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研究分野別サイレントキーワード
「分子動力学法」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:並列プログラミング環境分子動力学法を含む研究件
❏アプリケーションに適応した分散共有記憶方式を実現する並列プログラミング環境の開発(13680396)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】清水 謙多郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列プログラミング環境 / 分散共有記憶 / 科学技術計算 / 生命情報科学 / データ一貫性制御 (他10件)
【概要】多様な並列・分散システムのハードウェア基盤に対し、分散する様々な計算機資源を有効に利用し、利用者がハードウェア基盤の多様性を意識しないで分散するデータを効率的に共有することのできる並列プログラミング環境を開発した。本ソフトウェアは、1.大域的なデータの管理を行い、データを利用者の指定やシステムの自動的な割当てによって配置する資源管理システム、2.共有メモリに基づくプログラミングモデルを提供する並列...
❏動的資源管理機能を備えた大規模並列プログラミング環境の開発と計算化学への応用(11558029)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】清水 謙多郎 (清水 謙太郎) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列計算 / 並列プログラミング環境 / MPI / プロセッサ割当て / スケジューリング (他13件)
【概要】本研究では、動的資源管理機能を備えた大規模並列システムのための並列プログラミング環境Parsleyを開発し、計算化学の諸問題に適用して、その有用性を実証した。Parsleyでは、アプリケーションプログラムは並列処理可能な部分問題(サプタスクと呼ぶ)に分割され、それらを単位としてプロセッサが割り当てられ実行される。サブタスク間には、実行の先行制約が依存関係として定義され、それとともにサブタスクグラフ...
【情報学】計算基盤:科学技術計算分子動力学法を含む研究件
❏アプリケーションに適応した分散共有記憶方式を実現する並列プログラミング環境の開発(13680396)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】清水 謙多郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列プログラミング環境 / 分散共有記憶 / 科学技術計算 / 生命情報科学 / データ一貫性制御 (他10件)
【概要】多様な並列・分散システムのハードウェア基盤に対し、分散する様々な計算機資源を有効に利用し、利用者がハードウェア基盤の多様性を意識しないで分散するデータを効率的に共有することのできる並列プログラミング環境を開発した。本ソフトウェアは、1.大域的なデータの管理を行い、データを利用者の指定やシステムの自動的な割当てによって配置する資源管理システム、2.共有メモリに基づくプログラミングモデルを提供する並列...
❏動的資源管理機能を備えた大規模並列プログラミング環境の開発と計算化学への応用(11558029)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】清水 謙多郎 (清水 謙太郎) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列計算 / 並列プログラミング環境 / MPI / プロセッサ割当て / スケジューリング (他13件)
【概要】本研究では、動的資源管理機能を備えた大規模並列システムのための並列プログラミング環境Parsleyを開発し、計算化学の諸問題に適用して、その有用性を実証した。Parsleyでは、アプリケーションプログラムは並列処理可能な部分問題(サプタスクと呼ぶ)に分割され、それらを単位としてプロセッサが割り当てられ実行される。サブタスク間には、実行の先行制約が依存関係として定義され、それとともにサブタスクグラフ...
【情報学】計算基盤:MPI分子動力学法を含む研究件
❏アプリケーションに適応した分散共有記憶方式を実現する並列プログラミング環境の開発(13680396)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】清水 謙多郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列プログラミング環境 / 分散共有記憶 / 科学技術計算 / 生命情報科学 / データ一貫性制御 (他10件)
【概要】多様な並列・分散システムのハードウェア基盤に対し、分散する様々な計算機資源を有効に利用し、利用者がハードウェア基盤の多様性を意識しないで分散するデータを効率的に共有することのできる並列プログラミング環境を開発した。本ソフトウェアは、1.大域的なデータの管理を行い、データを利用者の指定やシステムの自動的な割当てによって配置する資源管理システム、2.共有メモリに基づくプログラミングモデルを提供する並列...
❏動的資源管理機能を備えた大規模並列プログラミング環境の開発と計算化学への応用(11558029)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】清水 謙多郎 (清水 謙太郎) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列計算 / 並列プログラミング環境 / MPI / プロセッサ割当て / スケジューリング (他13件)
【概要】本研究では、動的資源管理機能を備えた大規模並列システムのための並列プログラミング環境Parsleyを開発し、計算化学の諸問題に適用して、その有用性を実証した。Parsleyでは、アプリケーションプログラムは並列処理可能な部分問題(サプタスクと呼ぶ)に分割され、それらを単位としてプロセッサが割り当てられ実行される。サブタスク間には、実行の先行制約が依存関係として定義され、それとともにサブタスクグラフ...
【情報学】情報学フロンティア:ハイパフォーマンス・コンピューティング分子動力学法を含む研究件
❏大規模分子動力学フレームワークの開発と複雑流体への応用(21K11923)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 並列化 / ロードバランシング / 計算物理 / 複雑流体 (他7件)
【概要】近年の計算機は階層化、複雑化が進んでおり、その性能を活用するためのプログラム開発労力は大きくなっている。特に問題となるのが、年々増え続けるSIMD幅への対応と、分散メモリ環境における並列化効率である。富岳は512ビットのSIMD幅を持つアーキテクチャを持ち、64ビットの倍精度実数8要素同時に計算することができる。しかし、そもそもループ長が短い短距離分子動力学法において、このSIMD幅を活用できるか...
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏第3世代密度汎関数法の展開とタンパク質ボルン-オッペンハイマー分子動力学法の研究(15H02046)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 文俊 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00235392)
【キーワード】ハイパフォーマンス・コンピューティング / タンパク質 / 物性理論 / 量子化学 / 密度汎関数法 (他11件)
【概要】超並列計算環境に適したタンパク質の正準(標準)分子軌道計算・分子動力学シミュレーションに関する基盤技術の研究開発を行った。第3世代密度汎関数法に基づく正準分子軌道計算ソフトウェアProteinDFの改良と力計算機能の追加・並列化を行った。ProteinDFと分子動力学計算ソフトウェアGromacsとの連成システムを開発し、本システムが小規模タンパク質において動作することを確認した。また、分子動力学...
【数物系科学】物理学:Nose-Hoover法分子動力学法を含む研究件
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏非ハミルトンダイナミクスにおける統計力学諸概念の力学からの基礎付け(19740235)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】渡辺 宙志 東京大学, 物性研究所, 助教 (50377777)
【キーワード】統計物理学 / 分子動力学法 / 温度制御 / リュービル演算子 / エルミート性 (他10件)
【概要】ハミルトン力学に従わない力学系として温度制御下にある分子動力学法の運動方程式、特にNose-Hoover法に着目し、その物理的、幾何学的な意味について研究した。Nose-Hoover法の時間発展を粗視化することで一般化Langevin方程式を導き、H定理との関係を明らかにした。また、運動方程式を一般的な多様体上に構成されるベクトル場として定式化することで温度の幾何学的な意味を考察し、カノニカル分布...
【数物系科学】物理学:気泡生成分子動力学法を含む研究件
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏相転移を伴う非平衡輸送現象の理論的、数値的研究(23740287)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 東京大学, 物性研究所, 助教 (50377777)
【キーワード】気泡生成 / 分子動力学法 / Ostwald成長 / キャビテーション / 並列計算 (他12件)
【概要】液体を急減圧すると多数の気泡が出現し、その後、大きい気泡がより大きく、小さい気泡がより小さくなるOstwald成長という現象が起きる。この現象は発電所や冷却システムにおいて重要な役割を果たすが、その詳細は未解明であった。そこで我々は京コンピュータ上で数億粒子規模の大規模動力学計算を行い、急減圧された液体に発生する気泡のダイナミクスを解析した。急減圧直後は系の非一応性が原因で古典論では記述できないが...
【数物系科学】物理学:QM/MM法分子動力学法を含む研究件
❏水素結合ネットワーク構造に基づく蛋白質内プロトン移動の予測(18H01186)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】斉藤 圭亮 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20514516)
【キーワード】水素結合 / ネットワーク / プロトン移動 / QM/MM法 (他9件)
【概要】プロトン移動の実例を集めるため,植物や藻類の光合成において水を分解し酸素を発生する反応を触媒する蛋白質である光化学系IIに着目し,次のことを明らかにした.これらの成果はすべて国際誌に論文として発表済みである. ■1)酸素発生反応に伴って最初に放出されるプロトン放出機構を水輸送膜蛋白質アクアポリンと比較した.光化学系IIでは,蛋白質内部に結合している少数の水分子のゆらぎが他の水分子に比べて特異的に小...
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
【数物系科学】物理学:ランジュバン方程式分子動力学法を含む研究件
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏非ハミルトンダイナミクスにおける統計力学諸概念の力学からの基礎付け(19740235)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】渡辺 宙志 東京大学, 物性研究所, 助教 (50377777)
【キーワード】統計物理学 / 分子動力学法 / 温度制御 / リュービル演算子 / エルミート性 (他10件)
【概要】ハミルトン力学に従わない力学系として温度制御下にある分子動力学法の運動方程式、特にNose-Hoover法に着目し、その物理的、幾何学的な意味について研究した。Nose-Hoover法の時間発展を粗視化することで一般化Langevin方程式を導き、H定理との関係を明らかにした。また、運動方程式を一般的な多様体上に構成されるベクトル場として定式化することで温度の幾何学的な意味を考察し、カノニカル分布...
【数物系科学】物理学:非平衡状態分子動力学法を含む研究件
❏水素結合ネットワーク分子集積体の非平衡ダイナミクス(20K05476)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】重光 保博 長崎大学, 工学研究科, 教授 (50432969)
【キーワード】分子動力学法 / 分子軌道法 / 分子集積体 / 非平衡状態 / 水素結合 (他10件)
【概要】凝縮系の化学反応速度は、室温・低圧の通常の条件下では、全系が一体的に化学平衡を保って進行する遷移状態理論で通常は解釈される。しかし、凝縮系の動的構造や化学反応における化学平衡仮定の正当性については、理論・実験の両面から体系的な検証が行われていない。化学平衡から外れた系のダイナミクスに関する過去の研究は、ブラウン運動駆動の粗視化方程式であるFokker-Planck方程式は溶液系やタンパク質ダイナミ...
❏キャビテーションエロ-ジョンの分子論的解析(08750186)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】高木 周 東京工業大学, 工学部, 助手 (30272371)
【キーワード】分子動力学法 / 気泡 / 崩壊運動 / 固体壁 / レナード・ジョーンズポテンシャル (他6件)
【概要】液体中で崩壊する気泡の挙動については,これまで多くの研究がなされてきた.これまで行われた理論的,数値的解析では,気泡崩壊時のマイクロジェットの生成により剛体壁に局所的に大きな圧力が加わることを予測しているが,壁面に働く力の大きさや,壁面の損傷の予測は,実験結果と定量的に一致するものではない.本研究では,気泡の崩壊や壁面の損傷に与える影響を,分子レベルのスケールで評価する第1段階として,分子動力学法...
【数物系科学】物理学:複雑流体分子動力学法を含む研究件
❏大規模分子動力学フレームワークの開発と複雑流体への応用(21K11923)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 並列化 / ロードバランシング / 計算物理 / 複雑流体 (他7件)
【概要】近年の計算機は階層化、複雑化が進んでおり、その性能を活用するためのプログラム開発労力は大きくなっている。特に問題となるのが、年々増え続けるSIMD幅への対応と、分散メモリ環境における並列化効率である。富岳は512ビットのSIMD幅を持つアーキテクチャを持ち、64ビットの倍精度実数8要素同時に計算することができる。しかし、そもそもループ長が短い短距離分子動力学法において、このSIMD幅を活用できるか...
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
【数物系科学】物理学:分子動力学シミュレーション分子動力学法を含む研究件
❏高精度タンパク質構造モデリングおよび構造評価手法の開発(17500191)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】清水 謙多郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】生体生命情報学 / プロテオーム / 蛋白質構造予測 / 蛋白質構造精密化 / 蛋白質構造評価 (他11件)
【概要】タンパク質の詳細な機能の解析、酵素、薬剤設計などの応用には、全原子レベルの精度の高い構造予測(モデリング)が重要である。本研究では、ホモロジーモデリングなど、既存の構造予測手法で得られた構造に対して、重要な部位について重点的に予測精度を向上させることが目的とする高精度タンパク質構造モデリングシステムを開発した。本研究で開発した構造モデリング手法は、(1)局所構造情報を利用した側鎖モデリング、(2)...
❏炭素ナノチューブを用いた水素吸蔵技術の開発(13555050)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90209700)
【キーワード】水素吸蔵 / カーボンナノチューブ / 分子動力学シミュレーション / 化学気相蒸着法 / 金属触媒 (他15件)
【概要】自動車用あるいはモバイル用燃料電池などの実用化に向けての最重要問題の一つである水素貯蔵に関して,単層カーボンナノチューブによる極めて優れた水素吸蔵を示す実験結果が報告された.そこで,本研究では分子動力学法シミュレーションと水素吸蔵の実験とを比較して,その可能性を探ることを計画した.ところが,本研究開始後に,極めて優れた特性を示す実験的な報告の多くが,実は,金属などの不純物を含みかつ極めて微量なサン...
❏動的資源管理機能を備えた大規模並列プログラミング環境の開発と計算化学への応用(11558029)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】清水 謙多郎 (清水 謙太郎) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列計算 / 並列プログラミング環境 / MPI / プロセッサ割当て / スケジューリング (他13件)
【概要】本研究では、動的資源管理機能を備えた大規模並列システムのための並列プログラミング環境Parsleyを開発し、計算化学の諸問題に適用して、その有用性を実証した。Parsleyでは、アプリケーションプログラムは並列処理可能な部分問題(サプタスクと呼ぶ)に分割され、それらを単位としてプロセッサが割り当てられ実行される。サブタスク間には、実行の先行制約が依存関係として定義され、それとともにサブタスクグラフ...
【数物系科学】天文学:モンテカルロ法分子動力学法を含む研究件
❏分子シミュレーションで探る化学蓄熱の分子論的な律速過程と反応性向上への道(21K14723)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】稲垣 泰一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (00895766)
【キーワード】モンテカルロ法 / 分子動力学法 / レアイベント / 化学蓄熱 / 分光計算 (他8件)
【概要】本課題は、化学蓄熱材として用いる代表的な固気化学反応の構造変化およびその律速過程を分子レベルで明らかにし、実用化への課題となっている低い反応性を改善する方法の提案を目指している。分子レベルで化学反応過程を理解するには、分子シミュレーションによる研究が有効であるが、これまでのシミュレーション手法では「時間スケールが多様な拡散」と「待ち時間は長いが瞬間的に起こる化学結合の組み換え」が複雑に絡み合った固...
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏新規分子シミュレーション手法による無機分離膜設計法の確立(11555197)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】高羽 洋充 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80302769)
【キーワード】無機膜 / 分子シミュレーション / ゼオライト膜 / シリカ膜 / ガス分離 (他11件)
【概要】高温条件下や有機溶媒中で使われる無機分離膜の開発においては、特定の膜分離対象に最適化された膜を如何に迅速に開発できるがキーポイントとなる。しかしながら、無機膜はその材料によって構造も大きく異なり、また周期律表全ての元素を対象として開発が行なわれるため、試行錯誤的な実験が中心となり多大な労力が費やされている。また得られた膜が最高の性能をもつものかどうかの判定も難しい。そのため、理論的根拠に基づき、迅...
【化学】基礎化学:量子化学分子動力学法を含む研究件
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
❏第3世代密度汎関数法の展開とタンパク質ボルン-オッペンハイマー分子動力学法の研究(15H02046)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 文俊 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00235392)
【キーワード】ハイパフォーマンス・コンピューティング / タンパク質 / 物性理論 / 量子化学 / 密度汎関数法 (他11件)
【概要】超並列計算環境に適したタンパク質の正準(標準)分子軌道計算・分子動力学シミュレーションに関する基盤技術の研究開発を行った。第3世代密度汎関数法に基づく正準分子軌道計算ソフトウェアProteinDFの改良と力計算機能の追加・並列化を行った。ProteinDFと分子動力学計算ソフトウェアGromacsとの連成システムを開発し、本システムが小規模タンパク質において動作することを確認した。また、分子動力学...
【化学】複合化学:反応分子動力学法を含む研究件
❏ミクロ輸送機構解明に基づく固体高分子型燃料電池の高性能化(12555056)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】岡崎 健 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20124729)
【キーワード】固体高分子形燃料電池(PEFC) / 分子動力学法 / 分子構造 / 触媒 / 反応 (他17件)
【概要】本研究の目的は、固体高分子形燃料電池(PEFC)内部のミクロな諸現象に注目し、その理解をもとにPEFCのさらなる高性能化を目指すことにある。さらに、このような視点に立った取り組みがPEFC開発に必要であるという概念を世に問うことも意図している。上記目的実現のため、本研究では具体的に以下の3点に焦点を絞り取り組み、以下の成果を得た。 1.固体高分子膜内のミクロ輸送現象:膜内の分子構造をモンテカルロ法...
❏計算機化学を利用した高選択性ゼオライト触媒膜の理論設計と開発(12450307)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】高羽 洋充 東大, 工学(系)研究科(研究院), 助手 (80302769)
【キーワード】計算機化学 / 無機膜 / 触媒膜 / 非平衡系メソスコピック・モンテカルロ法 / ゼオライト膜 (他8件)
【概要】本研究の目的は計算機化学と膜透過理論を組み合わせた新しい触媒膜の設計方法論を提案するとともに、その方法論をゼオライト触媒膜によるパラキシレン生成プロセスに適用し、理論設計結果に基づいた触媒膜の開発を行うことである。本年度は、分子シミュレーションにおいて計算に最も時間を要する原子間ポテンシャルを確率論的に取り扱うことができる新規非平衡系メソスコピック・モンテカルロ法ソフトウエアの開発を行い成功した。...
【工学】機械工学:生成機構分子動力学法を含む研究件
❏炭素ナノチューブを用いた水素吸蔵技術の開発(13555050)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90209700)
【キーワード】水素吸蔵 / カーボンナノチューブ / 分子動力学シミュレーション / 化学気相蒸着法 / 金属触媒 (他15件)
【概要】自動車用あるいはモバイル用燃料電池などの実用化に向けての最重要問題の一つである水素貯蔵に関して,単層カーボンナノチューブによる極めて優れた水素吸蔵を示す実験結果が報告された.そこで,本研究では分子動力学法シミュレーションと水素吸蔵の実験とを比較して,その可能性を探ることを計画した.ところが,本研究開始後に,極めて優れた特性を示す実験的な報告の多くが,実は,金属などの不純物を含みかつ極めて微量なサン...
❏局所的量子分子動力学法による単層ナノチューブ生成機構の解明(10875047)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 工学部・附属総合試験所, 助教授 (90209700)
【キーワード】単層炭素ナノチューブ / 分子動力学法 / 生成機構 / 量子効果
【概要】高温オーブン・レーザー蒸発フラーレン生成装置やアーク放電フラーレン生成装置において,炭素ナノチューブが生成することが分かっているが,通常生成されるナノチューブは,チューブが何重にも入れ子状になった多層チューブであり,単層のナノチューブの生成には炭素材料にNiやCoなどの金属を添加することが必要である.本年度試作した高温オーブン・レーザー蒸発装置においてもNiとCoを添加した炭素材料を用いて,単層ナ...
【工学】機械工学:国際研究者交流(イギリス)分子動力学法を含む研究件
❏直径およびカイラリティを制御したナノチューブ薄膜生成プロセスのマルチスケール解析(24686026)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ・フラーレン / マルチスケール解析 / 分子動力学法 / 第一原理分子動力学 / 国際研究者交流:イギリス (他10件)
【概要】本研究では,直径およびカイラリティ(巻き方)を制御したカーボンナノチューブ薄膜生成実現に向けて直径及びカイラリティ決定因子の解明を目的とし,様々な計算手法によるNi(/グラファイト整合界面のエネルギーを系統的に求め,最安定構造が計算手法に依存する(Rosei及びTop(fcc)界面)ことを明らかにした.また第一原理分子動力学法シミュレーションにより,炭素源分子解離過程を詳細に検討し,CHxCOフラ...
❏分子動力学法によるナノチューブカイラリティ制御触媒金属微粒子の最適構造設計(21686021)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ・フラーレン / 分子動力学法 / ナノ材料 / 国際研究者交流:イギリス / ベルギー (他10件)
【概要】本研究では,単層カーボンナノチューブ(SWNT)の触媒金属微粒子内の結晶方位分布がカイラリティ決定に与える影響を解明することを目的とし,グラファイト・金属稠密面相互作用エネルギーの方位関係依存性についての系統的な計算より,六員環中心とNi(111)最表面原子が同軸のエピタキシャル構造が特異的に安定とあることを明らかにした.また,分子動力学(MD)・モンテカルロ(MC)ハイブリッド法計算により,カイ...
❏単層カーボンナノチューブの初期核生成・成長・バンドル形成過程のマルチスケール解析(18686017)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ / ナノチューブ・フラーレン / 分子動力学法 / マルチスケール解析 / 国際研究者交流:イギリス
【概要】本研究ではカーボンナノチューブ生成・成長過程の理解を目的とし,第一原理計算から構築したポテンシャル関数を用いた古典分子動力学法により,孤立炭素原子が1nm程度の触媒金属微粒子を介して初期核(キャップ)構造を生成する過程及び,モンテカルロ法により初期核生成後の円筒構造の成長過程を検討し,触媒種の違い,炭素原子濃度等の条件により単層及び多層ナノチューブに成長する機構の違いを定性的に明らかにした. ...
【工学】材料工学:デントライト分子動力学法を含む研究件
❏固液界面物性の新奇異方性の学理開拓と新規凝固組織制御法(16H04541)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (30431331)
【キーワード】凝固組織 / 界面物性 / デンドライト / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 (他7件)
【概要】本研究では、金属材料の凝固におけるデンドライトの優先成長方位が合金濃度に依存するという新奇の現象が、多様な合金系において生じることを実験研究によって明らかにした。そして、そのメカニズム解明のための熱力学解析と原子シミュレーションを実施するとともに、組織形成シミュレーション法のフェーズフィールド・モデルを発展させ、そのシミュレーションによって、組織形態の多様性を総括する形態マップを構築した。 ...
❏多成分系拡散のタイライン・シフト現象に立脚する凝固ミクロ偏析の新規制御法(25289266)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30431331)
【キーワード】ミクロ偏析 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 凝固工学 / デンドライト (他11件)
【概要】鋳造材の内部では、構成元素の濃度がマイクロメートルのスケールで不均一に分布しており、これをミクロ偏析と呼ぶ。鋳片・鋳塊の高品質化のためにこの偏析を高精度に制御することが望まれている。本研究では現在までに注意を払われてこなかった多成分系拡散のタイライン・シフト現象とミクロ偏析の関係を解明し、この現象を利用した新しい偏析制御技術の発展につながる知見を得た。特に、拡散の遅い原子の偏析は、タイライン・シフ...
【工学】材料工学:凝固組織分子動力学法を含む研究件
❏原子・組織アプローチのデータ同化に基づく非平衡固液界面物性の学理開拓(19H02486)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (30431331)
【キーワード】データ同化 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 界面物性 / 凝固組織 (他8件)
【概要】金属材料における界面エネルギーや界面移動度といった固液界面物性は、凝固組織の形成過程を支配する重要な因子である。しかし、非平衡状態における固液界面物性の全容を解明する方法は開発されていなかった。そこで本研究は、組織形成予測の高精度化を目指し、原子シミュレーションと組織形成シミュレーション、そしてデータ同化を組み合わせることで、非平衡状態の固液界面物性値を“on-the-fly”で算出する手法を構築...
❏固液界面物性の新奇異方性の学理開拓と新規凝固組織制御法(16H04541)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (30431331)
【キーワード】凝固組織 / 界面物性 / デンドライト / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 (他7件)
【概要】本研究では、金属材料の凝固におけるデンドライトの優先成長方位が合金濃度に依存するという新奇の現象が、多様な合金系において生じることを実験研究によって明らかにした。そして、そのメカニズム解明のための熱力学解析と原子シミュレーションを実施するとともに、組織形成シミュレーション法のフェーズフィールド・モデルを発展させ、そのシミュレーションによって、組織形態の多様性を総括する形態マップを構築した。 ...
【工学】材料工学:凝固分子動力学法を含む研究件
❏原子・組織アプローチのデータ同化に基づく非平衡固液界面物性の学理開拓(19H02486)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (30431331)
【キーワード】データ同化 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 界面物性 / 凝固組織 (他8件)
【概要】金属材料における界面エネルギーや界面移動度といった固液界面物性は、凝固組織の形成過程を支配する重要な因子である。しかし、非平衡状態における固液界面物性の全容を解明する方法は開発されていなかった。そこで本研究は、組織形成予測の高精度化を目指し、原子シミュレーションと組織形成シミュレーション、そしてデータ同化を組み合わせることで、非平衡状態の固液界面物性値を“on-the-fly”で算出する手法を構築...
❏大規模計算とその場観察の定量的融合による革新的材料組織予測法の開発(17H01237)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高木 知弘 京都工芸繊維大学, 機械工学系, 教授 (50294260)
【キーワード】フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / その場観察 / データサイエンス / 凝固 (他8件)
【概要】材料開発では,材料組織の適切な予測と制御が極めて重要である.本研究では,フェーズフィールド(PF)計算,SPring-8によるその場観察,分子動力学(MD)計算の三つの最先端研究をデータサイエンスにより融合し,革新的メゾスケール材料組織予測アプローチの構築を目指した.MD計算結果を観察データとし,PFとEnKFによるデータ同化によって界面物性値を算出する手法を開発した.SPring-8その場観察結...
❏多成分系拡散のタイライン・シフト現象に立脚する凝固ミクロ偏析の新規制御法(25289266)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30431331)
【キーワード】ミクロ偏析 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 凝固工学 / デンドライト (他11件)
【概要】鋳造材の内部では、構成元素の濃度がマイクロメートルのスケールで不均一に分布しており、これをミクロ偏析と呼ぶ。鋳片・鋳塊の高品質化のためにこの偏析を高精度に制御することが望まれている。本研究では現在までに注意を払われてこなかった多成分系拡散のタイライン・シフト現象とミクロ偏析の関係を解明し、この現象を利用した新しい偏析制御技術の発展につながる知見を得た。特に、拡散の遅い原子の偏析は、タイライン・シフ...
【工学】材料工学:フェーズフィールド法分子動力学法を含む研究件
❏局所平衡が破れた界面動力学による組織形成の数理構築(22H00252)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (30431331)
【キーワード】組織形成 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 局所平衡の破れ / solute trapping
【概要】
❏原子・組織アプローチのデータ同化に基づく非平衡固液界面物性の学理開拓(19H02486)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (30431331)
【キーワード】データ同化 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 界面物性 / 凝固組織 (他8件)
【概要】金属材料における界面エネルギーや界面移動度といった固液界面物性は、凝固組織の形成過程を支配する重要な因子である。しかし、非平衡状態における固液界面物性の全容を解明する方法は開発されていなかった。そこで本研究は、組織形成予測の高精度化を目指し、原子シミュレーションと組織形成シミュレーション、そしてデータ同化を組み合わせることで、非平衡状態の固液界面物性値を“on-the-fly”で算出する手法を構築...
❏大規模計算とその場観察の定量的融合による革新的材料組織予測法の開発(17H01237)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高木 知弘 京都工芸繊維大学, 機械工学系, 教授 (50294260)
【キーワード】フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / その場観察 / データサイエンス / 凝固 (他8件)
【概要】材料開発では,材料組織の適切な予測と制御が極めて重要である.本研究では,フェーズフィールド(PF)計算,SPring-8によるその場観察,分子動力学(MD)計算の三つの最先端研究をデータサイエンスにより融合し,革新的メゾスケール材料組織予測アプローチの構築を目指した.MD計算結果を観察データとし,PFとEnKFによるデータ同化によって界面物性値を算出する手法を開発した.SPring-8その場観察結...
【工学】プロセス・化学工学:ゼオライト膜分子動力学法を含む研究件
❏計算機化学を利用した高選択性ゼオライト触媒膜の理論設計と開発(12450307)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】高羽 洋充 東大, 工学(系)研究科(研究院), 助手 (80302769)
【キーワード】計算機化学 / 無機膜 / 触媒膜 / 非平衡系メソスコピック・モンテカルロ法 / ゼオライト膜 (他8件)
【概要】本研究の目的は計算機化学と膜透過理論を組み合わせた新しい触媒膜の設計方法論を提案するとともに、その方法論をゼオライト触媒膜によるパラキシレン生成プロセスに適用し、理論設計結果に基づいた触媒膜の開発を行うことである。本年度は、分子シミュレーションにおいて計算に最も時間を要する原子間ポテンシャルを確率論的に取り扱うことができる新規非平衡系メソスコピック・モンテカルロ法ソフトウエアの開発を行い成功した。...
❏新規分子シミュレーション手法による無機分離膜設計法の確立(11555197)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】高羽 洋充 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80302769)
【キーワード】無機膜 / 分子シミュレーション / ゼオライト膜 / シリカ膜 / ガス分離 (他11件)
【概要】高温条件下や有機溶媒中で使われる無機分離膜の開発においては、特定の膜分離対象に最適化された膜を如何に迅速に開発できるがキーポイントとなる。しかしながら、無機膜はその材料によって構造も大きく異なり、また周期律表全ての元素を対象として開発が行なわれるため、試行錯誤的な実験が中心となり多大な労力が費やされている。また得られた膜が最高の性能をもつものかどうかの判定も難しい。そのため、理論的根拠に基づき、迅...
【工学】プロセス・化学工学:マイクロチャネル分子動力学法を含む研究件
❏ミクロ輸送機構解明に基づく固体高分子型燃料電池の高性能化(12555056)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】岡崎 健 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20124729)
【キーワード】固体高分子形燃料電池(PEFC) / 分子動力学法 / 分子構造 / 触媒 / 反応 (他17件)
【概要】本研究の目的は、固体高分子形燃料電池(PEFC)内部のミクロな諸現象に注目し、その理解をもとにPEFCのさらなる高性能化を目指すことにある。さらに、このような視点に立った取り組みがPEFC開発に必要であるという概念を世に問うことも意図している。上記目的実現のため、本研究では具体的に以下の3点に焦点を絞り取り組み、以下の成果を得た。 1.固体高分子膜内のミクロ輸送現象:膜内の分子構造をモンテカルロ法...
❏相変化を利用した冷エネルギーの保存・輸送・利用技術に関する総合的研究(06302037)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】黒崎 晏夫 東京工業大学, 工学部, 教授 (70016442)
【キーワード】相変化 / 冷熱 / 保存・輸送・利用 / 気体搬送 / マイクロチャンネル (他13件)
【概要】相変化を利用した冷エネルギーの保存・輸送・利用技術の確立を目指して、それぞれの分担課題につき検討を進め、以下のような成果を得た。 潜熱カプセルを用いた冷エネルギー気体搬送技術に関する研究(岡崎、佐藤、山田)では、従前に別課題で検討を加えた冷エネルギーのカプセル搬送時の性能とカプセル製作に要するコストを評価するために、カプセルを用いず氷晶を直接空気搬送したときの冷熱損失・輸送動力を実験的に評価し、そ...
【工学】電気電子工学:界面物性分子動力学法を含む研究件
❏原子・組織アプローチのデータ同化に基づく非平衡固液界面物性の学理開拓(19H02486)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (30431331)
【キーワード】データ同化 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 界面物性 / 凝固組織 (他8件)
【概要】金属材料における界面エネルギーや界面移動度といった固液界面物性は、凝固組織の形成過程を支配する重要な因子である。しかし、非平衡状態における固液界面物性の全容を解明する方法は開発されていなかった。そこで本研究は、組織形成予測の高精度化を目指し、原子シミュレーションと組織形成シミュレーション、そしてデータ同化を組み合わせることで、非平衡状態の固液界面物性値を“on-the-fly”で算出する手法を構築...
❏固液界面物性の新奇異方性の学理開拓と新規凝固組織制御法(16H04541)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (30431331)
【キーワード】凝固組織 / 界面物性 / デンドライト / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 (他7件)
【概要】本研究では、金属材料の凝固におけるデンドライトの優先成長方位が合金濃度に依存するという新奇の現象が、多様な合金系において生じることを実験研究によって明らかにした。そして、そのメカニズム解明のための熱力学解析と原子シミュレーションを実施するとともに、組織形成シミュレーション法のフェーズフィールド・モデルを発展させ、そのシミュレーションによって、組織形態の多様性を総括する形態マップを構築した。 ...
【工学】土木工学:無機膜分子動力学法を含む研究件
❏計算機化学を利用した高選択性ゼオライト触媒膜の理論設計と開発(12450307)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】高羽 洋充 東大, 工学(系)研究科(研究院), 助手 (80302769)
【キーワード】計算機化学 / 無機膜 / 触媒膜 / 非平衡系メソスコピック・モンテカルロ法 / ゼオライト膜 (他8件)
【概要】本研究の目的は計算機化学と膜透過理論を組み合わせた新しい触媒膜の設計方法論を提案するとともに、その方法論をゼオライト触媒膜によるパラキシレン生成プロセスに適用し、理論設計結果に基づいた触媒膜の開発を行うことである。本年度は、分子シミュレーションにおいて計算に最も時間を要する原子間ポテンシャルを確率論的に取り扱うことができる新規非平衡系メソスコピック・モンテカルロ法ソフトウエアの開発を行い成功した。...
❏新規分子シミュレーション手法による無機分離膜設計法の確立(11555197)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】高羽 洋充 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80302769)
【キーワード】無機膜 / 分子シミュレーション / ゼオライト膜 / シリカ膜 / ガス分離 (他11件)
【概要】高温条件下や有機溶媒中で使われる無機分離膜の開発においては、特定の膜分離対象に最適化された膜を如何に迅速に開発できるがキーポイントとなる。しかしながら、無機膜はその材料によって構造も大きく異なり、また周期律表全ての元素を対象として開発が行なわれるため、試行錯誤的な実験が中心となり多大な労力が費やされている。また得られた膜が最高の性能をもつものかどうかの判定も難しい。そのため、理論的根拠に基づき、迅...
【工学】移動現象および単位操作:密度汎関数法分子動力学法を含む研究件
❏第3世代密度汎関数法の展開とタンパク質ボルン-オッペンハイマー分子動力学法の研究(15H02046)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 文俊 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00235392)
【キーワード】ハイパフォーマンス・コンピューティング / タンパク質 / 物性理論 / 量子化学 / 密度汎関数法 (他11件)
【概要】超並列計算環境に適したタンパク質の正準(標準)分子軌道計算・分子動力学シミュレーションに関する基盤技術の研究開発を行った。第3世代密度汎関数法に基づく正準分子軌道計算ソフトウェアProteinDFの改良と力計算機能の追加・並列化を行った。ProteinDFと分子動力学計算ソフトウェアGromacsとの連成システムを開発し、本システムが小規模タンパク質において動作することを確認した。また、分子動力学...
❏巨大ユニットセルを持つ炭素ナノ構造体の理論研究総合システムの構築(16540309)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】齋藤 晋 (斎藤 晋) 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (00262254)
【キーワード】ナノチューブ / フラーレン / 分子動力学法 / モデルポテンシャル法 / 密度汎関数法 (他7件)
【概要】ナノカーボン系の重要性は、その原子配置を変化させることにより、電子物性、さらには機械的物性が多種多様な系を実現できることにある。しかも、その原子配置の取り得る多様性は、フラーレン系・ナノチューブ系それぞれで、無限種類あるといっても過言ではない。これが、ナノサイエンス・ナノテクノロジーにおいてナノカーボン系が最重要物質群とされ、研究が集中的に行われている理由である。しかし、その多様性こそが、ナノカー...
❏理論計算による立方晶窒化ホウ素薄膜堆積過程の研究(13450020)
【研究テーマ】表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】渡邉 聡 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00292772)
【キーワード】立方晶窒化ホウ素 / 薄膜堆積過程 / 分子動力学法 / 密度汎関数法 / 高速入射粒子 (他8件)
【概要】立方晶窒化ホウ素(cBN)は、ダイヤモンドに匹敵する優れた特質を持つことから幅広い応用が期待されているが、まだ実用化に十分な膜厚・品質の薄膜を得るに至っていない。一層良質なcBN薄膜を得る上で薄膜堆積過程の微視的な解明が重要であることは認識されてきているが、最近の実験で得られた知見を考慮した理論計算はまだされていなかった。以上を念頭に本研究では、グラファイト的BN(gBN)層からのcBN核形成など...
【工学】総合工学:シリコン分子動力学法を含む研究件
❏立体構造半導体/酸化膜界面のハイスループットモデリング技術の開発(24310082)
【研究テーマ】ナノ構造科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】渡邉 孝信 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00367153)
【キーワード】表面・界面ナノ科学 / シリコン / 絶縁膜 / 分子動力学法
【概要】急速に進む立体構造デバイスの研究開発を基礎から支えるため、ナノスケールの半導体結晶、およびそれを覆う酸化絶縁膜の原子論的界面構造モデルを、ハイスループットで自動生成する技術を開発し、現実的な立体構造モデルを用いた様々な輸送シミュレーションを可能にした。開発した手法を熱伝導シミュレーションに応用し、ナノスケールのシリコン結晶が示す特異な熱的特性の起源の解明に成功した。 ...
❏シリコンのプラズマCVD薄膜生成におけるエピタキシャル成長の分子動力学法解析(23656143)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (90401124)
【キーワード】分子動力学法 / シリコン / エピタキシー / Chemical Vapor Deposition / ナノク ラスター (他7件)
【概要】本研究では,シリコンのプラズマCVD薄膜生成における初期クラスター形成過程を分子動力学法により解析し,基板上でクラスターがエピタキシャル成長および粒成長する条件を見出した.また多数のクラスター堆積過程の計算を行い,小さなクラスターの連続堆積により,エピタキシャル成長が可能であることを示した.さらに,水素原子がエピタキシャル成長に与える影響を検討した.水素がないSiクラスターと比べ,SiHクラスター...
【工学】総合工学:分子軌道法分子動力学法を含む研究件
❏水素結合ネットワーク分子集積体の非平衡ダイナミクス(20K05476)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】重光 保博 長崎大学, 工学研究科, 教授 (50432969)
【キーワード】分子動力学法 / 分子軌道法 / 分子集積体 / 非平衡状態 / 水素結合 (他10件)
【概要】凝縮系の化学反応速度は、室温・低圧の通常の条件下では、全系が一体的に化学平衡を保って進行する遷移状態理論で通常は解釈される。しかし、凝縮系の動的構造や化学反応における化学平衡仮定の正当性については、理論・実験の両面から体系的な検証が行われていない。化学平衡から外れた系のダイナミクスに関する過去の研究は、ブラウン運動駆動の粗視化方程式であるFokker-Planck方程式は溶液系やタンパク質ダイナミ...
❏分子軌道法を基にした分子動力学法の非晶質酸化物への適用(13650734)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】井上 博之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10193608)
【キーワード】分子動力学法 / ガラス構造 / 分子軌道法 / 3体ポテンシャル / SiO_2ガラス (他14件)
【概要】本研究は、分子軌道法を用いて、電子状態を考慮したポテンシャルエネルギーを分子動力学法に導入する方法を検討し、ガラス状態の物質へ適用することを目的とした。具体的には、非経験的分子軌道法のひとつであるGAMESSを用いて、基本構造となるクラスタのポテンシャルエネルギーを求め、これを原子間距離の関数(2体)あるいは原子角の関数(3体)のポテンシャルの関数で分解することにより、ポテンシャル関数のパラメータ...
【工学】総合工学:ナノチューブ・フラーレン分子動力学法を含む研究件
❏直径およびカイラリティを制御したナノチューブ薄膜生成プロセスのマルチスケール解析(24686026)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ・フラーレン / マルチスケール解析 / 分子動力学法 / 第一原理分子動力学 / 国際研究者交流:イギリス (他10件)
【概要】本研究では,直径およびカイラリティ(巻き方)を制御したカーボンナノチューブ薄膜生成実現に向けて直径及びカイラリティ決定因子の解明を目的とし,様々な計算手法によるNi(/グラファイト整合界面のエネルギーを系統的に求め,最安定構造が計算手法に依存する(Rosei及びTop(fcc)界面)ことを明らかにした.また第一原理分子動力学法シミュレーションにより,炭素源分子解離過程を詳細に検討し,CHxCOフラ...
❏分子動力学法によるナノチューブカイラリティ制御触媒金属微粒子の最適構造設計(21686021)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ・フラーレン / 分子動力学法 / ナノ材料 / 国際研究者交流:イギリス / ベルギー (他10件)
【概要】本研究では,単層カーボンナノチューブ(SWNT)の触媒金属微粒子内の結晶方位分布がカイラリティ決定に与える影響を解明することを目的とし,グラファイト・金属稠密面相互作用エネルギーの方位関係依存性についての系統的な計算より,六員環中心とNi(111)最表面原子が同軸のエピタキシャル構造が特異的に安定とあることを明らかにした.また,分子動力学(MD)・モンテカルロ(MC)ハイブリッド法計算により,カイ...
❏単層カーボンナノチューブの初期核生成・成長・バンドル形成過程のマルチスケール解析(18686017)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ / ナノチューブ・フラーレン / 分子動力学法 / マルチスケール解析 / 国際研究者交流:イギリス
【概要】本研究ではカーボンナノチューブ生成・成長過程の理解を目的とし,第一原理計算から構築したポテンシャル関数を用いた古典分子動力学法により,孤立炭素原子が1nm程度の触媒金属微粒子を介して初期核(キャップ)構造を生成する過程及び,モンテカルロ法により初期核生成後の円筒構造の成長過程を検討し,触媒種の違い,炭素原子濃度等の条件により単層及び多層ナノチューブに成長する機構の違いを定性的に明らかにした. ...
【工学】総合工学:CVD分子動力学法を含む研究件
❏単層カーボンナノチューブの原子スケール精密成長機構の解明(20K20348)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90209700)
【キーワード】単層カーボンナノチューブ / CNT / 化学気相成長法 / CVD / 同位体ラベリング (他12件)
【概要】同位体ラベリング手法を用いた単一単層CNTの成長時間変化の観察手法を確立し,触媒還元,水蒸気処理,アセチレン添加などの単層CNTの成長開始時間遅延と成長速度への影響を単一単層CNTレベルで明らかとした.さらにシリコン基板の微細加工により作製したTEMグリッドを用いた透過型電子顕微鏡(TEM)による触媒金属と単層CNTの観察および分子動力学(MD)法による単層CNT成長のシミュレーションを組み合わせ...
❏シリコンのプラズマCVD薄膜生成におけるエピタキシャル成長の分子動力学法解析(23656143)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (90401124)
【キーワード】分子動力学法 / シリコン / エピタキシー / Chemical Vapor Deposition / ナノク ラスター (他7件)
【概要】本研究では,シリコンのプラズマCVD薄膜生成における初期クラスター形成過程を分子動力学法により解析し,基板上でクラスターがエピタキシャル成長および粒成長する条件を見出した.また多数のクラスター堆積過程の計算を行い,小さなクラスターの連続堆積により,エピタキシャル成長が可能であることを示した.さらに,水素原子がエピタキシャル成長に与える影響を検討した.水素がないSiクラスターと比べ,SiHクラスター...
【工学】総合工学:温度制御分子動力学法を含む研究件
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏非ハミルトンダイナミクスにおける統計力学諸概念の力学からの基礎付け(19740235)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】渡辺 宙志 東京大学, 物性研究所, 助教 (50377777)
【キーワード】統計物理学 / 分子動力学法 / 温度制御 / リュービル演算子 / エルミート性 (他10件)
【概要】ハミルトン力学に従わない力学系として温度制御下にある分子動力学法の運動方程式、特にNose-Hoover法に着目し、その物理的、幾何学的な意味について研究した。Nose-Hoover法の時間発展を粗視化することで一般化Langevin方程式を導き、H定理との関係を明らかにした。また、運動方程式を一般的な多様体上に構成されるベクトル場として定式化することで温度の幾何学的な意味を考察し、カノニカル分布...
【工学】総合工学:分子シミュレーション分子動力学法を含む研究件
❏分子シミュレーションで探る化学蓄熱の分子論的な律速過程と反応性向上への道(21K14723)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】稲垣 泰一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (00895766)
【キーワード】モンテカルロ法 / 分子動力学法 / レアイベント / 化学蓄熱 / 分光計算 (他8件)
【概要】本課題は、化学蓄熱材として用いる代表的な固気化学反応の構造変化およびその律速過程を分子レベルで明らかにし、実用化への課題となっている低い反応性を改善する方法の提案を目指している。分子レベルで化学反応過程を理解するには、分子シミュレーションによる研究が有効であるが、これまでのシミュレーション手法では「時間スケールが多様な拡散」と「待ち時間は長いが瞬間的に起こる化学結合の組み換え」が複雑に絡み合った固...
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
❏新規分子シミュレーション手法による無機分離膜設計法の確立(11555197)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】高羽 洋充 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80302769)
【キーワード】無機膜 / 分子シミュレーション / ゼオライト膜 / シリカ膜 / ガス分離 (他11件)
【概要】高温条件下や有機溶媒中で使われる無機分離膜の開発においては、特定の膜分離対象に最適化された膜を如何に迅速に開発できるがキーポイントとなる。しかしながら、無機膜はその材料によって構造も大きく異なり、また周期律表全ての元素を対象として開発が行なわれるため、試行錯誤的な実験が中心となり多大な労力が費やされている。また得られた膜が最高の性能をもつものかどうかの判定も難しい。そのため、理論的根拠に基づき、迅...
【工学】総合工学:分子動力学分子動力学法を含む研究件
❏単層カーボンナノチューブの原子スケール精密成長機構の解明(20K20348)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90209700)
【キーワード】単層カーボンナノチューブ / CNT / 化学気相成長法 / CVD / 同位体ラベリング (他12件)
【概要】同位体ラベリング手法を用いた単一単層CNTの成長時間変化の観察手法を確立し,触媒還元,水蒸気処理,アセチレン添加などの単層CNTの成長開始時間遅延と成長速度への影響を単一単層CNTレベルで明らかとした.さらにシリコン基板の微細加工により作製したTEMグリッドを用いた透過型電子顕微鏡(TEM)による触媒金属と単層CNTの観察および分子動力学(MD)法による単層CNT成長のシミュレーションを組み合わせ...
❏イオン液体の示すメソスケール協同現象の計算科学研究:遅い緩和と界面ゆらぎ(18K13513)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】芝 隼人 東京大学, 情報基盤センター, 特任講師 (20549563)
【キーワード】イオン液体 / 回転緩和 / 分子動力学 / Stokes-Einstein-Debye則 / 自己相関関数 (他13件)
【概要】本年度は、過冷却状態にあるアルキルイミダゾリウムイオン液体における並進・回転運動のカップリング関係について、昨年度までに得られた成果の取りまとめを行った。この論文の取りまとめの過程において、アルキル鎖配向の時間発展が、アルキル鎖長に大きく定性的影響を受けることが判明した。アルキル鎖長が短い時には、分子配置の変化と同時に大角度での回転が起きる。他方、鎖長が大きくなると、この運動が拡散的な運動に移行し...
❏カーボンナノチューブの伝熱に関する分子動力学法シミュレーション(17656072)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (90209700)
【キーワード】カーボンナノチューブ / 分子動力学法 / 熱伝導 / 界面熱抵抗 / 伝熱 (他6件)
【概要】常温における単層カーボンナノチューブの熱伝導をTersoff-Brenner型の炭素原子間ポテンシャルを用いた分子動力学法によって計算した.従来の計算では,短いナノチューブに周期境界条件を課して無限長のナノナノチューブを模擬し,様々な手法による漸近特性によって熱伝導率を求めていた.それに対し,本研究ではカーボンナノチューブの両端に熱浴を設置し,非平衡分子動力学シミュレーションを行うことで,有限長の...
【工学】総合工学:ダイナミクス分子動力学法を含む研究件
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
❏共有結合性を有する不規則凝縮系の原子ダイナミクスへの超高圧環境の影響(23340106)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】下條 冬樹 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (60253027)
【キーワード】液体 / 構造不規則系 / 高圧環境 / 共有結合 / ダイナミクス (他8件)
【概要】第一原理分子動力学法による理論計算と中性子・X線非弾性散乱等の実験的手法を駆使して、液体シリカを代表とする共有結合性を有する種々の二元、三元系液体における原子の拡散挙動のミクロな機構とその圧力依存性を解明した。局所構造や結合状態の時間変化を解析し、各圧力での拡散機構を明らかにすると共に、液体を構成する元素の拡散挙動が互いにどの程度異なるのか(動的非対称性)という観点からそれぞれの液体における原子ダ...
【工学】総合工学:並列計算分子動力学法を含む研究件
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏相転移を伴う非平衡輸送現象の理論的、数値的研究(23740287)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 東京大学, 物性研究所, 助教 (50377777)
【キーワード】気泡生成 / 分子動力学法 / Ostwald成長 / キャビテーション / 並列計算 (他12件)
【概要】液体を急減圧すると多数の気泡が出現し、その後、大きい気泡がより大きく、小さい気泡がより小さくなるOstwald成長という現象が起きる。この現象は発電所や冷却システムにおいて重要な役割を果たすが、その詳細は未解明であった。そこで我々は京コンピュータ上で数億粒子規模の大規模動力学計算を行い、急減圧された液体に発生する気泡のダイナミクスを解析した。急減圧直後は系の非一応性が原因で古典論では記述できないが...
❏Deal-Grove理論に代わる新しいシリコン熱酸化速度理論の構築とその応用(19686005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】渡邉 孝信 (渡邊 孝信) 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (00367153)
【キーワード】表面・界面 / 電気・電子材料 / ナノ構造形成・制御 / 分子動力学法 / 並列計算 (他6件)
【概要】乾燥酸素雰囲気中のシリコン熱酸化(ドライ酸化)と水蒸気雰囲気中の酸化(ウェット酸化)を統一的に記述する新しい方程式を定式化し、長年謎であった、ドライ酸化のみで見られる非線形な酸素分圧依存性を説明することに成功した。また、シリコンやゲルマニウムの酸化膜構造を分子動力学シミュレーションで再現し、界面近傍における構造緩和機構、酸化種の拡散挙動、ストレス分布、熱輸送やフォノンの緩和機構などを明らかにした。...
【工学】総合工学:カーボンナノチューブ分子動力学法を含む研究件
❏単層カーボンナノチューブの原子スケール精密成長機構の解明(20K20348)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90209700)
【キーワード】単層カーボンナノチューブ / CNT / 化学気相成長法 / CVD / 同位体ラベリング (他12件)
【概要】同位体ラベリング手法を用いた単一単層CNTの成長時間変化の観察手法を確立し,触媒還元,水蒸気処理,アセチレン添加などの単層CNTの成長開始時間遅延と成長速度への影響を単一単層CNTレベルで明らかとした.さらにシリコン基板の微細加工により作製したTEMグリッドを用いた透過型電子顕微鏡(TEM)による触媒金属と単層CNTの観察および分子動力学(MD)法による単層CNT成長のシミュレーションを組み合わせ...
❏カーボンナノチューブの伝熱に関する分子動力学法シミュレーション(17656072)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (90209700)
【キーワード】カーボンナノチューブ / 分子動力学法 / 熱伝導 / 界面熱抵抗 / 伝熱 (他6件)
【概要】常温における単層カーボンナノチューブの熱伝導をTersoff-Brenner型の炭素原子間ポテンシャルを用いた分子動力学法によって計算した.従来の計算では,短いナノチューブに周期境界条件を課して無限長のナノナノチューブを模擬し,様々な手法による漸近特性によって熱伝導率を求めていた.それに対し,本研究ではカーボンナノチューブの両端に熱浴を設置し,非平衡分子動力学シミュレーションを行うことで,有限長の...
❏炭素ナノチューブを用いた水素吸蔵技術の開発(13555050)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90209700)
【キーワード】水素吸蔵 / カーボンナノチューブ / 分子動力学シミュレーション / 化学気相蒸着法 / 金属触媒 (他15件)
【概要】自動車用あるいはモバイル用燃料電池などの実用化に向けての最重要問題の一つである水素貯蔵に関して,単層カーボンナノチューブによる極めて優れた水素吸蔵を示す実験結果が報告された.そこで,本研究では分子動力学法シミュレーションと水素吸蔵の実験とを比較して,その可能性を探ることを計画した.ところが,本研究開始後に,極めて優れた特性を示す実験的な報告の多くが,実は,金属などの不純物を含みかつ極めて微量なサン...
【工学】総合工学:キャビテーション分子動力学法を含む研究件
❏不純物・相転移を伴う複雑流体の分子論からの数値解析(15K05201)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (50377777)
【キーワード】分子動力学法 / 複雑流体 / ハイパフォーマンスコンピューティング / キャビテーション / モンテカルロ法 (他15件)
【概要】ポリマーなどの不純物や、気泡生成などの相転移と流れがカップルした複雑流体の振る舞いを分子動力学法によるシミュレーションにより解析した。特に、円柱後方に発生するカルマン渦に注目し、高分子を添加すると渦がぼやけること、高分子の長さが重要であること、気泡生成を伴う流れでは、渦が発生する場所が後方にずれ、その結果円柱にかかる渦からの反作用が消えることなどを明らかにした。 ...
❏相転移を伴う非平衡輸送現象の理論的、数値的研究(23740287)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 東京大学, 物性研究所, 助教 (50377777)
【キーワード】気泡生成 / 分子動力学法 / Ostwald成長 / キャビテーション / 並列計算 (他12件)
【概要】液体を急減圧すると多数の気泡が出現し、その後、大きい気泡がより大きく、小さい気泡がより小さくなるOstwald成長という現象が起きる。この現象は発電所や冷却システムにおいて重要な役割を果たすが、その詳細は未解明であった。そこで我々は京コンピュータ上で数億粒子規模の大規模動力学計算を行い、急減圧された液体に発生する気泡のダイナミクスを解析した。急減圧直後は系の非一応性が原因で古典論では記述できないが...
【工学】総合工学:大規模計算分子動力学法を含む研究件
❏大規模計算とその場観察の定量的融合による革新的材料組織予測法の開発(17H01237)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高木 知弘 京都工芸繊維大学, 機械工学系, 教授 (50294260)
【キーワード】フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / その場観察 / データサイエンス / 凝固 (他8件)
【概要】材料開発では,材料組織の適切な予測と制御が極めて重要である.本研究では,フェーズフィールド(PF)計算,SPring-8によるその場観察,分子動力学(MD)計算の三つの最先端研究をデータサイエンスにより融合し,革新的メゾスケール材料組織予測アプローチの構築を目指した.MD計算結果を観察データとし,PFとEnKFによるデータ同化によって界面物性値を算出する手法を開発した.SPring-8その場観察結...
❏第3世代密度汎関数法の展開とタンパク質ボルン-オッペンハイマー分子動力学法の研究(15H02046)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 文俊 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00235392)
【キーワード】ハイパフォーマンス・コンピューティング / タンパク質 / 物性理論 / 量子化学 / 密度汎関数法 (他11件)
【概要】超並列計算環境に適したタンパク質の正準(標準)分子軌道計算・分子動力学シミュレーションに関する基盤技術の研究開発を行った。第3世代密度汎関数法に基づく正準分子軌道計算ソフトウェアProteinDFの改良と力計算機能の追加・並列化を行った。ProteinDFと分子動力学計算ソフトウェアGromacsとの連成システムを開発し、本システムが小規模タンパク質において動作することを確認した。また、分子動力学...
❏相転移を伴う非平衡輸送現象の理論的、数値的研究(23740287)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】渡辺 宙志 東京大学, 物性研究所, 助教 (50377777)
【キーワード】気泡生成 / 分子動力学法 / Ostwald成長 / キャビテーション / 並列計算 (他12件)
【概要】液体を急減圧すると多数の気泡が出現し、その後、大きい気泡がより大きく、小さい気泡がより小さくなるOstwald成長という現象が起きる。この現象は発電所や冷却システムにおいて重要な役割を果たすが、その詳細は未解明であった。そこで我々は京コンピュータ上で数億粒子規模の大規模動力学計算を行い、急減圧された液体に発生する気泡のダイナミクスを解析した。急減圧直後は系の非一応性が原因で古典論では記述できないが...
【工学】総合工学:マルチスケール解析分子動力学法を含む研究件
❏直径およびカイラリティを制御したナノチューブ薄膜生成プロセスのマルチスケール解析(24686026)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ・フラーレン / マルチスケール解析 / 分子動力学法 / 第一原理分子動力学 / 国際研究者交流:イギリス (他10件)
【概要】本研究では,直径およびカイラリティ(巻き方)を制御したカーボンナノチューブ薄膜生成実現に向けて直径及びカイラリティ決定因子の解明を目的とし,様々な計算手法によるNi(/グラファイト整合界面のエネルギーを系統的に求め,最安定構造が計算手法に依存する(Rosei及びTop(fcc)界面)ことを明らかにした.また第一原理分子動力学法シミュレーションにより,炭素源分子解離過程を詳細に検討し,CHxCOフラ...
❏単層カーボンナノチューブの初期核生成・成長・バンドル形成過程のマルチスケール解析(18686017)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ / ナノチューブ・フラーレン / 分子動力学法 / マルチスケール解析 / 国際研究者交流:イギリス
【概要】本研究ではカーボンナノチューブ生成・成長過程の理解を目的とし,第一原理計算から構築したポテンシャル関数を用いた古典分子動力学法により,孤立炭素原子が1nm程度の触媒金属微粒子を介して初期核(キャップ)構造を生成する過程及び,モンテカルロ法により初期核生成後の円筒構造の成長過程を検討し,触媒種の違い,炭素原子濃度等の条件により単層及び多層ナノチューブに成長する機構の違いを定性的に明らかにした. ...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:ナノチューブ分子動力学法を含む研究件
❏単層カーボンナノチューブの初期核生成・成長・バンドル形成過程のマルチスケール解析(18686017)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】澁田 靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90401124)
【キーワード】ナノチューブ / ナノチューブ・フラーレン / 分子動力学法 / マルチスケール解析 / 国際研究者交流:イギリス
【概要】本研究ではカーボンナノチューブ生成・成長過程の理解を目的とし,第一原理計算から構築したポテンシャル関数を用いた古典分子動力学法により,孤立炭素原子が1nm程度の触媒金属微粒子を介して初期核(キャップ)構造を生成する過程及び,モンテカルロ法により初期核生成後の円筒構造の成長過程を検討し,触媒種の違い,炭素原子濃度等の条件により単層及び多層ナノチューブに成長する機構の違いを定性的に明らかにした. ...
❏巨大ユニットセルを持つ炭素ナノ構造体の理論研究総合システムの構築(16540309)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】齋藤 晋 (斎藤 晋) 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (00262254)
【キーワード】ナノチューブ / フラーレン / 分子動力学法 / モデルポテンシャル法 / 密度汎関数法 (他7件)
【概要】ナノカーボン系の重要性は、その原子配置を変化させることにより、電子物性、さらには機械的物性が多種多様な系を実現できることにある。しかも、その原子配置の取り得る多様性は、フラーレン系・ナノチューブ系それぞれで、無限種類あるといっても過言ではない。これが、ナノサイエンス・ナノテクノロジーにおいてナノカーボン系が最重要物質群とされ、研究が集中的に行われている理由である。しかし、その多様性こそが、ナノカー...
【医歯薬学】外科系臨床医学:組織形成分子動力学法を含む研究件
❏局所平衡が破れた界面動力学による組織形成の数理構築(22H00252)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (30431331)
【キーワード】組織形成 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 局所平衡の破れ / solute trapping
【概要】
❏多成分系拡散のタイライン・シフト現象に立脚する凝固ミクロ偏析の新規制御法(25289266)
【研究テーマ】金属・資源生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】大野 宗一 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30431331)
【キーワード】ミクロ偏析 / フェーズフィールド法 / 分子動力学法 / 凝固工学 / デンドライト (他11件)
【概要】鋳造材の内部では、構成元素の濃度がマイクロメートルのスケールで不均一に分布しており、これをミクロ偏析と呼ぶ。鋳片・鋳塊の高品質化のためにこの偏析を高精度に制御することが望まれている。本研究では現在までに注意を払われてこなかった多成分系拡散のタイライン・シフト現象とミクロ偏析の関係を解明し、この現象を利用した新しい偏析制御技術の発展につながる知見を得た。特に、拡散の遅い原子の偏析は、タイライン・シフ...
【医歯薬学】社会医学:生体生命情報学分子動力学法を含む研究件
❏中分子創薬に適した特性を有する環状ペプチド分子設計手法の開発(17H01814)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】秋山 泰 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (30243091)
【キーワード】生命生体情報学 / 環状ペプチド / 中分子創薬 / 膜透過性 / 血漿タンパク質結合率 (他9件)
【概要】次世代の創薬分子として注目されている特殊環状ペプチドを用いた中分子創薬を加速するため、そのボトルネックとなっていた細胞膜の透過性、および血漿タンパク質結合率の計算機予測を行うための基盤的手法を開発した。 細胞膜透過性予測においては、大規模な分子動力学シミュレーション(REUS)による予測と、2次元および3次元記述子からの機械学習による予測の二つの手法を開発した。前者は6~8残基では充分な精度を達成...
❏高精度タンパク質構造モデリングおよび構造評価手法の開発(17500191)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】清水 謙多郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】生体生命情報学 / プロテオーム / 蛋白質構造予測 / 蛋白質構造精密化 / 蛋白質構造評価 (他11件)
【概要】タンパク質の詳細な機能の解析、酵素、薬剤設計などの応用には、全原子レベルの精度の高い構造予測(モデリング)が重要である。本研究では、ホモロジーモデリングなど、既存の構造予測手法で得られた構造に対して、重要な部位について重点的に予測精度を向上させることが目的とする高精度タンパク質構造モデリングシステムを開発した。本研究で開発した構造モデリング手法は、(1)局所構造情報を利用した側鎖モデリング、(2)...
【医歯薬学】薬学:プロトン移動分子動力学法を含む研究件
❏水素結合ネットワーク構造に基づく蛋白質内プロトン移動の予測(18H01186)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】斉藤 圭亮 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20514516)
【キーワード】水素結合 / ネットワーク / プロトン移動 / QM/MM法 (他9件)
【概要】プロトン移動の実例を集めるため,植物や藻類の光合成において水を分解し酸素を発生する反応を触媒する蛋白質である光化学系IIに着目し,次のことを明らかにした.これらの成果はすべて国際誌に論文として発表済みである. ■1)酸素発生反応に伴って最初に放出されるプロトン放出機構を水輸送膜蛋白質アクアポリンと比較した.光化学系IIでは,蛋白質内部に結合している少数の水分子のゆらぎが他の水分子に比べて特異的に小...
❏溶液中の水素イオンの動力学計算手法の開発と生体分子への応用(17K15101)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡邉 宙志 慶應義塾大学, 理工学研究科(矢上), 特任講師 (20767199)
【キーワード】水素イオン / 分子シミュレーション / 凝縮系 / 量子化学 / ダイナミクス (他11件)
【概要】我々は溶媒の量子化学効果を取り込む手法を検証・改良する過程において、全てのハイブリッドモデルシミュレーションが影響をうけるアーティファクトを発見した。このアーティファクトは今まで議論されたことはなかったが、水素イオンのダイナミクスを再現する上でそれを補正することが非常に重要になる。そこで当初の予定を変更し、このアーティファクトの詳細な分析と補正法の提唱を行いその有効性を示すことに成功した。 さらに...
【医歯薬学】薬学:分子動力学計算分子動力学法を含む研究件
❏第一原理分子動力学計算による3価および4価アクチノイドイオンの水和構造解明(14780403)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】津島 悟 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (80312990)
【キーワード】アクチノイド / 分子動力学計算 / 4価 / トリウム / 分子動力学法 (他6件)
【概要】第一原理計算により求めた4価アクチノイドイオンのポテンシャルを用いて、分子動力学計算を行った。MD計算にはAMBER6.0プログラムを用いた。[Th(H_2O)_9]^<4+>と[Th(H_2O)_<10>]^<4+>の電荷の計算にはESP法を用いた。Thと第一水和圏の水分子のHのLJパラメータは0とし、第一水和圏の水分子のOのLJパラメータはR_<o_I...
❏動的資源管理機能を備えた大規模並列プログラミング環境の開発と計算化学への応用(11558029)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】清水 謙多郎 (清水 謙太郎) 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】並列計算 / 並列プログラミング環境 / MPI / プロセッサ割当て / スケジューリング (他13件)
【概要】本研究では、動的資源管理機能を備えた大規模並列システムのための並列プログラミング環境Parsleyを開発し、計算化学の諸問題に適用して、その有用性を実証した。Parsleyでは、アプリケーションプログラムは並列処理可能な部分問題(サプタスクと呼ぶ)に分割され、それらを単位としてプロセッサが割り当てられ実行される。サブタスク間には、実行の先行制約が依存関係として定義され、それとともにサブタスクグラフ...
【医歯薬学】薬学:タンパク質分子動力学法を含む研究件
❏第3世代密度汎関数法の展開とタンパク質ボルン-オッペンハイマー分子動力学法の研究(15H02046)
【研究テーマ】計算科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐藤 文俊 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00235392)
【キーワード】ハイパフォーマンス・コンピューティング / タンパク質 / 物性理論 / 量子化学 / 密度汎関数法 (他11件)
【概要】超並列計算環境に適したタンパク質の正準(標準)分子軌道計算・分子動力学シミュレーションに関する基盤技術の研究開発を行った。第3世代密度汎関数法に基づく正準分子軌道計算ソフトウェアProteinDFの改良と力計算機能の追加・並列化を行った。ProteinDFと分子動力学計算ソフトウェアGromacsとの連成システムを開発し、本システムが小規模タンパク質において動作することを確認した。また、分子動力学...
❏高精度タンパク質構造モデリングおよび構造評価手法の開発(17500191)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】清水 謙多郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80178970)
【キーワード】生体生命情報学 / プロテオーム / 蛋白質構造予測 / 蛋白質構造精密化 / 蛋白質構造評価 (他11件)
【概要】タンパク質の詳細な機能の解析、酵素、薬剤設計などの応用には、全原子レベルの精度の高い構造予測(モデリング)が重要である。本研究では、ホモロジーモデリングなど、既存の構造予測手法で得られた構造に対して、重要な部位について重点的に予測精度を向上させることが目的とする高精度タンパク質構造モデリングシステムを開発した。本研究で開発した構造モデリング手法は、(1)局所構造情報を利用した側鎖モデリング、(2)...
【医歯薬学】薬学:水素結合分子動力学法を含む研究件
❏水素結合ネットワーク分子集積体の非平衡ダイナミクス(20K05476)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】重光 保博 長崎大学, 工学研究科, 教授 (50432969)
【キーワード】分子動力学法 / 分子軌道法 / 分子集積体 / 非平衡状態 / 水素結合 (他10件)
【概要】凝縮系の化学反応速度は、室温・低圧の通常の条件下では、全系が一体的に化学平衡を保って進行する遷移状態理論で通常は解釈される。しかし、凝縮系の動的構造や化学反応における化学平衡仮定の正当性については、理論・実験の両面から体系的な検証が行われていない。化学平衡から外れた系のダイナミクスに関する過去の研究は、ブラウン運動駆動の粗視化方程式であるFokker-Planck方程式は溶液系やタンパク質ダイナミ...
❏水素結合ネットワーク構造に基づく蛋白質内プロトン移動の予測(18H01186)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】斉藤 圭亮 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20514516)
【キーワード】水素結合 / ネットワーク / プロトン移動 / QM/MM法 (他9件)
【概要】プロトン移動の実例を集めるため,植物や藻類の光合成において水を分解し酸素を発生する反応を触媒する蛋白質である光化学系IIに着目し,次のことを明らかにした.これらの成果はすべて国際誌に論文として発表済みである. ■1)酸素発生反応に伴って最初に放出されるプロトン放出機構を水輸送膜蛋白質アクアポリンと比較した.光化学系IIでは,蛋白質内部に結合している少数の水分子のゆらぎが他の水分子に比べて特異的に小...