❏牛における雄効果フェロモンの同定(19H00967)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】武内 ゆかり 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10240730)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し,以下の成果を得た。 ① バイオアッセイ系の確立 ★鋤鼻器スライス標本による受容体の特定:現在報告されている牛の鋤鼻1型受容体(V1R)43種のうち,偽遺伝子化していないと推定された25遺伝子についてプローブを作製し,雄効果フェロモンを含有すると考えられる雄牛被毛を呈示した雌牛の鋤鼻器の凍結切片でin situ hybridizationとS6リボソームタンパ...
❏雄牛フェロモンの同定と実用化に関する研究(15H05782)
【研究テーマ】動物生産科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】前多 敬一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30181580)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】本年度は実施計画に基づいて研究を実施し、以下の成果を得た。 ①雄牛フェロモン活性に対するバイオアッセイ系の確立 鋤鼻神経細胞を用いた生物検定:2年6か月齢の交雑種雌牛の鋤鼻組織から確立した不死化細胞100個以上のクローンからのtotal RNA抽出とcDNA合成を完了した。鋤鼻神経細胞のマーカーであるolfactory marker proteinおよびG protein(Gi)を発現する細胞を検...
❏雄牛フェロモンの単離精製(26252053)
【研究テーマ】統合動物科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】森 裕司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (40157871)
【キーワード】フェロモン / 生体分子 / 牛 / 獣医学 / 繁殖学
【概要】牛乳は国民の健康に欠かせない重要な生鮮食料品であるが, 牛乳を生産する乳牛の繁殖障害は年を追うごとに深刻化しており, その克服が喫緊の課題となっている。本研究では, 従来のホルモン等を用いる方法に代わる新たな乳牛の繁殖障害の治療・予防手段を開発することを念頭に, フェロモンを活用するための基盤研究として雄牛フェロモン(Bull Pheromone)の同定を目指す。すなわち本研究の目的は, 雌牛の性...