[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  レーザー分光 が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「レーザー分光」サイレントキーワードを含む研究
【環境学】環境保全学:レーザー分光法レーザー分光を含む研究件
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
❏新規エネルギー変換型光触媒による水分解のダイナミクス(10304060)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】堂免 一成 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10155624)
【キーワード】レーザー分光 / K4Nb6O17 / 励起寿命 / スピンコート薄膜 / 単結晶 (他20件)
【概要】フェムト秒時間分解吸収分光により、層状ニオブ化合物K4Nb6O17薄膜試料および同薄膜にルテニウム錯体をインターカレートした試料の励起状態緩和過程を初めて調べた。K4Nb6O17薄膜は紫外光照射下で水の分解反応を示し、ルテニウム錯体インターカレート試料は可視光照射下で水素発生反応を示す。これらの系における反応初期過程に関する知見を時間分解測定から得ることを目的とした。 薄膜試料は湿式粉砕-スピンコ...
【数物系科学】物理学:光物性レーザー分光を含む研究件
❏量子縮退バルク励起子の励起子Lyman分光法による精密観測(25707024)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】吉岡 孝高 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70451804)
【キーワード】励起子 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 吸収イメージング / 周波数コム / 光物性 (他7件)
【概要】励起子ライマン分光法を用いて、歪誘起トラップ中にトラップされた亜酸化銅中の1sパラ励起子の世界初の吸収イメージングに、励起子温度7Kにおいて成功した。また、励起子内部遷移の共鳴エネルギーの印加応力依存性を理論的に計算可能とし、実験結果との対応付けを行った。また、この中赤外分光法を希釈冷凍機に対して適用する実験系を完成させ、100mK台の量子縮退パラ励起子の吸収イメージングを取得することに成功した。...
❏複雑系の極限分光(05352007)
【研究テーマ】固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1993
【研究代表者】櫛田 孝司 大阪大学, 理学部, 教授 (00013516)
【キーワード】複雑系 / レーザー分光 / 光物性
【概要】今後の物性物理学の主要研究課題の一つである複雑系の問題に、高度な極限的レーザースペクトロスコピーの手法を適用することは、複雑系物質の物性と機能の研究に新しい切り口を拓く可能性をもち、今後の大きな発展が期待できる分野である。しかも、わが国にはこの領域で世界に誇るべき数々の業績があり、また優秀な中堅の研究者や活発な若手研究者も多い。そこで、本総合研究では、これらの力を結集し、的確なターゲットに向けて研...
【数物系科学】物理学:周波数安定化レーザー分光を含む研究件
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
❏連続発振原子レーザーの開発およびその諸特性の研究(15204035)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40306535)
【キーワード】ボース・アィンシュタィン凝縮 / レーザー冷却 / 原子レーザー / 原子光学 / ボース・アインシュタイン凝縮 (他10件)
【概要】既に実現したゼーマン減速器によって生成された低速(20m/s)のルビジウム原子線を磁気光トラップ(MOT)にロードし、約10^<10>個の原子を捕獲した。この原子集団をアンチヘルムホルツコイルによる四重極磁場で磁気トラップに捕獲し、さらに、シフトコイルと呼ばれる別のアンチヘルムホルツコイルを用いて、磁気トラップされた原子集団をガラス表面に断熱的に移動させた。磁気トラップ内で大きな運動エ...
【数物系科学】物理学:原子・分子物理レーザー分光を含む研究件
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
❏Erファイバーコムを用いた可視域デュアルコム分光に関する研究(15H02028)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洪 鋒雷 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (10260217)
【キーワード】光コム / レーザー分光 / 精密分光 / デュアルコム分光 / ファイバーコム (他14件)
【概要】本研究は、デュアルコム分光において、長時間運転が可能でメンテナンスフリーという実用性の観点を捉え、可視域における信頼性の高いデュアルコム分光計を、光源発生から実証まで研究を進める。可視域光コムの発生では、導波路型周期的分極反転ニオブ酸リチウム結晶による広帯域コムの発生及びそのメカニズムの解明に成功した。また、開発した20 MHzの低繰り返し周波数光コムを用いたデュアルコム分光によってアセチレン分子...
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
【数物系科学】物理学:精密分光レーザー分光を含む研究件
❏Erファイバーコムを用いた可視域デュアルコム分光に関する研究(15H02028)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洪 鋒雷 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (10260217)
【キーワード】光コム / レーザー分光 / 精密分光 / デュアルコム分光 / ファイバーコム (他14件)
【概要】本研究は、デュアルコム分光において、長時間運転が可能でメンテナンスフリーという実用性の観点を捉え、可視域における信頼性の高いデュアルコム分光計を、光源発生から実証まで研究を進める。可視域光コムの発生では、導波路型周期的分極反転ニオブ酸リチウム結晶による広帯域コムの発生及びそのメカニズムの解明に成功した。また、開発した20 MHzの低繰り返し周波数光コムを用いたデュアルコム分光によってアセチレン分子...
❏トラップされた原子を媒質とした二光子レーザー発振の実現(07454091)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久我 隆弘 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60195419)
【キーワード】二光子レーザー / レーザー冷却 / ドレスド状態 / 強度相関 / 量子干渉 (他17件)
【概要】外部共振器型の半導体レーザシステムと磁気光学トラップ(MOT)用の真空槽を製作した。レーザー周波数はルビジウム原子の超微細構造間の光学遷移に固定し安定化している。 まずガラスセルを用いた分光では、自然幅に制限された分解能を得た。 次にルビジウム原子をMOT中に閉じこめ各種分光を行った。MOTのために用いるトラップレーザーとリボンプレーザーの2台のレーザー以外に、強度の弱いプローブレーザーをトラップ...
【数物系科学】物理学:レーザー冷却レーザー分光を含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
❏極低温原子集団を用いた量子原子光学の新規開拓(23684032)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / レーザー分光 / 偏光分光 / ホローカソードランプ / ストロンチウム (他17件)
【概要】量子原子光学の新規開拓に向けて,ルビジウム原子、リチウム原子、およびストロンチウム原子の同時レーザー冷却システムを構築した.ストロンチウム原子のレーザー冷却光が,レーザー冷却えれたルビジウム原子に与える影響(光イオン化によるロス)を初めて定量的に見積もった.ストロンチウム原子のレーザー冷却のための光学系の大幅な簡素化を行い,ホローカソードランプを用いたストロンチウム原子の基底状態および準安定状態の...
【数物系科学】物理学:原子光学レーザー分光を含む研究件
❏極低温原子集団を用いた量子原子光学の新規開拓(23684032)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / レーザー分光 / 偏光分光 / ホローカソードランプ / ストロンチウム (他17件)
【概要】量子原子光学の新規開拓に向けて,ルビジウム原子、リチウム原子、およびストロンチウム原子の同時レーザー冷却システムを構築した.ストロンチウム原子のレーザー冷却光が,レーザー冷却えれたルビジウム原子に与える影響(光イオン化によるロス)を初めて定量的に見積もった.ストロンチウム原子のレーザー冷却のための光学系の大幅な簡素化を行い,ホローカソードランプを用いたストロンチウム原子の基底状態および準安定状態の...
❏連続発振原子レーザーの開発およびその諸特性の研究(15204035)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40306535)
【キーワード】ボース・アィンシュタィン凝縮 / レーザー冷却 / 原子レーザー / 原子光学 / ボース・アインシュタイン凝縮 (他10件)
【概要】既に実現したゼーマン減速器によって生成された低速(20m/s)のルビジウム原子線を磁気光トラップ(MOT)にロードし、約10^<10>個の原子を捕獲した。この原子集団をアンチヘルムホルツコイルによる四重極磁場で磁気トラップに捕獲し、さらに、シフトコイルと呼ばれる別のアンチヘルムホルツコイルを用いて、磁気トラップされた原子集団をガラス表面に断熱的に移動させた。磁気トラップ内で大きな運動エ...
【数物系科学】物理学:超微細構造レーザー分光を含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏トラップされた原子を媒質とした二光子レーザー発振の実現(07454091)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久我 隆弘 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60195419)
【キーワード】二光子レーザー / レーザー冷却 / ドレスド状態 / 強度相関 / 量子干渉 (他17件)
【概要】外部共振器型の半導体レーザシステムと磁気光学トラップ(MOT)用の真空槽を製作した。レーザー周波数はルビジウム原子の超微細構造間の光学遷移に固定し安定化している。 まずガラスセルを用いた分光では、自然幅に制限された分解能を得た。 次にルビジウム原子をMOT中に閉じこめ各種分光を行った。MOTのために用いるトラップレーザーとリボンプレーザーの2台のレーザー以外に、強度の弱いプローブレーザーをトラップ...
❏ドレスド原子を用いた多光子レーザー発振の基礎過程研究(05452068)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】久我 隆弘 東京大学, 教養学部, 助教授 (60195419)
【キーワード】ドレスド原子 / 多光子レーザー / 共振器量子電気力学 / 光磁気トラップ / 外部共振器型半導体レーザー (他7件)
【概要】1.平成5年度に製作した外部共振器型半導体レーザーを用い、ルビジウムを封入したガラスセルにより基本的な飽和分光を行った。ルビジウムの超微細構造間の光学遷移の観測を、二重の同位体(^<85>Rb、^<87>Rb)それぞれについて行い、線幅10MHz程度の分解能が得られた。この線幅は光学遷移の自然幅で決まるものである。 2.飽和分光に用いる二本のレーザー光の偏光をいろいろと組み...
【数物系科学】物理学:ボーズ凝縮レーザー分光を含む研究件
❏極低温原子集団を用いた量子原子光学の新規開拓(23684032)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / レーザー分光 / 偏光分光 / ホローカソードランプ / ストロンチウム (他17件)
【概要】量子原子光学の新規開拓に向けて,ルビジウム原子、リチウム原子、およびストロンチウム原子の同時レーザー冷却システムを構築した.ストロンチウム原子のレーザー冷却光が,レーザー冷却えれたルビジウム原子に与える影響(光イオン化によるロス)を初めて定量的に見積もった.ストロンチウム原子のレーザー冷却のための光学系の大幅な簡素化を行い,ホローカソードランプを用いたストロンチウム原子の基底状態および準安定状態の...
❏トラップされた原子を媒質とした二光子レーザー発振の実現(07454091)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久我 隆弘 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60195419)
【キーワード】二光子レーザー / レーザー冷却 / ドレスド状態 / 強度相関 / 量子干渉 (他17件)
【概要】外部共振器型の半導体レーザシステムと磁気光学トラップ(MOT)用の真空槽を製作した。レーザー周波数はルビジウム原子の超微細構造間の光学遷移に固定し安定化している。 まずガラスセルを用いた分光では、自然幅に制限された分解能を得た。 次にルビジウム原子をMOT中に閉じこめ各種分光を行った。MOTのために用いるトラップレーザーとリボンプレーザーの2台のレーザー以外に、強度の弱いプローブレーザーをトラップ...
【数物系科学】物理学:飽和吸収分光レーザー分光を含む研究件
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
❏高フィネス光共振器を用いた高振動励起分子の非線形レーザー分光(06640532)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (30146576)
【キーワード】飽和吸収分光 / レーザー分光 / 光共振器 / メタン / アセチレン (他9件)
【概要】初年度に波長1650nm付近で発振する外部共振器型半導体レーザーを製作した.引き続き本年度は,同波長域でフィネス約300を持つ光共振器吸収セルを製作した.光は共振器中に定在波を作り,腹の位置での光強度は入射光強度の約150倍に高められ,飽和効果を観測しやすくなった.さらに,光共振器の共振周波数に半導体レーザーの発振周波数を安定化したまま,周波数掃引できる様にした.この結果,メタン分子の高振動励起状...
【数物系科学】物理学:ボース・アインシュタイン凝縮レーザー分光を含む研究件
❏量子縮退バルク励起子の励起子Lyman分光法による精密観測(25707024)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】吉岡 孝高 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70451804)
【キーワード】励起子 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 吸収イメージング / 周波数コム / 光物性 (他7件)
【概要】励起子ライマン分光法を用いて、歪誘起トラップ中にトラップされた亜酸化銅中の1sパラ励起子の世界初の吸収イメージングに、励起子温度7Kにおいて成功した。また、励起子内部遷移の共鳴エネルギーの印加応力依存性を理論的に計算可能とし、実験結果との対応付けを行った。また、この中赤外分光法を希釈冷凍機に対して適用する実験系を完成させ、100mK台の量子縮退パラ励起子の吸収イメージングを取得することに成功した。...
❏連続発振原子レーザーの開発およびその諸特性の研究(15204035)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40306535)
【キーワード】ボース・アィンシュタィン凝縮 / レーザー冷却 / 原子レーザー / 原子光学 / ボース・アインシュタイン凝縮 (他10件)
【概要】既に実現したゼーマン減速器によって生成された低速(20m/s)のルビジウム原子線を磁気光トラップ(MOT)にロードし、約10^<10>個の原子を捕獲した。この原子集団をアンチヘルムホルツコイルによる四重極磁場で磁気トラップに捕獲し、さらに、シフトコイルと呼ばれる別のアンチヘルムホルツコイルを用いて、磁気トラップされた原子集団をガラス表面に断熱的に移動させた。磁気トラップ内で大きな運動エ...
❏トラップされた原子を媒質とした二光子レーザー発振の実現(07454091)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久我 隆弘 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60195419)
【キーワード】二光子レーザー / レーザー冷却 / ドレスド状態 / 強度相関 / 量子干渉 (他17件)
【概要】外部共振器型の半導体レーザシステムと磁気光学トラップ(MOT)用の真空槽を製作した。レーザー周波数はルビジウム原子の超微細構造間の光学遷移に固定し安定化している。 まずガラスセルを用いた分光では、自然幅に制限された分解能を得た。 次にルビジウム原子をMOT中に閉じこめ各種分光を行った。MOTのために用いるトラップレーザーとリボンプレーザーの2台のレーザー以外に、強度の弱いプローブレーザーをトラップ...
【数物系科学】地球惑星科学:ダイヤモンドアンビルセルレーザー分光を含む研究件
❏内熱式ダイヤモンドアンビルセルを用いた地球惑星物質科学の展開(26610171)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三部 賢治 東京大学, 地震研究所, 助教 (10372426)
【キーワード】high-pressure / high-temperature / 内熱式 / ダイヤモンドアンビルセル / 内熱抵抗加熱 (他9件)
【概要】地球惑星内部の構造やダイナミクス,マグマの生成や地球内部進化等を理解するため,内熱式ダイヤモンドアンビルセルを用いて高温高圧実験を行った.内熱式ダイヤモンドアンビルセルとは,サンプルと供にダイヤの間に組み込んだ金属箔ヒーターに電圧をかけて加熱する実験法である.サンプルの温度は,加熱したサンプル及びヒーターからの熱放射のスペクトルから決定される.本研究では内熱式抵抗加熱に加えてレーザー加熱を併用し,...
❏レーザー誘起ブレークダウン分光法による地球内部の超臨界流体の化学組成の直接決定(21684026)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三部 賢治 東京大学, 地震研究所, 助教 (10372426)
【キーワード】高温高圧 / レーザー分光 / 超臨界流体 / マグマ / フルイド (他11件)
【概要】地球内部での物質循環やマグマの生成を理解するため,高温高圧下でマグマやフルイドの化学組成を直接決定するための新しい方法の開発を試みた.化学組成の決定には,レーザー誘起ブレークダウン分光装置を用いた.分析装置の改良を繰り返し,ガラス容器内の水溶液中の元素からのプラズマ信号を得ることに成功した.引き続き,ダイヤモンドアンビルセル内の高温高圧状態のサンプルからの信号を得るための研究が進行中である. ...
【数物系科学】地球惑星科学:高温高圧レーザー分光を含む研究件
❏内熱式ダイヤモンドアンビルセルを用いた地球惑星物質科学の展開(26610171)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三部 賢治 東京大学, 地震研究所, 助教 (10372426)
【キーワード】high-pressure / high-temperature / 内熱式 / ダイヤモンドアンビルセル / 内熱抵抗加熱 (他9件)
【概要】地球惑星内部の構造やダイナミクス,マグマの生成や地球内部進化等を理解するため,内熱式ダイヤモンドアンビルセルを用いて高温高圧実験を行った.内熱式ダイヤモンドアンビルセルとは,サンプルと供にダイヤの間に組み込んだ金属箔ヒーターに電圧をかけて加熱する実験法である.サンプルの温度は,加熱したサンプル及びヒーターからの熱放射のスペクトルから決定される.本研究では内熱式抵抗加熱に加えてレーザー加熱を併用し,...
❏レーザー誘起ブレークダウン分光法による地球内部の超臨界流体の化学組成の直接決定(21684026)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】三部 賢治 東京大学, 地震研究所, 助教 (10372426)
【キーワード】高温高圧 / レーザー分光 / 超臨界流体 / マグマ / フルイド (他11件)
【概要】地球内部での物質循環やマグマの生成を理解するため,高温高圧下でマグマやフルイドの化学組成を直接決定するための新しい方法の開発を試みた.化学組成の決定には,レーザー誘起ブレークダウン分光装置を用いた.分析装置の改良を繰り返し,ガラス容器内の水溶液中の元素からのプラズマ信号を得ることに成功した.引き続き,ダイヤモンドアンビルセル内の高温高圧状態のサンプルからの信号を得るための研究が進行中である. ...
【数物系科学】地球惑星科学:ストロンチウムレーザー分光を含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
❏極低温原子集団を用いた量子原子光学の新規開拓(23684032)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / レーザー分光 / 偏光分光 / ホローカソードランプ / ストロンチウム (他17件)
【概要】量子原子光学の新規開拓に向けて,ルビジウム原子、リチウム原子、およびストロンチウム原子の同時レーザー冷却システムを構築した.ストロンチウム原子のレーザー冷却光が,レーザー冷却えれたルビジウム原子に与える影響(光イオン化によるロス)を初めて定量的に見積もった.ストロンチウム原子のレーザー冷却のための光学系の大幅な簡素化を行い,ホローカソードランプを用いたストロンチウム原子の基底状態および準安定状態の...
【数物系科学】地球惑星科学:大気化学レーザー分光を含む研究件
❏大気中の亜硝酸の高感度オンサイト計測装置の開発(22310007)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】戸野倉 賢一 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (00260034)
【キーワード】亜硝酸 / オンサイト計測 / 分光計測 / 環境計測 / レーザー分光 (他6件)
【概要】亜硝酸は(HONO)はOHラジカルのソースであるとともに室内における汚染物質である。HONOは反応性が高い不安定物質であり、新たなHONOの高感度・高精度計測手法の開発が望まれている。本研究では、中赤外域でのキャビティリングダウン吸収分光法(CRDS)および紫外域でのパルス型差分吸収分光法(DOAS)をこれまで環境動態把握が困難であったHONOの新しい計測技術として確立する。CRDSについては、中...
❏大気化学関連ラジカルの高感度分光と反応追跡(13640502)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】戸野倉 賢一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (00260034)
【キーワード】芳香族ラジカル / レーザー分光 / 吸収スペクトル / 反応速度 / 大気化学 (他8件)
【概要】本研究では、キャビティーリングダウンレーザー吸収分光法(CRDS法)によりベンジルラジカル、フェノキシラジカルを検出し、分光学的データを得ることを試みた。CRDSは吸収法であるため、レーザー誘起蛍光法等では不可能な非発光種の検出に有用であると考えられる。また、有効光路長が通常の吸収法より長いため(約10km)、高感度である。フェノキシラジカルラジカルの第3励起状態への電子遷移(^2B_1←^2B_...
【化学】基礎化学:冷却イオントラップレーザー分光を含む研究件
❏冷却イオントラップ分光による天然変性タンパク質複合体へのボトムアップアプローチ(20K20446)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】天然変性タンパク質 / レーザー分光 / 赤外分光 / 冷却イオントラップ / 質量分析 (他8件)
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
【化学】材料化学:赤外分光レーザー分光を含む研究件
❏小区分32010:基礎物理化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】イオンチャネル
【研究期間】ペプチド
【研究代表者】質量分析
【キーワード】レーザー分光法
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【化学】材料化学:量子化学計算レーザー分光を含む研究件
❏冷却イオントラップ分光による天然変性タンパク質複合体へのボトムアップアプローチ(20K20446)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】天然変性タンパク質 / レーザー分光 / 赤外分光 / 冷却イオントラップ / 質量分析 (他8件)
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏レーザ分光と量子化学計算による酸化還元を伴う固液界面反応メカニズムの解明(17206098)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】田中 知 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10114547)
【キーワード】レーザ分光 / 量子化学計算 / 酸化還元 / 固液界面 / アクチノイド (他17件)
【概要】本研究グループが一貫して研究を重ねている表面の不均質性を取り込んだ吸着モデルによって,金属(水)酸化物表面に対する放射性核種の吸着モデリング手法は確実に構築されつつある.しかし,その手法が適用できない唯一の化学現象が,アクチノイド元素の酸化還元反応を伴う吸着である.表面酸化還元反応の反応速度などは吸着構造や電荷移動の経路、電荷移動に伴う吸着構造の変化などに大きく依存するため,精緻なモデリングには反...
【総合理工】応用物理学:質量分析レーザー分光を含む研究件
❏小区分32010:基礎物理化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】イオンチャネル
【研究期間】ペプチド
【研究代表者】質量分析
【キーワード】レーザー分光法
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【工学】電気電子工学:ホローカソードランプレーザー分光を含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏極低温原子集団を用いた量子原子光学の新規開拓(23684032)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / レーザー分光 / 偏光分光 / ホローカソードランプ / ストロンチウム (他17件)
【概要】量子原子光学の新規開拓に向けて,ルビジウム原子、リチウム原子、およびストロンチウム原子の同時レーザー冷却システムを構築した.ストロンチウム原子のレーザー冷却光が,レーザー冷却えれたルビジウム原子に与える影響(光イオン化によるロス)を初めて定量的に見積もった.ストロンチウム原子のレーザー冷却のための光学系の大幅な簡素化を行い,ホローカソードランプを用いたストロンチウム原子の基底状態および準安定状態の...
【工学】電気電子工学:量子エレクトロニクスレーザー分光を含む研究件
❏Erファイバーコムを用いた可視域デュアルコム分光に関する研究(15H02028)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洪 鋒雷 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (10260217)
【キーワード】光コム / レーザー分光 / 精密分光 / デュアルコム分光 / ファイバーコム (他14件)
【概要】本研究は、デュアルコム分光において、長時間運転が可能でメンテナンスフリーという実用性の観点を捉え、可視域における信頼性の高いデュアルコム分光計を、光源発生から実証まで研究を進める。可視域光コムの発生では、導波路型周期的分極反転ニオブ酸リチウム結晶による広帯域コムの発生及びそのメカニズムの解明に成功した。また、開発した20 MHzの低繰り返し周波数光コムを用いたデュアルコム分光によってアセチレン分子...
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
【工学】電気電子工学:共振器量子電気力学レーザー分光を含む研究件
❏トラップされた原子を媒質とした二光子レーザー発振の実現(07454091)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】久我 隆弘 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60195419)
【キーワード】二光子レーザー / レーザー冷却 / ドレスド状態 / 強度相関 / 量子干渉 (他17件)
【概要】外部共振器型の半導体レーザシステムと磁気光学トラップ(MOT)用の真空槽を製作した。レーザー周波数はルビジウム原子の超微細構造間の光学遷移に固定し安定化している。 まずガラスセルを用いた分光では、自然幅に制限された分解能を得た。 次にルビジウム原子をMOT中に閉じこめ各種分光を行った。MOTのために用いるトラップレーザーとリボンプレーザーの2台のレーザー以外に、強度の弱いプローブレーザーをトラップ...
❏ドレスド原子を用いた多光子レーザー発振の基礎過程研究(05452068)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】久我 隆弘 東京大学, 教養学部, 助教授 (60195419)
【キーワード】ドレスド原子 / 多光子レーザー / 共振器量子電気力学 / 光磁気トラップ / 外部共振器型半導体レーザー (他7件)
【概要】1.平成5年度に製作した外部共振器型半導体レーザーを用い、ルビジウムを封入したガラスセルにより基本的な飽和分光を行った。ルビジウムの超微細構造間の光学遷移の観測を、二重の同位体(^<85>Rb、^<87>Rb)それぞれについて行い、線幅10MHz程度の分解能が得られた。この線幅は光学遷移の自然幅で決まるものである。 2.飽和分光に用いる二本のレーザー光の偏光をいろいろと組み...
【工学】総合工学:同位体分析レーザー分光を含む研究件
❏中赤外光コムと高反射率共振器による多核種・多分子種の革新的同時分析法の開発(20K15205)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺林 稜平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (10870272)
【キーワード】レーザー分光 / 同位体分析 / 光周波数コム / 光共振器 / キャビティリングダウン分光 (他7件)
【概要】長半減期放射性核種を分子種ごとに定量分析可能な分析法として、中赤外光周波数コムと高反射率光共振器を利用した高感度レーザー吸収分光法の開発を行う。研究計画の2年目である令和3年度の研究実績を以下に示す。 (1)V字型光共振器光フィードバック法を用いた中赤外半導体レーザーの狭線幅化: 中赤外光周波数コムを周波数参照とした高感度キャビティリングダウン分光を実現するためには、プローブ光源として利用する中赤...
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
【工学】総合工学:レーザーアブレーションレーザー分光を含む研究件
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
❏レーザー共鳴イオン化法を用いた鉄核変換物質検出による超高感度中性子ドシメトリー(07458096)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】井口 哲夫 名古屋大学, 工学部, 教授 (60134483)
【キーワード】中性子ドシメトリー / 共鳴イオン化 / レーザー分光 / レーザーアブレーション / 質量分析 (他18件)
【概要】本研究は、低レベル中性子照射環境における中性子ドシメトリーを、従来の誘導放射能測定に代わり超高感度に行う方法として、レーザー共鳴イオン化法(Resonance Ionization Spectroscopy : RIS)の適用性を検討したものである。特に、原子力施設の構造材でよく使われるSUS材等の元素を対象に、質量分析計と組み合わせて、高感度性とともに、高選択性、迅速性、同重体干渉回避等のRIS...
【工学】総合工学:励起子レーザー分光を含む研究件
❏量子縮退バルク励起子の励起子Lyman分光法による精密観測(25707024)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】吉岡 孝高 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70451804)
【キーワード】励起子 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 吸収イメージング / 周波数コム / 光物性 (他7件)
【概要】励起子ライマン分光法を用いて、歪誘起トラップ中にトラップされた亜酸化銅中の1sパラ励起子の世界初の吸収イメージングに、励起子温度7Kにおいて成功した。また、励起子内部遷移の共鳴エネルギーの印加応力依存性を理論的に計算可能とし、実験結果との対応付けを行った。また、この中赤外分光法を希釈冷凍機に対して適用する実験系を完成させ、100mK台の量子縮退パラ励起子の吸収イメージングを取得することに成功した。...
❏カーボンナノチューブにおける超高速コヒーレント非線形光学応答の研究(20340072)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岡本 博 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (40201991)
【キーワード】カーボンナノチューブ / 非線形光学応答 / レーザー分光 / 光スイッチ / 励起子
【概要】半導体カーボンナノチューブの光学的性質は、強い振動子強度と大きな束縛エネルギーを持つ一次元励起子に支配されており、大きな三次光学非線形性の発現が期待される。本研究では、高度に孤立化させた半導体単層ナノチューブにフェムト秒過渡吸収分光を適用し、コヒーレント非線形光学応答のスペクトルを詳細に測定した。その結果、低次元半導体の励起子遷移近傍でしばしば観測される光シュタルク効果に加え、励起子-励起子散乱に...
❏励起子超流動の励起子ライマン分光法による検証(19840015)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】吉岡 孝高 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (70451804)
【キーワード】励起子 / 超流動 / レーザー分光
【概要】炭酸ガスレーザーおよび近年開発が進んでいる量子カスケードレーザーを活用し、亜酸化銅1sパラ励起子の中赤外波長域に存在する内部量子遷移を用いた高感度・高波長分解能検出法を開発した。この検出法により、1sパラ励起子の高密度励起時に生じる励起子間の衝突が励起子の消失につながり、さらにその衝突断面積が当初想定されていたものより桁違いに大きく、低温において発散型となることを見出した。このことにより、液体ヘリ...
【工学】総合工学:光共振器レーザー分光を含む研究件
❏中赤外光コムと高反射率共振器による多核種・多分子種の革新的同時分析法の開発(20K15205)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺林 稜平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (10870272)
【キーワード】レーザー分光 / 同位体分析 / 光周波数コム / 光共振器 / キャビティリングダウン分光 (他7件)
【概要】長半減期放射性核種を分子種ごとに定量分析可能な分析法として、中赤外光周波数コムと高反射率光共振器を利用した高感度レーザー吸収分光法の開発を行う。研究計画の2年目である令和3年度の研究実績を以下に示す。 (1)V字型光共振器光フィードバック法を用いた中赤外半導体レーザーの狭線幅化: 中赤外光周波数コムを周波数参照とした高感度キャビティリングダウン分光を実現するためには、プローブ光源として利用する中赤...
❏高フィネス光共振器を用いた高振動励起分子の非線形レーザー分光(06640532)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (30146576)
【キーワード】飽和吸収分光 / レーザー分光 / 光共振器 / メタン / アセチレン (他9件)
【概要】初年度に波長1650nm付近で発振する外部共振器型半導体レーザーを製作した.引き続き本年度は,同波長域でフィネス約300を持つ光共振器吸収セルを製作した.光は共振器中に定在波を作り,腹の位置での光強度は入射光強度の約150倍に高められ,飽和効果を観測しやすくなった.さらに,光共振器の共振周波数に半導体レーザーの発振周波数を安定化したまま,周波数掃引できる様にした.この結果,メタン分子の高振動励起状...
【工学】総合工学:光周波数コムレーザー分光を含む研究件
❏系外惑星探査のための長期安定Yバンド固体天文コムの開発(20K05357)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】吉岡 孝高 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70451804)
【キーワード】フェムト秒光周波数コム / 天文コム / 近赤外 / 系外惑星探査 / 光周波数コム (他6件)
【概要】繰り返し周波数約1.6 GHzの自作Ti:Sapphireモード同期レーザーを光周波数コムとして安定化する際、これまではオフセット周波数を基準RF周波数に安定化し、原子遷移に安定化した単一縦モード半導体レーザーとコムの1本の縦モードを比較して繰り返し周波数を安定化していた。システム全体の複雑さの軽減と単一縦モード半導体レーザーのモードホップ等を回避し、より長期的に安定動作させるため、繰り返し周波数...
❏中赤外光コムと高反射率共振器による多核種・多分子種の革新的同時分析法の開発(20K15205)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺林 稜平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (10870272)
【キーワード】レーザー分光 / 同位体分析 / 光周波数コム / 光共振器 / キャビティリングダウン分光 (他7件)
【概要】長半減期放射性核種を分子種ごとに定量分析可能な分析法として、中赤外光周波数コムと高反射率光共振器を利用した高感度レーザー吸収分光法の開発を行う。研究計画の2年目である令和3年度の研究実績を以下に示す。 (1)V字型光共振器光フィードバック法を用いた中赤外半導体レーザーの狭線幅化: 中赤外光周波数コムを周波数参照とした高感度キャビティリングダウン分光を実現するためには、プローブ光源として利用する中赤...
❏光周波数コムを用いた磁気共鳴測定法の開発とバイオイメージングへの応用(17K19099)
【研究テーマ】物理化学、機能物性化学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】平松 光太郎 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60783561)
【キーワード】デュアルコム分光法 / 振動分光 / 磁気共鳴 / バイオイメージング / 高速分光法 (他12件)
【概要】生細胞や組織内の生体分子を可視化するバイオイメージングは現代の生命科学において必要不可欠の技術である。特に細胞や組織を染色せずに計測できる磁気共鳴イメージングや振動分光イメージングは再生医療等の応用においてその重要性が増してきている。本研究では、最先端のレーザー技術である光周波数コムを用いた磁気共鳴及び振動分光イメージング法の開発を行った。磁気共鳴計測に関しては装置開発を行い、計測を試みたが残念な...
【工学】総合工学:電荷移動レーザー分光を含む研究件
❏レーザ分光と量子化学計算による酸化還元を伴う固液界面反応メカニズムの解明(17206098)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】田中 知 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10114547)
【キーワード】レーザ分光 / 量子化学計算 / 酸化還元 / 固液界面 / アクチノイド (他17件)
【概要】本研究グループが一貫して研究を重ねている表面の不均質性を取り込んだ吸着モデルによって,金属(水)酸化物表面に対する放射性核種の吸着モデリング手法は確実に構築されつつある.しかし,その手法が適用できない唯一の化学現象が,アクチノイド元素の酸化還元反応を伴う吸着である.表面酸化還元反応の反応速度などは吸着構造や電荷移動の経路、電荷移動に伴う吸着構造の変化などに大きく依存するため,精緻なモデリングには反...
❏新規エネルギー変換型光触媒による水分解のダイナミクス(10304060)
【研究テーマ】機能・物性・材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】堂免 一成 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10155624)
【キーワード】レーザー分光 / K4Nb6O17 / 励起寿命 / スピンコート薄膜 / 単結晶 (他20件)
【概要】フェムト秒時間分解吸収分光により、層状ニオブ化合物K4Nb6O17薄膜試料および同薄膜にルテニウム錯体をインターカレートした試料の励起状態緩和過程を初めて調べた。K4Nb6O17薄膜は紫外光照射下で水の分解反応を示し、ルテニウム錯体インターカレート試料は可視光照射下で水素発生反応を示す。これらの系における反応初期過程に関する知見を時間分解測定から得ることを目的とした。 薄膜試料は湿式粉砕-スピンコ...
【工学】総合工学:レーザーレーザー分光を含む研究件
❏光トラップした水滴のレーザー・放射光軟X線複合分析法の開発(19K22195)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】火原 彰秀 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (30312995)
【キーワード】レーザー分光 / 光散乱 / 光トラップ / エアロゾル / レーザー (他8件)
【概要】本研究では、マイクロ・ナノサイズの水表面の特異的物性を解析するレーザー分光・放射光X線分光複合解析法実現のために、テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置の開発、およびマイクロ気泡表面の表面張力を光学的に計測するマイクロデバイス・レーザー光学系開発を行った。テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置は、従来の大型レーザーを用いた装置と遜色ない性能を示す装置が開発された。また、マイクロ気泡測定では、新しい...
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
【総合生物】神経科学:光学顕微鏡レーザー分光を含む研究件
❏界面脂質二分子膜のダイナミクス計測(24655056)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】藤浪 眞紀 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50311436)
【キーワード】膜張力 / 脂質二分子膜 / レーザー誘起界面変形分光法 / 光学顕微鏡 / コレステロール (他11件)
【概要】本研究では生体膜のゆらぎや力学的・化学的特性を探るための新たな方法論として,生体膜モデルである平面型人工自立脂質2分子膜,黒膜の張力物性を計測可能な界面張力測定手法の開発を目的とした。水相の屈折率制御を行うことによりレーザー誘起変形分光法の黒膜への適用を可能とし,脂質その他の分子の組成制御を行った黒膜や液膜について,膜の組成変化や分子吸着状態の変化に伴う界面張力の計測に成功した。 ...
❏ソフト界面二次元分子相関ダイナミクス解析手法の開発(18350040)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】藤浪 眞紀 千葉大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (50311436)
【キーワード】レーザー分光 / 液液界面 / イオン液体 / 表面張力 / ブリュースター角 (他13件)
【概要】本研究では,液体表面特に生体膜などのソフト界面のダイナミクス測定手法を開発することを目的とした。そのため大きく分けて二つのアプローチを実施した。 一つは表面・界面張力(界面での分子挙動の物理的指標)を測定する準弾性レーザー散乱法(Quasi-elastic laser scattering, QELS)の活用である。まず新たな液体表面である室温イオン液体についてそのモル分率の変化による表面構造の変...
【医歯薬学】薬学:レーザー分光を含む研究件
❏レーザ分光と量子化学計算による酸化還元を伴う固液界面反応メカニズムの解明(17206098)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】田中 知 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10114547)
【キーワード】レーザ分光 / 量子化学計算 / 酸化還元 / 固液界面 / アクチノイド (他17件)
【概要】本研究グループが一貫して研究を重ねている表面の不均質性を取り込んだ吸着モデルによって,金属(水)酸化物表面に対する放射性核種の吸着モデリング手法は確実に構築されつつある.しかし,その手法が適用できない唯一の化学現象が,アクチノイド元素の酸化還元反応を伴う吸着である.表面酸化還元反応の反応速度などは吸着構造や電荷移動の経路、電荷移動に伴う吸着構造の変化などに大きく依存するため,精緻なモデリングには反...
❏レーザー共鳴イオン化法を用いた鉄核変換物質検出による超高感度中性子ドシメトリー(07458096)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】井口 哲夫 名古屋大学, 工学部, 教授 (60134483)
【キーワード】中性子ドシメトリー / 共鳴イオン化 / レーザー分光 / レーザーアブレーション / 質量分析 (他18件)
【概要】本研究は、低レベル中性子照射環境における中性子ドシメトリーを、従来の誘導放射能測定に代わり超高感度に行う方法として、レーザー共鳴イオン化法(Resonance Ionization Spectroscopy : RIS)の適用性を検討したものである。特に、原子力施設の構造材でよく使われるSUS材等の元素を対象に、質量分析計と組み合わせて、高感度性とともに、高選択性、迅速性、同重体干渉回避等のRIS...
【医歯薬学】薬学:イオンチャネルレーザー分光を含む研究件
❏冷却イオン分光によるイオン選択性分子に対する微視的水和効果の解明(21H04674)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2025-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院, 教授 (40338257)
【キーワード】イオン選択性分子 / イオンチャネル / イオノフォア / 冷却イオントラップ法 / レーザー分光
【概要】
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【医歯薬学】薬学:ぺプチドレーザー分光を含む研究件
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
❏気相分光によるペプチド分子の励起状態ダイナミクス―タンパク質の光防御機構(25708001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (40338257)
【キーワード】気相分光 / ペプチド / 励起状態ダイナミクス / レーザー脱離 / レーザー分光
【概要】芳香族アミノ酸を含む種々のペプチドに対して、レーザー脱離超音速ジェットレーザー分光法を適用し、コンフォメーションを区別した電子及び赤外スペクトルを測定した。理論計算との比較から、各コンフォマーの構造を決定し、構造と電子スペクトルの形状(ブロードか否か)の相関を検討した。チロシンを含むペプチドでは、異なるコンフォメーション間で励起状態寿命に大きな差は見られなかった。一方、トリプトファンを含むペプチド...