[Top page] [日刊 研究最前線 知尋] [Discovery Saga総合案内] [大学別アーカイブス] [Discovery Saga会員のご案内] [産学連携のご案内] [会社概要] [お問い合わせ]

岐阜大学 研究シーズDiscovery Saga
研究分野:生物学 に関係する研究一覧:30
2次検索
情報学 情報学複合領域 複合領域環境学 環境学数物系科学 数物系科学化学 化学総合理工 総合理工工学 工学総合生物 総合生物農学 農学医歯薬学 医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月28日 この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
1
糖尿病患者に多いデュピュイトラン拘縮の新たな線維化メカニズムを解明
S100A4-TLR4-TGF-β経路を標的とした治療開発に期待
この記事は2026年6月11日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年5月25日 この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
2
酵母はなぜ自ら作ったエタノールで死なないのか?
特定の膜脂質がエタノール耐性獲得のカギであることを解明
この記事は2026年6月8日号以降に掲載されます。
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月30日
3
メタノールを効率よくエネルギー変換する酵素の立体構造を解明
カーボンニュートラル社会の実現に向けて、メタノールの効率的な資源化が注目されています。本研究では、より効率的なメタノール利用の鍵を探るため、メタノールで成長する酵母Ogataea methanolica注1) におけるアルコールオキシダーゼ(AOD)注2)という酵素に着目し、その構造と機能の違いをクライオ電子顕微鏡注3)を用いて明らかにしました。AODには複数の種類があり、細胞のエネルギー代謝の出発点となる、メタノールをホルムアルデヒドへと変換する反応においては、それぞれ異なる働きをすることで円滑なメタノール代...
キーワード:物質科学/放射光/高分子/電子伝達/カーボンニュートラル/ホルムアルデヒド/カーボン/結晶化/電子顕微鏡/エネルギー変換/メタノール/酵素活性/アルデヒド/微生物/クライオ電子顕微鏡/アルコール/分子機構/アミノ酸/エネルギー代謝/生体高分子/立体構造
他の関係分野:数物系科学化学工学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月23日
4
馬の呼吸器感染症から新種の細菌を発見
岐阜大学出身研究者の名を冠した「Prevotella mikamonis」を提唱
岐阜大学 糖鎖生命コア研究所 糖鎖分子科学研究センター(兼 高等研究院 微生物遺伝資源保存センター)の林 将大准教授らの研究グループは、JRA競走馬総合研究所、帝塚山大学、国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所および高知大学との共同研究で、日本国内における馬の臨床検体から分離された未知の偏性嫌気性細菌(*1)について詳細な解析を行い、細菌種「Prevotella mikamonis (プレボテラ・ミカモニス)」を新たに発見しました。 本研究では、日本国内において馬の呼吸器感染症検体から分離された嫌気性グラム陰性桿菌5株について、形態や生化学...
キーワード:危機管理/TOF/塩基配列/質量分析/分解能/微生物学/RNAポリメラーゼ/rRNA/ゲノム配列/16S rRNA/土壌/遺伝資源/微生物/遺伝子解析/ゲノム解析/臨床検査/脂肪酸/ゲノム/遺伝子/医師/感染症/細菌/全ゲノム解析
他の関係分野:複合領域数物系科学総合理工工学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月20日
5
高血糖時に膵β細胞を増やす分子スイッチを発見
糖尿病で失われる膵β細胞量回復へつながる新たな治療標的 ダイアベティス(糖尿病)の発症予防や進行抑制には、インスリンを分泌する膵β細胞の量を維持・回復することが重要です。しかし、成人では膵β細胞の再生能力は限られており、その増殖を制御する分子機構の全容は未だ明らかではありません。 今回、岐阜大学、関西電力医学研究所、藤田医科大学、京都大学の共同研究グループは、グルコースに応答して活性化する転写因子 ChREBP(Carbohydrate Responsive Element Binding Protein)*1 に着目しました。膵β細胞特異的...
キーワード:グルコース/抵抗性/脂肪酸合成/β細胞/遺伝子発現解析/脂肪組織/治療標的/発現解析/膵臓/解糖系/高脂肪食/代謝産物/分子機構/RNA/インスリン/マウス/細胞増殖/脂肪酸/転写因子/インスリン抵抗性/ストレス/遺伝子/遺伝子発現/脂質/脂質代謝/糖代謝/糖尿病/妊娠
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月8日
6
外来種カマキリが在来種に与える「見えにくい影響」
捕食に加え、"誤った交尾"も生存を左右する
 岐阜大学応用生物科学部の岡本朋子准教授と土田浩治教授らの研究グループは、外来種ムネアカハラビロカマキリと在来種ハラビロカマキリの相互作用について、幼虫期の相互捕食と成虫期の異種間交尾の2つの側面に注目して調べました。その結果、両種は互いを捕食するものの、幼虫期で体長に差がある場合は、ムネアカハラビロカマキリが優位になりやすいことが分かりました。また成虫期には、外来種オスと在来種メスの組み合わせで交尾がおこり、メスの損傷・死亡につながることが確認されました。逆の組み合わせでは交尾は見られず、外来種の影響が在来種側に偏って生じる可能性が示されました。 本研究成果は、2026年3月30...
キーワード:外来種/交尾器
他の関係分野:環境学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年4月6日
7
ストレスで排便が起こる脳回路を解明
視床下部から大腸へ至る経路がストレス性の排便を起こすことを発見
岐阜大学大学院共同獣医学研究科の志水 泰武 教授、湯木 夏扶 大学院生(日本学術振興会特別研究員 DC1)らの研究グループは、心理的ストレスによって排便が促進される仕組みについて、ストレス中枢から大腸を結ぶ神経伝達路が重要な役割を果たすことを発見しました。 これまで、ストレスが排便異常を引き起こすことは知られていましたが、脳のストレス信号がどの経路を通って大腸に伝わるのかは十分に分かっていませんでした。本研究では、ラットを使った実験によって、ストレス中枢として知られる視床下部室傍核(PVH)や視床下部背内側核(DMH)※1と呼ばれる脳領域から、脳の排便制御領域で...
キーワード:ストレス反応/神経系/自律神経系/機能性/自律神経機能/獣医学/消化管/視床/視床下部/神経機能/内視鏡/末梢神経/過敏性腸症候群/交感神経/体温調節/大腸/脳腸相関/副交感神経/病態解明/ストレス応答/セロトニン/ラット/神経回路/神経細胞/内分泌/脳機能/ストレス/遺伝子/自律神経/心理的ストレス
他の関係分野:工学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月28日
8
協調運動の発達にはアミノ酸シグナルが重要!
「運動ニューロン疾患に対する新規治療法の確立」へ
岐阜薬科大学薬理学研究室の貞盛耕生 大学院生/SPRINGスカラシップ研究学生、岐阜薬科大学薬理学研究室・岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科・岐阜大学高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター(COMIT)の檜井栄一教授、名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学の勝野雅央教授らの研究グループは、金沢医科大学の石垣靖人教授らとの共同研究により、アミノ酸シグナルが"新生児期の協調運動の発達"に重要な役割を担っていることを発見しました。 栄養素の一つであるアミノ酸は、タンパク質合成の材料としての受動的な働きだけではなく、シグナル伝達分子として能動的に働いています...
キーワード:タンパク質合成/神経系/接合部/神経筋接合部/診断法/細胞膜/新規治療法/神経内科学/ニューロン/中枢神経/運動機能/協調運動/骨格筋/中枢神経系/日常生活/認知機能障害/モデルマウス/アミノ酸/マウス/運動ニューロン/自閉症/神経細胞/創薬/薬理学/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/医療情報/新生児/神経疾患/認知機能
他の関係分野:工学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月17日
9
量子超核偏極(DNP)MRIを用いた心不全の早期診断法
心不全の早期治療介入として期待
 東海国立大学機構 岐阜大学大学院医学系研究科 放射線医学分野の松尾政之教授、Abdelazim Elhelaly講師、同大医学研究科腫瘍病理学分野の原明教授、富田弘之准教授(COMIT、創発研究者)、市橋昂樹大学院生、同大医学研究科薬理病態学分野の兵藤文紀教授(COMIT、創発研究者)らの研究グループは、量子超核偏極MRI(in vivo DNP-MRI※1)を用い、ドキソルビシン※2投与心不全モデルマウスにおいて、心不全の原因の一つとされる活性酸素(ROS)※3に伴うレドックス状態の変化を、心機能低下や組織変化が現れる前の"超早期"の検出に成功しました。本成果は、心不全の早期発見や早期治...
キーワード:位置情報/毒性評価/磁気共鳴/水分子/筋細胞/核スピン/電子線/スピン/水素原子/電子顕微鏡/光学顕微鏡/生体内/診断法/形態変化/磁気共鳴画像/心不全 Heart Failure/新規治療法/ROS/レドックス/冠動脈/心筋/心筋細胞/早期診断/病理/病理学/心機能/心臓/モデルマウス/解剖学/MRI/ドキソルビシン/プローブ/マウス/ミトコンドリア/活性酸素/造影剤/副作用/バイオマーカー/抗がん剤/高齢化/早期発見/放射線
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年3月3日
10
糖鎖合成酵素B4GALNT3のレクチンドメインを発見
LDN糖鎖合成の新しい調節の仕組み
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、所 裕子研究支援員らの研究グループは、産業技術総合研究所、ミシシッピ大学、千葉大学との共同研究で、骨の形成やホルモンの血中濃度調節などに関わる糖鎖を作る酵素B4GALNT3の新たな反応調節の仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在し、これら糖鎖は様々な生命現象や疾患において重要な役割を担っています。これら糖鎖は、細胞の中で様々な糖転移酵素2)(糖鎖合成酵素)の働きによって作られます。これまで、約180種類のヒトの糖転移酵素はほとんど全てが同定されましたが、これら酵素の働...
キーワード:グルコース/ゴルジ体/デンプン/糖転移酵素/ホルモン/レクチン/抗体/脂質
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月4日
11
指定難病「副腎白質ジストロフィー」診断の鍵となるマーカー分子の産生酵素を発見
映画『ロレンツォのオイル/命の詩』のテーマとなった病気としても知られる、副腎白質ジストロフィー※1(日本の指定難病20)※2は、生まれつきの遺伝子の異常によって起こります。この病気の患者では、脳に炎症が起きて神経の働きが障害されたり、副腎※3と呼ばれる臓器の機能が低下したりします。現在、有効な治療法として知られているのは造血幹細胞移植※4です。しかし、この方法を用いても一度失われた脳の機能を元どおりに回復させることは難しく、脳の機能が失われてしまう前に、できるだけ早い段階で治療を始めることが非常に重要です。...
キーワード:分子動力学シミュレーション/ホスファチジルコリン/材料科学/シミュレーション/動力学/分子動力学/副腎/副腎白質ジストロフィー/幹細胞移植/早期診断/ホルモン/医療費/細胞移植/造血幹細胞/スクリーニング/ストレス応答/幹細胞/血液/構造変化/脂肪酸/腎臓/免疫細胞/ゲノム/ストレス/遺伝子/血圧/新生児/造血/造血幹細胞移植/難病
他の関係分野:数物系科学工学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年2月2日
12
炎症やCOPDなどに関わる糖鎖の新たな制御機構
〜糖鎖合成酵素FUT8の分泌の仕組みを解明〜
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、連合農学研究科博士課程修了生の富田 晟太さん(現:名古屋市立大学薬学研究科特任助教)らの研究グループは、名古屋大学のRebeca Kawahara特任准教授らとの共同研究で、炎症や慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関わる糖鎖を作る酵素FUT8の新たな制御の仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在し、これら糖鎖は様々な生命現象や疾患において重要な役割を担っています。これら糖鎖は、細胞の中で様々な糖転移酵素2)(糖鎖合成酵素)の働きによって作られます。これまで、約180種類のヒ...
キーワード:グルコース/ゴルジ体/デンプン/糖転移酵素/肺気腫/慢性閉塞性肺疾患(COPD)/病態解明/プロテアーゼ/脂質
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月29日
13
ダイアベティス(糖尿病)をもつ高齢者におけるSGLT2阻害薬の有効性と安全性
十分なたんぱく質摂取と筋肉トレーニングで筋肉量を維持しながら安全に血糖改善
ダイアベティス(糖尿病)をもつ高齢者では、血糖値の管理だけでなく、加齢に伴って起こりやすい「サルコペニア*1(筋肉量の減少や筋力・身体機能の低下)」を防ぐことが重要です。近年、日本でも使用が広がっているSGLT2阻害薬*2には優れた血糖改善・減量効果がある一方、筋肉の減少を助長するのではないかという懸念が指摘されてきました。そこで、岐阜大学、関西電力医学研究所、久留米大学、京都大学などの研究グループ(BALLAST Study Group)は、サルコペニア予防に有効とされるたんぱく質摂取と筋力トレーニング(レジスタンス運動)を実践している2型のダイア...
キーワード:筋力トレーニング/ロイシン/たんぱく/SGLT2/合併症/トレーニング/運動療法/筋肉/骨格筋/骨折/心臓/身体機能/アミノ酸/腎臓/副作用/加齢/感染症/高齢者/糖尿病
他の関係分野:複合領域総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月14日
14
血液のがん・白血病の新しい治療標的を同定!
「ニッチ標的型抗がん剤の創製」へ
岐阜薬科大学薬理学研究室の吉本誠 大学院生/SPRINGスカラシップ研究学生/米国コロンビア大学客員研究員、岐阜薬科大学薬理学研究室・岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科・岐阜大学高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター(COMIT)の檜井栄一教授らの研究グループは、米国コロンビア大学のStavroula Kousteni教授、岐阜大学の犬房春彦教授、金沢大学の平尾敦教授との共同研究により、白血病の進展を制御するシグナルを発見しました。 急性骨髄性白血病(AML)は、がん化したAML細胞が異常に増える"血液のがん"です。AML細胞は、私たち...
キーワード:タンパク質複合体/遺伝情報/インフォマティクス/遺伝子改変/遺伝子工学/ニッチ/遺伝子改変動物/血管内皮/治療標的/微小環境/がん化/骨髄/がん細胞/モデル動物/急性骨髄性白血病/血液/血管内皮細胞/骨芽細胞/創薬/内皮細胞/白血病/薬理学/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/医療情報/抗がん剤
他の関係分野:総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2026年1月9日
15
脳の糖鎖が伸びる仕組みを解明
〜脱髄に関わる糖鎖合成酵素GnT-IXの新たな機能〜
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、自然科学技術研究科修士課程2年生の伊藤 智哉さんらの研究グループは、ミシシッピ大学、大阪大学、東京都健康長寿医療センター研究所との共同研究で、脳においてO-マンノース(Man)型糖鎖と呼ばれる糖鎖が伸びる仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在しており、その形はタンパク質によって異なります。これら糖鎖は、細胞の中で多くの糖鎖合成酵素2)の働きによって作られ、様々な疾患との関わりが報告されています。一方、糖鎖合成酵素の働きや糖鎖の作られ方を制御する仕組みについては不明な点...
キーワード:グルコース/ゴルジ体/神経系/絶縁体/筋ジストロフィー/biosynthesis/デンプン/髄鞘/糖転移酵素/病態解明/アミノ酸/マウス/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/健康長寿/脂質/脳腫瘍
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年12月6日
16
FLP-MOF触媒の機構解明により設計を高速化
CO₂資源化や水素キャリア開発に向けて
横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 立川仁典教授、岐阜大学工学部 化学・生命工学科 宇田川太郎准教授らの研究グループは、タイのSilpakorn UniversityのNuttapon Yodsin博士、King Mongkut's Institute of Technology LadkrabangのRathawat Daengngern准教授、Ubon Ratchathani UniversityのSiriporn Jungsutthiwong 教授らとの国際共同研究により、Frustrated Lewis Pair(FLP)*1を組み込んだMetal-Or...
キーワード:スループット/原子核/同位体/ルイス酸/錯形成/水素化反応/反応機構/ハイスループットスクリーニング/有機分子/ヒドリド/DFT/キャリア/活性化エネルギー/水素化/水素原子/多孔質/同位体効果/二酸化炭素/比表面積/量子効果/量子力学/ハイスループット/スクリーニング/官能基/分子変換
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月15日
17
オオヒラタザトウムシが3種に分けられることを発見
岐阜大学大学院連合農学研究科博士課程3年の加藤貴範さん、応用生物科学部の土田浩治教授および岡本朋子准教授の研究グループは、日本の森林に生息するオオヒラタザトウムシ(Leiobunum japanense 以下、本種)を対象に、ミトコンドリアDNA(mtDNA)および核遺伝子座のSNPを用いて、遺伝的多様性や進化の過程を調べました。 その結果、これまで形態に基づき東日本と西日本の2亜種に分けられてきた本種が、遺伝的には「東日本系統」・「西日本系統」・「九州系統」の3つの系統に明瞭に分かれることが判明しました...
キーワード:ミトコンドリアDNA/遺伝構造/遺伝的多様性/集団構造/ハプロタイプ/mtDNA/SNP/ミトコンドリア/ゲノム/遺伝子
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年11月1日
18
糖鎖合成酵素がタンパク質を選ぶ仕組みを解明
〜がん関連糖鎖の制御への応用に道〜
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦教授、連合農学研究科博士課程3年の大須賀 玲奈さんらの研究グループは、大阪大学、広島大学、熊本大学、藤田医科大学との共同研究で、がん関連糖鎖を作る酵素GnT-Vが、生体内で糖鎖を付けるタンパク質を選ぶ仕組みを解明しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類が存在しており、その形はタンパク質によって異なります。これら糖鎖は、細胞の中で様々な糖鎖合成酵素の働きによって作られ、多くの重要な役割を担っています。また、これら酵素の働きが異常となって特定の糖鎖が増減すると、様々な疾患を引き起こすことも報告されています。一方で、個々...
キーワード:悪性化/グルコース/ゴルジ体/生体内/デンプン/尿細管/糖転移酵素/病態解明/マウス/自己免疫/自己免疫疾患/腎臓/立体構造/脂質
他の関係分野:総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月21日
19
生物種固有の糖鎖を作る酵素遺伝子を同定
~糖鎖の枝分かれを作るMGAT4ファミリーの遺伝子進化の解析~
岐阜大学糖鎖生命コア研究所の木塚 康彦 教授、自然科学技術研究科の森後 碧玲さん(2025年9月修了)らの研究グループは、リール大学などとの共同研究で、生物種に固有の糖鎖を作る酵素遺伝子を同定しました。 タンパク質に付く糖鎖1)には膨大な種類があり、細胞の中で多くの糖鎖合成酵素により作られます。それぞれの糖鎖の量はこれら酵素の働きにより制御され、それが疾患により異常となることや、生物種によって異なることが報告されていますが、それらの仕組みはまだ十分にはわかっていません。 特に、主要な糖鎖の一つであるN型糖鎖2)には、種によって異な...
キーワード:グルコース/デンプン/酵素活性/ニワトリ/アミノ酸/遺伝子/脂質/糖尿病
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年10月13日
20
細胞内の脂質代謝を可視化する蛍光プローブを開発
脂肪滴の動態解析により疾患理解、診断・治療法開発に貢献
名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)・学際統合物質科学研究機構(IRCCS)の山口 茂弘 教授、岐阜大学糖鎖生命コア研究所(iGCORE)の多喜 正泰 教授らの研究グループは、脂肪滴注1)に特異的に局在する環境応答型蛍光プローブを開発し、脂質の加水分解の進行度を蛍光寿命の違いとして可視化する新たな解析技術を確立しました。 脂質代謝異常は、がん、糖尿病、肥満、動脈硬化など多様な疾患と密接に関連しています。脂質を蓄積する脂肪滴は、脂質代謝の中核を担う細胞内小器官(オルガネラ)であり、その動態を明らかにすることは疾患の理解に...
キーワード:蛍光寿命/物質科学/エステル/細胞内小器官/オルガネラ/加水分解/水分解/単分子膜/光プローブ/オートファゴソーム/マッピング/加水分解酵素/環境応答/リパーゼ/脂質代謝異常/光イメージング/ホルモン/肝臓がん/寿命/動態解析/不均一性/オートファジー/がん細胞/プローブ/リソソーム/リン脂質/蛍光イメージング/蛍光プローブ/脂肪酸/コレステロール/脂質/脂質代謝/糖尿病/動脈硬化
他の関係分野:数物系科学化学工学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年9月7日
21
AIが解き明かす水稲の収量変動の秘密
-半世紀に渡る長期連用試験からの新知見-
岐阜大学応用生物科学部 山口友亮助教、京都大学大学院農学研究科 桂圭佑教授らの研究グループは、フィリピンで1962年から続く世界最長の長期連用栽培試験注1)のデータに人工知能(AI)を適用し、水稲収量を持続させる要因を明らかにしました。1968年から2017年までの50年間、150作に渡る連続栽培データを解析した結果、窒素施肥管理や日射量が収量維持の鍵となる一方、その効果は作期ごとに大きく異なることが示されました。乾季作では生殖成長期・登熟期の夜温、前期雨季作では栄養成長期の気温、後期雨季作では病害リスクや同一品種の連続作付けがそれぞれ収量変動に大きく寄与していました。さ...
キーワード:AI/人工知能(AI)/気候変動/生殖/食料安全保障/水稲/灌漑/フィリピン/成長期
他の関係分野:情報学数物系科学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月27日
22
脳発達に不可欠な受容体分子の新たな役割を発見
岐阜大学 応用生物科学部の橋本美涼助教、中川寅教授(高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター (COMIT)兼任)らの研究グループは、(プロ)レニン受容体[(P)RR注1]の脳組織発達への関わりを解明しました。 ヒトにおいて、(P)RRの遺伝子変異は神経変性やパーキンソニズムの病態を示すことが知られています。本研究では脳全体で(P)RRを欠損したモデルマウスを用いて、脳の発生過程における(P)RRの機能を詳細に追跡し、その重要性を明らかにしました。 本研究は、脳発生におけるタンパク質の品質管理(プロテオスタシス注...
キーワード:品質管理/神経系/前駆体/ダイナミクス/神経発達/脳発生/脳発達/機能解析/細胞膜/グリア細胞/マウスモデル/自己複製/中枢神経/血圧調節/胎児/中枢神経系/モデルマウス/病態解明/オートファジー/グリア/マウス/ミクログリア/リガンド/リソソーム/幹細胞/再生医療/細胞死/受容体/神経幹細胞/神経細胞/神経変性/神経変性疾患/脳機能/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/遺伝子変異/血圧/発達障害/老化
他の関係分野:複合領域工学総合生物医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月26日
23
細胞内において自己・非自己の境界線を決定する分子パターンの発見
自己由来成分の病原体含有液胞をセルオートノマス免疫系が捕捉するメカニズムの解明
東京薬科大学・生命科学部・感染制御学研究室の新崎恒平教授らのグループは、大阪大学微生物病研究所・山本雅裕教授と笹井美和准教授、岐阜大学大学院医学系研究科・永井宏樹教授と久堀智子准教授、京都大学大学院医学研究科・中川一路教授と野澤孝志准教授らのグループとの共同研究により、感染宿主の自己成分である細胞膜によって覆われたレジオネラ含有液胞膜が細胞内において非自己としてセルオートノマス免疫系に捕捉される仕組みを解明しました。本研究の成果は、セルオートノマス免疫系が自己成分を「非自己」として識別できる分子機構の一端を明らかにしたとともに、この仕組みの解析はセルオートノマス免疫系に由来する自己免疫疾患発症...
キーワード:フィルム/GTPase/レジオネラ/変異体/原生生物/微生物/病原体/免疫系/細胞膜/インターフェロン/分子機構/マウス/リン脂質/自己免疫/自己免疫疾患/バイオフィルム/細菌/脂質
他の関係分野:化学工学農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月20日
24
脳の働きを支えるタンパク質のつながりを可視化
USP46-miniTurboノックインマウスで新たな知見
岐阜大学 高等研究院 One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター (COMIT) 村田知弥 特任准教授らの研究グループは、多様な脳機能制御に関与する脱ユビキチン化酵素USP46の機能解明を目的として、ビオチンリガーゼminiTurbo注1を内在性Usp46遺伝子座にノックインしたマウスモデルを開発しました。このマウスに対しビオチン高含有餌を与えることで、成体および発達期の脳において、非侵襲的にUSP46近接タンパク質のビオチン標識(BioID注2)が可能であることがわかりました。また、成体マウス由来ビオチン化タンパ...
キーワード:脱ユビキチン化酵素/タンパク質間相互作用/神経系/質量分析/機能制御/神経発達/酸化酵素/リン酸/キチン/ノックイン/ノックインマウス/ビオチン/統合失調症/マウスモデル/中枢神経/ドーパミン/大腸/中枢神経系/脱リン酸化/マウス/ユビキチン/ユビキチン化/リン酸化酵素/リン脂質/神経科学/相互作用解析/大腸菌/脳機能/発現制御/発現調節/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子/脂質/精神疾患/非侵襲
他の関係分野:総合理工総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月9日
25
スフィンゴ脂質が「曲がる」と細胞はどうなる?
~出芽酵母のスフィンゴ脂質を「シス二重結合含有型」へほぼ完全置換~
岐阜大学応用生物科学部応用生命化学科の谷 元洋教授らの研究グループは、分子遺伝学的手法を用いて、出芽酵母注1の生体膜を構成するスフィンゴ脂質注2の基本骨格構造 (スフィンゴイド塩基)を、植物に存在するシス二重結合含有型の(8Z)-4-ヒドロキシ-8-スフィンゲニン (t18:1(8Z))にほぼ完全に置き換えることに世界で初めて成功しました。 通常、細胞膜を構成するスフィンゴ脂質の疎水性部分の大部分は、直鎖状の炭化水素から成り、このような構造的特徴は細胞膜の秩序形成、機能維持に重要であると考えられてきました...
キーワード:出芽酵母/マイクロ/膜構造/モデル生物/発酵/炭化水素/脂質ラフト/膜脂質/細胞膜/分子遺伝学/ラット/生体膜/膜タンパク質/遺伝学/脂質
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月6日
26
がん幹細胞の"ゲートキーパー"を発見!
ー「骨のがん・骨肉腫の根治」へ ー
岐阜薬科大学薬理学研究室の徳村和也大学院生・日本学術振興会特別研究員(研究当時)、岐阜薬科大学薬理学研究室・岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科・岐阜大学高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター(COMIT)の檜井栄一教授らの研究グループは、山梨大学医学部附属病院の市川二郎特任准教授との共同研究により、骨肉腫の"がん幹細胞"の幹細胞性や腫瘍形成能を制御する因子・シグナルを発見しました。 骨肉腫は、骨にできる悪性腫瘍の中で最も発生頻度が高い腫瘍(がん)です。骨肉腫の治療における問題点の一つに"がん幹細胞"の存在が挙げられます。"がん幹細...
キーワード:電子伝達/リン酸/抵抗性/治療抵抗性/肉腫/解糖系/悪性腫瘍/エネルギー代謝/がん幹細胞/がん細胞/幹細胞/腫瘍形成/阻害剤/創薬/電子伝達系/薬理学/トランスレーショナルリサーチ/医療情報/抗がん剤/放射線
他の関係分野:農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年8月2日
27
タンニンのタンパク質凝集メカニズムの解明に成功
タンパク質の凝集の関与する生命現象や生理活性分子の活性メカニズムの解明に期待
岐阜大学応用生物科学部山内恒生准教授らの研究グループは複数分子同時分子動力学シミュレーションによりタンニンのタンパク質凝集過程の再現に成功しました。 天然由来の生物活性分子の中には、タンパク質の特定の位置に結合することで活性を制御する化合物と、タンパク質の様々な場所に結合し凝集を生じることにより活性を示す化合物が存在します。特定の位置に結合する化合物はすでに、結合箇所を明らかにする方法により、相互作用の分子メカニズムが解明されてきました。一方で、凝集を生じることで活性を示す化合物とタンパク質の相互作用は、複雑で、分子レベルでどのように相互作用しているかを明らかにすることができませんでし...
キーワード:強い相互作用/磁気共鳴/分子動力学シミュレーション/磁場/カテキン/タンパク質凝集/グルコース/加水分解/水分解/3次元構造/シミュレーション/動力学/分子動力学/生物活性/ドッキング/ポリフェノール/フェノール/MDシミュレーション/コラーゲン/タンパク質相互作用/核磁気共鳴/生理活性/低分子化合物
他の関係分野:数物系科学化学工学総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月28日
28
牛リンパ腫発症予測診断技術RAISINGの精度の高さを証明
~国内初の14研究機関による多施設検証試験を実施~
岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科 猪島康雄教授、北海道大学大学院獣医学研究院 今内 覚教授、岡川朋弘特任助教、国立感染症研究所 斎藤益満主任研究官、株式会社ファスマック 松平崇弘氏らの研究グループは、牛のリンパ腫の発症予測診断技術RAISING*1を改良し、国内の14研究機関における多施設検証試験により本診断技術の精度の高さを証明しました。 牛伝染性リンパ腫ウイルス(bovine leukemia virus:BLV)は日本中の農場で蔓延しており、BLVの感染を原因とする牛伝染性リンパ腫(enzootic bovine leukosis:EBL)の発生が急増し...
キーワード:品質管理/がん検診/DNAポリメラーゼ/クローン/リスク評価/性能評価/診断法/リンパ腫/獣医学/B細胞/ウイルス/ゲノム/感染症
他の関係分野:複合領域工学総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月18日
29
神経科学研究に貢献するRbfox3
-iCreマウスの開発 -「新しいマウスモデルで脳と体の研究を加速」-
岐阜大学 高等研究院One Medicineトランスレーショナルリサーチセンター (COMIT) 村田知弥 特任准教授、応用生物科学部 橋本美涼 助教らの研究グループは筑波大学との共同研究で、成熟神経マーカーであるRbfox3遺伝子座に改良型DNA組換え酵素Cre(iCre)をノックインした新規マウスモデルを開発しました。さらにCreによる遺伝子組換えを蛍光により可視化できるマウスを用いた解析により、Rbfox3-iCreマウス中枢神経系および末梢組織における遺伝子組み換えの場を明らかにしました。 本研究成果は、日本時間2025年2月13日にFASE...
キーワード:産学連携/神経系/組み換え/遺伝子組み換え/Cre/ノックイン/ノックインマウス/グリア細胞/マウスモデル/精巣/中枢神経/心臓/中枢神経系/グリア/マウス/神経科学/神経細胞/トランスレーショナルリサーチ/遺伝子
他の関係分野:複合領域総合生物農学医歯薬学
概要表示
折りたたむ
発表日:2025年3月5日
30
病原細菌のレジオネラが宿主分解機構を回避する仕組みを解明
~レジオネラ含有液胞からRab5を排除するメカニズムの発見~
岐阜大学・永井宏樹教授と久堀智子准教授らのグループは、東京薬科大学・生命科学部・感染制御学研究室の新崎恒平教授らのグループとの共同研究により、病原細菌であるレジオネラが宿主細胞の分解機構を回避する仕組みを解明しました。本研究の成果は、宿主細胞内におけるレジオネラの生存戦略の一旦を明らかにしたとともに、この仕組みの抑制を基盤としたレジオネラ感染における新規治療法の確立に繋げられることが期待されます。 本成果は米国Rockefeller University Pressが刊行する科学誌「Journal of Cell Biology」に掲載されました。...
キーワード:産学連携/生存戦略/レジオネラ/キチン/Rab/病原体/新規治療法/アミノ酸/ユビキチン/ユビキチン化/トランスレーショナルリサーチ/細菌
他の関係分野:複合領域工学農学医歯薬学