❏東シナ海流れ藻の起源とFate(22255010)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】東シナ海 / 流れ藻 / アカモク / モジャコ / ホンダワラ (他22件)
【概要】東シナ海では、流れ藻はサンマ等の産卵基質、ブリ等の稚魚の生息場となっている。研究船による2010-2012年の各2-3月に流れ藻の目視・採集調査を行い、流れ藻がアカモクというホンダワラ科海藻のみによって構成されていること、黒潮前線から西の大陸棚上に主に分布することを明らかにした。東シナ海沿岸のアカモクの分布を、中国、台湾、韓国の研究者と調べ、アカモクの遺伝子情報を蓄積し、出版した。流れ藻の食物連鎖...
❏東シナ海沿岸域におけるガラモ場の分布とその流れ藻への寄与(19405033)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】小松 輝久 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60215390)
【キーワード】ガラモ場 / 流れ藻 / 東シナ海 / アカモク / 分布 (他10件)
【概要】東シナ海においてブリやマアジの稚魚の生育場として流れ藻は重要な役割をはたしている.しかし,流れ藻についての知見は今までほとんどなかった.そこで,東シナ海の流れ藻の分布,生態,供給源について調べた.その結果,流れ藻がホンダワラ類のアカモクのみから構成されていること,黒潮フロントよりも大陸側に多数分布すること,中国浙江省沖合の島のガラモ場ではアカモクが卓越し,供給源となっていることを明らかにした. ...