いであ株式会社、新江ノ島水族館の研究者らで構成される研究グループが、笹川平和財団による研究助成プログラム「オーシャンショット」採択課題である「Deep-Sea Archaic Refugia in Karst(深海カルストにある太古からのレフュジア、 D-ARK)」に関する調査を実施しました。この課題は深海洞窟の生物多様性の解明とそのための探査技術の開発を目的とした約 3 年間の研究プロジェクトで、2024年4~5月と2025年7月にJAMSTECの海底広域研究船「かいめい」が大東諸島周辺に停泊し、遠隔操作型...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/生物発光/カリウム/遠隔操作/政策研究/カルス/生物多様性
他の関係分野:複合領域環境学工学農学
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発表日:2025年11月1日
14
深海インスパイアード化学が切り拓くナノ乳化の新時代
―MAGIQ法でエステル油をナノ乳化、化粧品への応用に道―
深海の極限環境に学んだ新技術が、植物由来界面活性剤を活かしたナノ乳化という新たな選択肢を提示し、化粧品素材の製剤化に革新をもたらします。国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門 生命理工学センターの出口 茂センター長は、ポーラ化成工業株式会社(代表取締役社長 片桐 崇行)、国立大学法人京都大学(総長 湊 長博)大学院工学研究科の古賀 毅 教授と共同で、深海熱水噴出孔に着想を得たナノ乳化技術「MAGIQ(Monodisperse nanodroplet generation in quenched hydrothermal solu...
キーワード:オープンアクセス/技術戦略/海洋/海洋科学/深海環境/臨界点/高温高圧/環境調和/自己組織/エステル/ポリエステル/高分子/耐熱性/物理化学/エマルション/ケミカルリサイクル/加水分解/水分解/カーボンニュートラル/ボトムアップ/持続可能/高温環境/水環境/カーボン/シミュレーション/ナノサイズ/ナノメートル/ナノ材料/プラスチック/リサイクル/界面活性剤/資源開発/資源循環/超臨界/超臨界水/熱分解/極限環境/機能性/技術革新/セルラーゼ/有機酸/炭化水素/微生物/組織化
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年10月1日
15
糸魚川―静岡構造線の深部から水素依存型の地下生命圏を発見
〜 プレート境界の水素で探る水・岩石・微生物生態系の相互作用 〜
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの高野 淑識 センター長と国立大学法人東京大学(総長 藤井 輝夫)大学院理学系研究科地球惑星科学専攻の西村 大樹 研究生(当時:現在、理化学研究所)および同専攻の高橋 嘉夫 教授、国立大学法人信州大学(学長 中村 宗一郎)理学部の浦井 暖史 助教は、国立大学法人東京大学 大気海洋研究所の横山 祐典 教授らと共同で、長野県諏訪盆地から地下水試料を取得し、地球化学及び微生物学的な分析から、地下微生物生態系の組成と分布、そして地下10 – 1,000 mまでに拡がる地下深部の物質循環を明らかにしました。...
キーワード:技術戦略/生物地球化学/安定同位体比/温室効果ガス/海洋/海洋科学/湖沼/微生物群集/バクテリア/プレート境界/ホットスポット/安定同位体/温室効果/炭素同位体/炭素同位体比/地球システム/地球化学/地質学/中央構造線/同位体/微量元素/宇宙線/同位体比/放射性炭素/惑星/惑星科学/物理化学/アーキア/生物群集/微生物群集構造/メタン/化学分析/同位体分析/熱分解/放射性核種/有機物/微生物学/ユーラシア/生態系/トレーサ/群集構造/水循環/土壌/微生物生態/安定同位体比分析/微生物/物質循環/ゲノム情報/水素ガス/蛍光顕微鏡/酸化反応/ゲノム/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月10日
16
深海へのCO2輸送の陰の立役者「フェオダリア」の炭素輸送量を世界で初めて定量化
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 海洋プラスチック動態研究グループの池上隆仁副主任研究員らは、超高感度の微量元素分析技術を用いることで、これまで測定が困難であった1㎜未満のフェオダリア(単細胞動物プランクトンの1グループ)の炭素がどの程度深海に運ばれているのかを世界で初めて定量的に明らかにしました。(図1)。大気中のCO2の一部は、海洋表層に生息する植物プランクトンの光合成により有...
キーワード:環境変化/技術戦略/珪藻/分析技術/海洋/海洋科学/環境影響/食物連鎖/炭素収支/バクテリア/季節変動/元素分析/微量元素/微量元素分析/北太平洋/数値シミュレーション/ケイ素/光合成/深海底/地球環境/シミュレーション/トラップ/プラスチック/生態系モデル/炭酸カルシウム/二酸化炭素/微量分析/有機物/海洋生物/生態系/CO2濃度/プランクトン/海洋生態/海洋生態系/植物プランクトン/動物プランクトン/カルシウム/凝集体
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年9月7日
17
海洋細菌の新たな光エネルギー獲得戦略
――ロドプシンの集光アンテナと光サイクル加速色素の発見――
東京大学、理化学研究所、海洋研究開発機構、変動海洋エコシステム高等研究所による研究グループは、生産開発科学研究所、東京農業大学と共同で微生物型ロドプシン※1 の新たな光利用効率化システムを報告しました。近年、植物などの光合成生物とは異なり、ロドプシンという光受容タンパク質を用いて光エネルギーを化学エネルギーに変換する微生物が数多く存在することが分かってきました。本研究グループは、海洋に最も多く存在し、光によって水素イオン(H+)を輸送するロドプシン(プロテオロドプシン)が、...
キーワード:アンテナ/技術戦略/光エネルギー/海洋/海洋科学/レチナール/光合成/光受容/光受容タンパク質/環境適応/光環境/光センシング/塩化物イオン/イオン輸送/センシング/古細菌/海洋細菌/カロテノイド/微生物/ロドプシン/構造変化/立体構造/ウイルス/遺伝子/細菌
他の関係分野:情報学複合領域環境学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月18日
18
潮汐固定された系外惑星のマントル対流についての新たな知見を発見
―過酷な熱環境が居住可能性を高める?―
潮汐固定された系外惑星においては昼夜間温度差が千度以上になる場合があると見積もられていますが、そのような特異な環境での惑星内部対流についてはほとんど理解が進んでいませんでした。潮汐固定された惑星内部対流を調べるために室内実験装置を設計し、その想定される多様な熱環境を踏まえ、様々な水平および鉛直温度差の組み合わせで対流実験を実施しました。実験の結果、水平(昼夜間)温度差の存在が惑星半球内の大規模な循環流を形成すること、またこの循環流は昼側で受けた熱を効率良く夜側に輸送する事が分かりました。その結果特に恒久的な昼夜の境界付近で液体の水が存在する領域が拡がる可能性があります。...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/マントル/マントル対流/火山活動/堆積物/系外惑星/恒星/太陽/太陽系/惑星/惑星科学/惑星探査/液晶/熱環境/拡散係数/室内実験/物質循環
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年7月31日
19
海洋の窒素循環を解明する新たな研究
~アナモックスの酸素同位体分別測定に初めて成功~
北海道大学大学院工学研究院の岡部 聡教授、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の小林香苗特任研究員らの研究グループは、嫌気性アンモニア酸化(アナモックス※1)反応における酸素同位体分別(18ε)※2 を求めることに世界で初めて成功しました。海洋の窒素循環は、地球環境の維持に不可欠なサイクルであり、その仕組みを正確に理解す...
キーワード:技術戦略/窒素循環/海洋/海洋科学/気候変動/酸素同位体/酸素同位体比/同位体/同位体分別/同位体比/アンモニア/地球環境/反応速度/動力学/生態系/微生物/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
20
標的細胞を見分ける“スマートカプセル”:無細胞で抗体を固定化したリポソーム開発
―薬剤送達や遺伝子治療への応用が期待される細胞を使わないプラットフォーム―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)超先鋭研究開発部門の車 兪澈 主任研究員らのグループは、ジーンフロンティア株式会社、東京科学大学 総合研究院 細胞制御工学研究センター 丹羽 達也 助教と共同で、試験管内で合成した抗体タンパク質を脂質修飾し、脂質ナノカプセル(リポソーム)の表面に固定化する技術を開発しました(図1)。この方法は培養細胞などを使用しないため、これまでの技術では通常数週間から数ヶ月間かかっていた工程をわずか2日間で完了することができます。また抗体だけではなく、原理上全ての水溶性タンパク質をリポ...
キーワード:技術戦略/海洋/海洋科学/アミド/機能性分子/タンパク質合成/遺伝情報/材料科学/タンパク質デザイン/キャリア/電気泳動/センサー/ナノサイズ/バイオセンサー/制御工学/膜構造/タンパク質合成系/無細胞タンパク質合成系/ナノカプセル/機能性/脂質膜/アミノ酸配列/アルギニン/mRNA/大腸/HER2/siRNA/アミノ酸/がん細胞/がん治療/スクリーニング/バイオ医薬品/プロテアーゼ/ラット/リン脂質/遺伝子治療/抗原/合成生物学/細胞培養/創薬/大腸菌/培養細胞/ワクチン/遺伝子/遺伝子発現/抗がん剤/抗体/脂質/乳がん
他の関係分野:複合領域環境学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
21
透明な紙コップ!?海にやさしい透明な板紙を開発
―深海プラスチック汚染の要因である包装容器の代替に期待―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)海洋機能利用部門の磯部 紀之 副主任研究員らの研究グループは、板紙を透明にすることに成功しました。この透明な板紙は、通常の板紙と同様に木の主成分であるセルロースを用いているため、環境にやさしい素材です。板のような平面状の素材だけでなく、コップやストローといった立体的な形状に成形することも可能です。また、製造時に発生する廃液が再利用できるため、外部に廃液を排出せずに透明な板紙を製造することができます。くわえて、透明な板紙から透明な板紙を製造するマテリアルリサイクルも可能です。さらに、大雨や嵐などによって意図せ...
キーワード:技術戦略/生物地球化学/海洋/海洋科学/自然災害/循環型社会/水溶液/地球化学/環境調和/フィルム/高分子/生分解性プラスチック/グルコース/光合成/深海底/材料科学/成形加工/生分解/持続可能/地球環境/透明性/評価手法/コーティング/プラスチック/ライフサイクル/リサイクル/リチウム/海洋環境/環境負荷/高効率化/高分子材料/資源循環/接触角/電子顕微鏡/電子顕微鏡観察/二酸化炭素/廃棄物/生分解性/セルラーゼ/セルロース/バイオマス/微生物/メタゲノム解析/ゲノム解析/メタゲノム/トランスクリプトーム/脂肪酸/低分子化合物/ゲノム/バイオフィルム
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
22
土星衛星エンセラダスの海は生命にとって金属不足?
―地球外の海について生命必須の微量金属の挙動を推定―
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)超先鋭研究開発部門の丹秀也 Young Research Fellow、渋谷岳造主任研究員らは、東京科学大学地球生命研究所 関根康人教授との共同研究により、土星衛星エンセラダスの地下海では、生命にとって重要な金属元素が不足している可能性を明らかにしました。土星衛星エンセラダスは内部に液体の地下海をもち、生命存在可能な条件を満たす天体として注目を集めています。本研究では、エンセラダスの地下海での化学反応を再現した実験と計算により、生命に必要な微量の金属元素の挙動を調べました。その結果、生命に必要な成...
キーワード:技術戦略/金属元素/海洋/海洋科学/水溶液/マントル/炭素質コンドライト/熱水活動/硫化鉱物/衛星/太陽/太陽系/隕石/モリブデン/適応進化/水環境/コバルト/メタン/二酸化炭素/有機物/古細菌/微生物/微量金属/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
23
高圧流体が引き起こすプレート境界断層の破壊
―スロー地震発生メカニズム解明への新たな手がかり―
沈み込み帯で発生する「スロー地震※1 」は、通常の地震と異なり、数日から数ヶ月という長い時間をかけて断層が滑る現象です。こうしたスロー地震の発生には、従来の地震とは異なるメカニズムが関与していると考えられていますが、その詳細については明らかになっていませんでした。静岡大学理学部の平内健一准教授、同大学大学院総合科学技術研究科の永田有里奈(研究当時)、広島大学大学院先進理工系科学研究科の岡崎啓史准教授(研究当時:海洋研究開発機構・研究員)らの研究グループは、西南日本の沈み込み帯で頻繁に観測されてい...
キーワード:防災対策/技術戦略/海洋/海洋科学/かんらん岩/スロースリップ/プレート境界/マントル/応力場/周期性/上部マントル/地質学/沈み込み/沈み込み帯/低周波地震/構造形成/地震防災/スロー地震/室内実験/電子顕微鏡/バルブ
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学
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発表日:2025年7月31日
24
巨大火山噴火が促す酸化的世界の幕開け
―太古代末期の「酸素のゆらぎ」の要因を解明―
東京大学大学院理学系研究科の渡辺泰士客員共同研究員および田近英一教授、東京科学大学理学院の尾﨑和海准教授、海洋研究開発機構の原田真理子副主任研究員、筑波大学生命環境系の松本廣直助教らによる研究グループは、太古代※1 末期に発生した「酸素のゆらぎ※2」を引き起こした要因を明らかにしました。本研究では大気中酸素濃度が低かった太古代の大気および海水中の物質の輸送や化学反応を取り扱うことができる数理モデルを開発し、...
キーワード:技術戦略/酸素濃度/温室効果ガス/セレン/火山噴火/海洋/海洋科学/ジルコン/マグマ/マントル/因果関係/温室効果/火山ガス/火成活動/花崗岩/海洋地殻/原生代/玄武岩/洪水玄武岩/太古代/堆積物/大陸地殻/地球化学/地質学/沈み込み/沈み込み帯/白亜紀/モリブデン/レニウム/地球環境/シミュレーション/二酸化炭素/海洋生物/ゆらぎ
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
25
海洋汚染対策の新技術:半自動でマイクロプラスチックを素早く分析できる革新的システム
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 海洋プラスチック動態研究グループの中嶋亮太グループリーダーは、サーモフィッシャーサイエンティフィック ジャパングループの技術者らと共同で、MPsを迅速・効率的に分析する新たな半自動MPs分析装置「MARS」を開発しました(図1)。この装置は、500 µm以上のMPsを対象に、反射型フーリエ変換赤外分光法(反射型FTIR)...
キーワード:画像処理/技術戦略/海洋汚染/マイクロプラスチック/海洋/海洋科学/環境影響/食物連鎖/データ収集/反射スペクトル/CCD/CCDカメラ/スペクトル/赤外スペクトル/赤外線/赤外分光/赤外分光法/赤外光/非破壊分析/分子振動/持続可能/紫外線/地球環境/フーリエ変換/プラスチック/マイクロ/モーター/モニタリング/自動化/環境保全/技術革新/海洋生物/生態系/プランクトン/SPECT
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
26
還元力最強「補酵素F420」の電極反応を実現
電気の力で補酵素F420の酸化体・還元体相互変換が可能な反応系の構築に成功
用語解説※1補酵素酵素の働きを助ける低分子の有機化合物の総称です。酵素反応の補助、エネルギー変換、酸化還元反応などの役割を担います。電子運搬体の多くは補酵素として機能しています。※2メタン生成古細菌メタン菌、メタン生成アーキアともいう。細胞内に核をもたない原核生物の仲間で、生物学的にはバクテリア(細菌)ではなくアーキア(古細菌)に分類され、酸素がない嫌気環境下で有機物分解の最終過程を担う。メタン生成古細菌が利用できる基質(餌)は主に水素+二酸化炭素や酢酸、メタノールなどのメチル化合物に限られている。※3...
キーワード:技術戦略/有機物分解/海洋/海洋科学/バクテリア/電子供与体/酸化還元反応/立体選択的/アーキア/電気化学反応/選択性/還元反応/電極反応/メタン/環境負荷/酸化還元/天然ガス/電気化学/二酸化炭素/有機物/生体内/エネルギー変換/メタノール/メタン菌/古細菌/微生物/酵素反応/メチル化/受容体/細菌
他の関係分野:複合領域環境学数物系科学生物学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年7月31日
27
小惑星ベヌーにアミノ酸など多くの生体関連分子が存在!
~DNA/RNAに必須の5種類の核酸塩基も全て検出~
北海道大学低温科学研究所の大場康弘准教授、海洋研究開発機構の高野淑識上席研究員(慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授/同大学院政策・メディア研究科特任准教授)及び古賀俊貴ポストドクトラル研究員、東北大学大学院理学研究科の古川善博准教授、九州大学大学院理学研究院の奈良岡浩教授らが所属する国際研究グループ(OSIRIS-REx sample analysis team)は、アメリカNASA主導の小惑星探査計画「OSIRIS-REx」で炭素質B型小惑星(101955)ベヌー(Bennu)から持ち帰られた粒子から、アミノ酸や核酸塩基、カルボン酸、アミンなど、様々な有機化合物の検出に成功しました。...
キーワード:メディア研究/技術戦略/分析技術/海洋/海洋科学/リュウグウ/生命の起源/宇宙科学/衛星/化学進化/小惑星/惑星/惑星科学/惑星探査/隕石/アンモニア/環状化合物/複素環化合物/質量分析/有機分子/アミン/カルボン酸/はやぶさ2/質量分析計/分解能/有機物/光学顕微鏡/SPECT/高分解能/RNA/アミノ酸/核酸塩基/水中反応/遺伝子
他の関係分野:情報学複合領域環境学数物系科学総合理工工学総合生物医歯薬学
海洋研究開発機構 研究シーズ