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研究分野別サイレントキーワード
「河川」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】地理学:海面上昇河川を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏紅河デルタの環境変動と環境予測(12572040)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】春山 成子 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (10267461)
【キーワード】紅河 / デルタ / 海面変動 / 環境変動 / 評価 (他21件)
【概要】平成12年度から平成14年度までの3ヵ年の研究期間のなかで、北部ベトナムの紅河デルタを対象として長期気候変動とこれに呼応して起きる自然環境変動および自然環境動態および環境変化を将来的に展望した場合の環境影響評価について調査研究を行った。共同研究者は気候学、歴史学、地形学、堆積学、環境地理学を研究分野としているため、複合的・総合的に紅河デルタの研究を行った。3ヵ年の共同調査を経て、また、現地研究者の...
【複合領域】地理学:海面変動河川を含む研究件
❏災害脆弱性評価に向けた日本の沖積平野の地形形成モデルの構築(23501238)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形 / 沖積層 / 河川 / 災害脆弱性 / 海面変動 (他23件)
【概要】東日本大震災を踏まえた沖積低地の災害脆弱性評価のための基礎として、グローバルな視点から日本の沖積平野の形成史および形成環境を解明した。日本の主要河川の下流側の沖積層は、総じてプリズム状を呈し、その断面積は流域面積と比例的である。東北日本太平洋沖地震においては、プリズムが厚く堆積している場所で、液状化が激しい傾向にあった可能性がある。沖積層は、氷河性海水準変動を通じた海域との相互作用、長期的な地殻変...
❏紅河デルタの環境変動と環境予測(12572040)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】春山 成子 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (10267461)
【キーワード】紅河 / デルタ / 海面変動 / 環境変動 / 評価 (他21件)
【概要】平成12年度から平成14年度までの3ヵ年の研究期間のなかで、北部ベトナムの紅河デルタを対象として長期気候変動とこれに呼応して起きる自然環境変動および自然環境動態および環境変化を将来的に展望した場合の環境影響評価について調査研究を行った。共同研究者は気候学、歴史学、地形学、堆積学、環境地理学を研究分野としているため、複合的・総合的に紅河デルタの研究を行った。3ヵ年の共同調査を経て、また、現地研究者の...
【複合領域】地理学:地形河川を含む研究件
❏日本列島の地形変動の総合復元に基づく国土防災のための地形分類体系の再構築(26282078)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形発達史 / 地形分類 / 地殻変動 / 自然災害 / 河川プロセス (他25件)
【概要】日本列島の多様な地形発達史を復元し、災害ポテンシャルをもつ地形変化を抽出し、そうしたイベント性地形を単位とする新しい地形分類法を考究した。具体には以下の地域(地形)の現地踏査、堆積物分析、写真測量・地形計測、年代測定(14C、10Be、OSL、テフラ編年)、統計・GIS解析を実施した。木曽山脈(氷河・多重山稜)奥羽山脈(地すべり変動)中国山地・シラス台地(表層崩壊)養老山地東麓(土石流扇状地)多摩...
❏災害脆弱性評価に向けた日本の沖積平野の地形形成モデルの構築(23501238)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形 / 沖積層 / 河川 / 災害脆弱性 / 海面変動 (他23件)
【概要】東日本大震災を踏まえた沖積低地の災害脆弱性評価のための基礎として、グローバルな視点から日本の沖積平野の形成史および形成環境を解明した。日本の主要河川の下流側の沖積層は、総じてプリズム状を呈し、その断面積は流域面積と比例的である。東北日本太平洋沖地震においては、プリズムが厚く堆積している場所で、液状化が激しい傾向にあった可能性がある。沖積層は、氷河性海水準変動を通じた海域との相互作用、長期的な地殻変...
【複合領域】地理学:ボーリング河川を含む研究件
❏災害脆弱性評価に向けた日本の沖積平野の地形形成モデルの構築(23501238)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形 / 沖積層 / 河川 / 災害脆弱性 / 海面変動 (他23件)
【概要】東日本大震災を踏まえた沖積低地の災害脆弱性評価のための基礎として、グローバルな視点から日本の沖積平野の形成史および形成環境を解明した。日本の主要河川の下流側の沖積層は、総じてプリズム状を呈し、その断面積は流域面積と比例的である。東北日本太平洋沖地震においては、プリズムが厚く堆積している場所で、液状化が激しい傾向にあった可能性がある。沖積層は、氷河性海水準変動を通じた海域との相互作用、長期的な地殻変...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【複合領域】地理学:侵食河川を含む研究件
❏福島原発事故で沈着した放射性セシウムの生活圏内再分布のモデル化と影響予測(15H02467)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】放射性セシウム / 水食 / 森林 / WEPP / 溶存有機物 (他19件)
【概要】対象とした流域から出る137Cs(以下RCs)の流出速度は小さく,かつ流出懸濁物質量と高い相関を持っていた.しかし,その関係は2015年夏の台風による大きな出水を境に変化した.対象流域を小さく絞り,実踏と数値計算によってRCs流出を検討した結果,土砂ならびにRCsの流出は,流水部分近傍の限定された部分を起源としていることが示唆された. 降雨毎に流出RCs量を精査すると,流出土砂の少ない時に採水試料...
❏計測的手法による隆起山地の10^5年オーダーの開析過程の定量的研究(07780137)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 教養学部, 助手 (90251321)
【キーワード】隆起 / 侵食 / 山地 / 河成段丘面 / 火砕流堆積面 (他8件)
【概要】本研究の目的は、「地形計測的手法により、隆起山地の10^5年オーダーの地形変化の速さと様式とを評価すること」である。今年度は、火砕流の堆積面が広範に残存する飛騨高原と、河成段丘面の保存がよい関東山地北部を対象地域として、以下に述べる結果を得た。 飛騨高原においては、空中写真解読により、山頂小起伏面の分布図を作成した。表層地質調査により、山頂小起伏面を、(1)鮮新世末と中期更新世に噴出した2つの火砕...
【複合領域】地理学:デルタ河川を含む研究件
❏インドシナ半島における河川環境の変化が遺跡立地に与える影響(19K01164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】船引 彩子 東京理科大学, 教養教育研究院葛飾キャンパス教養部, 講師 (30645487)
【キーワード】ホイアン / チャーキュウ遺跡 / オケオ遺跡 / 河川堆積物 / インドシナ半島 (他11件)
【概要】令和3年度には新型コロナウイルス感染症の影響もあり、現地調査を行うことはできなかった。その代わり、日本国内でのデータ整理やリモートシングデータを用いた研究活動をすすめた。その具体的内容、意義、重要性は以下の通りである。 (1)研究代表者・船引はアンザン省オケオ遺跡での花粉、珪藻分析結果について、ベトナム考古学院のNguyen Thi Mai Huong博士、ハノイ国家大学のNguyen Thi T...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
❏紅河デルタの環境変動と環境予測(12572040)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】春山 成子 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (10267461)
【キーワード】紅河 / デルタ / 海面変動 / 環境変動 / 評価 (他21件)
【概要】平成12年度から平成14年度までの3ヵ年の研究期間のなかで、北部ベトナムの紅河デルタを対象として長期気候変動とこれに呼応して起きる自然環境変動および自然環境動態および環境変化を将来的に展望した場合の環境影響評価について調査研究を行った。共同研究者は気候学、歴史学、地形学、堆積学、環境地理学を研究分野としているため、複合的・総合的に紅河デルタの研究を行った。3ヵ年の共同調査を経て、また、現地研究者の...
【複合領域】地理学:河川地形河川を含む研究件
❏インドシナ半島における河川環境の変化が遺跡立地に与える影響(19K01164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】船引 彩子 東京理科大学, 教養教育研究院葛飾キャンパス教養部, 講師 (30645487)
【キーワード】ホイアン / チャーキュウ遺跡 / オケオ遺跡 / 河川堆積物 / インドシナ半島 (他11件)
【概要】令和3年度には新型コロナウイルス感染症の影響もあり、現地調査を行うことはできなかった。その代わり、日本国内でのデータ整理やリモートシングデータを用いた研究活動をすすめた。その具体的内容、意義、重要性は以下の通りである。 (1)研究代表者・船引はアンザン省オケオ遺跡での花粉、珪藻分析結果について、ベトナム考古学院のNguyen Thi Mai Huong博士、ハノイ国家大学のNguyen Thi T...
❏日本列島の地形変動の総合復元に基づく国土防災のための地形分類体系の再構築(26282078)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形発達史 / 地形分類 / 地殻変動 / 自然災害 / 河川プロセス (他25件)
【概要】日本列島の多様な地形発達史を復元し、災害ポテンシャルをもつ地形変化を抽出し、そうしたイベント性地形を単位とする新しい地形分類法を考究した。具体には以下の地域(地形)の現地踏査、堆積物分析、写真測量・地形計測、年代測定(14C、10Be、OSL、テフラ編年)、統計・GIS解析を実施した。木曽山脈(氷河・多重山稜)奥羽山脈(地すべり変動)中国山地・シラス台地(表層崩壊)養老山地東麓(土石流扇状地)多摩...
【複合領域】地理学:氷河性海水準変動河川を含む研究件
❏日本列島の地形変動の総合復元に基づく国土防災のための地形分類体系の再構築(26282078)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形発達史 / 地形分類 / 地殻変動 / 自然災害 / 河川プロセス (他25件)
【概要】日本列島の多様な地形発達史を復元し、災害ポテンシャルをもつ地形変化を抽出し、そうしたイベント性地形を単位とする新しい地形分類法を考究した。具体には以下の地域(地形)の現地踏査、堆積物分析、写真測量・地形計測、年代測定(14C、10Be、OSL、テフラ編年)、統計・GIS解析を実施した。木曽山脈(氷河・多重山稜)奥羽山脈(地すべり変動)中国山地・シラス台地(表層崩壊)養老山地東麓(土石流扇状地)多摩...
❏災害脆弱性評価に向けた日本の沖積平野の地形形成モデルの構築(23501238)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形 / 沖積層 / 河川 / 災害脆弱性 / 海面変動 (他23件)
【概要】東日本大震災を踏まえた沖積低地の災害脆弱性評価のための基礎として、グローバルな視点から日本の沖積平野の形成史および形成環境を解明した。日本の主要河川の下流側の沖積層は、総じてプリズム状を呈し、その断面積は流域面積と比例的である。東北日本太平洋沖地震においては、プリズムが厚く堆積している場所で、液状化が激しい傾向にあった可能性がある。沖積層は、氷河性海水準変動を通じた海域との相互作用、長期的な地殻変...
【複合領域】デザイン学:フランス河川を含む研究件
❏フランスの水マネジメントに関する研究(15K12280)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】白井 裕子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 准教授 (90350363)
【キーワード】フランス / 水マネジメント / 水資源 / 流域 / 社会制度 (他12件)
【概要】フランスの具体的な地域において、上下水道、河川事業の歴史的変遷とその社会背景、各年代における問題などを明らかにした。また公共・半官・民間等の関係も明らかにした。そして同時に、水に関する社会基盤の整備、管理、運営状況についても、面的な広がりで把握することができた。広域化へと進む現状、そしてフランスにおける水関連企業の不正、また水事業を民間から公共に戻す地域が出てきている現状についても、把握することが...
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
【複合領域】一般理論:完新世河川を含む研究件
❏インドシナ半島における河川環境の変化が遺跡立地に与える影響(19K01164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】船引 彩子 東京理科大学, 教養教育研究院葛飾キャンパス教養部, 講師 (30645487)
【キーワード】ホイアン / チャーキュウ遺跡 / オケオ遺跡 / 河川堆積物 / インドシナ半島 (他11件)
【概要】令和3年度には新型コロナウイルス感染症の影響もあり、現地調査を行うことはできなかった。その代わり、日本国内でのデータ整理やリモートシングデータを用いた研究活動をすすめた。その具体的内容、意義、重要性は以下の通りである。 (1)研究代表者・船引はアンザン省オケオ遺跡での花粉、珪藻分析結果について、ベトナム考古学院のNguyen Thi Mai Huong博士、ハノイ国家大学のNguyen Thi T...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【複合領域】一般理論:第四紀河川を含む研究件
❏日本列島の地形変動の総合復元に基づく国土防災のための地形分類体系の再構築(26282078)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形発達史 / 地形分類 / 地殻変動 / 自然災害 / 河川プロセス (他25件)
【概要】日本列島の多様な地形発達史を復元し、災害ポテンシャルをもつ地形変化を抽出し、そうしたイベント性地形を単位とする新しい地形分類法を考究した。具体には以下の地域(地形)の現地踏査、堆積物分析、写真測量・地形計測、年代測定(14C、10Be、OSL、テフラ編年)、統計・GIS解析を実施した。木曽山脈(氷河・多重山稜)奥羽山脈(地すべり変動)中国山地・シラス台地(表層崩壊)養老山地東麓(土石流扇状地)多摩...
❏災害脆弱性評価に向けた日本の沖積平野の地形形成モデルの構築(23501238)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形 / 沖積層 / 河川 / 災害脆弱性 / 海面変動 (他23件)
【概要】東日本大震災を踏まえた沖積低地の災害脆弱性評価のための基礎として、グローバルな視点から日本の沖積平野の形成史および形成環境を解明した。日本の主要河川の下流側の沖積層は、総じてプリズム状を呈し、その断面積は流域面積と比例的である。東北日本太平洋沖地震においては、プリズムが厚く堆積している場所で、液状化が激しい傾向にあった可能性がある。沖積層は、氷河性海水準変動を通じた海域との相互作用、長期的な地殻変...
【環境学】環境保全学:湖沼河川を含む研究件
❏全球河道幅・河道深さデータベースの構築による大規模洪水の予測精度の向上(26889077)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2014-08-29 - 2016-03-31
【研究代表者】山崎 大 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 統合的気候変動予測研究分野, 研究員 (70736040)
【キーワード】水文学 / 河川 / 湖沼 / リモートセンシング / 全球 (他6件)
【概要】1.水面マップから河道幅を自動計算するアルゴリズムを開発し、全球衛星水面マップに適用することで、「全球河道幅データ:GWD-LR」を構築した。衛星観測に基づいた全球規模の河道幅データ構築は世界初の成果であり、洪水予測・生物多様性評価・水資源量推定など、多様な分野の研究者にデータを提供した。 2.Landsat画像33,890枚を用いて「全球水面マップ:G3WBM」を構築した。水面頻度を考慮した高解...
❏ウナギAnguilla japonicaの資源生態学的研究(16780135)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】青山 潤 東京大学, 海洋研究所, 助手 (30343099)
【キーワード】浜名湖 / ウナギ資源 / 河川 / 湖沼 / 成長 (他21件)
【概要】浜名湖の本湖と猪鼻湖、および今川と西神田川においてニホンウナギを計809個(全長範囲:54.2-798mm、体重:0.2-1034.7g)を体採集した。まず、これらの性比を調べたところ、湖では雌雄比がほぼ1:1であるのに対し、河川では6:1と大きく異なることがわかった。採集地点間で全長を比較すると、雌では猪鼻湖の個体が本湖、今川より小型であったが、雄では有意差はみられなかった。 一方、西神田川にお...
【環境学】環境保全学:環境変動河川を含む研究件
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
❏紅河デルタの環境変動と環境予測(12572040)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】春山 成子 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (10267461)
【キーワード】紅河 / デルタ / 海面変動 / 環境変動 / 評価 (他21件)
【概要】平成12年度から平成14年度までの3ヵ年の研究期間のなかで、北部ベトナムの紅河デルタを対象として長期気候変動とこれに呼応して起きる自然環境変動および自然環境動態および環境変化を将来的に展望した場合の環境影響評価について調査研究を行った。共同研究者は気候学、歴史学、地形学、堆積学、環境地理学を研究分野としているため、複合的・総合的に紅河デルタの研究を行った。3ヵ年の共同調査を経て、また、現地研究者の...
【数物系科学】地球惑星科学:気候河川を含む研究件
❏近代アジアにおける水圏と社会経済―データベースと空間解析による新しい地域史の探求(17H06116)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】城山 智子 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (60281763)
【キーワード】近代アジア / 社会経済 / 水圏 / モンスーン / 地域史 (他12件)
【概要】本研究は、歴史研究者からなる歴史データベース(DB)ユニット(以下DBユニット)と、空間・水文解析の研究者による空間解析ユニット(以下空間ユニット)、それらを統括する統括ユニットが協働して行う。DBユニットによる資料収集と、空間ユニットによる水文解析の歴史研究への応用を含む新たな分析手法の開発を踏まえて【1、資料の収集・分析手法の開発】、①自然環境・現象、②生産・生活、③移動・流通をめぐる各地の水...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【数物系科学】地球惑星科学:潮汐河川を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏相互作用系として捉えた河川-沿岸域間の動的水環境形成機構解明と河口機能の評価(15560441)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】八木 宏 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80201820)
【キーワード】河口域 / 長期水温上昇 / 都市排水 / 熱収支 / 懸濁態物質 (他19件)
【概要】本研究では,河口域を中心とした河川〜内湾域間の動的な水環境形成過程に着目し,(1)東京湾〜荒川系の長期的な熱構造の変化,(2)有明海湾奥部における有明海〜筑後川系の懸濁物質輸送構造について,現地調査をベースとした実態解明を試みた.東京湾〜荒川系の熱構造解析については,複数の環境計測データを組み合わせることによって,東京湾及び周辺水域の長期的な水温変化の傾向とその原因を明らかにすることを試み,東京湾...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流河川を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏アルプス自然流域に残された生物多様性の大規模ゲノム解析による解明とその保全(24254003)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大村 達夫 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (30111248)
【キーワード】生物多様性 / DNA / 洪水氾濫原 / 生息場 / 河川 (他12件)
【概要】本研究は,ヨーロッパアルプスの中で例外的に残された北東イタリアの自然流域を参照し,自然再生で目指すべき種多様性の目標像を示すことを目的とする.DNA種分類に基づいて,未記載種も含む河川底生動物群集の種多様性を評価し,生息場間の環境多様性や流倒木などの微笑生息場の生態学的な重要性が確認された.また,自然氾濫原における洪水撹乱による生息場地形の更新(生息場寿命)が種多様性を維持する機構も解明した。 ...
❏河川環境を学び考えるための国際ウェブ教材システムの開発と実践(21500928)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
【キーワード】教材情報システム / 環境教育 / 生物教育 / 珪藻 / 河川生態 (他11件)
【概要】河川の生態環境を理解するための「ビデオ」、「シミュレーションソフトウエア」「ビジュアル資料」「レポートシステム」のモジュールより構成される国際ウェブ教材システムを17ヶ国語で構築し、グローバルな河川環境問題に対し、世界の子どもが科学的にそれを見つめ、考える授業実践を行った。その結果、学習者の種別や国によって相違が生じるものの、授業を通じて、本教材システムの目的を達成することが可能であることが示され...
【数物系科学】地球惑星科学:地殻変動河川を含む研究件
❏日本列島の地形変動の総合復元に基づく国土防災のための地形分類体系の再構築(26282078)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形発達史 / 地形分類 / 地殻変動 / 自然災害 / 河川プロセス (他25件)
【概要】日本列島の多様な地形発達史を復元し、災害ポテンシャルをもつ地形変化を抽出し、そうしたイベント性地形を単位とする新しい地形分類法を考究した。具体には以下の地域(地形)の現地踏査、堆積物分析、写真測量・地形計測、年代測定(14C、10Be、OSL、テフラ編年)、統計・GIS解析を実施した。木曽山脈(氷河・多重山稜)奥羽山脈(地すべり変動)中国山地・シラス台地(表層崩壊)養老山地東麓(土石流扇状地)多摩...
❏災害脆弱性評価に向けた日本の沖積平野の地形形成モデルの構築(23501238)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】須貝 俊彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (90251321)
【キーワード】地形 / 沖積層 / 河川 / 災害脆弱性 / 海面変動 (他23件)
【概要】東日本大震災を踏まえた沖積低地の災害脆弱性評価のための基礎として、グローバルな視点から日本の沖積平野の形成史および形成環境を解明した。日本の主要河川の下流側の沖積層は、総じてプリズム状を呈し、その断面積は流域面積と比例的である。東北日本太平洋沖地震においては、プリズムが厚く堆積している場所で、液状化が激しい傾向にあった可能性がある。沖積層は、氷河性海水準変動を通じた海域との相互作用、長期的な地殻変...
【数物系科学】地球惑星科学:古環境河川を含む研究件
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
❏紅河デルタの環境変動と環境予測(12572040)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】春山 成子 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (10267461)
【キーワード】紅河 / デルタ / 海面変動 / 環境変動 / 評価 (他21件)
【概要】平成12年度から平成14年度までの3ヵ年の研究期間のなかで、北部ベトナムの紅河デルタを対象として長期気候変動とこれに呼応して起きる自然環境変動および自然環境動態および環境変化を将来的に展望した場合の環境影響評価について調査研究を行った。共同研究者は気候学、歴史学、地形学、堆積学、環境地理学を研究分野としているため、複合的・総合的に紅河デルタの研究を行った。3ヵ年の共同調査を経て、また、現地研究者の...
【生物学】人類学:進化河川を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏アルプス自然流域に残された生物多様性の大規模ゲノム解析による解明とその保全(24254003)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大村 達夫 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (30111248)
【キーワード】生物多様性 / DNA / 洪水氾濫原 / 生息場 / 河川 (他12件)
【概要】本研究は,ヨーロッパアルプスの中で例外的に残された北東イタリアの自然流域を参照し,自然再生で目指すべき種多様性の目標像を示すことを目的とする.DNA種分類に基づいて,未記載種も含む河川底生動物群集の種多様性を評価し,生息場間の環境多様性や流倒木などの微笑生息場の生態学的な重要性が確認された.また,自然氾濫原における洪水撹乱による生息場地形の更新(生息場寿命)が種多様性を維持する機構も解明した。 ...
❏出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係(20380024)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 教授 (60287886)
【キーワード】出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ (他19件)
【概要】河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,...
【工学】建築学:社会変動河川を含む研究件
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
❏紅河デルタの環境変動と環境予測(12572040)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】春山 成子 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (10267461)
【キーワード】紅河 / デルタ / 海面変動 / 環境変動 / 評価 (他21件)
【概要】平成12年度から平成14年度までの3ヵ年の研究期間のなかで、北部ベトナムの紅河デルタを対象として長期気候変動とこれに呼応して起きる自然環境変動および自然環境動態および環境変化を将来的に展望した場合の環境影響評価について調査研究を行った。共同研究者は気候学、歴史学、地形学、堆積学、環境地理学を研究分野としているため、複合的・総合的に紅河デルタの研究を行った。3ヵ年の共同調査を経て、また、現地研究者の...
【工学】土木工学:熱収支河川を含む研究件
❏相互作用系として捉えた河川-沿岸域間の動的水環境形成機構解明と河口機能の評価(15560441)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】八木 宏 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80201820)
【キーワード】河口域 / 長期水温上昇 / 都市排水 / 熱収支 / 懸濁態物質 (他19件)
【概要】本研究では,河口域を中心とした河川〜内湾域間の動的な水環境形成過程に着目し,(1)東京湾〜荒川系の長期的な熱構造の変化,(2)有明海湾奥部における有明海〜筑後川系の懸濁物質輸送構造について,現地調査をベースとした実態解明を試みた.東京湾〜荒川系の熱構造解析については,複数の環境計測データを組み合わせることによって,東京湾及び周辺水域の長期的な水温変化の傾向とその原因を明らかにすることを試み,東京湾...
❏河川・森林周辺における人体の熱環境観測とその評価法の提案(07650594)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】神田 学 東京工業大学, 工学部, 助教授 (90234161)
【キーワード】気候緩和効果 / 微気象 / 都市河川 / 都市緑地 / 温熱感 (他21件)
【概要】本研究では、夏季の暑熱環境を対象として、都市河川・都市緑地周辺における微気象学的観測と人体の温熱環境計測を同時に行い、その実態を把握すると同時に、観測結果から都市緑地・都市河川の有する気候緩和効果に関する定量的指標を導出することを目的として行われた。具体的には以下の成果に集約される。 (1)インフラ周辺の微気象学的特性の定量評価:典型的な都市域(銀座)、都市公園(明治神宮)、都市河川(多摩川・相模...
【工学】土木工学:多摩川河川を含む研究件
❏出水後の河道植生の回復とマイクロハビタットの関係(20380024)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】倉本 宣 明治大学, 農学部, 教授 (60287886)
【キーワード】出水 / マイクロハビタット / カワラノギク / ユキヤナギ / カワシオグサ (他19件)
【概要】河川生態系において出水によるかく乱とそこからの再生は生態系の動的な維持に重要な役割を持っている。多摩川では2007年に大規模な出水が発生したので,出水による生育地の変化と河川敷に生育している植物の生育のかかわりを検討した。調査の対象とした植物は,上流域で岩場に生育するユキヤナギ,中流域の礫河原に生育するカワラノギク,下流域に生育し,かく乱による裸地に依存して生育するウラギク,中流域の水域に生育し,...
❏河川・森林周辺における人体の熱環境観測とその評価法の提案(07650594)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】神田 学 東京工業大学, 工学部, 助教授 (90234161)
【キーワード】気候緩和効果 / 微気象 / 都市河川 / 都市緑地 / 温熱感 (他21件)
【概要】本研究では、夏季の暑熱環境を対象として、都市河川・都市緑地周辺における微気象学的観測と人体の温熱環境計測を同時に行い、その実態を把握すると同時に、観測結果から都市緑地・都市河川の有する気候緩和効果に関する定量的指標を導出することを目的として行われた。具体的には以下の成果に集約される。 (1)インフラ周辺の微気象学的特性の定量評価:典型的な都市域(銀座)、都市公園(明治神宮)、都市河川(多摩川・相模...
【工学】土木工学:洪水河川を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【工学】総合工学:有機物河川を含む研究件
❏持続可能な養殖漁業を支える森から海への有機物と微量必須金属の輸送メカニズム(15KT0022)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】渡部 徹 山形大学, 農学部, 教授 (10302192)
【キーワード】有機物 / 微量必須金属 / 森から海への輸送 / 森林 / 農地 (他15件)
【概要】森林,農地,都市など土地利用が異なることで溶存微量金属の負荷量が変化し,特に水田や都市部からの微量金属負荷が高い値を示した。集水域における人間活動も,森林などともに,沿岸域に供給される微量金属の発生源として重要であることが分かった。この微量金属の輸送に関わる有機物について,森林と農地からの土壌有機物の塩分濃度上昇による量的・質的変化を調べ,森林の樹種や農地の作物種に依存することを明らかにした。沿岸...
❏福島原発事故で沈着した放射性セシウムの生活圏内再分布のモデル化と影響予測(15H02467)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】放射性セシウム / 水食 / 森林 / WEPP / 溶存有機物 (他19件)
【概要】対象とした流域から出る137Cs(以下RCs)の流出速度は小さく,かつ流出懸濁物質量と高い相関を持っていた.しかし,その関係は2015年夏の台風による大きな出水を境に変化した.対象流域を小さく絞り,実踏と数値計算によってRCs流出を検討した結果,土砂ならびにRCsの流出は,流水部分近傍の限定された部分を起源としていることが示唆された. 降雨毎に流出RCs量を精査すると,流出土砂の少ない時に採水試料...
【工学】総合工学:セシウム河川を含む研究件
❏生物硬組織を指標とした原発事故直後の河川水中の生物利用性Cs-137の復元(18H03383)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】田副 博文 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 准教授 (60447381)
【キーワード】セシウム / 河川 / ストロンチウムー90 / ヨウ素-129 / 放射性セシウム (他10件)
【概要】福島第一原発事故直後の過渡期には,放射性核種の河川生態系への移行プロセスはその後の変遷と比べ量・質共に桁違いに大きく,多大なる影響を及ぼす.事故直後1ヶ月間で生物利用性の高い溶存態・移行性粒子態Cs-137が河川環境中でのどのように変遷していたかを明らかにするため、カワシンジュガイの貝殻を用いた復元を試みた.その結果、震災後の1カ月の期間内にSr-90およびI-129ともに震災前に対して500倍以...
❏福島原発事故で沈着した放射性セシウムの生活圏内再分布のモデル化と影響予測(15H02467)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】放射性セシウム / 水食 / 森林 / WEPP / 溶存有機物 (他19件)
【概要】対象とした流域から出る137Cs(以下RCs)の流出速度は小さく,かつ流出懸濁物質量と高い相関を持っていた.しかし,その関係は2015年夏の台風による大きな出水を境に変化した.対象流域を小さく絞り,実踏と数値計算によってRCs流出を検討した結果,土砂ならびにRCsの流出は,流水部分近傍の限定された部分を起源としていることが示唆された. 降雨毎に流出RCs量を精査すると,流出土砂の少ない時に採水試料...
【工学】総合工学:ベトナム河川を含む研究件
❏インドシナ半島における河川環境の変化が遺跡立地に与える影響(19K01164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】船引 彩子 東京理科大学, 教養教育研究院葛飾キャンパス教養部, 講師 (30645487)
【キーワード】ホイアン / チャーキュウ遺跡 / オケオ遺跡 / 河川堆積物 / インドシナ半島 (他11件)
【概要】令和3年度には新型コロナウイルス感染症の影響もあり、現地調査を行うことはできなかった。その代わり、日本国内でのデータ整理やリモートシングデータを用いた研究活動をすすめた。その具体的内容、意義、重要性は以下の通りである。 (1)研究代表者・船引はアンザン省オケオ遺跡での花粉、珪藻分析結果について、ベトナム考古学院のNguyen Thi Mai Huong博士、ハノイ国家大学のNguyen Thi T...
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏紅河デルタの環境変動と環境予測(12572040)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】春山 成子 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (10267461)
【キーワード】紅河 / デルタ / 海面変動 / 環境変動 / 評価 (他21件)
【概要】平成12年度から平成14年度までの3ヵ年の研究期間のなかで、北部ベトナムの紅河デルタを対象として長期気候変動とこれに呼応して起きる自然環境変動および自然環境動態および環境変化を将来的に展望した場合の環境影響評価について調査研究を行った。共同研究者は気候学、歴史学、地形学、堆積学、環境地理学を研究分野としているため、複合的・総合的に紅河デルタの研究を行った。3ヵ年の共同調査を経て、また、現地研究者の...
【工学】総合工学:リモートセンシング河川を含む研究件
❏全球河道幅・河道深さデータベースの構築による大規模洪水の予測精度の向上(26889077)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2014-08-29 - 2016-03-31
【研究代表者】山崎 大 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 統合的気候変動予測研究分野, 研究員 (70736040)
【キーワード】水文学 / 河川 / 湖沼 / リモートセンシング / 全球 (他6件)
【概要】1.水面マップから河道幅を自動計算するアルゴリズムを開発し、全球衛星水面マップに適用することで、「全球河道幅データ:GWD-LR」を構築した。衛星観測に基づいた全球規模の河道幅データ構築は世界初の成果であり、洪水予測・生物多様性評価・水資源量推定など、多様な分野の研究者にデータを提供した。 2.Landsat画像33,890枚を用いて「全球水面マップ:G3WBM」を構築した。水面頻度を考慮した高解...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【農学】農芸化学:緑地河川を含む研究件
❏自然体験からみる都市域の緑地の利用と変遷(24658023)
【研究テーマ】園芸学・造園学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古谷 勝則 千葉大学, 園芸学研究科, 准教授 (10238694)
【キーワード】生態系サービス / 文化的サービス / 緑地 / 河川 / 中国 (他13件)
【概要】都市緑地の持つ文化的サービスに着目し,日本,中国,インドネシアにおいて,自然体験からみる都市域の緑地の利用と変遷を明らかにすることを試みた。 日本では成熟した都市が多かったこともあり,急激な都市化の進んでいる中国の青海省西寧市の方が自然体験の変化を民族別に把握できた。日本では札幌市,練馬区,江戸川区,埼玉県,横浜市で,公園,緑道や河川などの研究をした。インドネシアでは,風景や伝統的広場,緑地への意...
❏河川・森林周辺における人体の熱環境観測とその評価法の提案(07650594)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】神田 学 東京工業大学, 工学部, 助教授 (90234161)
【キーワード】気候緩和効果 / 微気象 / 都市河川 / 都市緑地 / 温熱感 (他21件)
【概要】本研究では、夏季の暑熱環境を対象として、都市河川・都市緑地周辺における微気象学的観測と人体の温熱環境計測を同時に行い、その実態を把握すると同時に、観測結果から都市緑地・都市河川の有する気候緩和効果に関する定量的指標を導出することを目的として行われた。具体的には以下の成果に集約される。 (1)インフラ周辺の微気象学的特性の定量評価:典型的な都市域(銀座)、都市公園(明治神宮)、都市河川(多摩川・相模...
【農学】社会経済農学:農地河川を含む研究件
❏持続可能な養殖漁業を支える森から海への有機物と微量必須金属の輸送メカニズム(15KT0022)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】渡部 徹 山形大学, 農学部, 教授 (10302192)
【キーワード】有機物 / 微量必須金属 / 森から海への輸送 / 森林 / 農地 (他15件)
【概要】森林,農地,都市など土地利用が異なることで溶存微量金属の負荷量が変化し,特に水田や都市部からの微量金属負荷が高い値を示した。集水域における人間活動も,森林などともに,沿岸域に供給される微量金属の発生源として重要であることが分かった。この微量金属の輸送に関わる有機物について,森林と農地からの土壌有機物の塩分濃度上昇による量的・質的変化を調べ,森林の樹種や農地の作物種に依存することを明らかにした。沿岸...
❏福島原発事故で沈着した放射性セシウムの生活圏内再分布のモデル化と影響予測(15H02467)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】放射性セシウム / 水食 / 森林 / WEPP / 溶存有機物 (他19件)
【概要】対象とした流域から出る137Cs(以下RCs)の流出速度は小さく,かつ流出懸濁物質量と高い相関を持っていた.しかし,その関係は2015年夏の台風による大きな出水を境に変化した.対象流域を小さく絞り,実踏と数値計算によってRCs流出を検討した結果,土砂ならびにRCsの流出は,流水部分近傍の限定された部分を起源としていることが示唆された. 降雨毎に流出RCs量を精査すると,流出土砂の少ない時に採水試料...
【農学】森林圏科学:森林河川を含む研究件
❏自然空間の公物性に即した法制度のあり方:「知」の活用による法の執行に向けて(19H01439)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三浦 大介 神奈川大学, 法学部, 教授 (30294820)
【キーワード】公物 / 森林 / 法学 / 歴史学 / 林学 (他13件)
【概要】2019年度研究遂行の基礎的な作業として,研究代表者,研究分担者ともに,資料の収集と資料の分析を中心に行った。また,それらの成果として,以下の論文の公表と研究会報告を行った。 (1)呉 晨陽,永田 信,古井戸 宏通,柴崎 茂光「農家の主観的認識に基づく森林所有権の構造分析」『林業経済』72(4),2019年7月,pp.1-22,査読あり(2)三浦 大介「小水力発電の法的課題―普通河川管理条例に関す...
❏持続可能な養殖漁業を支える森から海への有機物と微量必須金属の輸送メカニズム(15KT0022)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】渡部 徹 山形大学, 農学部, 教授 (10302192)
【キーワード】有機物 / 微量必須金属 / 森から海への輸送 / 森林 / 農地 (他15件)
【概要】森林,農地,都市など土地利用が異なることで溶存微量金属の負荷量が変化し,特に水田や都市部からの微量金属負荷が高い値を示した。集水域における人間活動も,森林などともに,沿岸域に供給される微量金属の発生源として重要であることが分かった。この微量金属の輸送に関わる有機物について,森林と農地からの土壌有機物の塩分濃度上昇による量的・質的変化を調べ,森林の樹種や農地の作物種に依存することを明らかにした。沿岸...
❏福島原発事故で沈着した放射性セシウムの生活圏内再分布のモデル化と影響予測(15H02467)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】放射性セシウム / 水食 / 森林 / WEPP / 溶存有機物 (他19件)
【概要】対象とした流域から出る137Cs(以下RCs)の流出速度は小さく,かつ流出懸濁物質量と高い相関を持っていた.しかし,その関係は2015年夏の台風による大きな出水を境に変化した.対象流域を小さく絞り,実踏と数値計算によってRCs流出を検討した結果,土砂ならびにRCsの流出は,流水部分近傍の限定された部分を起源としていることが示唆された. 降雨毎に流出RCs量を精査すると,流出土砂の少ない時に採水試料...
【農学】森林圏科学:放射性セシウム河川を含む研究件
❏生物硬組織を指標とした原発事故直後の河川水中の生物利用性Cs-137の復元(18H03383)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】田副 博文 弘前大学, 被ばく医療総合研究所, 准教授 (60447381)
【キーワード】セシウム / 河川 / ストロンチウムー90 / ヨウ素-129 / 放射性セシウム (他10件)
【概要】福島第一原発事故直後の過渡期には,放射性核種の河川生態系への移行プロセスはその後の変遷と比べ量・質共に桁違いに大きく,多大なる影響を及ぼす.事故直後1ヶ月間で生物利用性の高い溶存態・移行性粒子態Cs-137が河川環境中でのどのように変遷していたかを明らかにするため、カワシンジュガイの貝殻を用いた復元を試みた.その結果、震災後の1カ月の期間内にSr-90およびI-129ともに震災前に対して500倍以...
❏福島原発事故で沈着した放射性セシウムの生活圏内再分布のモデル化と影響予測(15H02467)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】放射性セシウム / 水食 / 森林 / WEPP / 溶存有機物 (他19件)
【概要】対象とした流域から出る137Cs(以下RCs)の流出速度は小さく,かつ流出懸濁物質量と高い相関を持っていた.しかし,その関係は2015年夏の台風による大きな出水を境に変化した.対象流域を小さく絞り,実踏と数値計算によってRCs流出を検討した結果,土砂ならびにRCsの流出は,流水部分近傍の限定された部分を起源としていることが示唆された. 降雨毎に流出RCs量を精査すると,流出土砂の少ない時に採水試料...
【農学】水圏応用科学:メコンデルタ河川を含む研究件
❏低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究(26702009)
【研究テーマ】自然災害科学・防災学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高木 泰士 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 准教授 (40619847)
【キーワード】開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 (他18件)
【概要】メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市な...
❏巨大河川の環境変動が社会環境へ及ぼす影響評価-メコン川流域の場合-(16251001)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】春山 成子 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (10267461)
【キーワード】メコン河 / デルタ / 環境復元 / リモートセンシング / 水文GIS (他24件)
【概要】本研究では、アジアモンスーンの影響を受け得意な洪水を引き起こすメコンデルタを対象に、オールコアボーリングを行い、堆積物から古地理の復元を行い、巨大湖沼トンレサップ湖、ならびに、メコンデルタの完新世の古環境復元を行った。完新世のメコンデルタの環境変動、最近のベトナムの河川改造に伴う洪水変化が農業地域に洪水変異を与えたことを明らかにした。メコンデルタの環境変動が人間活動・社会変動に与えた影響を評価する...
【医歯薬学】看護学:データベース河川を含む研究件
❏近代アジアにおける水圏と社会経済―データベースと空間解析による新しい地域史の探求(17H06116)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】城山 智子 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (60281763)
【キーワード】近代アジア / 社会経済 / 水圏 / モンスーン / 地域史 (他12件)
【概要】本研究は、歴史研究者からなる歴史データベース(DB)ユニット(以下DBユニット)と、空間・水文解析の研究者による空間解析ユニット(以下空間ユニット)、それらを統括する統括ユニットが協働して行う。DBユニットによる資料収集と、空間ユニットによる水文解析の歴史研究への応用を含む新たな分析手法の開発を踏まえて【1、資料の収集・分析手法の開発】、①自然環境・現象、②生産・生活、③移動・流通をめぐる各地の水...
❏全球河道幅・河道深さデータベースの構築による大規模洪水の予測精度の向上(26889077)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2014-08-29 - 2016-03-31
【研究代表者】山崎 大 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 統合的気候変動予測研究分野, 研究員 (70736040)
【キーワード】水文学 / 河川 / 湖沼 / リモートセンシング / 全球 (他6件)
【概要】1.水面マップから河道幅を自動計算するアルゴリズムを開発し、全球衛星水面マップに適用することで、「全球河道幅データ:GWD-LR」を構築した。衛星観測に基づいた全球規模の河道幅データ構築は世界初の成果であり、洪水予測・生物多様性評価・水資源量推定など、多様な分野の研究者にデータを提供した。 2.Landsat画像33,890枚を用いて「全球水面マップ:G3WBM」を構築した。水面頻度を考慮した高解...