❏ギニアグラスを用いたアポスポリー性胚嚢始原生殖細胞出現メカニズムの分子的解析(23380009)
【研究テーマ】遺伝育種科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】陳 蘭庄 南九州大学, 環境園芸学部, 教授 (40284822)
【キーワード】アポミクシス / 胚嚢始原生殖細胞 / ASG-1遺伝子の機能解析 / ギニアグラス / シロイヌナズナ (他18件)
【概要】卵細胞が受精せず胚を形成するアポミクシス現象(クローン植物)を一代雑種の固定などに利用できれば、「緑の革命」以上の経済効果が期待されるため、本研究では、イネ科のギニアグラスからすでに得ているアポスポリー性胚嚢始原生殖細胞(AIC)出現時期に特異的発現する遺伝子(ASG-1)の機能解析を行った。その結果、AICを単離しその存在を証明したうえ、モデル植物のシロイヌナズナ組換え植物でアポミクシス現象が再...
❏黄体ホルモン・プロゲステロンによる植物生長制御の分子機構(18580100)
【研究テーマ】応用生物化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】中野 雄司 独立行政法人理化学研究所, 植物化学生物学研究ユニット, ユニットリーダー (30281653)
【キーワード】植物ステロイドホルモン / プロゲステロン / シロイヌナズナ / 胚軸伸長 / 7回膜貫通型タンパク質 (他14件)
【概要】ステロイド骨格は類縁ながら側鎖形状が動物ステロイドホルモンとは異なるブラシノステロイド類に限られていると考えられていた。本研究では、動物ステロイドホルモンとして知られるプロゲステロンについて、プロゲステロン内部標準物質とGC-MS解析によって、イネとアラビドプシスにおいて、確かにプロゲステロンが内生することを明らかにした。さらに、エンドウ、トマト、ジャガイモ、リンゴなど様々な植物にも植物ホルモンと...
❏植物におけるリポ酸の生合成および転移に関与する酵素の分子生物学的解析(10640636)
【研究テーマ】植物生理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】和田 元 九州大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (60167202)
【キーワード】アラビドプシス / 脂肪酸合成 / リポ酸 / リポ酸合成酵素 / リポ酸転移酵素 (他8件)
【概要】リポ酸は、生体内において極めて重要な働きをもつ物質であるが、リポ酸が動植物体のどの器官のどのような組織で、また、細胞内のどこで、どのように合成され、どのようにアポタンパタ質に転移するのかについては殆ど不明である。本研究では、植物におけるリポ酸の生合成(リポ酸合成酵素)およびタンパタ質への転移に関与した酵素(リポ酸転移酵素)のcDNAをクローニングし、それらの構造と機能を解析した。これまでに、おもに...