研究Discovery Saga

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：地域情報学／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：archaeology ／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：area informatics ／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：中東／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【情報学】情報学フロンティア：文化遺産情報／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：情報検索技術／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：情報図書館学／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：RDF ／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：データ工学／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：比較文学／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【情報学】情報学フロンティア：身体／文化遺産を含む研究件

❏カタルーニャの人間の塔に関する人類学的な文化遺産研究(18K01178)

【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31

【研究代表者】竹中宏子早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (30376967)

【キーワード】人間の塔（Castells） / 祝祭 / 身体性 / カタルーニャ / アソシエーション (他16件)

【概要】2020年度に引き続き、今年度もCOVID-19感染拡大の影響でほとんどの実演が行われず、それに伴い練習も行われない状況であった。そのため本研究の中心となるフィールドワークは実施できず、文献調査を中心に研究を進めた。その間のチームの動きは、SNSを通じて送られてくる情報で確認していた。それによると、食事会などは徐々に再開し始めている動向がつかめた。実演も年度末、つまり、2022年3月から再開された...

【情報学】情報学フロンティア：東南アジア考古学／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：東南アジア史／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：アーカイブ／文化遺産を含む研究件

【概要】約1世紀にわたって日本（を中心とする東アジア）のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...

【情報学】情報学フロンティア：オントロジー／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【情報学】情報学フロンティア：ネットワーク／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【複合領域】社会・安全システム科学：歴史的建造物保存／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【複合領域】社会・安全システム科学：災害時の緊急対応／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【複合領域】社会・安全システム科学：文化遺産保存／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【複合領域】社会・安全システム科学：減災対策／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【複合領域】社会・安全システム科学：補強構造／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【複合領域】社会・安全システム科学：対応マニュアル／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【複合領域】社会・安全システム科学：都市・社会防災／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【複合領域】科学教育・教育工学：Webシステム／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：植民地／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【複合領域】科学社会学・科学技術史：帝国／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【複合領域】健康・スポーツ科学：地域性／文化遺産を含む研究件

❏文化遺産の担い手に関する民族誌:アソシエーションの公共性に関する人類学的考察(19520712)

【研究代表者】竹中宏子早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (30376967)

【研究期間】2007 - 2010

【キーワード】遺産化 / アソシエーション / 共同性 / 個人 / 地域性 (他12件)

【概要】本研究は、文化遺産の現実を、それを担う主体のアソシエーションとその会員の動きに関する民族誌として記述することを目的とし、アソシエーション・その会員である個人・文化遺産の間の関係について人類学的に考察を行い、文化遺産を担う主体の動きから創造される現代的な地域性と、地域住民の間に構築される共同性を議論している。扱う事例は、サンティアゴ巡礼路とこれに関わり活動を展開するアソシエーションや個人で、調査地と...

【複合領域】健康・スポーツ科学：イメージ／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【複合領域】文化財科学・博物館学：アンコール・トム／文化遺産を含む研究件

❏熱帯アジア(東南アジア・インド)の遺跡調査による新発掘・保存修復方法論の構築研究(08041028)

【研究テーマ】東洋史

【研究種目】国際学術研究

【研究期間】1996 - 1998

【研究代表者】石澤良昭上智大学, 外国語学部, 教授 (10124851)

【キーワード】アンコール・ワット / アンコール・トム / バンテアイ・クデイ / 熱帯降雨林 / 石材の劣化 (他23件)

【概要】調査・研究活動 1. アンコール遺跡管理事務所会議:現場における協力体制(車輌・宿泊・労働者などの手配および下生えの除去など)の確認、調査期間中の観光客の誘導、遺跡現況の情報聴取。 2. 考古班: (1)バンテアイ・クデイ寺院本体および周辺調査の実施。(2)周辺に放置されたままの建築部材の調査および現況部材配置図の作成 (3)現場写真撮影および写真資料のデーターベース化に向けて基本資料収集の実施 ...

【複合領域】文化財科学・博物館学：アンコール・ワット／文化遺産を含む研究件

❏熱帯アジア(東南アジア・インド)の遺跡調査による新発掘・保存修復方法論の構築研究(08041028)

【研究テーマ】東洋史

【研究種目】国際学術研究

【研究期間】1996 - 1998

【研究代表者】石澤良昭上智大学, 外国語学部, 教授 (10124851)

【キーワード】アンコール・ワット / アンコール・トム / バンテアイ・クデイ / 熱帯降雨林 / 石材の劣化 (他23件)

【概要】調査・研究活動 1. アンコール遺跡管理事務所会議:現場における協力体制(車輌・宿泊・労働者などの手配および下生えの除去など)の確認、調査期間中の観光客の誘導、遺跡現況の情報聴取。 2. 考古班: (1)バンテアイ・クデイ寺院本体および周辺調査の実施。(2)周辺に放置されたままの建築部材の調査および現況部材配置図の作成 (3)現場写真撮影および写真資料のデーターベース化に向けて基本資料収集の実施 ...

【複合領域】文化財科学・博物館学：編年／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【複合領域】文化財科学・博物館学：美術／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【複合領域】文化財科学・博物館学：生物劣化／文化遺産を含む研究件

❏文化遺産を構成する煉瓦の微生物による劣化機構に関する研究(21H00619)

【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31

【研究代表者】河崎衣美奈良県立橿原考古学研究所, 企画学芸部資料課, 主任研究員 (60732419)

【キーワード】生物劣化 / 煉瓦 / 文化遺産 / 微生物

【概要】本研究は文化遺産を構成する焼成煉瓦の劣化要因としてこれまではあまり注意が払われなかった、微生物による劣化機構を明らかにし、将来的に汎用的な劣化診断法の開発と劣化の抑制につなげる情報を得ることを目的とする。特に深刻な劣化を引き起こす塩類の起源となる硝酸イオンや硫酸イオンを生成する窒素循環や硫黄循環に関わる化学合成独立栄養微生物と光合成独立栄養微生物に着目し、各微生物の機能に焦点をあてて煉瓦におけ...

【複合領域】文化財科学・博物館学：煉瓦／文化遺産を含む研究件

❏文化遺産を構成する煉瓦の微生物による劣化機構に関する研究(21H00619)

【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31

【研究代表者】河崎衣美奈良県立橿原考古学研究所, 企画学芸部資料課, 主任研究員 (60732419)

【キーワード】生物劣化 / 煉瓦 / 文化遺産 / 微生物

【概要】本研究は文化遺産を構成する焼成煉瓦の劣化要因としてこれまではあまり注意が払われなかった、微生物による劣化機構を明らかにし、将来的に汎用的な劣化診断法の開発と劣化の抑制につなげる情報を得ることを目的とする。特に深刻な劣化を引き起こす塩類の起源となる硝酸イオンや硫酸イオンを生成する窒素循環や硫黄循環に関わる化学合成独立栄養微生物と光合成独立栄養微生物に着目し、各微生物の機能に焦点をあてて煉瓦におけ...

【複合領域】文化財科学・博物館学：地理情報システム(GIS) ／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【複合領域】文化財科学・博物館学：博物館／文化遺産を含む研究件

【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)

【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...

【複合領域】一般理論：地域主義／文化遺産を含む研究件

❏カタルーニャの人間の塔に関する人類学的な文化遺産研究(18K01178)

【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31

【研究代表者】竹中宏子早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (30376967)

【キーワード】人間の塔（Castells） / 祝祭 / 身体性 / カタルーニャ / アソシエーション (他16件)

【概要】2020年度に引き続き、今年度もCOVID-19感染拡大の影響でほとんどの実演が行われず、それに伴い練習も行われない状況であった。そのため本研究の中心となるフィールドワークは実施できず、文献調査を中心に研究を進めた。その間のチームの動きは、SNSを通じて送られてくる情報で確認していた。それによると、食事会などは徐々に再開し始めている動向がつかめた。実演も年度末、つまり、2022年3月から再開された...

【複合領域】一般理論：ナショナリズム／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【環境学】環境解析学：ブータン／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【環境学】環境解析学：鉱山／文化遺産を含む研究件

【概要】約1世紀にわたって日本（を中心とする東アジア）のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...

【環境学】環境創成学：文化資源／文化遺産を含む研究件

【概要】約1世紀にわたって日本（を中心とする東アジア）のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...

【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...

【環境学】環境創成学：観光／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...

【数物系科学】数学：アメリカ:中国／文化遺産を含む研究件

【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)

【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...

【数物系科学】数学：オマーン／文化遺産を含む研究件

❏オマーン南部海港都市の脆弱な社会環境下にあるリビングヘリテージの復興と継承(20KK0020)

【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

【研究期間】2020-10-27 - 2025-03-31

【研究代表者】近藤康久総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 准教授 (90599226)

【キーワード】リビングヘリテージ / 文化遺産 / ケイパビリティー / アクションリサーチ / ドファール (他7件)

【概要】応募時の予想を超えて、2021年度いっぱいコロナ禍による渡航制限が継続したため、2020年度に引き続いて、現地調査の実施を見送った。建築復興班（分担者：松本直之、協力者：林憲吾、腰原幹雄、大坪正英、菊本英紀、田窪淑子）は、新たにオマーンのソハール大学工学部のモシン・クレシ（Mohsin Qureshi）助教との国際共同研究体制を構築し、同大学の実験室において調査対象地で採取した建築材料の蛍光X線分...

【数物系科学】地球惑星科学：遠心力／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【数物系科学】地球惑星科学：国際研究者交流／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)

【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...

【数物系科学】地球惑星科学：地震／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【生物学】基礎生物学：翻訳／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【生物学】人類学：オホーツク文化／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...

【生物学】人類学：発掘調査／文化遺産を含む研究件

❏考古発掘調査に伴う地域社会のアイデンティティの変化を検証する方法論構築(19K01093)

【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31

【研究代表者】松田陽東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00771867)

【キーワード】パブリックアーケオロジー / 文化遺産研究 / 考古学 / 文化資源学 / 発掘調査 (他11件)

【概要】本研究は、考古発掘調査が地域社会のアイデンティティ形成にどのような変化を及ぼすのかを検証するための方法論を構築することを目指すものである。2019年度の事業開始当初は、東京大学を中心とした調査団がイタリアのソンマ・ヴェスヴィアーナ（以下「ソンマ」）の通称「アウグストゥスの別荘」遺跡で行っている発掘調査を事例の核とし、同調査が地元社会のアイデンティティ形成にどのような影響を与えるかをフィールドワーク...

【生物学】人類学：アイヌ民族／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...

【総合理工】エネルギー学：資源化／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...

【工学】建築学：チェコ共和国／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【工学】建築学：解体修理／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：リヴィウ／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：修理／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：隆徳殿／文化遺産を含む研究件

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：ルーマニア／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：復原計画／文化遺産を含む研究件

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：類型／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【工学】建築学：日欧比較／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：ウクライナ／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：昭敬殿／文化遺産を含む研究件

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：文化の多様性／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：文化多様性／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：建築史・意匠／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【工学】建築学：阮朝王宮／文化遺産を含む研究件

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：顕栄聖堂／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：保存活用／文化遺産を含む研究件

❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)

【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：保存手法／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：保存修理／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：信仰／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：信仰に関わる文化遺産／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：ポテリッチ／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：キジ島／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：帝国主義／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【工学】建築学：キリスト教正教／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：版築造／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【工学】建築学：儀礼／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...

【工学】建築学：無形遺産／文化遺産を含む研究件

【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)

【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：無形遣産／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：技術移転／文化遺産を含む研究件

❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)

【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：太廟／文化遺産を含む研究件

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：太廟区／文化遺産を含む研究件

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：人材養成／文化遺産を含む研究件

❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)

【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...

【工学】建築学：木造教会／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：木造教会堂／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：校倉造／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：構造補強／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【工学】建築学：モダニズム／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【工学】建築学：教会堂／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究では、聖書の代表的な宗教都市ベテル（ベイティン）遺跡の考古学的調査を行った。表面調査の結果、この村には４つの遺跡が集中する地区があることが判明した。その内、村の南西に位置するブルジュ・ベイティン地区では発掘調査を行い、ビザンツ時代からアブラハムらを記念する大型の教会堂、十字軍・マムルーク朝時代から小型礼拝堂と農業集落を検出した。ネクロポリスでは約120基の竪坑墓と横穴墓が確認され、それぞれ...

【工学】建築学：実測調査／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【工学】建築学：世界無形文化遺産／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：正教／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】建築学：生活文化／文化遺産を含む研究件

【概要】和室は日本の建築文化のみならず、日本の生活文化と不可分な関係にある。しかしながら、今日の日本では和室の新設数が急速に減少しており、このままでは和室はその重要性を省みられることなく、ただただ廃れていくことが懸念される。そのような時点にあって、改めて和室の建築文化、生活文化との深い関わりや、その世界史上稀な特質を十分に説明できる資料を作成し、国際的にも和室の文化的な意味を広く伝えることは重要である。本...

【工学】建築学：地域再生／文化遺産を含む研究件

【概要】約1世紀にわたって日本（を中心とする東アジア）のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...

【工学】建築学：住宅／文化遺産を含む研究件

【概要】和室は日本の建築文化のみならず、日本の生活文化と不可分な関係にある。しかしながら、今日の日本では和室の新設数が急速に減少しており、このままでは和室はその重要性を省みられることなく、ただただ廃れていくことが懸念される。そのような時点にあって、改めて和室の建築文化、生活文化との深い関わりや、その世界史上稀な特質を十分に説明できる資料を作成し、国際的にも和室の文化的な意味を広く伝えることは重要である。本...

【工学】建築学：フエ／文化遺産を含む研究件

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】建築学：日本建築／文化遺産を含む研究件

【概要】和室は日本の建築文化のみならず、日本の生活文化と不可分な関係にある。しかしながら、今日の日本では和室の新設数が急速に減少しており、このままでは和室はその重要性を省みられることなく、ただただ廃れていくことが懸念される。そのような時点にあって、改めて和室の建築文化、生活文化との深い関わりや、その世界史上稀な特質を十分に説明できる資料を作成し、国際的にも和室の文化的な意味を広く伝えることは重要である。本...

【工学】建築学：和室／文化遺産を含む研究件

【概要】和室は日本の建築文化のみならず、日本の生活文化と不可分な関係にある。しかしながら、今日の日本では和室の新設数が急速に減少しており、このままでは和室はその重要性を省みられることなく、ただただ廃れていくことが懸念される。そのような時点にあって、改めて和室の建築文化、生活文化との深い関わりや、その世界史上稀な特質を十分に説明できる資料を作成し、国際的にも和室の文化的な意味を広く伝えることは重要である。本...

【工学】建築学：エネルギー政策／文化遺産を含む研究件

【概要】約1世紀にわたって日本（を中心とする東アジア）のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...

【工学】建築学：文化財保護／文化遺産を含む研究件

❏民具の活用に関する基礎的研究(19K23145)

【研究期間】2019-08-30 - 2023-03-31

【研究種目】研究活動スタート支援

【研究代表者】山川志典早稲田大学, リサーチイノベーションセンターオープンイノベーション推進部門, 次席研究員(研究院講師) (20847040)

【キーワード】民具 / 文化遺産 / 文化財保護 / 有形民俗文化財 / 文化遺産の保存と活用

【概要】今年度においても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため、文献資料調査を主とし、資料収集とそこからの整理・分析・考察を進めた。「論点１民具研究における民具の活用についての見解」については、日本民具学会の設立、文化財保護法における民俗文化財の設置、各地での民具保存運動、民具研究に関する書籍の発刊といった動きの隆盛がみられた1970年代から1980年代初頭の民具研究のあり様に注目をした。各個の...

❏歴史遺産と未来共生－武力紛争下の文化財保護・回復政策を通じた深層の平和構築の推進(15KT0044)

【研究テーマ】紛争研究

【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31

【研究代表者】星野俊也大阪大学, 国際公共政策研究科, 招へい教授 (70304045)

【キーワード】文化財保護 / 深層の平和構築 / 未来共生 / 遺跡の「遺産化」 / 事例研究コソヴォ (他10件)

【概要】武力紛争下で破壊や攻撃の危機にある歴史的な文化遺跡を人類共通の未来共生に向けた「歴史遺産」として保護する「深層の平和構築」政策の推進のための条件を学際的に研究した。特に、文化遺跡の「遺産化」を可能とする非政治化・脱過激化・経済利益の分配・社会倫理的な多元主義の推進に向けた政治プロセスと教育プログラムについて検討した。 ...

【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)

【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...

【工学】建築学：文化政策／文化遺産を含む研究件

【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)

【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】建築学：文化的景観／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

❏道の宗教性と文化的景観(20520059)

【キーワード】宗教学 / 民俗学 / 文化人類学 / 道の宗教性 / 文化的景観 (他9件)

【概要】本研究は、「道の宗教性」という観点から、「文化的景観」との関連を探ることによって民俗宗教の再構築や現代民俗の生成を検討する試みであった。研究を通じて、「道の宗教性」がもつ創造性や、「文化的景観」をめぐる新たな民俗の生成、遺産化をめぐる諸問題が浮き彫りにされ、動態的な宗教民俗学の構築へと展開することが可能になった。 ...

【工学】建築学：建築／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【工学】建築学：遺跡／文化遺産を含む研究件

❏考古発掘調査に伴う地域社会のアイデンティティの変化を検証する方法論構築(19K01093)

【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31

【研究代表者】松田陽東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00771867)

【キーワード】パブリックアーケオロジー / 文化遺産研究 / 考古学 / 文化資源学 / 発掘調査 (他11件)

【概要】本研究は、考古発掘調査が地域社会のアイデンティティ形成にどのような変化を及ぼすのかを検証するための方法論を構築することを目指すものである。2019年度の事業開始当初は、東京大学を中心とした調査団がイタリアのソンマ・ヴェスヴィアーナ（以下「ソンマ」）の通称「アウグストゥスの別荘」遺跡で行っている発掘調査を事例の核とし、同調査が地元社会のアイデンティティ形成にどのような影響を与えるかをフィールドワーク...

【工学】建築学：遺跡保存／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究では、聖書の代表的な宗教都市ベテル（ベイティン）遺跡の考古学的調査を行った。表面調査の結果、この村には４つの遺跡が集中する地区があることが判明した。その内、村の南西に位置するブルジュ・ベイティン地区では発掘調査を行い、ビザンツ時代からアブラハムらを記念する大型の教会堂、十字軍・マムルーク朝時代から小型礼拝堂と農業集落を検出した。ネクロポリスでは約120基の竪坑墓と横穴墓が確認され、それぞれ...

【工学】建築学：庭園／文化遺産を含む研究件

❏近代ロシア文学現出の舞台―ロシア文学史における貴族屋敷（ウサーヂバ）の意義(17K02625)

【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31

【研究代表者】坂内徳明一橋大学, 名誉教授 (00126369)

【キーワード】ウサーヂバ文化 / 貴族屋敷 / 近代ロシア文学 / 文化的ランドシャフト / 貴族文化 (他34件)

【概要】本研究は、ロシア近代の社会と文化を考える上で不可欠な貴族屋敷（ウサーヂバ）という文化現象を近代ロシア文学の現出をめぐる「文化的ランドシャフト」（環境）として捉え、近代文学の成立と文化とウサーヂバの内的関連性を考察することにあり、その点は十分に行われた。コロナ禍のために一年を延長した本研究は、全体として5ヶ年にわたったが、先行する同内容の研究（課題番号25370345）からの継続もあって、今回の科...

【工学】建築学：民家／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【工学】建築学：伝統建築／文化遺産を含む研究件

❏オマーン南部海港都市の脆弱な社会環境下にあるリビングヘリテージの復興と継承(20KK0020)

【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

【研究期間】2020-10-27 - 2025-03-31

【研究代表者】近藤康久総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 准教授 (90599226)

【キーワード】リビングヘリテージ / 文化遺産 / ケイパビリティー / アクションリサーチ / ドファール (他7件)

【概要】応募時の予想を超えて、2021年度いっぱいコロナ禍による渡航制限が継続したため、2020年度に引き続いて、現地調査の実施を見送った。建築復興班（分担者：松本直之、協力者：林憲吾、腰原幹雄、大坪正英、菊本英紀、田窪淑子）は、新たにオマーンのソハール大学工学部のモシン・クレシ（Mohsin Qureshi）助教との国際共同研究体制を構築し、同大学の実験室において調査対象地で採取した建築材料の蛍光X線分...

【工学】建築学：木造密集市街地／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【工学】建築学：考古学／文化遺産を含む研究件

❏考古発掘調査に伴う地域社会のアイデンティティの変化を検証する方法論構築(19K01093)

【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31

【研究代表者】松田陽東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00771867)

【キーワード】パブリックアーケオロジー / 文化遺産研究 / 考古学 / 文化資源学 / 発掘調査 (他11件)

【概要】本研究は、考古発掘調査が地域社会のアイデンティティ形成にどのような変化を及ぼすのかを検証するための方法論を構築することを目指すものである。2019年度の事業開始当初は、東京大学を中心とした調査団がイタリアのソンマ・ヴェスヴィアーナ（以下「ソンマ」）の通称「アウグストゥスの別荘」遺跡で行っている発掘調査を事例の核とし、同調査が地元社会のアイデンティティ形成にどのような影響を与えるかをフィールドワーク...

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【概要】本研究では、聖書の代表的な宗教都市ベテル（ベイティン）遺跡の考古学的調査を行った。表面調査の結果、この村には４つの遺跡が集中する地区があることが判明した。その内、村の南西に位置するブルジュ・ベイティン地区では発掘調査を行い、ビザンツ時代からアブラハムらを記念する大型の教会堂、十字軍・マムルーク朝時代から小型礼拝堂と農業集落を検出した。ネクロポリスでは約120基の竪坑墓と横穴墓が確認され、それぞれ...

【工学】建築学：世界遺産／文化遺産を含む研究件

【概要】和室は日本の建築文化のみならず、日本の生活文化と不可分な関係にある。しかしながら、今日の日本では和室の新設数が急速に減少しており、このままでは和室はその重要性を省みられることなく、ただただ廃れていくことが懸念される。そのような時点にあって、改めて和室の建築文化、生活文化との深い関わりや、その世界史上稀な特質を十分に説明できる資料を作成し、国際的にも和室の文化的な意味を広く伝えることは重要である。本...

【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)

【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...

【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...

【工学】建築学：アイデンティティ／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【工学】土木工学：持続的発展／文化遺産を含む研究件

❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)

【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...

【工学】土木工学：景観／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】土木工学：観光開発／文化遺産を含む研究件

【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)

【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...

【工学】土木工学：マイノリティ／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【工学】総合工学：ロシア／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】総合工学：美学／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【工学】総合工学：都市計画／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【工学】総合工学：ベトナム／文化遺産を含む研究件

❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)

【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【工学】総合工学：文化人類学／文化遺産を含む研究件

【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)

【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...

【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...

❏道の宗教性と文化的景観(20520059)

【キーワード】宗教学 / 民俗学 / 文化人類学 / 道の宗教性 / 文化的景観 (他9件)

【概要】本研究は、「道の宗教性」という観点から、「文化的景観」との関連を探ることによって民俗宗教の再構築や現代民俗の生成を検討する試みであった。研究を通じて、「道の宗教性」がもつ創造性や、「文化的景観」をめぐる新たな民俗の生成、遺産化をめぐる諸問題が浮き彫りにされ、動態的な宗教民俗学の構築へと展開することが可能になった。 ...

【工学】総合工学：持続可能性／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【工学】総合工学：保存／文化遺産を含む研究件

【研究代表者】亀井伸雄独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, その他部局等, 部長等 (20099956)

【概要】研究第2年次である本年度は、ブータン西部地域所在の版築造古民家の全体的把握及び保存方策検討のため、カウンターパートである同国内務文化省文化局遺産保存課（DCHS）と共同で以下の現地調査及びワークショップを行った。＜第3回現地調査（2017（平成29）年5月29日～6月5日）＞　前年度調査で得た情報をもとに、ハー県内での調査を行った。インゴ、バランマ、プドゥナの各村で計7棟の古民家を実測調査した...

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【工学】総合工学：防災／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【工学】総合工学：火災／文化遺産を含む研究件

【キーワード】都市・社会防災 / 災害時の緊急対応 / 歴史的建造物保存 / 文化遺産保存 / 防災 (他13件)

【概要】阪神淡路大震災以降、歴史的建造物の防災についての関心が高まり、制度や保護のための体制が改善され、工学的・技術上においても大きく研究が進展した。しかし、歴史的建造物という様々な様態のある対象に対して、新たな体制や知見が十分に活かされておらず、また今後検討すべき課題も少なくない。本研究は、こうした状況をアンケートや視察を通じて適確に把握するとともに、そうした現況に即しながら、それぞれの研究分担者による...

【農学】農芸化学：景観保全／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【農学】農芸化学：東洋史／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【農学】社会経済農学：民俗学／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...

【キーワード】民俗学 / 公共民俗学 / Public Folklore / 文化遺産 / 文化政策 (他13件)

【概要】本研究では、海外の民俗学で主流となりつつある公共民俗学というコンセプトを日本の民俗学研究に導入し、日本民俗学が現代市民社会に対応するための転回点を生み出すことに成功した。これにより、従来、アカデミック民俗学者や公共部門民俗学者、アカデミックの外の民俗学者などに分断されていた民俗学の多様なアクターが、協働して社会における実践に携わる際に利用可能な、基礎的方法と理論、テーマを明らかにすることができた。...

❏道の宗教性と文化的景観(20520059)

【キーワード】宗教学 / 民俗学 / 文化人類学 / 道の宗教性 / 文化的景観 (他9件)

【概要】本研究は、「道の宗教性」という観点から、「文化的景観」との関連を探ることによって民俗宗教の再構築や現代民俗の生成を検討する試みであった。研究を通じて、「道の宗教性」がもつ創造性や、「文化的景観」をめぐる新たな民俗の生成、遺産化をめぐる諸問題が浮き彫りにされ、動態的な宗教民俗学の構築へと展開することが可能になった。 ...

【農学】社会経済農学：地域振興／文化遺産を含む研究件

【キーワード】文化的景観 / 文化遺産 / 無形遺産 / 信仰に関わる文化遺産 / 文化多様性 (他16件)

【概要】信仰に関わる文化的景観について、世界遺産及びその候補地であり、また無形文化遺産としての価値も国際的に評価されているインド・マジュリ島、トーゴ・クータマクー及びフィリピン・コルディリェーラの棚田群等において調査を行い、信仰に関わる文化的景観保護の特質と問題点を分析した。また信仰に関わる文化的景観の概念及び保護手法に関する国際的な動向及び実績について、関係国際機関において情報・資料収集を行った。 ...

【農学】社会経済農学：ポーランド／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、ウクライナの木造教会堂保存のために、ウクライナ西部に残る木造教会堂の保存修理状況を把握し、ロシア、ポーランド、ルーマニアの近隣国に残る木造教会堂保存状況を比較するために調査を行った。ロシアのキジ島顕栄聖堂やウクライナのロニ教会堂など、校倉造の建物を解体して修理が行われるなど、日本の木造建築物の修理のように建物の健全性を回復させる修理方法が行われていた。部分解体も行われ、古い材料を残す文化...

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【農学】社会経済農学：東欧／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【農学】社会経済農学：比較史／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【農学】森林圏科学：知識ベース／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【農学】水圏応用科学：流通／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【農学】水圏応用科学：微生物／文化遺産を含む研究件

❏文化遺産を構成する煉瓦の微生物による劣化機構に関する研究(21H00619)

【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31

【研究代表者】河崎衣美奈良県立橿原考古学研究所, 企画学芸部資料課, 主任研究員 (60732419)

【キーワード】生物劣化 / 煉瓦 / 文化遺産 / 微生物

【概要】本研究は文化遺産を構成する焼成煉瓦の劣化要因としてこれまではあまり注意が払われなかった、微生物による劣化機構を明らかにし、将来的に汎用的な劣化診断法の開発と劣化の抑制につなげる情報を得ることを目的とする。特に深刻な劣化を引き起こす塩類の起源となる硝酸イオンや硫酸イオンを生成する窒素循環や硫黄循環に関わる化学合成独立栄養微生物と光合成独立栄養微生物に着目し、各微生物の機能に焦点をあてて煉瓦におけ...

【医歯薬学】内科系臨床医学：フィリピン／文化遺産を含む研究件

【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)

【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...

【医歯薬学】外科系臨床医学：記憶／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【医歯薬学】社会医学：地域社会／文化遺産を含む研究件

【概要】約1世紀にわたって日本（を中心とする東アジア）のキャッチアップ型近代化を支えた重厚長大産業の急速な発展収縮の歴史を通じて、地域再生、労働運動/女性運動、離職者政策、エネルギー政策等、多側面からの教訓を学問的に明らかにした。韓国江原道との交流を定着させ、そのハイライトとして2018年10月には「全国石炭産業関連博物館等研修交流会」の初の国外開催として江原道太白市等で日韓合同大会とエクスカーションを開...

【概要】本研究の成果としては、世界遺産知床における考古学遺産を歴史文化資源として位置づけるための基盤を構築できた点にある。遺跡での体験発掘やワークショップを通じて、地域でエコツアーを企画する団体や地域コミュニティに対して遺跡の文化資源としての活用の事例を提示することができた。またアイヌ民族の歴史文化遺産としての考古遺跡を活用方法についても議論を深め、今後の保存活用の方向性を提案することができた。 ...

【医歯薬学】社会医学：西洋史／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【医歯薬学】社会医学：日本史／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究は、文化遺産・文化的景観をめぐる思想が、19世紀という歴史主義の時代のヨーロッパの文化イデオロギーに立脚したものとして考え、その歴史的生成と発展を捉えることによって、文化遺産概念を批判的に再検討した。文化遺産政策は、過去を空間のなかに表現し、可視化するものであり、こうした制度的な実践は、その空間を体験する人々の歴史意識とは相互に条件付け合っている。本研究は、近代の学知の制度化、国民主義の発...

【医歯薬学】社会医学：スポーツ／文化遺産を含む研究件

❏カタルーニャの人間の塔に関する人類学的な文化遺産研究(18K01178)

【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31

【研究代表者】竹中宏子早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (30376967)

【キーワード】人間の塔（Castells） / 祝祭 / 身体性 / カタルーニャ / アソシエーション (他16件)

【概要】2020年度に引き続き、今年度もCOVID-19感染拡大の影響でほとんどの実演が行われず、それに伴い練習も行われない状況であった。そのため本研究の中心となるフィールドワークは実施できず、文献調査を中心に研究を進めた。その間のチームの動きは、SNSを通じて送られてくる情報で確認していた。それによると、食事会などは徐々に再開し始めている動向がつかめた。実演も年度末、つまり、2022年3月から再開された...

【医歯薬学】社会医学：表象／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【医歯薬学】社会医学：移動／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【概要】本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖...

【医歯薬学】社会医学：国際協力／文化遺産を含む研究件

❏歴史環境都市ベトナム・フエの持続的発展のための技術指針と文化遺産保存活用学の構築(25257308)

【概要】世界遺産「フエの建造物群」を有する、ベトナム中部の古都フエにおいて、遺産を静的にとらえるだけでなく、かつてと今の遺産を取り巻く人々の営みや環境の変化を含めて、遺産の動的な様態を明らかにするため、文化遺産の保全・継承のシステムを、新たな価値の創造の機会として捉えるヘリテージ・マネジメント計画、技術支援、そして意味付けの実践的スキームのもとに、勤政殿再建事業の推進を学術的に支援した。 ...

【概要】阮朝フエ王宮における昭敬殿の上部構造を以下の方法によって復原した。①昭敬殿と隆徳殿の柱間寸法の比較および基壇構造の比較によって昭敬殿が隆徳殿と同一規模、同一形式であることを明らかにした。②昭敬殿の復原は、隆徳殿の寸法計画、建築技法、細部意匠を踏襲することによって実施した。③隆徳殿と同様に復原設計に倣って原寸図を作成し、その寸法を基準に施工した。④昭敬殿の基壇は、地盤の地耐力を考慮して、隆徳殿基壇修...

【医歯薬学】社会医学：グローバリゼーション／文化遺産を含む研究件

【キーワード】イギリス・ロマン主義 / オリエンタリズム / ヴィクトリア朝 / グローバリゼーション / 他者 (他27件)

【概要】本研究は、イギリス・ロマン主義の文学テクストがヴィクトリア朝時代において再構築された過程を共同研究として考究した。イギリスの海外覇権が伸長したロマン主義時代の詩には異文化との思想的・文化的交渉が包摂されている。イギリスの帝国覇権がアジアにおいても確立するヴィクトリア朝時代、ロマン主義的異文化交渉はどのように受容され、再構築されていった過程を、とりわけコウルリッジの思想・哲学がラスキンやモリス、アー...

【医歯薬学】社会医学：都市／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究では、聖書の代表的な宗教都市ベテル（ベイティン）遺跡の考古学的調査を行った。表面調査の結果、この村には４つの遺跡が集中する地区があることが判明した。その内、村の南西に位置するブルジュ・ベイティン地区では発掘調査を行い、ビザンツ時代からアブラハムらを記念する大型の教会堂、十字軍・マムルーク朝時代から小型礼拝堂と農業集落を検出した。ネクロポリスでは約120基の竪坑墓と横穴墓が確認され、それぞれ...

【医歯薬学】社会医学：東南アジア／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【医歯薬学】看護学：データベース／文化遺産を含む研究件

【キーワード】area informatics / data engineering / RDF / LOD / database (他22件)

【概要】東南アジア大陸部の考古情報を事例に、遺跡・遺物データ群のオントロジー指向による知識体系化と知識ベースの構築に関する研究を目的にする。遺跡・遺物データ群は、メタ情報の記述が極めて困難であり、関係型データベースでは記録・管理、調査・検証、公開・還元の過程で有効、且つ一元的に管理できない。そこで、ミャンマー、タイ全土、カンボジアの遺跡情報（約15,600件）を事例に、記述データの語彙・ネットワーク分析に...

【医歯薬学】看護学：パレスチナ／文化遺産を含む研究件

【概要】本研究では、聖書の代表的な宗教都市ベテル（ベイティン）遺跡の考古学的調査を行った。表面調査の結果、この村には４つの遺跡が集中する地区があることが判明した。その内、村の南西に位置するブルジュ・ベイティン地区では発掘調査を行い、ビザンツ時代からアブラハムらを記念する大型の教会堂、十字軍・マムルーク朝時代から小型礼拝堂と農業集落を検出した。ネクロポリスでは約120基の竪坑墓と横穴墓が確認され、それぞれ...

【医歯薬学】看護学：ラオス／文化遺産を含む研究件

【キーワード】リビングヘリテージ / フィリピン・セブ / ラオス・チャンパサック / 世界遺産 / コミュニティモラル (他27件)

【概要】本研究では、地域集団内におけるリビングヘリテージの概念の多様性を明らかにし、またその多様性を二つの地域で比較検討してみることを目的とした。フィリピン・セブ市のムスリムの人々の遺産に対する考え方と、ラオス・チャンパサックのキリスト教徒の遺産に関する調査を行った。セブの調査では、大多数のキリスト教徒とほぼ同じ遺産の考えを確認したが、キリスト教徒ほど遺産に関する競争意識は少ない様子も確認した。ラオスでも...

【医歯薬学】看護学：地域／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【医歯薬学】看護学：アクション・リサーチ／文化遺産を含む研究件

❏オマーン南部海港都市の脆弱な社会環境下にあるリビングヘリテージの復興と継承(20KK0020)

【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

【研究期間】2020-10-27 - 2025-03-31

【研究代表者】近藤康久総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 准教授 (90599226)

【キーワード】リビングヘリテージ / 文化遺産 / ケイパビリティー / アクションリサーチ / ドファール (他7件)

【概要】応募時の予想を超えて、2021年度いっぱいコロナ禍による渡航制限が継続したため、2020年度に引き続いて、現地調査の実施を見送った。建築復興班（分担者：松本直之、協力者：林憲吾、腰原幹雄、大坪正英、菊本英紀、田窪淑子）は、新たにオマーンのソハール大学工学部のモシン・クレシ（Mohsin Qureshi）助教との国際共同研究体制を構築し、同大学の実験室において調査対象地で採取した建築材料の蛍光X線分...

【医歯薬学】看護学：インタビュー／文化遺産を含む研究件

【概要】2018年10月6日、シンポジウム「東欧文学の多言語的トポス――複数言語使用地域の創作をめぐる求心力と遠心力」を開催した。同年12月1日、上記シンポジウムに参加できなかった2名の外国人研究者を招いて講演会を開催し、講演原稿を『日本スラヴ学論集』第22号（2019）に掲載した。2020年3月、上記のシンポジウムの報告や講演会でのディスカッションをもとにした論集『東欧文学の多言語的トポス』（水声社）を...

【医歯薬学】看護学：異文化／文化遺産を含む研究件