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研究分野:数物系科学 に関係する研究一覧:26件
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発表日:2026年3月28日
1
血漿p-tau217は脳アミロイド蓄積に対して脳脊髄液バイオマーカーと同等の検出精度を示す
-多施設共同前向き臨床試験で実証-
新潟大学医歯学総合病院 石黒 敬信 講師、同大学脳研究所 池内 健 教授らの研究グループは、東京都健康長寿医療センター、東京科学大学、九段坂病院、東京医科大学、昭和医科大学、国立病院機構西新潟中央病院、国立精神・神経医療研究センター神経研究所、東京大学、富士レビオ株式会社との多施設共同前向き共同研究を実施し、アルツハイマー病(AD)に対する血液バイオマーカー注1p-tau217(血漿注2中217位リン酸化タウ蛋白注3)が、すでに臨床応用されている脳脊髄液バイオマーカーと同等の精度で脳内アミロイドβ(Aβ)を検出できることを明...
キーワード:解析学/パルス/イムノアッセイ/アミロイドβ/リン酸/機能解析/神経内科学/遺伝子機能解析/病理/臨床応用/認知機能障害/認知障害/分子標的/歯学/アミロイド/アルツハイマー病/スクリーニング/血液/脳脊髄液/臨床試験/バイオマーカー/遺伝子/軽度認知障害/健康長寿/抗体/低侵襲/認知機能/認知症/分子標的治療/臨床研究
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年3月17日
2
天の川銀河辺境の星のゆりかごで宇宙の物質進化を探る
-銀河の都会と田舎では分子の豊富さが異なる?-
天の川銀河の外縁部で新たなホットコアを発見太陽系周辺とは異なる環境を持つ天の川銀河の外縁部は、星の誕生現場における物質進化に対する環境効果を理解する上で重要今回の成果は、天の川銀河外縁部における宇宙線の弱さが、同領域のホットコアにおける二酸化硫黄や一部の複雑な有機分子注4の少なさに寄与する可能性を示唆用語説明アルマ望遠鏡アルマ望遠鏡(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)は、南米チリ共和国北部に...
キーワード:アンテナ/ミリ波/二酸化硫黄/干渉計/サブミリ波/ミリ波・サブミリ波/宇宙線/銀河/銀河系/銀河中心/太陽/太陽系/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/惑星/有機分子/分解能/メタノール
他の関係分野:情報学環境学総合理工工学農学
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発表日:2026年2月24日
3
光干渉断層撮影による口腔がんのがん細胞浸潤を可視化
-口腔がん3Dモデルにおけるがん細胞浸潤の非侵襲的・定量的評価の解析ツールとして期待-
口腔がん3Dインビトロモデルにおいて、口腔扁平上皮がんの浸潤を可視化することができる光干渉断層撮影(OCT)と深層学習を組み合わせた手法の有効性を検証しました。高解像度なOCTイメージングにより、モデル内の組織構築としてがん細胞領域、浸潤がん細胞領域、間質層の3つの明確な領域を明瞭に可視化できることが明らかになりました。本手法により、撮像した2次元のOCT画像から3次元画像を構築することで、定量的かつ経時的ながん細胞浸潤のモニタリングが可能となり、得られたがん細胞浸潤の指標とするパラメーターは口腔がん3Dモデルの組織形態計測データと高い相関を示しました。OCT...
キーワード:3Dモデル/ニューラルネットワーク/機械学習/深層学習/がん研究/定量的評価/近赤外/赤外光/ニューラルネット/モニタリング/微細構造/細胞モデル/抵抗性/層構造/生体組織/コラーゲンゲル/治療抵抗性/浸潤/組織構築/微小環境/病理/病理学/口腔がん/歯学/腫瘍微小環境/線維芽細胞/組織再生/扁平上皮がん/in vitro/がん細胞/コラーゲン/ファージ/マクロファージ/間質細胞/近赤外光/細胞外マトリックス/細胞培養/上皮細胞/神経回路/立体構造/医師/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月14日
4
血液バイオマーカー"p-tau217"は脳内病理を高精度に検出し、アルツハイマー病の発症を予測する
-臨床実装に向けた基盤を構築-
新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野の春日健作 助教(研究当時、現・国立長寿医療研究センター 研究所 診断イノベーション研究部長)、菊地正隆 特任准教授、池内健 教授らの研究グループは、富士レビオ株式会社、多施設共同研究J-ADNI注1、国立精神・神経医療研究センター神経研究所、東京大学との共同研究を実施し、アルツハイマー病(AD)に対する血液バイオマーカー注2"p-tau217"(血漿注3中217位リン酸化タウ蛋白注4)が、脳内アミロイドβ(Aβ)蓄積を高精度に検出し、AD発症予測に有用であ...
キーワード:解析学/パルス/診断薬/イムノアッセイ/アミロイドβ/リン酸/機能解析/神経内科学/脳画像/遺伝子機能解析/早期診断/病理/臨床応用/Body mass index (BMI)/医療経済/認知機能障害/認知障害/分子標的/予後予測/アミロイド/アルツハイマー病/血液/腎機能/脳脊髄液/コホート/コレステロール/バイオマーカー/遺伝学/遺伝子/軽度認知障害/抗体/低侵襲/認知機能/認知症/分子標的治療
他の関係分野:工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年2月10日
5
ひと剖検脳の三次元イメージングにより脳アミロイド血管症における血管アミロイド沈着の空間的分布を解明
新潟大学医歯学総合病院脳神経内科の林秀樹助教、同大学脳研究所脳疾患標本資源解析学分野の齋藤理恵助教、同研究所病理学分野の柿田明美教授らの研究グループは、同研究所システム脳病態学分野の田井中一貴教授と共同で、脳アミロイド血管症(CAA)患者脳におけるアミロイドβ(Aβ)沈着の三次元的進展様式を明らかにし、その成果を米国科学雑誌 Science Advances に発表しました。 本研究では、CAA患者剖検脳に高度組織透明化技術と光シート顕微鏡を組み合わせた三次元(3D)イメージング解析を適用し、Aβ沈着が脳表動脈から深部血管へと解剖学的に連続して進展することを、ひとの脳で...
キーワード:空間分布/解析学/内部構造/3Dイメージング/アミロイドβ/老人斑/機能解析/神経内科学/平滑筋/遺伝子機能解析/血管平滑筋/治療標的/病理/病理学/認知機能障害/脳血管疾患/解剖学/歯学/アクチン/アミロイド/アルツハイマー病/蛍光標識/神経細胞/脳疾患/脳脊髄液/遺伝子/加齢/高齢者/神経疾患/認知機能
他の関係分野:環境学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月22日
6
AIが7,000万年前の新種の頭足類化石を発見!
~生命進化史解読を加速させるデジタル技術~
北海道大学大学院理学研究院の伊庭靖弘准教授、同大学大学院理学院修士課程の杉浦寛大氏、同大学大学院理学研究院の池上 森学術研究員、高輝度光科学研究センターの竹田裕介研究員、ルール大学のヨーク・ムッターローゼ教授、モルゲンロット株式会社のメフメト・オグズ・デリン氏、同社の原田隆宏氏、大阪公立大学大学院理学研究科の久保田彩講師、中央大学の西田治文名誉教授、新潟大学脳研究所の田井中一貴教授、アメリカ自然史博物館のニール・ランドマン教授の研究グループは、未知のオブジェクトを検出可能なゼロショット学習AIを用いて、あらゆる化石を自動かつデジタルに発掘する手法を開発しました。さらに本手法によっ...
キーワード:画像データ/3Dモデル/視認性/物体検出/人工知能(AI)/海洋/頭足類/白亜紀/デジタル化/ボトルネック/モデル化/生物多様性
他の関係分野:情報学環境学工学農学
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発表日:2025年11月10日
7
誘電体メタ表面を用いた新規高圧物性計測技術を開発
~惑星科学への応用が期待されるナノ光学計測~
高圧物性計測技術の開発は惑星科学や物性物理学などの分野で重要です。これまでに、表面プラズモン共鳴により色づく金ナノ粒子の色の変化からアンビルセル内の物質の屈折率変化を計測する方法が、簡便で高感度な手法として提案されてきました。しかしながら、金ナノ粒子は柔らかいため、ある一定の圧力以上では大きく変形し、予期しない色の変化が起きてしまうという課題がありました。東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教と北海道大学低温科学研究所の木村勇気教授、鳥取大学工学部機械物理系学科の灘浩樹教授、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻/附属先進科学研究機構の羽馬哲也准教授、本学大学院自然科学...
キーワード:物質科学/物性物理/高圧実験/高圧物性/惑星/惑星科学/金ナノ粒子/表面プラズモン共鳴/プラズモン/表面プラズモン/誘電体/メタマテリアル/計測技術/光照射/金属ナノ粒子/ナノ構造/ナノ粒子/屈折率/光学計測/微細加工/微細加工技術
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物
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発表日:2025年11月8日
8
極低温でも高効率に放熱する「メタマテリアルラジエータ」を開発
-宇宙機の熱設計に新たな指針-
極低温の遠赤外域(50–150 µm)で高い放射率を持つメタマテリアルラジエータを開発した等価LCモデル(注4)とFDTD法(注5)に基づく設計最適化と、試作・分光測定により実証した50–100 Kで従来黒色塗料(Z306)を上回る放射率を確認し、宇宙機の熱設計に新指針を提示した用語説明メタマテリアル(Metamaterial):自然界には存在しない構造をナノ〜マイクロメートルスケールで人工的に作り出し、光や熱などの電磁波を自在に制御できる新しい材料。金属と誘電体を周期的に配置することで、特定の波長域で吸収や反...
キーワード:最適化/離散化/赤外線/キャパシタ/誘電体/分光測定/メタマテリアル/ナノ構造/マイクロ/極低温/電磁波/熱工学/微細構造
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年9月24日
9
蛍光分光法を用いた無花粉スギの簡易識別技術の開発
-無花粉スギ実生苗の生産効率化に期待-
雄性不稔個体と可稔個体の励起蛍光マトリクス(EEM)(注4)を取得したところ、両者で異なる蛍光特性が見られました。両者の蛍光特性の違いを効率的に捉えることができる同期蛍光スペクトル(注5)を取得し、蛍光ピーク情報を明瞭にする二次微分処理を行ったスペクトルで判別モデルを作成したところ、テストデータに対して高精度に判別可能である結果となりました。本研究で得られた知見は、無花粉スギ実生苗を効率的に生産するための客観的な簡易識別技術の確立に貢献することが期待されます。用語説明蛍光分光法...
キーワード:光エネルギー/スペクトル/励起状態/蛍光スペクトル/花粉/スギ/SPECT
他の関係分野:環境学化学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月24日
10
アジア地域初!陸域生態系によるCO2吸収動態を明らかにする大規模基盤データセット「JapanFlux2024」を構築
森林や水田、湖沼などの陸域生態系が、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスをどの程度吸収・放出しているかを把握することは、地球温暖化対策に必要不可欠です。欧米諸国では、各地の観測拠点で得られたデータに基づき、陸域生態系のCO2吸収量の長期的な変化を記録したオープンデータセットの整備が進んでいる一方、アジア地域では包括的なデータセットは整備されていませんでした。大阪公立大学大学院農学研究科の植山雅仁准教授、髙尾勇太大学院生(博士前期課程2年)と、千葉大学の市井和仁教授、国立極地研究所の矢吹裕伯特任教授、東京大学の日浦勉教授、熊谷朝臣教授、...
キーワード:オープンデータ/季節変化/極地/陸域生態系/温室効果ガス/湖沼/地球温暖化/温室効果/気候変動/経年変動/衛星/衛星観測/地球温暖化対策/二酸化炭素/二酸化炭素/水田/生態系/温暖化/予測モデル
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月20日
11
高効率・高安定性を有する光透過性メソポーラス酸化タングステン薄膜の開発に成功
-太陽光水分解によるグリーン水素製造へ大きく前進-
高効率な光電気化学(PEC)酸素発生のための、光透過性の優れたメソポーラス酸化タングステン(WO3)光酸素発生アノードを開発しました。本WO3光酸素発生アノードは優れた安定性と高いファラデー効率4)を実現しました。タンデム型PEC水分解デバイスに向けて、光透過性に優れたWO3光酸素発生アノードの合成戦略を確立しました。用語説明グリーン水素製造二酸化炭素を排出しない水素製造光酸素発生アノード光照射により...
キーワード:太陽/太陽光/光電気化学/カソード/タングステン/メソポーラス/電気化学反応/水分解/カーボンニュートラル/持続可能/光照射/水素発生/カーボン/水素製造/電気化学/二酸化炭素/半導体
他の関係分野:総合理工工学
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発表日:2025年7月29日
12
天の川銀河の辺境で星誕生の息吹を発見
- これまで謎に包まれていた天の川銀河における星形成の普遍性に迫る -
世界で初めて、私たちの住む天の川銀河の外縁部において産まれたばかりの星に伴う分子ガス放出現象を発見。太陽系周辺とは異なる環境を持つ天の川銀河の外縁部は、天の川銀河全体の星形成プロセスの普遍性を理解する上で重要。今回の成果は、星形成過程が天の川銀河の外縁部においても太陽系周辺と変わらない可能性を示唆。用語説明アルマ望遠鏡アルマ望遠鏡(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)は、南米チリ共和国北部にあるアタカマ砂漠の標...
キーワード:アンテナ/ミリ波/普遍性/干渉計/サブミリ波/ミリ波・サブミリ波/銀河/銀河系/銀河中心/原始星/星形成/太陽/太陽系/電波望遠鏡/望遠鏡/分解能
他の関係分野:情報学工学
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発表日:2025年7月17日
13
通常化学療法が無効な脳幹部神経膠腫において放射線化学療法が著効し聴力が改善する症例を確認
-治療感受性を遺伝子変異より予測-
新潟大学脳研究所脳神経外科学分野の岡田拓也医員、大石誠教授、同研究所腫瘍病態学分野の棗田学准教授らの研究グループは、同研究所病理学分野の柿田明美教授、清水宏准教授、同大学医学部耳鼻咽喉科学分野の堀井新教授らとの共同研究で、通常化学療法が無効で極めて予後不良である脳幹部神経膠腫(生命を維持する中枢である脳幹部にできる小児に多い神経膠腫)に対して、放射線化学療法により腫瘍の縮小とともに、症状であった聴力低下を改善させることに成功しました。小児に発生する脳幹部神経膠腫の多くはヒストンH3K27M遺伝子変異を有し、通常テモゾロミド(※1)が無効であることが知られていますが、本症例は成人例...
キーワード:磁気共鳴/アルキル化/スペクトロスコピー/ヒストン/脱水素/大脳/クエン酸/抵抗性/神経膠腫/脳神経外科/病理/病理学/放射線治療/膠芽腫/MRS/歯学/MRI/スクリーニング/代謝物/遺伝子/遺伝子変異/化学療法/小児/放射線
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年6月19日
14
アルツハイマー病のポリジェニックリスク28カ国の大規模多施設共同研究で証明
新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野の菊地正隆特任准教授と池内健教授らの研究グループは、フランスInstitut Pasteur de LilleのJean-Charles Lambert教授らとともに、アルツハイマー病の遺伝的リスクの影響を28カ国で検証しました。その結果、個々人の遺伝的リスクを数値化したポリジェニックリスクスコア(PRS、注1)は多くの国を通してアルツハイマー病の発症リスクと関連していることが明らかになりました。 近年、個人が有する疾患の遺伝的リスクを数値化したPRSが注目され、疾患の早期診断への応用などが期待されています。アルツハイマー病とPRSの...
キーワード:メタアナリシス/解析学/統計解析/ゲノムワイド/ゲノム情報/機能解析/遺伝子機能解析/早期診断/ゲノムワイド関連解析/アルツハイマー病/ゲノム/バイオマーカー/遺伝子/加齢/危険因子/個別化医療/高齢者/認知機能/認知症
他の関係分野:情報学工学医歯薬学
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発表日:2025年6月18日
15
最も硬い物質「ダイヤモンド」が極低温で軟らかくなる
~鍵を握るのは電子!〜
北海道大学大学院理学研究院の柳澤達也教授を中心とし、ドレスデン強磁場研究所・ドレスデン工科大学(ドイツ)、京都大学、本学が協働した国際研究グループは、人工ダイヤモンドが極低温で軟らかくなる新現象を発見しました。この結果は、ダイヤモンド内に未知の量子状態が存在することを示唆しており、量子センサや量子計算といった次世代技術への応用が期待されます。ダイヤモンドはその美しさだけでなく、硬度や熱伝導率の高さなどの物理的性質から多方面で応用されています。中でも欠陥や不純物の少ない人工ダイヤモンドは、宝飾用用途や機械分野への応用だけでなく、量子情報分野のデバイス基板として期待されており、特に...
キーワード:オープンアクセス/量子計算/強磁場/精密測定/対称性/量子コンピュータ/量子情報/量子情報処理/中性子/電子スピン共鳴/磁場/弾性率/電子線/弾性定数/単結晶/スピン/センシング/格子欠陥/極低温/超音波/熱伝導/熱伝導率/ホウ素/結晶構造
他の関係分野:情報学化学総合理工工学農学
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発表日:2025年6月14日
16
ルイ・パスツールもきっと驚く!?左右を選別するナノ光ピンセットによるキラル結晶化制御の可能性を示唆
キラリティという、右手と左手の関係のように鏡合わせの構造同士が異なる性質は、自然界に普遍的に存在し、生命の起源、創薬やスピントロニクス注4)とも関わる重要な性質です。東北大学多元物質科学研究所の新家寛正助教と中川勝教授らの研究グループはこれまでに、円偏光注5)照射によりMie共鳴注6)の励振された誘電体メタ表面上で水溶液からのキラル結晶化注7)を誘起すると、円偏光のみの場合よりも結晶の利き手が大きく偏る現象を発見していました(文末の過去のプレスリリース参照)。今回、研究グループ...
キーワード:水溶液/対称性/物質科学/核形成/生命の起源/磁場/直線偏光/キラル/らせん構造/円偏光/表面プラズモン共鳴/対称性の破れ/ナノ結晶/ナノ構造体/プラズモン/金属ナノ構造/表面プラズモン/誘電体/光照射/光学特性/スピン/スピントロニクス/ナノ構造/ナノ粒子/屈折率/結晶化/微細加工/光ピンセット/微細加工技術/近接場/結晶構造/創薬/細菌
他の関係分野:化学総合理工工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2025年6月12日
17
分子内のすばやい動きで高いエネルギー光へ変換
量子センシングの医療応用にも期待
持続可能社会の実現に向け、これまで利用されてこなかったエネルギー源を有効活用することが重要。光アップコンバージョンと呼ばれる長波長光を短波長光に変換する現象を活用し、超高効率光エネルギー変換システムの実現が期待される。光アップコンバージョンの光エネルギー変換効率は改良されてきているが、この反応のメカニズムが十分に理解されておらず、材料開発のボトルネックとなっていた。今回、アントラセン三つをホウ素で架橋させた分子内において生成する三重項励起子※1,2によるアップコンバージョン発光と電子スピンのホッピング運動の両者を観測した。この中間体が分子内部におい...
キーワード:情報学/光エネルギー/持続可能社会/原子核/近赤外/アントラセン/光エネルギー変換/有機分子/量子センシング/赤外光/波長変換/分子振動/持続可能/ボトルネック/スピン/センシング/励起子/エネルギー変換/ホウ素/アップコンバージョン/がん治療/近赤外光
他の関係分野:情報学環境学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年6月11日
18
系統的に新規なβ-1,2-グルカナーゼ群の発見
~酵素の構造解析・機能解析から解明された分子進化の手がかり~
東京理科大学 創域理工学部 生命生物科学科の中島 将博准教授、同大学大学院 創域理工学研究科 生命生物科学専攻の元内 省博士(日本学術振興会特別研究員PD)、産業技術総合研究所 人工知能研究センターの小林 海渡研究員、本学 農学部 農学科の中井 博之准教授の共同研究グループは、糖質加水分解酵素(Glycoside Hydrolase; GH)に関して、β-1,2-グルカンを分解してβ-1,2-グルコオリゴ糖を生成するGHファミリー(GH144、GH162)に属する酵素(β-1,2-グルカナーゼ, SGL)(図1)を基にしたアミノ酸配列の網羅的な相同性検索により、機能未知で系統的に新規な4つの...
キーワード:AI/速度論/オリゴ糖/反応機構/浸透圧/グルコース/系統樹/植物病原菌/分子進化/加水分解/水分解/反応速度/ポリマー/反応速度論/病原菌/糸状菌/加水分解酵素/系統解析/土壌/浸透圧調節/アミノ酸配列/免疫系/機能解析/酵素反応/アミノ酸/立体構造/PRO/細菌/生理学
他の関係分野:情報学化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年6月3日
19
日本人を含む東アジア人に特有なAPOEレアミスセンスバリアントがアルツハイマー病の発症リスクを低下させる可能性を発見
新潟大学脳研究所 遺伝子機能解析学分野の宮下哲典博士(准教授)、池内健博士(教授)らの研究グループは、国内の複数の医療・研究機関と共同で、日本人を対象として、認知症等のゲノム解析を展開しています。この度、アルツハイマー病※(AD)の発症リスクを低下させる可能性のある稀なアミノ酸置換を伴う遺伝子変異(レアミスセンスバリアント※:RMV)を、アポリポタンパクE遺伝子(APOE※)に見出しました。APOEはADのみならず、パーキンソン病や血管性認知症などの神経疾患、長寿、感染症、脂質異常...
キーワード:解析学/リスク評価/分子制御/遺伝的多様性/遺伝統計学/ゲノムワイド/ハプロタイプ/機能解析/神経内科学/連鎖不平衡/遺伝子機能解析/染色体/病理/病理学/ゲノムワイド関連解析/ゲノム解析/認知機能障害/アミノ酸置換/アミノ酸/アミロイド/アルツハイマー病/パーキンソン病/抗体医薬/神経変性/神経変性疾患/脳疾患/副作用/ゲノム/コホート/コレステロール/遺伝学/遺伝子/遺伝子変異/加齢/感染症/健康長寿/個別化医療/抗体/高齢者/脂質/脂質異常症/小児/神経疾患/認知機能/認知症/予防医学
他の関係分野:工学農学医歯薬学
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発表日:2025年5月13日
20
土壌微生物バイオマスの新たな測定法を約40年ぶりに提案
風乾土水抽出法による微生物バイオマス測定を国内各地の森林および草地土壌で検証風乾土WEOC量と従来法による微生物バイオマスの間には非常強い直線関係土壌理化学性に対する挙動も風乾土WEOCと微生物バイオマスで同一風乾土水抽出法により従来法を使用できないような環境でも土壌微生物バイオマスの測定が可能になる【用語解説】土壌の全有機炭素量土壌に存在する有機炭素の量は植物体存在量の3~4倍、大気存在量の2~3倍に達しており、陸域で最大の炭素プールとなっています。土壌理化学性土壌の...
キーワード:安定同位体比/安定同位体/火山灰/電気伝導度/同位体/同位体比/地球環境/電気伝導/原子力/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/土壌学/バイオマス/土壌/土壌微生物/微生物
他の関係分野:環境学工学農学
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発表日:2025年5月1日
21
心サルコイドーシスにおける脳扁桃体と心イベントの関連を同定
-今後の心臓治療のターゲットとして脳に期待-
心サルコイドーシス患者さんにおける心不全・致死性不整脈発生と脳扁桃体高活性の関連を明らかにした。FDG-PET による脳扁桃体の評価は撮像のタイミングに関係なく安定していた。本研究の結果は心サルコイドーシス患者さんの臨床経過を予測する上で有用である。【用語解説】1)サルコイドーシス全身の様々な臓器に肉芽腫(にくげしゅ)と呼ばれる病変が形成される原因不明の疾患です。まれに心臓も侵されることがあります(心サルコイドーシス)。後述のFDG-PETは、心サルコイドーシスの炎症の評価や診断に有用な検査として保険適用となっています...
キーワード:インターネット/オープンアクセス/陽電子/グルコース/生体内/FDG/脳画像/交感神経/心臓/歯学/イミン/神経細胞/不整脈/ストレス/放射線
他の関係分野:情報学生物学総合生物医歯薬学
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発表日:2025年3月27日
22
オマーンオフィオライトの独立成分分析から推定した上部マントルの改変プロセスーマントル構成岩への独立成分分析(ICA)の適用
オマーンオフィオライトに露出する最上部マントル(深さ7〜15km相当)の物質・化学的な多様性を生み出す独立なプロセスの数理的な抽出と解釈を行いました。独立成分分析(ICA)という数理手法を用いた結果、4つの独立した地球化学成分で、マントルかんらん岩の組成変動を説明できることが分かりました。4つの独立成分は、鉱物の量比、鉱物・岩石の組成、空間分布などの地質情報と統合することで、3つのマントルプロセス(拡大海嶺での無水溶融、沈み込みに伴う含水溶融と岩石流体反応)及び、蛇紋岩化作用に対応することが明らかになりました。【用語解説】...
キーワード:多変量解析/独立成分分析/最適化/情報学/産学連携/空間分布/海洋/かんらん岩/テクトニクス/プレートテクトニクス/プレート境界/マグマ/マントル/海洋地殻/上部マントル/脱水反応/地球化学/沈み込み/沈み込み帯/微量元素/部分溶融/化学組成/融点/スピネル/マグネシウム/結晶化
他の関係分野:情報学複合領域環境学工学
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発表日:2025年3月19日
23
HTRA1関連脳小血管病における新たな頭部MRI所見として「Chocolate Chip Sign」を同定
新潟大学脳研究所脳神経内科学分野の安藤昭一朗助教、小野寺理教授らの研究グループは、HTRA1注1関連脳小血管病(HTRA1-related Cerebral Small Vessel Disease: HRSVD)の診断に有用な、新しい頭部MRI所見である「Chocolate Chip Sign」を見出し、その研究成果が2025年2月26日に米国神経学会発行の学術誌「Neurology® Genetics」にオンライン掲載されました。この所見は、Susceptibility-Weighted Imaging(SWI)注2...
キーワード:産学連携/解析学/高磁場/磁化率/磁場/政策研究/酵素活性/さんご/神経内科学/病理/病理学/脊椎/認知機能障害/病態解明/MRI/タンパク質分解/脳機能/バイオマーカー/遺伝子/遺伝子変異/加齢/神経疾患/認知機能/脳神経疾患/脳卒中
他の関係分野:複合領域工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月19日
24
AIの力で宇宙のリングを探す
〜画像認識技術で銀河の泡状構造を効率的に検出〜
私たちが住む天の川銀河やその他の銀河には、中が空洞のリング状構造(泡状構造)が多数見られます。従来は人が目視で検出を行っていましたが、天文観測機器の高性能化に伴い取得データ量が増加しており、従来の手法では膨大なデータを処理しきれなくなっています。大阪公立大学大学院理学研究科の西本晋平大学院生(博士後期課程2年)、大西利和教授、理化学研究所情報統合本部の川西康友チームリーダー、本学理学部の金子紘之学術研究員らを中心とする共同研究チームは、画像認識AIを活用して天の川銀河や他の銀河に存在する泡状構造を効率的に検出する新しいモデルを開発しました。本モデルにより、これまで人の目で時間を...
キーワード:AI/画像認識/情報学/人工知能(AI)/産学連携/銀河/新星/星形成/赤外線/赤外線観測/大質量星/超新星/超新星爆発/望遠鏡/情報統合
他の関係分野:情報学複合領域総合生物
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発表日:2025年2月27日
25
謎の天体で作られる銀河の雪
-有機分子生成の新たなる現場か-
宇宙で氷が生成される現場は、複雑な有機分子が生成される場でもあり、生命の材料となりうる物質の宇宙における起源を探るうえで重要である。今回、日本初の単独赤外線天文衛星「あかり」により発見された謎の氷天体をアルマ望遠鏡が観測し、付随する分子ガスの性質を明らかにした。明らかになった氷天体の性質は、これまでに氷の存在が知られているどの天体の特徴でも説明ができず、新たなタイプの氷・有機分子生成の場である可能性を示唆した。【用語解説】アルマ望遠鏡アルマ望遠鏡(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ...
キーワード:アンテナ/ミリ波/twitter/情報学/産学連携/干渉計/サブミリ波/ミリ波・サブミリ波/衛星/化学組成/銀河/赤外線/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/有機分子/分解能
他の関係分野:情報学複合領域総合理工工学
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発表日:2025年2月25日
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ペリスタルティックポンプを用いたシミュレーションで解明!アミロイド線維が作られるメカニズム
-アミロイドーシス発症の仕組みに迫る新技術-
大阪大学大学院工学研究科の後藤祐児特任研究員、太田朝貴さん(博士後期課程)、荻博次教授、本学大学院医歯学総合研究科の山本卓教授らの研究グループは、チューブをローラーでしごいて送液するポンプ(ペリスタルティックポンプ)が引き起こす「せん断ストレス」が原因でアミロイド線維という物質ができることを発見しました。アルツハイマー病、パーキンソン病、透析アミロイドーシスなどのアミロイドーシスは、それぞれの特定の原因タンパク質が、何らかの刺激を受けて、物質の結晶に類似した構造のアミロイド線維を形成することにより発症します。高齢化に伴って頻発するアミロイドーシスの発症化機構の解明や、アミロイド...
キーワード:twitter/情報学/産学連携/光検出器/検出器/タンパク質凝集/タンパク質凝集体/過冷却/せん断/シミュレーション/シリコン/結晶化/生体内/歯学/アミロイド/アルツハイマー病/パーキンソン病/凝集体/蛍光顕微鏡/血液/ストレス/高齢化/糖尿病/難病
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学総合生物医歯薬学
新潟大学 研究シーズ