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研究分野別サイレントキーワード
「ミオシン」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】子ども学:運動ミオシンを含む研究件
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏モータータンパク質の運動特性が細胞内膜輸送に果たす役割(19770161)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】富永 基樹 独立行政法人理化学研究所, 中野生体膜研究室, 研究員 (50419892)
【キーワード】細胞骨格 / 運動 / モータータンパク質 / ミオシン / メンブレントラフィック
【概要】本研究では動・植物細胞における膜輸送の駆動力であるミオシンの分子機能を、分子生物学およびライブイメージングの手法を用い解析した。 動物において、分子内折りたたみ構造形成能を阻害した変異ミオシンVbをHeLa細胞で発現させることによって、膜交通制御における折りたたみ構造の役割を明らかにした。 植物において、全植物ミオシンのクローニングと発現に成功した。ミオシンメンバー間での広範な機能分担が明らかとな...
【生物学】生物学:レーザー光ピンセットミオシンを含む研究件
❏タンパク質間相互作用の一分子くり返し計測(08458213)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】石渡 信一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10130866)
【キーワード】レーザー光ピンセット / アクチンフィラメント / ミオシン / スペクトリン / 1分子結合力 (他12件)
【概要】(1)アクチンフィラメントの後端に結合した直径1μmのポリスチレンビーズを、レーザー光ピンセットによって顕微操作し、アクチンフィラメントとアクチン結合性タンパク質との間の分子間結合に負荷を加え、結合の破断力などを繰り返し顕微計測することができる方法を、この数年間で我々は確立した。この方法を、アクチンフィラメントとスペクトリン(赤血球の裏打ちタンパク質の一種)との1分子結合(破断)力の計測に応用した...
❏筋収縮系におけるメカノケミカルカップリングの画像化と顕微解析(04402053)
【研究テーマ】分子遺伝学・分子生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】石渡 信一 早稲田大学, 理工学部・物理学科, 教授 (10130866)
【キーワード】筋収縮 / メカノケミカルカップリング / 筋原線維 / In vitro滑り運動系 / 顕微画像解析 (他12件)
【概要】1.単一筋原線維の構造・力学特性と化学反応とを光学顕微鏡下で位相差像あるいは蛍光像として同時画像化し、解析することのできる顕微操作・顕微解析装置を製作した。この装置は、2波長蛍光励起装置、倒立顕微鏡、顕微鏡操作装置、蛍光用特殊フィルター・ミラー、double-View (W)光学系、超高感度テレビカメラ、ビデオ、画像処理コンピュータからなる。 2.アクチンフィラメントに特異的に結合し、しかもpH感...
【生物学】生物学:協同的構造変化ミオシンを含む研究件
❏アクチンフィラメントの構造多型と機能分化(21370061)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 部門付 (90356551)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / コフィリン / 協同的結合 / 張力 (他11件)
【概要】われわれは、アクチンフィラメントが様々な異なった原子構造をとることにより異なったアクチン結合タンパク質と相互作用し、異なった機能を果たすことができるという仮説の検証を試みた。その結果、張力によりらせんピッチが伸びたアクチンフィラメントはミオシンIIと相互作用しやすいこと、および、ミオシンIIとコフィリンという異なるアクチン結合タンパク質をアクチンフィラメントと共存させると、結合部位が競合しないにも...
❏優性変異アクチンを用いたアクチンフィラメントの機能解明(18370067)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, セルエンジニアリング研究部門, 部門付き (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / 協同的構造変化 / 優性変異 / 優性阻害 (他18件)
【概要】アクチンミオシン系の力発生において、アクチンフィラメントは線路として機能する一方、その協同的構造変化も何らかの重要な機能を果たすと考えられている。一般に協同的構造変化の機能の解明には、優性変異の解析が有力な研究手段となる。そこでAn and Mogami (1996) が同定した10 個の優性変異アクチンについて、われわれ独自のアクチン発現系を用いて6変異の精製に成功し機能解析を行った。その結果、...
【生物学】生物学:キネシンミオシンを含む研究件
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏構成的操作による微小管メカノネットワークシステムの原理解明(16KT0065)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】矢島 潤一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00453499)
【キーワード】微小管 / アクチンフィラメント / キネシン / ミオシン / FRET張力センサー (他13件)
【概要】細胞機能を統合する伝達システムの実態を明らかにするため、細胞骨格を主体とした「力学伝達システム」の可能性に着目した。細胞骨格間の張力を定量できるFRET張力センサーの開発を行い、細胞骨格である微小管やアクチンフィラメント間にはたらく力学特性やその結合タンパク質の力学特性を検討した。細胞骨格からなるネットワークの形態は、細胞骨格タンパク質、細胞骨格を架橋するタンパク質、細胞骨格に作用するモータータン...
❏運動発生におけるキネシン頚部の役割(08458204)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】豊島 陽子 東京大学, 大学院・総合文化研究化, 助教授 (40158043)
【キーワード】モータータンパク質 / 微小管 / キネシン / ncd / モータードメイン (他10件)
【概要】キネシンスーパーファミリーに属するncdは、キネシンとは逆に微小管の一端に向かって運動する。両者の頭部の構造は、結晶構造解析により解かれているが、あまり大きく違わないので、運動方向を決定する要因として、頚部が関与するものと考えられる。そこで、キネシン頭部にncdの頚部をつないだキメラタンパク質を作製し、その運動性を調べたところ、ATP非存在下では微小管を結合するが、ATP存在したで微小管から解離し...
【生物学】生物学:ダイニンミオシンを含む研究件
❏生体にみられる振動運動の高精度測定と振動の統合的理解にむけた理論構築(19H03189)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】振動 / モータータンパク質 / 細胞 / 心臓 / 鞭毛 (他10件)
【概要】軸糸ダイニン分子では,Duty ratio(力を出す割合)が低い可能性がある。これを検証するため、ウニ精子鞭毛の外腕にある21Sダイニンの運動アッセイで割合を求めた。ダイニン密度と滑り速度の関係から力を出す割合は約7%となった。このことから、軸糸およびbundle で長さ当たりの力が小さい原因が低いduty ratio にあることが示された。さらに、duty ratio が低い原因を探るため、21...
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏構成的操作による微小管メカノネットワークシステムの原理解明(16KT0065)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】矢島 潤一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00453499)
【キーワード】微小管 / アクチンフィラメント / キネシン / ミオシン / FRET張力センサー (他13件)
【概要】細胞機能を統合する伝達システムの実態を明らかにするため、細胞骨格を主体とした「力学伝達システム」の可能性に着目した。細胞骨格間の張力を定量できるFRET張力センサーの開発を行い、細胞骨格である微小管やアクチンフィラメント間にはたらく力学特性やその結合タンパク質の力学特性を検討した。細胞骨格からなるネットワークの形態は、細胞骨格タンパク質、細胞骨格を架橋するタンパク質、細胞骨格に作用するモータータン...
【生物学】生物学:モータータンパク質ミオシンを含む研究件
❏生体にみられる振動運動の高精度測定と振動の統合的理解にむけた理論構築(19H03189)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】振動 / モータータンパク質 / 細胞 / 心臓 / 鞭毛 (他10件)
【概要】軸糸ダイニン分子では,Duty ratio(力を出す割合)が低い可能性がある。これを検証するため、ウニ精子鞭毛の外腕にある21Sダイニンの運動アッセイで割合を求めた。ダイニン密度と滑り速度の関係から力を出す割合は約7%となった。このことから、軸糸およびbundle で長さ当たりの力が小さい原因が低いduty ratio にあることが示された。さらに、duty ratio が低い原因を探るため、21...
❏細胞丸ごと高速超解像イメージング(17K19343)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】超解像度 / 金コロイド / ナノメートル精度 / ミオシン / 細胞 (他11件)
【概要】通常の顕微鏡で撮影した画像に対して超解像度を得る方法の開発を行った。骨格筋ミオシンフィラメントに顕微鏡の分解能以内に位置するミオシン2~3分子に金ナノ粒子(40nm)を結合し、高速カメラで金ナノ粒子をイメージングを行った。分解能以内にある複数の金粒子の位置を解析するために、Multi-Emitters Localization 法を用いて、各ミオシン分子の変位に分離することに成功し、アクチンと相互...
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
【生物学】基礎生物学:原形質流動ミオシンを含む研究件
❏ミオシン速度改変による植物特異的細胞内交通機構と高次機能の解析(23770060)
【研究テーマ】植物分子生物・生理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】富永 基樹 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 講師 (50419892)
【キーワード】原形質流動 / 細胞内輸送 / ミオシン / 植物成長 / 植物ミオシン (他7件)
【概要】原形質流動の主な駆動力として知られるシロイヌナズナミオシンXIに,速度の異なる他種ミオシンのモータードメインを融合することで,速度改変型キメラミオシンXIを開発した。高速・低速型ミオシンXIの発現により原形質流動が高速化・低速化し,植物が大型化・小型化した。植物サイズとミオシン速度のリニアな相関から,原形質流動速度が植物サイズを規定している支配因子の一つであることを世界ではじめて明らかにした。 ...
❏高速滑り運動する発現系車軸藻ミオシンを用いたミオシン機能解析(15570133)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】伊藤 光二 千葉大学, 理学部, 助手 (50302526)
【キーワード】ミオシン / モーター / 車軸藻 / 原形質流動 / ATP分解活性 (他9件)
【概要】車軸藻ミオシンは、他のモーター蛋白質と比べて、10〜100倍の運動速度をもつ世界最速のモーター蛋白質である。車軸藻ミオシンは,その運動速度の大きさから,非常にユニークな蛋白質と言え,モーター蛋白質の動作原理を解明する上で,多くの知見が得られると期待されている。しかし,今までの車軸藻から生化学的に精製する方法で得られるミオシンは収量が少なく,純度もあまりよくなかったので,その酵素化学的性質を調べるの...
【工学】総合工学:電子顕微鏡ミオシンを含む研究件
❏収縮環の構造と形成・収縮機構の研究(22247031)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】馬渕 一誠 学習院大学, 理学部, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞分裂 / 細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】細胞質分裂は収縮環の収縮によって細胞が中央部からくびり切れることによりおこる。私は分裂酵母の収縮環ー細胞膜複合体(細胞ゴースト)を単離し、ATPを加えて収縮環を人為的に収縮させることに初めて成功した。この実験系を用い、アクチンの脱重合は収縮そのものには必須ではないことなどいくつかの性質を明らかにできた。また収縮環形成の際のアクチンの分裂位置への集合にはミオシンVが関与していることが示唆された。ウニ...
❏電子顕微鏡試料作製のための新しい急速凍結装置の開発(02558026)
【研究テーマ】分子遺伝学・分子生理学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】月田 承一郎 岡崎国立共同研究機構, 生理学研究所, 教授 (50155347)
【キーワード】ケージド化合物 / 急速凍結 / 電子顕微鏡 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】ケージド化合物を用いた凍結システムを完成し、このシステムの評価も兼ねて、2種類の実験を行った。第一の実験は、ATP非存在下でアクチンフィラメントにフルデコレーションしたミオシンサブフラグメント1(S1)が、ATP濃度の急激な上昇に伴い、どのようにしてアクチンフィラメントから離れていくかを追跡しようというものである。ケージドATP存在下でS1のアクチンフィラメントへの結合様式があまり変わらないのを確...
【工学】総合工学:超解像ミオシンを含む研究件
❏新規超解像法を用いて心筋ミオシン集合体内の個々の分子振動運動をとらえる(18H02408)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】茅 元司 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (00422098)
【キーワード】心筋ミオシン / 心臓収縮 / 超解像イメージング / ミオシン / 超解像 (他7件)
【概要】一般に,2つの分子の距離が200nm以下になると,顕微鏡の空間分解能の限界により各分子の位置を検出することはできない.そこで開発されたのが,超解像イメージング法である.従来の方法は時間分解能が低かったが,本研究ではタンパク質の揺らぎが十分に見えてくるマイクロ秒の分解能で超解像イメージングすることに挑戦した.その結果,150nmの距離にあるミオシン2分子がアクチンと相互作用している様子を50マイクロ...
❏細胞丸ごと高速超解像イメージング(17K19343)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】超解像度 / 金コロイド / ナノメートル精度 / ミオシン / 細胞 (他11件)
【概要】通常の顕微鏡で撮影した画像に対して超解像度を得る方法の開発を行った。骨格筋ミオシンフィラメントに顕微鏡の分解能以内に位置するミオシン2~3分子に金ナノ粒子(40nm)を結合し、高速カメラで金ナノ粒子をイメージングを行った。分解能以内にある複数の金粒子の位置を解析するために、Multi-Emitters Localization 法を用いて、各ミオシン分子の変位に分離することに成功し、アクチンと相互...
【総合生物】ゲノム科学:筋原線維ミオシンを含む研究件
❏魚類の温度適応分子機構の解明と利用(11306013)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】渡部 終五 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40111489)
【キーワード】温度適応 / 魚類 / Mg^<2+>-ATPase活性 / ミオシン重鎖遺伝子 / ミトコンドリア (他17件)
【概要】コイの筋肉は温度馴化に伴い、低温型および高温型のミオシン・アイソフォームを可逆的に発現する。このような変化はミオシンに限らず、筋小胞体などの細胞小器官や、種々の酵素タンパク質にもみられる。このように、魚類は温度適応する際に、その生体成分を包括的かつダイナミックに変化させる。一方、温度情報が生体調節に至るまでには、種々のホルモンが働き、多くの遺伝子が関与していると考えられるが、その詳細は不明である。...
❏筋収縮系におけるメカノケミカルカップリングの画像化と顕微解析(04402053)
【研究テーマ】分子遺伝学・分子生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】石渡 信一 早稲田大学, 理工学部・物理学科, 教授 (10130866)
【キーワード】筋収縮 / メカノケミカルカップリング / 筋原線維 / In vitro滑り運動系 / 顕微画像解析 (他12件)
【概要】1.単一筋原線維の構造・力学特性と化学反応とを光学顕微鏡下で位相差像あるいは蛍光像として同時画像化し、解析することのできる顕微操作・顕微解析装置を製作した。この装置は、2波長蛍光励起装置、倒立顕微鏡、顕微鏡操作装置、蛍光用特殊フィルター・ミラー、double-View (W)光学系、超高感度テレビカメラ、ビデオ、画像処理コンピュータからなる。 2.アクチンフィラメントに特異的に結合し、しかもpH感...
【総合生物】生体分子化学:収縮環ミオシンを含む研究件
❏構成的アプローチによる収縮環の統御機構の原理解明(18K19324)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】山岸 雅彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (30815501)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / 収縮環 / リポソーム / アクチン結合タンパク質
【概要】動物細胞における収縮環は、主にアクチンフィラメント、ミオシン、アクチン架橋タンパク質(ACP)から構成される収縮性のリング状構造体である。収縮環様構造体を再構成して機能させるモデル系の創出を目指し、in vitro及びリポソーム内でその形成条件や分子プロセスを検討した。1分子イメージングにより、ミオシンのアクチンフィラメント切断活性や複数のACPの結合特性を明らかにした。In vitroおよびリポ...
❏収縮環の構造と形成・収縮機構の研究(22247031)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】馬渕 一誠 学習院大学, 理学部, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞分裂 / 細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】細胞質分裂は収縮環の収縮によって細胞が中央部からくびり切れることによりおこる。私は分裂酵母の収縮環ー細胞膜複合体(細胞ゴースト)を単離し、ATPを加えて収縮環を人為的に収縮させることに初めて成功した。この実験系を用い、アクチンの脱重合は収縮そのものには必須ではないことなどいくつかの性質を明らかにできた。また収縮環形成の際のアクチンの分裂位置への集合にはミオシンVが関与していることが示唆された。ウニ...
❏細胞質分裂における収縮環形成のメカニズム(12490008)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】馬渕 一誠 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン / 低分子量Gタンパク質 (他8件)
【概要】収縮環の形成機構を分裂酵母とアフリカツメガエル卵を用いて解析した。分裂酵母においては収縮環は、核分裂の間に細胞中央部に蓄積してくるF-アクチンケーブルから形成されるように見える。まず前期にF-アクチンケーブルでできたaster様構造がspindle pole body近辺に形成され、これから1本の先導ケーブルが伸びて細胞を取り巻く。蓄積したF-アクチンケーブルは先導ケーブルに融合して収縮環が完成す...
【総合生物】生体分子化学:1分子計測(SDM)ミオシンを含む研究件
❏新規超解像法を用いて心筋ミオシン集合体内の個々の分子振動運動をとらえる(18H02408)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】茅 元司 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (00422098)
【キーワード】心筋ミオシン / 心臓収縮 / 超解像イメージング / ミオシン / 超解像 (他7件)
【概要】一般に,2つの分子の距離が200nm以下になると,顕微鏡の空間分解能の限界により各分子の位置を検出することはできない.そこで開発されたのが,超解像イメージング法である.従来の方法は時間分解能が低かったが,本研究ではタンパク質の揺らぎが十分に見えてくるマイクロ秒の分解能で超解像イメージングすることに挑戦した.その結果,150nmの距離にあるミオシン2分子がアクチンと相互作用している様子を50マイクロ...
❏細胞丸ごと高速超解像イメージング(17K19343)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】超解像度 / 金コロイド / ナノメートル精度 / ミオシン / 細胞 (他11件)
【概要】通常の顕微鏡で撮影した画像に対して超解像度を得る方法の開発を行った。骨格筋ミオシンフィラメントに顕微鏡の分解能以内に位置するミオシン2~3分子に金ナノ粒子(40nm)を結合し、高速カメラで金ナノ粒子をイメージングを行った。分解能以内にある複数の金粒子の位置を解析するために、Multi-Emitters Localization 法を用いて、各ミオシン分子の変位に分離することに成功し、アクチンと相互...
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
【総合生物】神経科学:1分子ミオシンを含む研究件
❏生体にみられる振動運動の高精度測定と振動の統合的理解にむけた理論構築(19H03189)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】振動 / モータータンパク質 / 細胞 / 心臓 / 鞭毛 (他10件)
【概要】軸糸ダイニン分子では,Duty ratio(力を出す割合)が低い可能性がある。これを検証するため、ウニ精子鞭毛の外腕にある21Sダイニンの運動アッセイで割合を求めた。ダイニン密度と滑り速度の関係から力を出す割合は約7%となった。このことから、軸糸およびbundle で長さ当たりの力が小さい原因が低いduty ratio にあることが示された。さらに、duty ratio が低い原因を探るため、21...
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
【総合生物】神経科学:アクチン結合タンパク質ミオシンを含む研究件
❏構成的アプローチによる収縮環の統御機構の原理解明(18K19324)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】山岸 雅彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (30815501)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / 収縮環 / リポソーム / アクチン結合タンパク質
【概要】動物細胞における収縮環は、主にアクチンフィラメント、ミオシン、アクチン架橋タンパク質(ACP)から構成される収縮性のリング状構造体である。収縮環様構造体を再構成して機能させるモデル系の創出を目指し、in vitro及びリポソーム内でその形成条件や分子プロセスを検討した。1分子イメージングにより、ミオシンのアクチンフィラメント切断活性や複数のACPの結合特性を明らかにした。In vitroおよびリポ...
❏アクチンフィラメントの構造多型と機能分化(21370061)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 部門付 (90356551)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / コフィリン / 協同的結合 / 張力 (他11件)
【概要】われわれは、アクチンフィラメントが様々な異なった原子構造をとることにより異なったアクチン結合タンパク質と相互作用し、異なった機能を果たすことができるという仮説の検証を試みた。その結果、張力によりらせんピッチが伸びたアクチンフィラメントはミオシンIIと相互作用しやすいこと、および、ミオシンIIとコフィリンという異なるアクチン結合タンパク質をアクチンフィラメントと共存させると、結合部位が競合しないにも...
【農学】農芸化学:細胞質分裂ミオシンを含む研究件
❏細胞質分裂におけるダイナミンファミリー分子の機能と分子機作(24570218)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】祐村 恵彦 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70183986)
【キーワード】ダイナミン / 細胞質分裂 / アクチン / ミオシン / 細胞性粘菌
【概要】ダイナミンは,細胞膜動態に関与する重要なタンパク質である。近年,ダイナミンは細胞質分裂にも関与することが示されてきており,その阻害剤は,細胞質分裂を標的とした新しいクラスの抗癌剤として注目されている。本研究では, 細胞質分裂におけるダイナミンの役割を明らかにすることを目的にした。ダイナミン遺伝子を欠損する細胞では細胞質分裂が異常になり,ミオシンIIやアクチンが分裂面に正常に集合できなかった。また,...
❏収縮環の構造と形成・収縮機構の研究(22247031)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】馬渕 一誠 学習院大学, 理学部, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞分裂 / 細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】細胞質分裂は収縮環の収縮によって細胞が中央部からくびり切れることによりおこる。私は分裂酵母の収縮環ー細胞膜複合体(細胞ゴースト)を単離し、ATPを加えて収縮環を人為的に収縮させることに初めて成功した。この実験系を用い、アクチンの脱重合は収縮そのものには必須ではないことなどいくつかの性質を明らかにできた。また収縮環形成の際のアクチンの分裂位置への集合にはミオシンVが関与していることが示唆された。ウニ...
❏細胞分裂時の細胞形態変化を制御するメカノセンシングシステム(21570199)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】祐村 恵彦 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70183986)
【キーワード】細胞質分裂 / アクチン / ミオシン / 細胞分裂 / 細胞性粘菌 (他6件)
【概要】細胞は自分の形をモニターしており、変形し過ぎた場合にはそれを戻すようなフィードバック機構があるに相違ない。このような機構が細胞の形態を維持し、細胞質を等分に分割することを補償するシステムではないかと考え、本研究ではこの分子機構を解明することを目的として行なった。メカノセンサーとしてアクチン繊維が機能していること, PTEN,ミオシンが関与することが分かった。これらの異常は最終的に細胞質異常を引き起...
【農学】動物生命科学:アクチンフィラメントミオシンを含む研究件
❏構成的アプローチによる収縮環の統御機構の原理解明(18K19324)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】山岸 雅彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (30815501)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / 収縮環 / リポソーム / アクチン結合タンパク質
【概要】動物細胞における収縮環は、主にアクチンフィラメント、ミオシン、アクチン架橋タンパク質(ACP)から構成される収縮性のリング状構造体である。収縮環様構造体を再構成して機能させるモデル系の創出を目指し、in vitro及びリポソーム内でその形成条件や分子プロセスを検討した。1分子イメージングにより、ミオシンのアクチンフィラメント切断活性や複数のACPの結合特性を明らかにした。In vitroおよびリポ...
❏構成的操作による微小管メカノネットワークシステムの原理解明(16KT0065)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】矢島 潤一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00453499)
【キーワード】微小管 / アクチンフィラメント / キネシン / ミオシン / FRET張力センサー (他13件)
【概要】細胞機能を統合する伝達システムの実態を明らかにするため、細胞骨格を主体とした「力学伝達システム」の可能性に着目した。細胞骨格間の張力を定量できるFRET張力センサーの開発を行い、細胞骨格である微小管やアクチンフィラメント間にはたらく力学特性やその結合タンパク質の力学特性を検討した。細胞骨格からなるネットワークの形態は、細胞骨格タンパク質、細胞骨格を架橋するタンパク質、細胞骨格に作用するモータータン...
❏アクチンフィラメントの構造多型と機能分化(21370061)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 部門付 (90356551)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / コフィリン / 協同的結合 / 張力 (他11件)
【概要】われわれは、アクチンフィラメントが様々な異なった原子構造をとることにより異なったアクチン結合タンパク質と相互作用し、異なった機能を果たすことができるという仮説の検証を試みた。その結果、張力によりらせんピッチが伸びたアクチンフィラメントはミオシンIIと相互作用しやすいこと、および、ミオシンIIとコフィリンという異なるアクチン結合タンパク質をアクチンフィラメントと共存させると、結合部位が競合しないにも...
【農学】水圏応用科学:魚類ミオシンを含む研究件
❏ゲノム情報を利用した魚類の筋分化制御に関する研究(19108003)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】渡部 終五 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40111489)
【キーワード】水産学 / 魚類 / ゲノム / 発生・分化 / 筋肉 (他16件)
【概要】本研究では、筋肉の性質を最終的に規定するミオシン重鎖遺伝子(myosin heavy chain gene, MYH)に着目し、その発現の多様性が魚類の筋肉の構造や機能に密接に関わることを示すとともに、それらの発現制御に関わる転写ネットワークの一端を明らかにした。これら成果は、筋線維のタイプの決定機構を利用した肉質の改良や、筋成長の分子機構に基づく効率的な育種など、水産業への貢献にもつながることが...
❏魚類の温度適応分子機構の解明と利用(11306013)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】渡部 終五 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40111489)
【キーワード】温度適応 / 魚類 / Mg^<2+>-ATPase活性 / ミオシン重鎖遺伝子 / ミトコンドリア (他17件)
【概要】コイの筋肉は温度馴化に伴い、低温型および高温型のミオシン・アイソフォームを可逆的に発現する。このような変化はミオシンに限らず、筋小胞体などの細胞小器官や、種々の酵素タンパク質にもみられる。このように、魚類は温度適応する際に、その生体成分を包括的かつダイナミックに変化させる。一方、温度情報が生体調節に至るまでには、種々のホルモンが働き、多くの遺伝子が関与していると考えられるが、その詳細は不明である。...
【医歯薬学】基礎医学:分子モーターミオシンを含む研究件
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏優性変異アクチンを用いたアクチンフィラメントの機能解明(18370067)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, セルエンジニアリング研究部門, 部門付き (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / 協同的構造変化 / 優性変異 / 優性阻害 (他18件)
【概要】アクチンミオシン系の力発生において、アクチンフィラメントは線路として機能する一方、その協同的構造変化も何らかの重要な機能を果たすと考えられている。一般に協同的構造変化の機能の解明には、優性変異の解析が有力な研究手段となる。そこでAn and Mogami (1996) が同定した10 個の優性変異アクチンについて、われわれ独自のアクチン発現系を用いて6変異の精製に成功し機能解析を行った。その結果、...
❏高速滑り運動する発現系車軸藻ミオシンを用いたミオシン機能解析(15570133)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】伊藤 光二 千葉大学, 理学部, 助手 (50302526)
【キーワード】ミオシン / モーター / 車軸藻 / 原形質流動 / ATP分解活性 (他9件)
【概要】車軸藻ミオシンは、他のモーター蛋白質と比べて、10〜100倍の運動速度をもつ世界最速のモーター蛋白質である。車軸藻ミオシンは,その運動速度の大きさから,非常にユニークな蛋白質と言え,モーター蛋白質の動作原理を解明する上で,多くの知見が得られると期待されている。しかし,今までの車軸藻から生化学的に精製する方法で得られるミオシンは収量が少なく,純度もあまりよくなかったので,その酵素化学的性質を調べるの...
【医歯薬学】内科系臨床医学:平滑筋ミオシンを含む研究件
❏ミオシン・ホスファターゼレギュレーターを介した管腔臓器機能制御(19H03125)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】堀 正敏 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (70211547)
【キーワード】平滑筋 / ホスファターゼ / ミオシン / 高血圧 / 収縮 (他9件)
【概要】
❏ホスファターゼ活性制御蛋白質CPI-17を介した新規病態生理機能解明(25660224)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堀 正敏 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (70211547)
【キーワード】平滑筋 / ミオシン / リン酸化 / CPI-17 / 高血圧 (他14件)
【概要】内臓臓器を構成する平滑筋細胞の運動はミオシンのリン酸化により制御されている。CPI-17はミオシンホスファターゼの内因性抑制蛋白質であり、ミオシンのリン酸化を調節する。CPI-17は血圧調節や消化管などの運動制御や、高血圧や気管支炎、発がんなど様々な病態への関与が示唆されている。本研究では、CRISPR/Cas9ゲノム編集システム技術により、世界で初めてCPI-17KOマウスとCPI-17のリン酸...
❏NMRおよびX線結晶構造解析併用による平滑筋ミオシンの構造機能連関の解析(09480172)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】田之倉 優 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60136786)
【キーワード】ミオシン / 平滑筋 / モーター蛋白質 / NMR / 核磁気共鳴 (他6件)
【概要】ミオシンはアクチンとともに筋肉の収縮装置を構成し、そのATPase活性は筋肉においてAPの化学的エネルギーを力学的エネルギーへ変換する過程において主要な役割を果たしている。本研究では、分子問相互作用及び分子のミクロ環境の良いプローブである核磁気共鳴(NMR)、ならびに精密3次元構造解析が可能であるX線結晶構造解析を用いて、平滑筋ミオシンおよびキネシン、ncdについて、それらの3次元構造とATPas...
【医歯薬学】外科系臨床医学:細胞運動ミオシンを含む研究件
❏張力によるアクチンの構造変化と、それに依存したミオシンの結合増加および局在制御(24370069)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 総括研究主幹 (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / メカノセンシティビティ / メカノセンサー / 構造多型性 (他9件)
【概要】真核細胞においてさまざまな重要現象に中心的に関与するアクチンフィラメントの機能分化機構を解明するため、アクチンフィラメントに張力が負荷されるとミオシンIIの結合が促進されるという仮説の検証を試みた。その結果、アメーバ細胞内のフィラメントに負荷される張力を見積もることができた。そうした張力をin vitroでフィラメントに負荷しミオシンIIの結合量の変化を見る実験に関しては、概ね実験系を確立でき、今...
❏収縮環の構造と形成・収縮機構の研究(22247031)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】馬渕 一誠 学習院大学, 理学部, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞分裂 / 細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】細胞質分裂は収縮環の収縮によって細胞が中央部からくびり切れることによりおこる。私は分裂酵母の収縮環ー細胞膜複合体(細胞ゴースト)を単離し、ATPを加えて収縮環を人為的に収縮させることに初めて成功した。この実験系を用い、アクチンの脱重合は収縮そのものには必須ではないことなどいくつかの性質を明らかにできた。また収縮環形成の際のアクチンの分裂位置への集合にはミオシンVが関与していることが示唆された。ウニ...
【医歯薬学】社会医学:筋肉ミオシンを含む研究件
❏骨格筋ミオシン1分子から多分子への階層化に伴うシステム機能発現の解明(20740238)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】茅 元司 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (00422098)
【キーワード】生物物理 / ミオシン / 1分子計測 / 筋肉 / スティフネス (他7件)
【概要】生体内環境に近い多分子が共存するフィラメント上における、骨格筋ミオシン1分子の力学特性を捉える事を試みた。ミオシン1分子のスティフネスを計測し、ミオシンの硬さには異方性があることを示した。力を出す方向に引っ張ると硬くなって力を出し易く、反対方向に押すと紐のように柔らかくなり、反発力を軽減する機構があることがわかった。この計測から、筋肉の中で力を出し終えたミオシンが、他の分子の力発生の妨げになること...
❏ゲノム情報を利用した魚類の筋分化制御に関する研究(19108003)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】渡部 終五 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40111489)
【キーワード】水産学 / 魚類 / ゲノム / 発生・分化 / 筋肉 (他16件)
【概要】本研究では、筋肉の性質を最終的に規定するミオシン重鎖遺伝子(myosin heavy chain gene, MYH)に着目し、その発現の多様性が魚類の筋肉の構造や機能に密接に関わることを示すとともに、それらの発現制御に関わる転写ネットワークの一端を明らかにした。これら成果は、筋線維のタイプの決定機構を利用した肉質の改良や、筋成長の分子機構に基づく効率的な育種など、水産業への貢献にもつながることが...
【医歯薬学】社会医学:微小管ミオシンを含む研究件
❏構成的操作による微小管メカノネットワークシステムの原理解明(16KT0065)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】矢島 潤一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00453499)
【キーワード】微小管 / アクチンフィラメント / キネシン / ミオシン / FRET張力センサー (他13件)
【概要】細胞機能を統合する伝達システムの実態を明らかにするため、細胞骨格を主体とした「力学伝達システム」の可能性に着目した。細胞骨格間の張力を定量できるFRET張力センサーの開発を行い、細胞骨格である微小管やアクチンフィラメント間にはたらく力学特性やその結合タンパク質の力学特性を検討した。細胞骨格からなるネットワークの形態は、細胞骨格タンパク質、細胞骨格を架橋するタンパク質、細胞骨格に作用するモータータン...
❏ミオシンによる選択的積み荷輸送機構の構造的研究(23770119)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】平野 良憲 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教 (50452529)
【キーワード】X線結晶構造解析 / 分子認識 / 積荷輸送 / ミオシン / 微小管 (他12件)
【概要】モータータンパク質ミオシンによる積み荷輸送は,タンパク質やオルガネラを適切な場所へ運び,細胞での配置を規定するために不可欠なプロセスである.本研究では重要なミオシンの1つmyosin-Xについて、積荷輸送に関与する領域の構造を、積荷分子の1つである軸索ガイダンスに関与するDCCとの複合体として決定することに成功した。また、別な積荷分子インテグリンや微小管との相互作用解析の結果、myosin-Xは積...
❏運動発生におけるキネシン頚部の役割(08458204)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】豊島 陽子 東京大学, 大学院・総合文化研究化, 助教授 (40158043)
【キーワード】モータータンパク質 / 微小管 / キネシン / ncd / モータードメイン (他10件)
【概要】キネシンスーパーファミリーに属するncdは、キネシンとは逆に微小管の一端に向かって運動する。両者の頭部の構造は、結晶構造解析により解かれているが、あまり大きく違わないので、運動方向を決定する要因として、頚部が関与するものと考えられる。そこで、キネシン頭部にncdの頚部をつないだキメラタンパク質を作製し、その運動性を調べたところ、ATP非存在下では微小管を結合するが、ATP存在したで微小管から解離し...
【医歯薬学】社会医学:生物物理ミオシンを含む研究件
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏骨格筋ミオシン1分子から多分子への階層化に伴うシステム機能発現の解明(20740238)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】茅 元司 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (00422098)
【キーワード】生物物理 / ミオシン / 1分子計測 / 筋肉 / スティフネス (他7件)
【概要】生体内環境に近い多分子が共存するフィラメント上における、骨格筋ミオシン1分子の力学特性を捉える事を試みた。ミオシン1分子のスティフネスを計測し、ミオシンの硬さには異方性があることを示した。力を出す方向に引っ張ると硬くなって力を出し易く、反対方向に押すと紐のように柔らかくなり、反発力を軽減する機構があることがわかった。この計測から、筋肉の中で力を出し終えたミオシンが、他の分子の力発生の妨げになること...
❏優性変異アクチンを用いたアクチンフィラメントの機能解明(18370067)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, セルエンジニアリング研究部門, 部門付き (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / 協同的構造変化 / 優性変異 / 優性阻害 (他18件)
【概要】アクチンミオシン系の力発生において、アクチンフィラメントは線路として機能する一方、その協同的構造変化も何らかの重要な機能を果たすと考えられている。一般に協同的構造変化の機能の解明には、優性変異の解析が有力な研究手段となる。そこでAn and Mogami (1996) が同定した10 個の優性変異アクチンについて、われわれ独自のアクチン発現系を用いて6変異の精製に成功し機能解析を行った。その結果、...
【医歯薬学】社会医学:メカノセンサーミオシンを含む研究件
❏構成的操作による微小管メカノネットワークシステムの原理解明(16KT0065)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】矢島 潤一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00453499)
【キーワード】微小管 / アクチンフィラメント / キネシン / ミオシン / FRET張力センサー (他13件)
【概要】細胞機能を統合する伝達システムの実態を明らかにするため、細胞骨格を主体とした「力学伝達システム」の可能性に着目した。細胞骨格間の張力を定量できるFRET張力センサーの開発を行い、細胞骨格である微小管やアクチンフィラメント間にはたらく力学特性やその結合タンパク質の力学特性を検討した。細胞骨格からなるネットワークの形態は、細胞骨格タンパク質、細胞骨格を架橋するタンパク質、細胞骨格に作用するモータータン...
❏張力によるアクチンの構造変化と、それに依存したミオシンの結合増加および局在制御(24370069)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 総括研究主幹 (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / メカノセンシティビティ / メカノセンサー / 構造多型性 (他9件)
【概要】真核細胞においてさまざまな重要現象に中心的に関与するアクチンフィラメントの機能分化機構を解明するため、アクチンフィラメントに張力が負荷されるとミオシンIIの結合が促進されるという仮説の検証を試みた。その結果、アメーバ細胞内のフィラメントに負荷される張力を見積もることができた。そうした張力をin vitroでフィラメントに負荷しミオシンIIの結合量の変化を見る実験に関しては、概ね実験系を確立でき、今...
❏アクチンフィラメントの構造多型と機能分化(21370061)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 部門付 (90356551)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / コフィリン / 協同的結合 / 張力 (他11件)
【概要】われわれは、アクチンフィラメントが様々な異なった原子構造をとることにより異なったアクチン結合タンパク質と相互作用し、異なった機能を果たすことができるという仮説の検証を試みた。その結果、張力によりらせんピッチが伸びたアクチンフィラメントはミオシンIIと相互作用しやすいこと、および、ミオシンIIとコフィリンという異なるアクチン結合タンパク質をアクチンフィラメントと共存させると、結合部位が競合しないにも...
【医歯薬学】薬学:りん酸化ミオシンを含む研究件
❏ホスファターゼ活性制御蛋白質CPI-17を介した新規病態生理機能解明(25660224)
【研究テーマ】獣医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堀 正敏 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (70211547)
【キーワード】平滑筋 / ミオシン / リン酸化 / CPI-17 / 高血圧 (他14件)
【概要】内臓臓器を構成する平滑筋細胞の運動はミオシンのリン酸化により制御されている。CPI-17はミオシンホスファターゼの内因性抑制蛋白質であり、ミオシンのリン酸化を調節する。CPI-17は血圧調節や消化管などの運動制御や、高血圧や気管支炎、発がんなど様々な病態への関与が示唆されている。本研究では、CRISPR/Cas9ゲノム編集システム技術により、世界で初めてCPI-17KOマウスとCPI-17のリン酸...
❏細胞質分裂における収縮環形成のメカニズム(12490008)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】馬渕 一誠 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン / 低分子量Gタンパク質 (他8件)
【概要】収縮環の形成機構を分裂酵母とアフリカツメガエル卵を用いて解析した。分裂酵母においては収縮環は、核分裂の間に細胞中央部に蓄積してくるF-アクチンケーブルから形成されるように見える。まず前期にF-アクチンケーブルでできたaster様構造がspindle pole body近辺に形成され、これから1本の先導ケーブルが伸びて細胞を取り巻く。蓄積したF-アクチンケーブルは先導ケーブルに融合して収縮環が完成す...
❏細胞分裂構造の形成とダイナミックスの分子制御(09898014)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997
【研究代表者】沼田 治 筑波大学, 生物科学系, 助教授 (50189354)
【キーワード】細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン / 分裂シグナル (他6件)
【概要】細胞質分裂の研究の現状と将来の展望を把握するために、国際シンポジウム『細胞質分裂の分子メカニズム』を平成10年1月28日、29日に東京の駒場エミナースで開催した。海外からは細胞質分裂の研究をリードする8名の研究者を招待し、国内からは将来性のある若手を中心に13名の研究者を招いた。海外から招待した研究者は以下のとおりである。 Kathryn G.Miller (ワシントン大学) John R.Pri...
【医歯薬学】薬学:細胞極性ミオシンを含む研究件
❏張力によるアクチンの構造変化と、それに依存したミオシンの結合増加および局在制御(24370069)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 総括研究主幹 (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / メカノセンシティビティ / メカノセンサー / 構造多型性 (他9件)
【概要】真核細胞においてさまざまな重要現象に中心的に関与するアクチンフィラメントの機能分化機構を解明するため、アクチンフィラメントに張力が負荷されるとミオシンIIの結合が促進されるという仮説の検証を試みた。その結果、アメーバ細胞内のフィラメントに負荷される張力を見積もることができた。そうした張力をin vitroでフィラメントに負荷しミオシンIIの結合量の変化を見る実験に関しては、概ね実験系を確立でき、今...
❏アクチンフィラメントの構造多型と機能分化(21370061)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 部門付 (90356551)
【キーワード】アクチンフィラメント / ミオシン / コフィリン / 協同的結合 / 張力 (他11件)
【概要】われわれは、アクチンフィラメントが様々な異なった原子構造をとることにより異なったアクチン結合タンパク質と相互作用し、異なった機能を果たすことができるという仮説の検証を試みた。その結果、張力によりらせんピッチが伸びたアクチンフィラメントはミオシンIIと相互作用しやすいこと、および、ミオシンIIとコフィリンという異なるアクチン結合タンパク質をアクチンフィラメントと共存させると、結合部位が競合しないにも...
【医歯薬学】薬学:細胞骨格ミオシンを含む研究件
❏構成的操作による微小管メカノネットワークシステムの原理解明(16KT0065)
【研究テーマ】構成的システム生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】矢島 潤一郎 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00453499)
【キーワード】微小管 / アクチンフィラメント / キネシン / ミオシン / FRET張力センサー (他13件)
【概要】細胞機能を統合する伝達システムの実態を明らかにするため、細胞骨格を主体とした「力学伝達システム」の可能性に着目した。細胞骨格間の張力を定量できるFRET張力センサーの開発を行い、細胞骨格である微小管やアクチンフィラメント間にはたらく力学特性やその結合タンパク質の力学特性を検討した。細胞骨格からなるネットワークの形態は、細胞骨格タンパク質、細胞骨格を架橋するタンパク質、細胞骨格に作用するモータータン...
❏モータータンパク質の運動特性が細胞内膜輸送に果たす役割(19770161)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】富永 基樹 独立行政法人理化学研究所, 中野生体膜研究室, 研究員 (50419892)
【キーワード】細胞骨格 / 運動 / モータータンパク質 / ミオシン / メンブレントラフィック
【概要】本研究では動・植物細胞における膜輸送の駆動力であるミオシンの分子機能を、分子生物学およびライブイメージングの手法を用い解析した。 動物において、分子内折りたたみ構造形成能を阻害した変異ミオシンVbをHeLa細胞で発現させることによって、膜交通制御における折りたたみ構造の役割を明らかにした。 植物において、全植物ミオシンのクローニングと発現に成功した。ミオシンメンバー間での広範な機能分担が明らかとな...
【医歯薬学】薬学:細胞内輸送ミオシンを含む研究件
❏ミオシン速度改変による植物特異的細胞内交通機構と高次機能の解析(23770060)
【研究テーマ】植物分子生物・生理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】富永 基樹 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 講師 (50419892)
【キーワード】原形質流動 / 細胞内輸送 / ミオシン / 植物成長 / 植物ミオシン (他7件)
【概要】原形質流動の主な駆動力として知られるシロイヌナズナミオシンXIに,速度の異なる他種ミオシンのモータードメインを融合することで,速度改変型キメラミオシンXIを開発した。高速・低速型ミオシンXIの発現により原形質流動が高速化・低速化し,植物が大型化・小型化した。植物サイズとミオシン速度のリニアな相関から,原形質流動速度が植物サイズを規定している支配因子の一つであることを世界ではじめて明らかにした。 ...
❏ミオシンによる選択的積み荷輸送機構の構造的研究(23770119)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】平野 良憲 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教 (50452529)
【キーワード】X線結晶構造解析 / 分子認識 / 積荷輸送 / ミオシン / 微小管 (他12件)
【概要】モータータンパク質ミオシンによる積み荷輸送は,タンパク質やオルガネラを適切な場所へ運び,細胞での配置を規定するために不可欠なプロセスである.本研究では重要なミオシンの1つmyosin-Xについて、積荷輸送に関与する領域の構造を、積荷分子の1つである軸索ガイダンスに関与するDCCとの複合体として決定することに成功した。また、別な積荷分子インテグリンや微小管との相互作用解析の結果、myosin-Xは積...
【医歯薬学】薬学:アクチンミオシンを含む研究件
❏張力によるアクチンの構造変化と、それに依存したミオシンの結合増加および局在制御(24370069)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 総括研究主幹 (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / メカノセンシティビティ / メカノセンサー / 構造多型性 (他9件)
【概要】真核細胞においてさまざまな重要現象に中心的に関与するアクチンフィラメントの機能分化機構を解明するため、アクチンフィラメントに張力が負荷されるとミオシンIIの結合が促進されるという仮説の検証を試みた。その結果、アメーバ細胞内のフィラメントに負荷される張力を見積もることができた。そうした張力をin vitroでフィラメントに負荷しミオシンIIの結合量の変化を見る実験に関しては、概ね実験系を確立でき、今...
❏細胞質分裂におけるダイナミンファミリー分子の機能と分子機作(24570218)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】祐村 恵彦 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70183986)
【キーワード】ダイナミン / 細胞質分裂 / アクチン / ミオシン / 細胞性粘菌
【概要】ダイナミンは,細胞膜動態に関与する重要なタンパク質である。近年,ダイナミンは細胞質分裂にも関与することが示されてきており,その阻害剤は,細胞質分裂を標的とした新しいクラスの抗癌剤として注目されている。本研究では, 細胞質分裂におけるダイナミンの役割を明らかにすることを目的にした。ダイナミン遺伝子を欠損する細胞では細胞質分裂が異常になり,ミオシンIIやアクチンが分裂面に正常に集合できなかった。また,...
❏収縮環の構造と形成・収縮機構の研究(22247031)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】馬渕 一誠 学習院大学, 理学部, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞分裂 / 細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】細胞質分裂は収縮環の収縮によって細胞が中央部からくびり切れることによりおこる。私は分裂酵母の収縮環ー細胞膜複合体(細胞ゴースト)を単離し、ATPを加えて収縮環を人為的に収縮させることに初めて成功した。この実験系を用い、アクチンの脱重合は収縮そのものには必須ではないことなどいくつかの性質を明らかにできた。また収縮環形成の際のアクチンの分裂位置への集合にはミオシンVが関与していることが示唆された。ウニ...
【医歯薬学】薬学:細胞性粘菌ミオシンを含む研究件
❏細胞質分裂におけるダイナミンファミリー分子の機能と分子機作(24570218)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】祐村 恵彦 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70183986)
【キーワード】ダイナミン / 細胞質分裂 / アクチン / ミオシン / 細胞性粘菌
【概要】ダイナミンは,細胞膜動態に関与する重要なタンパク質である。近年,ダイナミンは細胞質分裂にも関与することが示されてきており,その阻害剤は,細胞質分裂を標的とした新しいクラスの抗癌剤として注目されている。本研究では, 細胞質分裂におけるダイナミンの役割を明らかにすることを目的にした。ダイナミン遺伝子を欠損する細胞では細胞質分裂が異常になり,ミオシンIIやアクチンが分裂面に正常に集合できなかった。また,...
❏細胞分裂時の細胞形態変化を制御するメカノセンシングシステム(21570199)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】祐村 恵彦 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70183986)
【キーワード】細胞質分裂 / アクチン / ミオシン / 細胞分裂 / 細胞性粘菌 (他6件)
【概要】細胞は自分の形をモニターしており、変形し過ぎた場合にはそれを戻すようなフィードバック機構があるに相違ない。このような機構が細胞の形態を維持し、細胞質を等分に分割することを補償するシステムではないかと考え、本研究ではこの分子機構を解明することを目的として行なった。メカノセンサーとしてアクチン繊維が機能していること, PTEN,ミオシンが関与することが分かった。これらの異常は最終的に細胞質異常を引き起...
❏優性変異アクチンを用いたアクチンフィラメントの機能解明(18370067)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, セルエンジニアリング研究部門, 部門付き (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / 協同的構造変化 / 優性変異 / 優性阻害 (他18件)
【概要】アクチンミオシン系の力発生において、アクチンフィラメントは線路として機能する一方、その協同的構造変化も何らかの重要な機能を果たすと考えられている。一般に協同的構造変化の機能の解明には、優性変異の解析が有力な研究手段となる。そこでAn and Mogami (1996) が同定した10 個の優性変異アクチンについて、われわれ独自のアクチン発現系を用いて6変異の精製に成功し機能解析を行った。その結果、...
【医歯薬学】薬学:細胞分裂ミオシンを含む研究件
❏収縮環の構造と形成・収縮機構の研究(22247031)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】馬渕 一誠 学習院大学, 理学部, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞分裂 / 細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】細胞質分裂は収縮環の収縮によって細胞が中央部からくびり切れることによりおこる。私は分裂酵母の収縮環ー細胞膜複合体(細胞ゴースト)を単離し、ATPを加えて収縮環を人為的に収縮させることに初めて成功した。この実験系を用い、アクチンの脱重合は収縮そのものには必須ではないことなどいくつかの性質を明らかにできた。また収縮環形成の際のアクチンの分裂位置への集合にはミオシンVが関与していることが示唆された。ウニ...
❏細胞分裂時の細胞形態変化を制御するメカノセンシングシステム(21570199)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】祐村 恵彦 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70183986)
【キーワード】細胞質分裂 / アクチン / ミオシン / 細胞分裂 / 細胞性粘菌 (他6件)
【概要】細胞は自分の形をモニターしており、変形し過ぎた場合にはそれを戻すようなフィードバック機構があるに相違ない。このような機構が細胞の形態を維持し、細胞質を等分に分割することを補償するシステムではないかと考え、本研究ではこの分子機構を解明することを目的として行なった。メカノセンサーとしてアクチン繊維が機能していること, PTEN,ミオシンが関与することが分かった。これらの異常は最終的に細胞質異常を引き起...
【医歯薬学】薬学:細胞ミオシンを含む研究件
❏生体にみられる振動運動の高精度測定と振動の統合的理解にむけた理論構築(19H03189)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】振動 / モータータンパク質 / 細胞 / 心臓 / 鞭毛 (他10件)
【概要】軸糸ダイニン分子では,Duty ratio(力を出す割合)が低い可能性がある。これを検証するため、ウニ精子鞭毛の外腕にある21Sダイニンの運動アッセイで割合を求めた。ダイニン密度と滑り速度の関係から力を出す割合は約7%となった。このことから、軸糸およびbundle で長さ当たりの力が小さい原因が低いduty ratio にあることが示された。さらに、duty ratio が低い原因を探るため、21...
❏細胞丸ごと高速超解像イメージング(17K19343)
【研究テーマ】分子生物学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】超解像度 / 金コロイド / ナノメートル精度 / ミオシン / 細胞 (他11件)
【概要】通常の顕微鏡で撮影した画像に対して超解像度を得る方法の開発を行った。骨格筋ミオシンフィラメントに顕微鏡の分解能以内に位置するミオシン2~3分子に金ナノ粒子(40nm)を結合し、高速カメラで金ナノ粒子をイメージングを行った。分解能以内にある複数の金粒子の位置を解析するために、Multi-Emitters Localization 法を用いて、各ミオシン分子の変位に分離することに成功し、アクチンと相互...
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
【医歯薬学】薬学:タンパク質ミオシンを含む研究件
❏収縮環の構造と形成・収縮機構の研究(22247031)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】馬渕 一誠 学習院大学, 理学部, 教授 (40012520)
【キーワード】細胞分裂 / 細胞質分裂 / 収縮環 / アクチン / ミオシン (他13件)
【概要】細胞質分裂は収縮環の収縮によって細胞が中央部からくびり切れることによりおこる。私は分裂酵母の収縮環ー細胞膜複合体(細胞ゴースト)を単離し、ATPを加えて収縮環を人為的に収縮させることに初めて成功した。この実験系を用い、アクチンの脱重合は収縮そのものには必須ではないことなどいくつかの性質を明らかにできた。また収縮環形成の際のアクチンの分裂位置への集合にはミオシンVが関与していることが示唆された。ウニ...
❏優性変異アクチンを用いたアクチンフィラメントの機能解明(18370067)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】上田 太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, セルエンジニアリング研究部門, 部門付き (90356551)
【キーワード】アクチン / ミオシン / 協同的構造変化 / 優性変異 / 優性阻害 (他18件)
【概要】アクチンミオシン系の力発生において、アクチンフィラメントは線路として機能する一方、その協同的構造変化も何らかの重要な機能を果たすと考えられている。一般に協同的構造変化の機能の解明には、優性変異の解析が有力な研究手段となる。そこでAn and Mogami (1996) が同定した10 個の優性変異アクチンについて、われわれ独自のアクチン発現系を用いて6変異の精製に成功し機能解析を行った。その結果、...