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研究分野別サイレントキーワード
「赤外分光」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:光学伝導度赤外分光を含む研究件
❏赤外分光測定による電荷秩序系有機導体の電荷グラス・電荷液体状態の研究(26800173)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】橋本 顕一郎 東北大学, 金属材料研究所, 助教 (00634982)
【キーワード】電荷秩序 / 電荷ガラス / 幾何学的フラストレーション / 有機導体 / 光学伝導度 (他9件)
【概要】本研究では、低温で電荷ガラス状態を示す二次元三角格子系有機導体において光学伝導度測定を行い、電荷ガラス状態特有の電荷揺らぎに起因した特異な集団励起が10 meV付近の低エネルギー領域に現れることを見出した。また、一次元ダイマーモット絶縁体の圧力下光学伝導度測定を高輝度放射光施設SPring-8において行い、圧力印加によりダイマー内の電荷揺らぎが増大し、この系で観測される高い転移温度をもった圧力誘起...
❏赤外・ラマン分光による酸素同位体置換効果の研究(17740223)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】岡崎 浩三 名古屋大学, 理学研究科, 助手 (40372528)
【キーワード】酸化物高温超伝導体 / 光学伝導度 / 酸素同位体効果 / 電子-格子相互作用 / 同位体置換 (他8件)
【概要】Bi_2Sr_2Ca_<1-x>YxCu_2O_<8+δ>(Bi2212)について、アンダードープ試料を含む幅広い組成の単結晶試料を作成し、赤外-紫外反射率を測定して光学伝導度の温度変化を求めた。電子-ボゾン相互作用について詳細を明らかにするため、次の式で定義される自己エネルギー(optical self-energy)を求めた。 σ(ω)≡(iω^2_p)/(4π)1/(...
【数物系科学】地球惑星科学:含水鉱物赤外分光を含む研究件
❏赤外スペクトルを用いたナクライト・シャシナイト火星隕石の火星での起源の探索(18740334)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】三河内 岳 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (30272462)
【キーワード】火星隕石 / ナクライト / シャシナイト / 赤外分光 / 水質変成 (他8件)
【概要】本申請により前年度に導入した顕微赤外分光光度計を用いて、ナクライトおよびシャシナイト火星隕石の水質変成物の分析を行った。しかし、存在する水質変成物(特にイディングサイト)の量が少ないため、顕微分光でも、明瞭な赤外スペクトルを得ることができなかった。特にナクライトのうち、表層に近い場所で結晶化したと考えられるNWA817とMILO3346については重点的に分析を行なったが、他のナクライトと同様やはり...
❏含水地球深部物質の高温高圧下での相転移を水素原子周囲の局所構造から理解する(15340190)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鍵 裕之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (70233666)
【キーワード】水素結合 / 地球内部 / ラマン分光 / ダイヤモンドアンビルセル / 赤外分光 (他9件)
【概要】本研究では地球深部条件に匹敵する圧力下での室内での実験と、地球深部からもたらされた天然試料の丹念な観察を並行することによって、地球深部で起こる現象を化学的な目で理解することを目指した。新たに本研究経費により、高温高圧条件を発生することができるダイヤモンドアンビルセルを導入した。加熱は外熱方式であるため、十分な高温を達成することはできないが、私たちのグループにおいては大きな技術的な進歩である。また、...
【化学】基礎化学:レチナール赤外分光を含む研究件
❏光駆動型内向きプロトンポンプの輸送メカニズム解明とオプトジェネティクスへの応用(17H03007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】井上 圭一 東京大学, 物性研究所, 准教授 (90467001)
【キーワード】光駆動内向きプロトンポンプロドプシン / ゼノロドプシン / シゾロドプシン / レチナール / 光反応サイクル (他13件)
【概要】本研究課題では、研究代表者の井上らが発見した光駆動型内向きプロトンポンプであるゼノロドプシン(XeR)について、分光計測やアミノ酸改変実験により、レチナールの異性化過程やプロトン移動過程などに関する新しい知見を得た。またレチナール近傍のプロリンを変異することで、オプトジェネティクスツールとして有用な、長波長改変体を得た。 一方、新たにアスガルドアーキアなどから、XeRとは異なる第2の内向きプロトン...
❏分子生物学と構造解析の融合によるロドプシンの究極の長波長化への挑戦(26620005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】井上 圭一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90467001)
【キーワード】ロドプシン / レチナール / 波長制御 / 機能転換 / イオンポンプ (他10件)
【概要】本研究ではより組織透過性が高く、生体侵襲性の低い長波長光で動作が可能なオプトジェネティクスツールの実現のため、様々な微生物型ロドプシンの吸収波長の長波長化に取り組んだ。 その結果新たに既存の分子より長波長に吸収を持つ、内向きH+ポンプ型ロドプシン(PoXeR)を新たに深海性の細菌P. oceaniより発見した。 また比較的長波長に吸収を持つ分子に、本来短波長に吸収を持つ別の機能を持つロドプシンの重...
❏光でナトリウムをポンプする新型ロドプシンの機能解明(24655009)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】井上 圭一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (90467001)
【キーワード】ロドプシン / ナトリウムポンプ / 赤外分光 / 過渡吸収 / レチナール
【概要】本研究では我々が新しく海洋性細菌より発見した、光駆動型の外向きナトリウムポンプであるナトリウムポンプ型ロドプシン(NaR) について、そのナトリウムイオン(Na+)輸送メカニズムについて研究を行った。その中で、今回我々は特に「機能」、「ダイナミクス」、「構造」の3つの視点からメカニズムの解明に迫った。その結果NaRは周辺の環境によってLi+やH+も輸送し、その輸送に関わる反応素過程の決定や、Na+...
【化学】基礎化学:冷却イオントラップ赤外分光を含む研究件
❏冷却イオントラップ分光による天然変性タンパク質複合体へのボトムアップアプローチ(20K20446)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】天然変性タンパク質 / レーザー分光 / 赤外分光 / 冷却イオントラップ / 質量分析 (他8件)
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
【化学】基礎化学:光反応サイクル赤外分光を含む研究件
❏ロドプシンの多彩な機能をもたらす構造ダイナミクスの解明(18H03986)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】神取 秀樹 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70202033)
【キーワード】構造ダイナミクス / 新規ロドプシン / 光反応サイクル / 赤外分光 / 水素結合
【概要】我々は2013年以降、微生物由来の新規ロドプシンを次々に報告し、共通の構造と光反応から多彩な機能が生み出されることがわかってきた。本研究では、新たなロドプシンを探索するとともに、低温法、時間分解法、全反射法など赤外分光法を中心とした解析を、光駆動ナトリウムポンプ、内向きプロトンポンプ、酵素ロドプシンに対して行い、構造と機能をつなぐ構造ダイナミクスの解明を目指した。その結果、これらに共通する構造ダイ...
❏光駆動型内向きプロトンポンプの輸送メカニズム解明とオプトジェネティクスへの応用(17H03007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】井上 圭一 東京大学, 物性研究所, 准教授 (90467001)
【キーワード】光駆動内向きプロトンポンプロドプシン / ゼノロドプシン / シゾロドプシン / レチナール / 光反応サイクル (他13件)
【概要】本研究課題では、研究代表者の井上らが発見した光駆動型内向きプロトンポンプであるゼノロドプシン(XeR)について、分光計測やアミノ酸改変実験により、レチナールの異性化過程やプロトン移動過程などに関する新しい知見を得た。またレチナール近傍のプロリンを変異することで、オプトジェネティクスツールとして有用な、長波長改変体を得た。 一方、新たにアスガルドアーキアなどから、XeRとは異なる第2の内向きプロトン...
【化学】材料化学:量子化学計算赤外分光を含む研究件
❏冷却イオントラップ分光による天然変性タンパク質複合体へのボトムアップアプローチ(20K20446)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】天然変性タンパク質 / レーザー分光 / 赤外分光 / 冷却イオントラップ / 質量分析 (他8件)
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
【総合理工】応用物理学:質量分析赤外分光を含む研究件
❏小区分28010:ナノ構造化学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】金属クラスター
【研究期間】活性化エネルギー
【研究代表者】解離反応
【キーワード】赤外解離分光法
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
【総合理工】物質変換:赤外分光法赤外分光を含む研究件
❏小区分32010:基礎物理化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】イオンチャネル
【研究期間】ペプチド
【研究代表者】質量分析
【キーワード】レーザー分光法
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏バリノマイシンのカリウムイオン選択性の水和効果の解明(19K23624)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2022-03-31
【研究代表者】平田 圭祐 東京工業大学, 理学院, 助教 (80845777)
【キーワード】イオン選択性 / バリノマイシン / 赤外分光法 / 冷却イオントラップ分光法 / 気相分光法 (他9件)
【概要】本研究では、バリノマイシンのカリウムイオン選択性の起源を明らかにするために、バリノマイシンー金属錯体とその水和クラスターの構造を気相赤外分光法により調べた。その結果、親和性が高いカリウムとの錯体では対称性の高いコンフォメーションが水和されても維持されるのに対して、親和性の低いナトリウムでは水分子が一つ付加しただけで対称性が崩れ構造が歪むことがわかった。このことから、バリノマイシンのみならず、他のイ...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【工学】電気電子工学:量子エレクトロニクス赤外分光を含む研究件
❏中赤外プラズモン増強場を用いた新規非線形光学の開拓(26600113)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】芦原 聡 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (10302621)
【キーワード】プラズモニクス / 非線形光学 / 超短パルスレーザー / 量子エレクトロニクス / 強電磁場現象 (他8件)
【概要】中赤外超短パルスのプラズモニックナノ増強場の生成と、増強場を生かした非線形現象の制御を目的とした。具体的には、(1)金属界面の光電界電子放出と(2)振動分光の高感度化を達成した。金ナノアンテナに中赤外フェムト秒パルスを照射したところ、増強場による光電界電子放出が起こった。これは、光電場による電子のトンネルイオン化であり、超短パルス電子源としての応用が期待される。また、放出電子数の励起光強度依存性か...
❏先端光源を融合した超高分解能赤外分子分光計の開発(23244084)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30146576)
【キーワード】光周波数コム / 差周波光源 / サブドップラー分解能 / 光共振器 / デュアルコム分光 (他18件)
【概要】86.8 - 93.1 THzにわたりメタンのサブドップラー分解能分光を行い、204本の遷移周波数を数kHzの不確かさで決定した。結果はHITRAN2012に掲載された。差周波発生用のパンプ光源とシグナル光源の周波数を光コムに安定化し、光コムの繰り返し周波数を変えてアイドラー光を掃引してメタン、CH3I、HClの微弱なスペクトル線を記録した。太い光ビームと結合する光共振器セルを使い、飽和吸収のスペ...
【工学】電気電子工学:プラズモニクス赤外分光を含む研究件
❏先進的赤外プラズモニクスを活用した超高感度な非線形振動分光法の創出(20F20067)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2020-04-24 - 2022-03-31
【研究代表者】芦原 聡 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10302621)
【キーワード】プラズモニクス / 強結合 / 分子振動 / 赤外分光 / 化学反応制御
【概要】本研究では、赤外光と分子振動の相互作用が顕著に高まった状態、すなわち「強結合」を生成する手法を提案し、数値計算と実験を通してその原理実証に成功した。特に、放射ロスが抑制された微小なプラズモン共振器を設計し、それを用いることにより、これまで報告された中で最も小さなモード体積での強結合を実現した。 本成果は、振動分光の高感度化に資する点で重要な意義をもつ。赤外光と分子振動の強結合により、分光計測におけ...
❏中赤外プラズモン増強場を用いた新規非線形光学の開拓(26600113)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】芦原 聡 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (10302621)
【キーワード】プラズモニクス / 非線形光学 / 超短パルスレーザー / 量子エレクトロニクス / 強電磁場現象 (他8件)
【概要】中赤外超短パルスのプラズモニックナノ増強場の生成と、増強場を生かした非線形現象の制御を目的とした。具体的には、(1)金属界面の光電界電子放出と(2)振動分光の高感度化を達成した。金ナノアンテナに中赤外フェムト秒パルスを照射したところ、増強場による光電界電子放出が起こった。これは、光電場による電子のトンネルイオン化であり、超短パルス電子源としての応用が期待される。また、放出電子数の励起光強度依存性か...
【工学】総合工学:クラスター赤外分光を含む研究件
❏金属クラスター表面に吸着した分子の解離吸着への活性化エネルギーの実測(19K05183)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】工藤 聡 東京大学, 大学院総合文化研究科, 特任研究員 (00334475)
【キーワード】金属クラスター / 活性化エネルギー / 解離反応 / 赤外解離分光法 / 気相昇温脱離法 (他13件)
【概要】本研究では、気相分散した金属クラスター上での分子(一酸化窒素など)の解離反応の活性化エネルギーを測定するための装置の開発をおこなった。活性化エネルギーを求めるためには金属クラスターを加熱する必要がある。また、分子が解離したかを調べるためには、加熱したクラスターを冷却してプローブとなるアルゴン原子を付加する必要がある。これを実現するための装置を設計して既存の装置に組み込んだ。この装置を用いて金属クラ...
❏気相多元素クラスターの熱的条件下における反応性評価と反応機構の解明(17K14433)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 利明 東北大学, 理学研究科, JSPS特別研究員(PD) (80783373)
【キーワード】気相クラスター / 気相反応 / 反応機構 / 幾何構造 / 質量分析 (他14件)
【概要】金属や金属酸化物の気相クラスターを研究対象とし、熱的条件下における気体分子との反応について実験及び理論計算により研究した。真空装置内でレーザー蒸発法によりクラスターを生成し、反応セル内で気体分子と反応させた後、気相昇温脱離法やイオン移動度質量分析法を用いた測定を行った。これにより、特にクラスター上に付加した気体分子について、結合の強さ(エネルギー)や付加形態(幾何構造)についての情報が得られる。実...
【工学】総合工学:FT-IR赤外分光を含む研究件
❏分光分析及び立体構造情報に基づくフラビンタンパク質の新規光反応機構の解明(16770046)
【研究テーマ】植物生理・分子
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】増田 真二 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助手 (30373369)
【キーワード】青色光受容体 / 光合成細菌 / BLUF / ラン色細菌 / 光走性 (他8件)
【概要】本研究では近年発見した新規青色光受容体BLUFタンパク質の光反応機構の解明を目標に研究を進めてきた。昨年度までの研究で、1)紅色細菌のBLUFタンパク質AppAとラン色細菌のBLUFタンパク質Slr1694はともに発色団としてフラビンを結合しており、その吸収スペクトルは光照射により10nm程長波長シフトすること、2)その際フラビンC4=0のカルボニル基に新たな水素結合が形成されることを、主にFTI...
❏超高分解能赤外分光装置の同時観測によるオゾン層破壊関連物質の高度分布測定(08640559)
【研究テーマ】超高層物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】中島 英彰 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助手 (20217722)
【キーワード】赤外分光 / FTIR / 高度分布 / リトリ-バル / 成層圏 (他9件)
【概要】研究実施計画に従い、平成8年10月に東北大学の移動型レーザーヘテロダイン赤外分光計(TDLHS)を、名古屋大学母子里観測所に設置した。そこで、名古屋大学のフーリエ変換赤外分光器(FTIR)との赤外分光同時観測を約2週間にわたって実施した。この間、オゾン(O3)、亜酸化窒素(N2O)、塩酸(HCl)、硝酸(HNO3)、弗化水素(HF)などの微量気体成分の吸収スペクトルを観測した。また、同時観測期間中...
【工学】総合工学:表面・界面物性赤外分光を含む研究件
❏固体表面と吸着分子館の相互作用「吸着振動」の直接観測(16H04564)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野村 淳子 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (60234936)
【キーワード】赤外分光 / 吸着 / 固体表面 / 触媒機能 / 赤外分光法 (他9件)
【概要】赤外分光器と測定法を開発することで、分子の吸着振動をin-situで観測した。金属イオン交換型ゼオライトのカチオン振動をアルカリ金属について検討し、振動波数が311 cm-1 (Li+) から87 cm-1 (Cs+) へと順に、イオンの質量と半径に依存してシフトしていることを明確にした。分子カチオンではピリジン誘導体において、質量よりもピリジン環の電子密度が振動数(吸着力)に大きく影響を与えるこ...
❏軟X線および赤外線オペランド分光の融合による触媒反応機構解明への展開(26248008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 寛 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80302800)
【キーワード】触媒反応機構 / オペランド観測 / 軟X線分光 / 赤外分光 / 触媒・化学プロセス (他8件)
【概要】本課題では、軟X線および赤外線を用いた分光的オペランド観測システムを立ち上げ、これらを用いることによって、触媒が活性になったときの活性相とそれに吸着した反応種を反応条件下で捉えることを目的とした。両オペランド観測システムは順調に立ち上がり、質量分析計による活性観測に併せ、X線光電子分光、偏光X線吸収分光、偏光変調赤外反射吸収分光を通して、活性な触媒表面を観測できるようになった。このようなアプローチ...
【工学】総合工学:レーザー分光赤外分光を含む研究件
❏小区分32010:基礎物理化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】イオンチャネル
【研究期間】ペプチド
【研究代表者】質量分析
【キーワード】レーザー分光法
【概要】1)YEMPS-ドーパおよびノルアドレナリン複合体のの冷却イオントラップ赤外分光 天然変性タンパク質であるα-シヌクレインのドーパミン結合部位にはドーパミン誘導体であるドーパやノルアドレナリンも結合することが分かっている。そこで,YEMPS配列の部分ペプチドAc-YEMPS-NHMe(以降YEMPS)とプロトン付加ドーパおよびプロトン付加ノルアドレナリンの複合体をエレクトロスプレーで気相中に取り出...
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ラマン分光赤外分光を含む研究件
❏赤外・ラマン分光による酸素同位体置換効果の研究(17740223)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】岡崎 浩三 名古屋大学, 理学研究科, 助手 (40372528)
【キーワード】酸化物高温超伝導体 / 光学伝導度 / 酸素同位体効果 / 電子-格子相互作用 / 同位体置換 (他8件)
【概要】Bi_2Sr_2Ca_<1-x>YxCu_2O_<8+δ>(Bi2212)について、アンダードープ試料を含む幅広い組成の単結晶試料を作成し、赤外-紫外反射率を測定して光学伝導度の温度変化を求めた。電子-ボゾン相互作用について詳細を明らかにするため、次の式で定義される自己エネルギー(optical self-energy)を求めた。 σ(ω)≡(iω^2_p)/(4π)1/(...
❏含水地球深部物質の高温高圧下での相転移を水素原子周囲の局所構造から理解する(15340190)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鍵 裕之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (70233666)
【キーワード】水素結合 / 地球内部 / ラマン分光 / ダイヤモンドアンビルセル / 赤外分光 (他9件)
【概要】本研究では地球深部条件に匹敵する圧力下での室内での実験と、地球深部からもたらされた天然試料の丹念な観察を並行することによって、地球深部で起こる現象を化学的な目で理解することを目指した。新たに本研究経費により、高温高圧条件を発生することができるダイヤモンドアンビルセルを導入した。加熱は外熱方式であるため、十分な高温を達成することはできないが、私たちのグループにおいては大きな技術的な進歩である。また、...
【医歯薬学】薬学:触媒・化学プロセス赤外分光を含む研究件
❏固体表面と吸着分子館の相互作用「吸着振動」の直接観測(16H04564)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】野村 淳子 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (60234936)
【キーワード】赤外分光 / 吸着 / 固体表面 / 触媒機能 / 赤外分光法 (他9件)
【概要】赤外分光器と測定法を開発することで、分子の吸着振動をin-situで観測した。金属イオン交換型ゼオライトのカチオン振動をアルカリ金属について検討し、振動波数が311 cm-1 (Li+) から87 cm-1 (Cs+) へと順に、イオンの質量と半径に依存してシフトしていることを明確にした。分子カチオンではピリジン誘導体において、質量よりもピリジン環の電子密度が振動数(吸着力)に大きく影響を与えるこ...
❏軟X線および赤外線オペランド分光の融合による触媒反応機構解明への展開(26248008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】近藤 寛 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (80302800)
【キーワード】触媒反応機構 / オペランド観測 / 軟X線分光 / 赤外分光 / 触媒・化学プロセス (他8件)
【概要】本課題では、軟X線および赤外線を用いた分光的オペランド観測システムを立ち上げ、これらを用いることによって、触媒が活性になったときの活性相とそれに吸着した反応種を反応条件下で捉えることを目的とした。両オペランド観測システムは順調に立ち上がり、質量分析計による活性観測に併せ、X線光電子分光、偏光X線吸収分光、偏光変調赤外反射吸収分光を通して、活性な触媒表面を観測できるようになった。このようなアプローチ...
【医歯薬学】薬学:ロドプシン赤外分光を含む研究件
❏光駆動型内向きプロトンポンプの輸送メカニズム解明とオプトジェネティクスへの応用(17H03007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】井上 圭一 東京大学, 物性研究所, 准教授 (90467001)
【キーワード】光駆動内向きプロトンポンプロドプシン / ゼノロドプシン / シゾロドプシン / レチナール / 光反応サイクル (他13件)
【概要】本研究課題では、研究代表者の井上らが発見した光駆動型内向きプロトンポンプであるゼノロドプシン(XeR)について、分光計測やアミノ酸改変実験により、レチナールの異性化過程やプロトン移動過程などに関する新しい知見を得た。またレチナール近傍のプロリンを変異することで、オプトジェネティクスツールとして有用な、長波長改変体を得た。 一方、新たにアスガルドアーキアなどから、XeRとは異なる第2の内向きプロトン...
❏分子生物学と構造解析の融合によるロドプシンの究極の長波長化への挑戦(26620005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】井上 圭一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90467001)
【キーワード】ロドプシン / レチナール / 波長制御 / 機能転換 / イオンポンプ (他10件)
【概要】本研究ではより組織透過性が高く、生体侵襲性の低い長波長光で動作が可能なオプトジェネティクスツールの実現のため、様々な微生物型ロドプシンの吸収波長の長波長化に取り組んだ。 その結果新たに既存の分子より長波長に吸収を持つ、内向きH+ポンプ型ロドプシン(PoXeR)を新たに深海性の細菌P. oceaniより発見した。 また比較的長波長に吸収を持つ分子に、本来短波長に吸収を持つ別の機能を持つロドプシンの重...
❏光でナトリウムをポンプする新型ロドプシンの機能解明(24655009)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】井上 圭一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (90467001)
【キーワード】ロドプシン / ナトリウムポンプ / 赤外分光 / 過渡吸収 / レチナール
【概要】本研究では我々が新しく海洋性細菌より発見した、光駆動型の外向きナトリウムポンプであるナトリウムポンプ型ロドプシン(NaR) について、そのナトリウムイオン(Na+)輸送メカニズムについて研究を行った。その中で、今回我々は特に「機能」、「ダイナミクス」、「構造」の3つの視点からメカニズムの解明に迫った。その結果NaRは周辺の環境によってLi+やH+も輸送し、その輸送に関わる反応素過程の決定や、Na+...
【医歯薬学】薬学:分子認識赤外分光を含む研究件
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏アミノ酸イオンクラスターにおけるキラル分子認識の研究(16F16035)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2016-07-27 - 2018-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】光学異性 / 分子クラスター / 分子認識 / 赤外分光 / プロトン付加体 (他7件)
【概要】特定の分子を認識して結合する分子認識は超分子や生体分子が機能を発揮する上で極めて重要な役割を果たしており、その分子レベルでのメカニズムの理解は化学、生化学、ナノテクノロジーなど広い領域に対する基礎を与える。特に生体分子の場合、右手系と左手系が重ねあわせられない光学異性(キラリティー)は分子認識に強い影響を及ぼしている。このようなキラリティーに由来する分子認識機構を明らかにするため、キラル分子の分子...
【医歯薬学】薬学:ぺプチド赤外分光を含む研究件
❏ESI冷却イオントラップ分光法によるアドレナリン受容体の分子認識機構の解明(20H00372)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】藤井 正明 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60181319)
【キーワード】赤外分光 / 分子認識 / レーザー分光 / 受容体 / ペプチド (他9件)
【概要】1)アゴニスト等に対する受容体ポケットの分子認識検証 イソプレナリンのみならずβ2-アドレナリン受容体に認識されて動作させる分子(アゴニスト)が受容体ポケットであるSIVSFにどのように結合するのかを明らかにするために,アドレナリンが有するOH基を1個ずつ除いたシネフリン,フェニレフリン分子(アゴニスト)とSIVSFペプチド複合体をエレクトロスプレーで生成し,冷却イオントラップ内で紫外・赤外スペク...
❏冷却イオン分光によるイオンチャンネルのイオン選択性に対する水和効果の解明(18H01938)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】石内 俊一 東京工業大学, 理学院化学系, 教授 (40338257)
【キーワード】イオンチャネル / ペプチド / 質量分析 / レーザー分光法 / 赤外分光法 (他10件)
【概要】イオンチャネルのイオン選択性に対する水和効果を分子レベルで解明するために,イオン選択部位である選択フィルターの部分ペプチドの種々の金属イオン錯体の水和クラスターを真空中に生成し,極低温下で赤外スペクトルを測定することで,それらの構造が水和によってどの様に変化するかを調べた。これまで,単純にイオンが選択フィルターに結合するのと水和されているのでどちらが安定かという視点でイオン選択性と水和の関係が述べ...
【医歯薬学】薬学:水素結合赤外分光を含む研究件
❏ロドプシンの多彩な機能をもたらす構造ダイナミクスの解明(18H03986)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】神取 秀樹 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70202033)
【キーワード】構造ダイナミクス / 新規ロドプシン / 光反応サイクル / 赤外分光 / 水素結合
【概要】我々は2013年以降、微生物由来の新規ロドプシンを次々に報告し、共通の構造と光反応から多彩な機能が生み出されることがわかってきた。本研究では、新たなロドプシンを探索するとともに、低温法、時間分解法、全反射法など赤外分光法を中心とした解析を、光駆動ナトリウムポンプ、内向きプロトンポンプ、酵素ロドプシンに対して行い、構造と機能をつなぐ構造ダイナミクスの解明を目指した。その結果、これらに共通する構造ダイ...
❏含水地球深部物質の高温高圧下での相転移を水素原子周囲の局所構造から理解する(15340190)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鍵 裕之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (70233666)
【キーワード】水素結合 / 地球内部 / ラマン分光 / ダイヤモンドアンビルセル / 赤外分光 (他9件)
【概要】本研究では地球深部条件に匹敵する圧力下での室内での実験と、地球深部からもたらされた天然試料の丹念な観察を並行することによって、地球深部で起こる現象を化学的な目で理解することを目指した。新たに本研究経費により、高温高圧条件を発生することができるダイヤモンドアンビルセルを導入した。加熱は外熱方式であるため、十分な高温を達成することはできないが、私たちのグループにおいては大きな技術的な進歩である。また、...