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「旧石器時代」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】多様性生物学、人類学:ホモ・サピエンス旧石器時代を含む研究件
❏ホモ・サピエンス躍進の初源史:東アジアにおける海洋進出のはじまりを探る総合的研究(18H03596)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】海部 陽介 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20280521)
【キーワード】ホモ・サピエンス / 東アジア / 旧石器時代 / 縄文時代 / 海洋進出 (他7件)
【概要】海域別調査(津軽・伊豆・対馬・琉球):津軽海峡については、青森の縄文早期遺跡出土黒曜石の原産地分析などを行い、新たに判明してきた当時の意外に活発な海峡横断の在り方について論文報告した。伊豆諸島海域については、後期旧石器時代Ⅶ層段階をターゲットとして神津島産黒曜石出土例を追跡したところ、千葉方面に神津島産黒曜石が供給されていることが明らかになった。対馬海峡については、韓国各地域における旧石器~新石器...
❏ウォーラシア海域と環太平洋域における人類移住・海洋適応・物質文化の比較研究(26300028)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小野 林太郎 東海大学, 海洋学部, 准教授 (40462204)
【キーワード】人類移住 / ホモ・サピエンス / 資源利用 / 島嶼適応 / 海洋適応 (他28件)
【概要】本研究では、ウォーラシア海域と環太平洋域における人類移住・海洋適応・物質文化の比較研究という目的の下、ウォーラシア海域に位置するマルク諸島、およびスラウェシ島での発掘調査を実施し、更新世期から金属器時代にいたる長期的な人類の資源利用や物質文化に関わる考古・人類学的資料を発見・収集できた。このうちマルク諸島においては新石器時代以降、オセアニアのメラネシア島嶼域との活発な移住や移動が行われていた可能性...
【複合領域】健康・スポーツ科学:子供旧石器時代を含む研究件
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨の発掘と復活研究(11691049)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他9件)
【概要】2001年度調査の主たる目的は第1号埋葬人骨を伴った第11層の発掘であったが。予定した調査の最終段階において、人骨の一部が現われ、精査の結果それが頭骨の部であることが判明し、堆積状況からして第1号・第2号人骨と同様の状態で埋葬されているネアンデルタールである可能性が極めて高いと判断された。当人骨の発掘は緊急を要し、それは、さらに、次のような研究意義がある。 ○ネアンデルタールの埋葬 ネアンデルター...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨に関する総合的研究(10301021)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】赤沢 威 (赤澤 威) 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール人 / ムステリアン (他11件)
【概要】本研究では頭骨の復元作業を仮想空間で行う方法理論、技術の開発に取り組んだ。そしてまた、仮想された頭骨の中にかつて納まっていた脳の形態を、現生人類や霊長類の脳内部の微細構造所見を参考にして、検討修正しながら推測・復元する方法理論を確立した。そして、以上の結果をもって、化石人類の頭骨と脳の多数の復元例をもって比較形想学的解析を行う方法を検討した。次にその経過を要約する。 (1)ネアンデルタール人骨の三...
❏ネアンデルタール人とプロトクロマニオン:その系統の関する先史人類学的調査(08041007)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】デデリエ / シリア / 西アジア / 旧石器時代 / ムステリアン (他11件)
【概要】1997年、第3層中で発見されたデデリエ・ネアンデルタール人骨の出土地点の周辺を精査発掘した。その結果、同一個体に属する他の骨格部位が発見された。 復元された頭蓋骨は、これまでに類例のない良好な保存状態を示し、他の化石人骨資料、現代人骨との比較から、推定年齢約2歳の子供のネアンデルタール人骨であることが判明し、第2号人骨として登録した。1993年に見つかった第1号人骨は顔面部が破損していたが、当第...
【複合領域】文化財科学・博物館学:洞窟遺跡旧石器時代を含む研究件
❏本州北部更新世人類集団の資源利用に関する学際的調査・研究(16H03106)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 孝雄 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20269640)
【キーワード】更新世人類 / 旧石器 / 動物遺体 / 洞窟遺跡 / 旧石器時代 (他11件)
【概要】青森県下北郡尻労安部洞窟から出土した旧石器と更新世動物遺体群の精査を進め、本州最北部に暮らした更新世人類集団による資源利用の解明に取り組んだ。幾何学的な形態解析など多角的な検討を経て、ナイフ形石器と近接する位置に多出したノウサギ属の歯がいずれもユキウサギではなくノウサギに由来することを解明。それらが洞窟利用者の猟果であることを確認すべく識別された個体ごとの14C年代測定も進めた。また、かねて取り沙...
❏旧石器時代洞窟遺跡における人骨の探求とその生活跡の調査(21320147)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】旧石器時代 / 後期更新世 / 人骨 / 絶滅動物 / 旧石器時代人骨 (他18件)
【概要】下北半島の尻労安部洞窟における旧石器時代の層位から人骨の発見には至っていないものの、石器と大型および小型の動物骨を確実に共伴するかたちで検出することに成功した。また、シベリア産と考えられる石材を用いた石器を発見した。これはユーラシア大陸からの当時のヒトの移動に関する重要な証拠となる。 ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:絶滅動物旧石器時代を含む研究件
❏本州北部更新世人類集団の資源利用に関する学際的調査・研究(16H03106)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 孝雄 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20269640)
【キーワード】更新世人類 / 旧石器 / 動物遺体 / 洞窟遺跡 / 旧石器時代 (他11件)
【概要】青森県下北郡尻労安部洞窟から出土した旧石器と更新世動物遺体群の精査を進め、本州最北部に暮らした更新世人類集団による資源利用の解明に取り組んだ。幾何学的な形態解析など多角的な検討を経て、ナイフ形石器と近接する位置に多出したノウサギ属の歯がいずれもユキウサギではなくノウサギに由来することを解明。それらが洞窟利用者の猟果であることを確認すべく識別された個体ごとの14C年代測定も進めた。また、かねて取り沙...
❏旧石器時代洞窟遺跡における人骨の探求とその生活跡の調査(21320147)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】旧石器時代 / 後期更新世 / 人骨 / 絶滅動物 / 旧石器時代人骨 (他18件)
【概要】下北半島の尻労安部洞窟における旧石器時代の層位から人骨の発見には至っていないものの、石器と大型および小型の動物骨を確実に共伴するかたちで検出することに成功した。また、シベリア産と考えられる石材を用いた石器を発見した。これはユーラシア大陸からの当時のヒトの移動に関する重要な証拠となる。 ...
❏下北半島石灰岩地帯における洞窟遺跡の調査(14510431)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】下北半島 / 石灰岩洞窟 / 旧石器時代 / 動物遺存体 / 人骨 (他11件)
【概要】下北半島の尻屋崎周辺で発見した6つの洞窟のうち「尻労安部洞窟」(安部遺跡)と名づけた遺跡を重点的に調査した。この発掘調査は、平成14年から、合計3回、調査区を拡張しながら、約16m^2の範囲を、最深部約2.5mまで掘り進めた。どの層位にも大小さまざまな石灰岩の角礫が大量に含まれているために発掘は困難を極め、掘りあげた全部の土壌を水でとかして、ふるいで遺物を検出するという方法を採った。 その結果、上...
【複合領域】文化財科学・博物館学:後期更新世旧石器時代を含む研究件
❏本州北部更新世人類集団の資源利用に関する学際的調査・研究(16H03106)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 孝雄 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20269640)
【キーワード】更新世人類 / 旧石器 / 動物遺体 / 洞窟遺跡 / 旧石器時代 (他11件)
【概要】青森県下北郡尻労安部洞窟から出土した旧石器と更新世動物遺体群の精査を進め、本州最北部に暮らした更新世人類集団による資源利用の解明に取り組んだ。幾何学的な形態解析など多角的な検討を経て、ナイフ形石器と近接する位置に多出したノウサギ属の歯がいずれもユキウサギではなくノウサギに由来することを解明。それらが洞窟利用者の猟果であることを確認すべく識別された個体ごとの14C年代測定も進めた。また、かねて取り沙...
❏ウォーラシア海域と環太平洋域における人類移住・海洋適応・物質文化の比較研究(26300028)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小野 林太郎 東海大学, 海洋学部, 准教授 (40462204)
【キーワード】人類移住 / ホモ・サピエンス / 資源利用 / 島嶼適応 / 海洋適応 (他28件)
【概要】本研究では、ウォーラシア海域と環太平洋域における人類移住・海洋適応・物質文化の比較研究という目的の下、ウォーラシア海域に位置するマルク諸島、およびスラウェシ島での発掘調査を実施し、更新世期から金属器時代にいたる長期的な人類の資源利用や物質文化に関わる考古・人類学的資料を発見・収集できた。このうちマルク諸島においては新石器時代以降、オセアニアのメラネシア島嶼域との活発な移住や移動が行われていた可能性...
❏旧石器時代洞窟遺跡における人骨の探求とその生活跡の調査(21320147)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】旧石器時代 / 後期更新世 / 人骨 / 絶滅動物 / 旧石器時代人骨 (他18件)
【概要】下北半島の尻労安部洞窟における旧石器時代の層位から人骨の発見には至っていないものの、石器と大型および小型の動物骨を確実に共伴するかたちで検出することに成功した。また、シベリア産と考えられる石材を用いた石器を発見した。これはユーラシア大陸からの当時のヒトの移動に関する重要な証拠となる。 ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:旧石器旧石器時代を含む研究件
❏本州北部更新世人類集団の資源利用に関する学際的調査・研究(16H03106)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 孝雄 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20269640)
【キーワード】更新世人類 / 旧石器 / 動物遺体 / 洞窟遺跡 / 旧石器時代 (他11件)
【概要】青森県下北郡尻労安部洞窟から出土した旧石器と更新世動物遺体群の精査を進め、本州最北部に暮らした更新世人類集団による資源利用の解明に取り組んだ。幾何学的な形態解析など多角的な検討を経て、ナイフ形石器と近接する位置に多出したノウサギ属の歯がいずれもユキウサギではなくノウサギに由来することを解明。それらが洞窟利用者の猟果であることを確認すべく識別された個体ごとの14C年代測定も進めた。また、かねて取り沙...
❏下北半島石灰岩地帯における洞窟遺跡の調査(14510431)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】下北半島 / 石灰岩洞窟 / 旧石器時代 / 動物遺存体 / 人骨 (他11件)
【概要】下北半島の尻屋崎周辺で発見した6つの洞窟のうち「尻労安部洞窟」(安部遺跡)と名づけた遺跡を重点的に調査した。この発掘調査は、平成14年から、合計3回、調査区を拡張しながら、約16m^2の範囲を、最深部約2.5mまで掘り進めた。どの層位にも大小さまざまな石灰岩の角礫が大量に含まれているために発掘は困難を極め、掘りあげた全部の土壌を水でとかして、ふるいで遺物を検出するという方法を採った。 その結果、上...
❏シリア・デデリエ洞窟調査:ネアンデルタール人骨の発掘(14251018)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】赤澤 威 (赤沢 威) 高知工科大学, 総合研究所, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他11件)
【概要】1989年以来、シリア・デデリエ洞窟の発掘は、洞奥部のネアンデルタール人居住層を中心に実施されてきた。2003、2004年度は洞奥部の調査を層序確認のための断面精査にとどめ、これまで十分調べられていなかった洞口部と洞央部を中心とした発掘をおこなった。広大な面積を有するデデリエ洞窟各所の利用状況、その時代を調べ、本洞窟の人類居住史を総合的に理解するためである。 洞口部では比較的広範囲の発掘をおこない...
【複合領域】文化財科学・博物館学:動物遺存体旧石器時代を含む研究件
❏旧石器時代洞窟遺跡における人骨の探求とその生活跡の調査(21320147)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】旧石器時代 / 後期更新世 / 人骨 / 絶滅動物 / 旧石器時代人骨 (他18件)
【概要】下北半島の尻労安部洞窟における旧石器時代の層位から人骨の発見には至っていないものの、石器と大型および小型の動物骨を確実に共伴するかたちで検出することに成功した。また、シベリア産と考えられる石材を用いた石器を発見した。これはユーラシア大陸からの当時のヒトの移動に関する重要な証拠となる。 ...
❏下北半島石灰岩地帯における洞窟遺跡の調査(14510431)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】下北半島 / 石灰岩洞窟 / 旧石器時代 / 動物遺存体 / 人骨 (他11件)
【概要】下北半島の尻屋崎周辺で発見した6つの洞窟のうち「尻労安部洞窟」(安部遺跡)と名づけた遺跡を重点的に調査した。この発掘調査は、平成14年から、合計3回、調査区を拡張しながら、約16m^2の範囲を、最深部約2.5mまで掘り進めた。どの層位にも大小さまざまな石灰岩の角礫が大量に含まれているために発掘は困難を極め、掘りあげた全部の土壌を水でとかして、ふるいで遺物を検出するという方法を採った。 その結果、上...
【複合領域】文化財科学・博物館学:資源利用旧石器時代を含む研究件
❏本州北部更新世人類集団の資源利用に関する学際的調査・研究(16H03106)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 孝雄 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20269640)
【キーワード】更新世人類 / 旧石器 / 動物遺体 / 洞窟遺跡 / 旧石器時代 (他11件)
【概要】青森県下北郡尻労安部洞窟から出土した旧石器と更新世動物遺体群の精査を進め、本州最北部に暮らした更新世人類集団による資源利用の解明に取り組んだ。幾何学的な形態解析など多角的な検討を経て、ナイフ形石器と近接する位置に多出したノウサギ属の歯がいずれもユキウサギではなくノウサギに由来することを解明。それらが洞窟利用者の猟果であることを確認すべく識別された個体ごとの14C年代測定も進めた。また、かねて取り沙...
❏ウォーラシア海域と環太平洋域における人類移住・海洋適応・物質文化の比較研究(26300028)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小野 林太郎 東海大学, 海洋学部, 准教授 (40462204)
【キーワード】人類移住 / ホモ・サピエンス / 資源利用 / 島嶼適応 / 海洋適応 (他28件)
【概要】本研究では、ウォーラシア海域と環太平洋域における人類移住・海洋適応・物質文化の比較研究という目的の下、ウォーラシア海域に位置するマルク諸島、およびスラウェシ島での発掘調査を実施し、更新世期から金属器時代にいたる長期的な人類の資源利用や物質文化に関わる考古・人類学的資料を発見・収集できた。このうちマルク諸島においては新石器時代以降、オセアニアのメラネシア島嶼域との活発な移住や移動が行われていた可能性...
【複合領域】文化財科学・博物館学:人骨旧石器時代を含む研究件
❏石垣島・白保竿根田原洞穴遺跡から出土した更新世人骨の骨形態学的研究(18H02517)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】河野 礼子 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 教授 (30356266)
【キーワード】更新世人骨 / 旧石器時代 / 白保竿根田原洞穴遺跡 / 骨形態学 / 白保遺跡 (他8件)
【概要】コロナウイルス感染症蔓延のために移動が制限されたため、沖縄を訪問しての調査は限定的なものとなり、海外資料との比較検討は実施できなかったが、国内の比較資料として京都大学所蔵の縄文時代人骨の分析とデータ取得作業を進めた。また、座標データ処理ソフトを導入することにより、発掘時の位置情報を手掛かりに白保人骨資料のうち個体分けがもっとも難しい骨部位に関しても個体への帰属を検討する作業を進めた。また遺跡全体の...
❏本州北部更新世人類集団の資源利用に関する学際的調査・研究(16H03106)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 孝雄 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (20269640)
【キーワード】更新世人類 / 旧石器 / 動物遺体 / 洞窟遺跡 / 旧石器時代 (他11件)
【概要】青森県下北郡尻労安部洞窟から出土した旧石器と更新世動物遺体群の精査を進め、本州最北部に暮らした更新世人類集団による資源利用の解明に取り組んだ。幾何学的な形態解析など多角的な検討を経て、ナイフ形石器と近接する位置に多出したノウサギ属の歯がいずれもユキウサギではなくノウサギに由来することを解明。それらが洞窟利用者の猟果であることを確認すべく識別された個体ごとの14C年代測定も進めた。また、かねて取り沙...
❏旧石器時代洞窟遺跡における人骨の探求とその生活跡の調査(21320147)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】旧石器時代 / 後期更新世 / 人骨 / 絶滅動物 / 旧石器時代人骨 (他18件)
【概要】下北半島の尻労安部洞窟における旧石器時代の層位から人骨の発見には至っていないものの、石器と大型および小型の動物骨を確実に共伴するかたちで検出することに成功した。また、シベリア産と考えられる石材を用いた石器を発見した。これはユーラシア大陸からの当時のヒトの移動に関する重要な証拠となる。 ...
【複合領域】一般理論:西アジア旧石器時代を含む研究件
❏シリア・デデリエ洞窟調査:ネアンデルタール人骨の発掘(14251018)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】赤澤 威 (赤沢 威) 高知工科大学, 総合研究所, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他11件)
【概要】1989年以来、シリア・デデリエ洞窟の発掘は、洞奥部のネアンデルタール人居住層を中心に実施されてきた。2003、2004年度は洞奥部の調査を層序確認のための断面精査にとどめ、これまで十分調べられていなかった洞口部と洞央部を中心とした発掘をおこなった。広大な面積を有するデデリエ洞窟各所の利用状況、その時代を調べ、本洞窟の人類居住史を総合的に理解するためである。 洞口部では比較的広範囲の発掘をおこない...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨の発掘と復活研究(11691049)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他9件)
【概要】2001年度調査の主たる目的は第1号埋葬人骨を伴った第11層の発掘であったが。予定した調査の最終段階において、人骨の一部が現われ、精査の結果それが頭骨の部であることが判明し、堆積状況からして第1号・第2号人骨と同様の状態で埋葬されているネアンデルタールである可能性が極めて高いと判断された。当人骨の発掘は緊急を要し、それは、さらに、次のような研究意義がある。 ○ネアンデルタールの埋葬 ネアンデルター...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨に関する総合的研究(10301021)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】赤沢 威 (赤澤 威) 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール人 / ムステリアン (他11件)
【概要】本研究では頭骨の復元作業を仮想空間で行う方法理論、技術の開発に取り組んだ。そしてまた、仮想された頭骨の中にかつて納まっていた脳の形態を、現生人類や霊長類の脳内部の微細構造所見を参考にして、検討修正しながら推測・復元する方法理論を確立した。そして、以上の結果をもって、化石人類の頭骨と脳の多数の復元例をもって比較形想学的解析を行う方法を検討した。次にその経過を要約する。 (1)ネアンデルタール人骨の三...
【生物学】人類学:シリア旧石器時代を含む研究件
❏シリア・デデリエ洞窟調査:ネアンデルタール人骨の発掘(14251018)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】赤澤 威 (赤沢 威) 高知工科大学, 総合研究所, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他11件)
【概要】1989年以来、シリア・デデリエ洞窟の発掘は、洞奥部のネアンデルタール人居住層を中心に実施されてきた。2003、2004年度は洞奥部の調査を層序確認のための断面精査にとどめ、これまで十分調べられていなかった洞口部と洞央部を中心とした発掘をおこなった。広大な面積を有するデデリエ洞窟各所の利用状況、その時代を調べ、本洞窟の人類居住史を総合的に理解するためである。 洞口部では比較的広範囲の発掘をおこない...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨の発掘と復活研究(11691049)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他9件)
【概要】2001年度調査の主たる目的は第1号埋葬人骨を伴った第11層の発掘であったが。予定した調査の最終段階において、人骨の一部が現われ、精査の結果それが頭骨の部であることが判明し、堆積状況からして第1号・第2号人骨と同様の状態で埋葬されているネアンデルタールである可能性が極めて高いと判断された。当人骨の発掘は緊急を要し、それは、さらに、次のような研究意義がある。 ○ネアンデルタールの埋葬 ネアンデルター...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨に関する総合的研究(10301021)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】赤沢 威 (赤澤 威) 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール人 / ムステリアン (他11件)
【概要】本研究では頭骨の復元作業を仮想空間で行う方法理論、技術の開発に取り組んだ。そしてまた、仮想された頭骨の中にかつて納まっていた脳の形態を、現生人類や霊長類の脳内部の微細構造所見を参考にして、検討修正しながら推測・復元する方法理論を確立した。そして、以上の結果をもって、化石人類の頭骨と脳の多数の復元例をもって比較形想学的解析を行う方法を検討した。次にその経過を要約する。 (1)ネアンデルタール人骨の三...
【生物学】人類学:縄文時代旧石器時代を含む研究件
❏ホモ・サピエンス躍進の初源史:東アジアにおける海洋進出のはじまりを探る総合的研究(18H03596)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】海部 陽介 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (20280521)
【キーワード】ホモ・サピエンス / 東アジア / 旧石器時代 / 縄文時代 / 海洋進出 (他7件)
【概要】海域別調査(津軽・伊豆・対馬・琉球):津軽海峡については、青森の縄文早期遺跡出土黒曜石の原産地分析などを行い、新たに判明してきた当時の意外に活発な海峡横断の在り方について論文報告した。伊豆諸島海域については、後期旧石器時代Ⅶ層段階をターゲットとして神津島産黒曜石出土例を追跡したところ、千葉方面に神津島産黒曜石が供給されていることが明らかになった。対馬海峡については、韓国各地域における旧石器~新石器...
❏本土日本人の起源の解明:弥生時代人のゲノム分析(17K07588)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】水野 文月 東邦大学, 医学部, 助教 (50735496)
【キーワード】日本人の起源 / 弥生時代 / 古人骨DNA / ミトコンドリアゲノム / 核ゲノム (他12件)
【概要】列島日本人の成立を考えるためには、弥生時代人(渡来系弥生人)とはどのような人たちであったのかを明らかにすること、特に、ゲノム情報からその遺伝的多様性を明らかにすることは不可欠である。しかし、これまで限定的な報告しかない。そこで本研究では、大陸から渡来した人たちが最初に移住したと考えられている北部九州ならびに山口西部地域の弥生時代の複数の遺跡から出土した渡来系弥生人(古人骨)のミトコンドリアゲノムな...
【生物学】人類学:デデリエ洞窟旧石器時代を含む研究件
❏シリア・デデリエ洞窟調査:ネアンデルタール人骨の発掘(14251018)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】赤澤 威 (赤沢 威) 高知工科大学, 総合研究所, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他11件)
【概要】1989年以来、シリア・デデリエ洞窟の発掘は、洞奥部のネアンデルタール人居住層を中心に実施されてきた。2003、2004年度は洞奥部の調査を層序確認のための断面精査にとどめ、これまで十分調べられていなかった洞口部と洞央部を中心とした発掘をおこなった。広大な面積を有するデデリエ洞窟各所の利用状況、その時代を調べ、本洞窟の人類居住史を総合的に理解するためである。 洞口部では比較的広範囲の発掘をおこない...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨の発掘と復活研究(11691049)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他9件)
【概要】2001年度調査の主たる目的は第1号埋葬人骨を伴った第11層の発掘であったが。予定した調査の最終段階において、人骨の一部が現われ、精査の結果それが頭骨の部であることが判明し、堆積状況からして第1号・第2号人骨と同様の状態で埋葬されているネアンデルタールである可能性が極めて高いと判断された。当人骨の発掘は緊急を要し、それは、さらに、次のような研究意義がある。 ○ネアンデルタールの埋葬 ネアンデルター...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨に関する総合的研究(10301021)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】赤沢 威 (赤澤 威) 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール人 / ムステリアン (他11件)
【概要】本研究では頭骨の復元作業を仮想空間で行う方法理論、技術の開発に取り組んだ。そしてまた、仮想された頭骨の中にかつて納まっていた脳の形態を、現生人類や霊長類の脳内部の微細構造所見を参考にして、検討修正しながら推測・復元する方法理論を確立した。そして、以上の結果をもって、化石人類の頭骨と脳の多数の復元例をもって比較形想学的解析を行う方法を検討した。次にその経過を要約する。 (1)ネアンデルタール人骨の三...
【生物学】人類学:進化旧石器時代を含む研究件
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨の発掘と復活研究(11691049)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他9件)
【概要】2001年度調査の主たる目的は第1号埋葬人骨を伴った第11層の発掘であったが。予定した調査の最終段階において、人骨の一部が現われ、精査の結果それが頭骨の部であることが判明し、堆積状況からして第1号・第2号人骨と同様の状態で埋葬されているネアンデルタールである可能性が極めて高いと判断された。当人骨の発掘は緊急を要し、それは、さらに、次のような研究意義がある。 ○ネアンデルタールの埋葬 ネアンデルター...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨に関する総合的研究(10301021)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】赤沢 威 (赤澤 威) 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール人 / ムステリアン (他11件)
【概要】本研究では頭骨の復元作業を仮想空間で行う方法理論、技術の開発に取り組んだ。そしてまた、仮想された頭骨の中にかつて納まっていた脳の形態を、現生人類や霊長類の脳内部の微細構造所見を参考にして、検討修正しながら推測・復元する方法理論を確立した。そして、以上の結果をもって、化石人類の頭骨と脳の多数の復元例をもって比較形想学的解析を行う方法を検討した。次にその経過を要約する。 (1)ネアンデルタール人骨の三...
【生物学】人類学:人類学旧石器時代を含む研究件
❏本土日本人の起源の解明:弥生時代人のゲノム分析(17K07588)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】水野 文月 東邦大学, 医学部, 助教 (50735496)
【キーワード】日本人の起源 / 弥生時代 / 古人骨DNA / ミトコンドリアゲノム / 核ゲノム (他12件)
【概要】列島日本人の成立を考えるためには、弥生時代人(渡来系弥生人)とはどのような人たちであったのかを明らかにすること、特に、ゲノム情報からその遺伝的多様性を明らかにすることは不可欠である。しかし、これまで限定的な報告しかない。そこで本研究では、大陸から渡来した人たちが最初に移住したと考えられている北部九州ならびに山口西部地域の弥生時代の複数の遺跡から出土した渡来系弥生人(古人骨)のミトコンドリアゲノムな...
❏旧石器時代洞窟遺跡における人骨の探求とその生活跡の調査(21320147)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】阿部 祥人 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90175919)
【キーワード】旧石器時代 / 後期更新世 / 人骨 / 絶滅動物 / 旧石器時代人骨 (他18件)
【概要】下北半島の尻労安部洞窟における旧石器時代の層位から人骨の発見には至っていないものの、石器と大型および小型の動物骨を確実に共伴するかたちで検出することに成功した。また、シベリア産と考えられる石材を用いた石器を発見した。これはユーラシア大陸からの当時のヒトの移動に関する重要な証拠となる。 ...
❏ネアンデルタール人とプロトクロマニオン:その系統の関する先史人類学的調査(08041007)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】デデリエ / シリア / 西アジア / 旧石器時代 / ムステリアン (他11件)
【概要】1997年、第3層中で発見されたデデリエ・ネアンデルタール人骨の出土地点の周辺を精査発掘した。その結果、同一個体に属する他の骨格部位が発見された。 復元された頭蓋骨は、これまでに類例のない良好な保存状態を示し、他の化石人骨資料、現代人骨との比較から、推定年齢約2歳の子供のネアンデルタール人骨であることが判明し、第2号人骨として登録した。1993年に見つかった第1号人骨は顔面部が破損していたが、当第...
【生物学】人類学:ネアンデルタール人旧石器時代を含む研究件
❏シリア・デデリエ洞窟調査:ネアンデルタール人骨の発掘(14251018)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】赤澤 威 (赤沢 威) 高知工科大学, 総合研究所, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他11件)
【概要】1989年以来、シリア・デデリエ洞窟の発掘は、洞奥部のネアンデルタール人居住層を中心に実施されてきた。2003、2004年度は洞奥部の調査を層序確認のための断面精査にとどめ、これまで十分調べられていなかった洞口部と洞央部を中心とした発掘をおこなった。広大な面積を有するデデリエ洞窟各所の利用状況、その時代を調べ、本洞窟の人類居住史を総合的に理解するためである。 洞口部では比較的広範囲の発掘をおこない...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨の発掘と復活研究(11691049)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】赤澤 威 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール / ムステリアン (他9件)
【概要】2001年度調査の主たる目的は第1号埋葬人骨を伴った第11層の発掘であったが。予定した調査の最終段階において、人骨の一部が現われ、精査の結果それが頭骨の部であることが判明し、堆積状況からして第1号・第2号人骨と同様の状態で埋葬されているネアンデルタールである可能性が極めて高いと判断された。当人骨の発掘は緊急を要し、それは、さらに、次のような研究意義がある。 ○ネアンデルタールの埋葬 ネアンデルター...
❏デデリエ・ネアンデルタール人骨に関する総合的研究(10301021)
【研究テーマ】考古学(含先史学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】赤沢 威 (赤澤 威) 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (70013753)
【キーワード】シリア / デデリエ洞窟 / 西アジア / ネアンデルタール人 / ムステリアン (他11件)
【概要】本研究では頭骨の復元作業を仮想空間で行う方法理論、技術の開発に取り組んだ。そしてまた、仮想された頭骨の中にかつて納まっていた脳の形態を、現生人類や霊長類の脳内部の微細構造所見を参考にして、検討修正しながら推測・復元する方法理論を確立した。そして、以上の結果をもって、化石人類の頭骨と脳の多数の復元例をもって比較形想学的解析を行う方法を検討した。次にその経過を要約する。 (1)ネアンデルタール人骨の三...