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研究分野:環境学 に関係する研究一覧:15件
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発表日:2026年3月24日
1
捕食性原生生物が土壌微生物群集を制御する普遍的な仕組みを初めて実証
―原生生物の「捕食」を活かした環境調和型・次世代農業へ―
捕食性原生生物(捕食者)が、土壌微生物群集の組成を左右する普遍的な要因であることを世界で初めて実証。捕食者は優占細菌を選択的に捕食し、多様な細菌が共存しやすい群集を形成。さらに、種ごとに異なる方向へ群集を誘導することを解明。この仕組みを活用することで、施肥・農薬を抑えつつ、養分循環の効率化や病原菌の抑制などを実現する新たな土壌管理技術が期待される。国際農研、本学、名古屋大学の共同研究グループは、微生物を食べるアメーバなどの単細胞生物(捕食性原生生物、以下「捕食者」)による捕食が、土壌中の微生物群集の組成を左右する普遍的な要因の一つであることを世界で初めて...
キーワード:オープンアクセス/環境リスク/炭素循環/微生物群集/環境調和/生物群集/ボトムアップ/持続可能/地球環境/マイクロ/環境負荷/生産性/病原菌/原生生物/生態系/生物間相互作用/土壌/土壌微生物/微生物/ウイルス/マイクロバイオーム/レジリエント/環境因子/細菌/真菌
他の関係分野:情報学化学生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年3月17日
2
天の川銀河辺境の星のゆりかごで宇宙の物質進化を探る
-銀河の都会と田舎では分子の豊富さが異なる?-
天の川銀河の外縁部で新たなホットコアを発見太陽系周辺とは異なる環境を持つ天の川銀河の外縁部は、星の誕生現場における物質進化に対する環境効果を理解する上で重要今回の成果は、天の川銀河外縁部における宇宙線の弱さが、同領域のホットコアにおける二酸化硫黄や一部の複雑な有機分子注4の少なさに寄与する可能性を示唆用語説明アルマ望遠鏡アルマ望遠鏡(正式には、アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計、Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)は、南米チリ共和国北部に...
キーワード:アンテナ/ミリ波/二酸化硫黄/干渉計/サブミリ波/ミリ波・サブミリ波/宇宙線/銀河/銀河系/銀河中心/太陽/太陽系/天文学/電波望遠鏡/望遠鏡/惑星/有機分子/分解能/メタノール
他の関係分野:情報学数物系科学総合理工工学農学
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発表日:2026年2月25日
3
海から川へ
―ゴカイの“滝登り”〜河川淡水域に進出した新種「カワスナゴカイ」を発見〜
佐渡島(新潟県佐渡市)の河川淡水域に生息する新種のゴカイを発見した。ゴカイの仲間は一般的に海に生息するため、淡水域から見つかるのは非常に珍しい。本種は海洋生物がどのように淡水環境へと進出するのかを解明するための重要な手がかりとなる。名古屋大学大学院理学研究科附属臨海実験所の下岡 敏士 博士前期課程学生と自見 直人 講師は、長野大学、龍谷大学、本学、海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共同研究で新種のゴカイを佐渡島の河川淡水域で発見し、「カワスナゴカイ」と命名しました。ゴカイの仲間においては淡水に進出したグループは限られており、特に今回発...
キーワード:海洋/浸透圧/系統樹/水環境/海洋生物
他の関係分野:生物学工学農学
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発表日:2026年2月24日
4
光干渉断層撮影による口腔がんのがん細胞浸潤を可視化
-口腔がん3Dモデルにおけるがん細胞浸潤の非侵襲的・定量的評価の解析ツールとして期待-
口腔がん3Dインビトロモデルにおいて、口腔扁平上皮がんの浸潤を可視化することができる光干渉断層撮影(OCT)と深層学習を組み合わせた手法の有効性を検証しました。高解像度なOCTイメージングにより、モデル内の組織構築としてがん細胞領域、浸潤がん細胞領域、間質層の3つの明確な領域を明瞭に可視化できることが明らかになりました。本手法により、撮像した2次元のOCT画像から3次元画像を構築することで、定量的かつ経時的ながん細胞浸潤のモニタリングが可能となり、得られたがん細胞浸潤の指標とするパラメーターは口腔がん3Dモデルの組織形態計測データと高い相関を示しました。OCT...
キーワード:3Dモデル/ニューラルネットワーク/機械学習/深層学習/がん研究/定量的評価/近赤外/赤外光/ニューラルネット/モニタリング/微細構造/細胞モデル/抵抗性/層構造/生体組織/コラーゲンゲル/治療抵抗性/浸潤/組織構築/微小環境/病理/病理学/口腔がん/歯学/腫瘍微小環境/線維芽細胞/組織再生/扁平上皮がん/in vitro/がん細胞/コラーゲン/ファージ/マクロファージ/間質細胞/近赤外光/細胞外マトリックス/細胞培養/上皮細胞/神経回路/立体構造/医師/非侵襲
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2026年2月10日
5
ひと剖検脳の三次元イメージングにより脳アミロイド血管症における血管アミロイド沈着の空間的分布を解明
新潟大学医歯学総合病院脳神経内科の林秀樹助教、同大学脳研究所脳疾患標本資源解析学分野の齋藤理恵助教、同研究所病理学分野の柿田明美教授らの研究グループは、同研究所システム脳病態学分野の田井中一貴教授と共同で、脳アミロイド血管症(CAA)患者脳におけるアミロイドβ(Aβ)沈着の三次元的進展様式を明らかにし、その成果を米国科学雑誌 Science Advances に発表しました。 本研究では、CAA患者剖検脳に高度組織透明化技術と光シート顕微鏡を組み合わせた三次元(3D)イメージング解析を適用し、Aβ沈着が脳表動脈から深部血管へと解剖学的に連続して進展することを、ひとの脳で...
キーワード:空間分布/解析学/内部構造/3Dイメージング/アミロイドβ/老人斑/機能解析/神経内科学/平滑筋/遺伝子機能解析/血管平滑筋/治療標的/病理/病理学/認知機能障害/脳血管疾患/解剖学/歯学/アクチン/アミロイド/アルツハイマー病/蛍光標識/神経細胞/脳疾患/脳脊髄液/遺伝子/加齢/高齢者/神経疾患/認知機能
他の関係分野:数物系科学工学総合生物農学医歯薬学
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発表日:2026年1月27日
6
コムギの収量を下げる有害変異の除去を目指して
〜日本品種農林61号など世界10品種ゲノムDNA解析〜
日本を代表する普通系コムギ品種である農林61号など世界の10品種のゲノムDNAを解析し、有害突然変異への選択を検出した根で発現し生育環境拡大に関連する遺伝子群の有害突然変異に、強い純化選択が見られたDNA情報を活用した新たな育種技術として、今回検出したような有害突然変異の除去による収量増加が期待される図1 解析に用いた世界のコムギ10品種。国際10+コムギゲノムプロジェクトなどによ...
キーワード:情報基盤/突然変異/ゲノムDNA/自然選択/大規模解析/アミノ酸/ゲノムプロジェクト/ゲノム/遺伝子/遺伝子発現
他の関係分野:情報学化学生物学工学医歯薬学
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発表日:2026年1月22日
7
AIが7,000万年前の新種の頭足類化石を発見!
~生命進化史解読を加速させるデジタル技術~
北海道大学大学院理学研究院の伊庭靖弘准教授、同大学大学院理学院修士課程の杉浦寛大氏、同大学大学院理学研究院の池上 森学術研究員、高輝度光科学研究センターの竹田裕介研究員、ルール大学のヨーク・ムッターローゼ教授、モルゲンロット株式会社のメフメト・オグズ・デリン氏、同社の原田隆宏氏、大阪公立大学大学院理学研究科の久保田彩講師、中央大学の西田治文名誉教授、新潟大学脳研究所の田井中一貴教授、アメリカ自然史博物館のニール・ランドマン教授の研究グループは、未知のオブジェクトを検出可能なゼロショット学習AIを用いて、あらゆる化石を自動かつデジタルに発掘する手法を開発しました。さらに本手法によっ...
キーワード:画像データ/3Dモデル/視認性/物体検出/人工知能(AI)/海洋/頭足類/白亜紀/デジタル化/ボトルネック/モデル化/生物多様性
他の関係分野:情報学数物系科学工学農学
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発表日:2025年12月16日
8
船舶レーダーはコウモリの飛翔をどこまで探知できるのか?
-風力発電所建設時の環境アセスメント調査の効率化に期待-
コウモリの飛翔を効率的に捉えるためのレーダー設置方法を示した。船舶レーダーでコウモリを検出可能な観測距離を明らかにした。船舶レーダーは、コウモリの広域モニタリングに有用な調査ツールとなり得る。用語説明ヒナコウモリ:日本では、北海道・本州・四国・九州に広く分布する。鉄道高架など人工構造物にも棲んでおり、季節的に長距離を移動することが示唆されている。国内の風力発電所におけるコウモリの死亡事故では、本種の報告が多い。研究内容の詳細...
キーワード:アセスメント/コウモリ/モニタリング/環境アセスメント/風力発電
他の関係分野:複合領域工学
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発表日:2025年9月24日
9
蛍光分光法を用いた無花粉スギの簡易識別技術の開発
-無花粉スギ実生苗の生産効率化に期待-
雄性不稔個体と可稔個体の励起蛍光マトリクス(EEM)(注4)を取得したところ、両者で異なる蛍光特性が見られました。両者の蛍光特性の違いを効率的に捉えることができる同期蛍光スペクトル(注5)を取得し、蛍光ピーク情報を明瞭にする二次微分処理を行ったスペクトルで判別モデルを作成したところ、テストデータに対して高精度に判別可能である結果となりました。本研究で得られた知見は、無花粉スギ実生苗を効率的に生産するための客観的な簡易識別技術の確立に貢献することが期待されます。用語説明蛍光分光法...
キーワード:光エネルギー/スペクトル/励起状態/蛍光スペクトル/花粉/スギ/SPECT
他の関係分野:数物系科学化学農学医歯薬学
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発表日:2025年8月24日
10
アジア地域初!陸域生態系によるCO2吸収動態を明らかにする大規模基盤データセット「JapanFlux2024」を構築
森林や水田、湖沼などの陸域生態系が、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスをどの程度吸収・放出しているかを把握することは、地球温暖化対策に必要不可欠です。欧米諸国では、各地の観測拠点で得られたデータに基づき、陸域生態系のCO2吸収量の長期的な変化を記録したオープンデータセットの整備が進んでいる一方、アジア地域では包括的なデータセットは整備されていませんでした。大阪公立大学大学院農学研究科の植山雅仁准教授、髙尾勇太大学院生(博士前期課程2年)と、千葉大学の市井和仁教授、国立極地研究所の矢吹裕伯特任教授、東京大学の日浦勉教授、熊谷朝臣教授、...
キーワード:オープンデータ/季節変化/極地/陸域生態系/温室効果ガス/湖沼/地球温暖化/温室効果/気候変動/経年変動/衛星/衛星観測/地球温暖化対策/二酸化炭素/二酸化炭素/水田/生態系/温暖化/予測モデル
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年6月12日
11
分子内のすばやい動きで高いエネルギー光へ変換
量子センシングの医療応用にも期待
持続可能社会の実現に向け、これまで利用されてこなかったエネルギー源を有効活用することが重要。光アップコンバージョンと呼ばれる長波長光を短波長光に変換する現象を活用し、超高効率光エネルギー変換システムの実現が期待される。光アップコンバージョンの光エネルギー変換効率は改良されてきているが、この反応のメカニズムが十分に理解されておらず、材料開発のボトルネックとなっていた。今回、アントラセン三つをホウ素で架橋させた分子内において生成する三重項励起子※1,2によるアップコンバージョン発光と電子スピンのホッピング運動の両者を観測した。この中間体が分子内部におい...
キーワード:情報学/光エネルギー/持続可能社会/原子核/近赤外/アントラセン/光エネルギー変換/有機分子/量子センシング/赤外光/波長変換/分子振動/持続可能/ボトルネック/スピン/センシング/励起子/エネルギー変換/ホウ素/アップコンバージョン/がん治療/近赤外光
他の関係分野:情報学数物系科学化学総合理工工学農学医歯薬学
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発表日:2025年5月13日
12
土壌微生物バイオマスの新たな測定法を約40年ぶりに提案
風乾土水抽出法による微生物バイオマス測定を国内各地の森林および草地土壌で検証風乾土WEOC量と従来法による微生物バイオマスの間には非常強い直線関係土壌理化学性に対する挙動も風乾土WEOCと微生物バイオマスで同一風乾土水抽出法により従来法を使用できないような環境でも土壌微生物バイオマスの測定が可能になる【用語解説】土壌の全有機炭素量土壌に存在する有機炭素の量は植物体存在量の3~4倍、大気存在量の2~3倍に達しており、陸域で最大の炭素プールとなっています。土壌理化学性土壌の...
キーワード:安定同位体比/安定同位体/火山灰/電気伝導度/同位体/同位体比/地球環境/電気伝導/原子力/二酸化炭素/二酸化炭素/有機物/土壌学/バイオマス/土壌/土壌微生物/微生物
他の関係分野:数物系科学工学農学
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発表日:2025年4月8日
13
複数分子からなる人工的な環状積層構造において電荷やエネルギーが周回する特異な現象を証明
自然界では、光合成を行う植物中において色素分子が環状に並んだ集合体をアンテナとして、光エネルギーを効率的に集めて利用しています。このような環状に並んだユニットの間を電荷やエネルギーが周回する現象はトロイダル共役と呼ばれ、これまで人工的な物質では1つの分子内の現象としてのみ知られていました。大阪公立大学大学院理学研究科の酒巻 大輔准教授、藤原秀紀教授、工学研究科の松井康哲准教授、池田浩教授、本学共用設備基盤センターの古川貢准教授、京都大学大学院工学研究科の清水大貴助教らの研究グループは、平面構造を持つ人工色素分子であるフタロシアニンの周りに、電子を受け渡しやすいユニット(電子ドナ...
キーワード:アンテナ/情報学/産学連携/光エネルギー/X線結晶構造解析/結晶構造解析/光合成/フタロシアニン/積層構造/X線結晶構造/結晶構造/層構造
他の関係分野:情報学複合領域生物学工学農学医歯薬学
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発表日:2025年3月27日
14
オマーンオフィオライトの独立成分分析から推定した上部マントルの改変プロセスーマントル構成岩への独立成分分析(ICA)の適用
オマーンオフィオライトに露出する最上部マントル(深さ7〜15km相当)の物質・化学的な多様性を生み出す独立なプロセスの数理的な抽出と解釈を行いました。独立成分分析(ICA)という数理手法を用いた結果、4つの独立した地球化学成分で、マントルかんらん岩の組成変動を説明できることが分かりました。4つの独立成分は、鉱物の量比、鉱物・岩石の組成、空間分布などの地質情報と統合することで、3つのマントルプロセス(拡大海嶺での無水溶融、沈み込みに伴う含水溶融と岩石流体反応)及び、蛇紋岩化作用に対応することが明らかになりました。【用語解説】...
キーワード:多変量解析/独立成分分析/最適化/情報学/産学連携/空間分布/海洋/かんらん岩/テクトニクス/プレートテクトニクス/プレート境界/マグマ/マントル/海洋地殻/上部マントル/脱水反応/地球化学/沈み込み/沈み込み帯/微量元素/部分溶融/化学組成/融点/スピネル/マグネシウム/結晶化
他の関係分野:情報学複合領域数物系科学工学
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発表日:2025年2月28日
15
新潟県佐渡島の固有両生類サドガエルの越冬環境に迫る調査を実施。水生動物の生息環境保全策の提案へ
龍谷大学先端理工学部の岸本圭子准教授(生物多様性科学研究センター兼任研究員)と、長野大学環境ツーリズム学部の満尾世志人教授らの研究グループは、前任校の本学佐渡自然共生科学センター所属時の2018年10月〜2019年12月にかけて本学大学院の学生と共に、佐渡島の固有両生類であるサドガエル(Glandirana susurra)の生態に迫る調査を実施し、耕作放棄地が越冬場所として有益であることを突き止めました。本研究では、水田に水がない非灌漑期にサドガエルの上陸個体(幼体と成体)がどこにいるのかを特定するため野外調査を行いました。その結果、稲刈り直後は水路や田面を利用していること、...
キーワード:産学連携/ツーリズム/野外実験/両生類/環境保全/水田/絶滅危惧種/生物多様性/灌漑
他の関係分野:複合領域生物学農学
新潟大学 研究シーズ