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研究分野別サイレントキーワード
「加速器」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】人間医工学:単色X線加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏複数の単色X線を用いたカラーX線診断の基礎研究(14658285)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】小川 雅生 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (60016863)
【キーワード】単色X線 / X線診断 / 陽子ビーム / 陽子マイクロビーム / 加速器 (他6件)
【概要】単色X線を用いてカラーX線画像を得るための予備実験を行った。東京工業大学のタンデム加速器から得られる、エネルギーが3MeVの陽子ビームをPd, Ag, Cd, Inの標的に照射し、エネルギーが21.17〜24.21keVのK_αX線およびそれに付随する相対強度が約18%のK_βX線、すなわち擬似単色X線を発生させ、これらのX線を、マイラ幕を通して大気中に取り出した。X線の発生量およびエネルギーのモ...
【複合領域】人間医工学:静電加速器加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
【複合領域】人間医工学:注射針加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
【複合領域】人間医工学:半導体X線検出器加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
【複合領域】人間医工学:深部がん治療加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
【複合領域】人間医工学:吸収線量加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
【複合領域】人間医工学:陽子ビーム加速器を含む研究件
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
❏複数の単色X線を用いたカラーX線診断の基礎研究(14658285)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】小川 雅生 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (60016863)
【キーワード】単色X線 / X線診断 / 陽子ビーム / 陽子マイクロビーム / 加速器 (他6件)
【概要】単色X線を用いてカラーX線画像を得るための予備実験を行った。東京工業大学のタンデム加速器から得られる、エネルギーが3MeVの陽子ビームをPd, Ag, Cd, Inの標的に照射し、エネルギーが21.17〜24.21keVのK_αX線およびそれに付随する相対強度が約18%のK_βX線、すなわち擬似単色X線を発生させ、これらのX線を、マイラ幕を通して大気中に取り出した。X線の発生量およびエネルギーのモ...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
【複合領域】人間医工学:陽子線加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
【複合領域】一般理論:特性X線加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
【数物系科学】物理学:PIC法加速器を含む研究件
❏重水素負イオン源における同位体効果の物理メカニズムの理論的解明(19K03783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 加速器 / 重水素 / 負イオン源 (他10件)
【概要】本研究では、実機核融合用負イオン源や医療用加速器での重水素負イオン源について同位体効果と呼ばれる、水素放電プラズマの場合と異なる物理特性のメカニズムの解明を図る。特に負イオンと同時に引き出される電子電流の増加については、プラズマ生成領域のプラズマ密度増加が原因である事が実験的に示唆された。しかし、なぜ重水素化することでプラズマ生成領域においてプラズマ密度が増加するのかは分かっていない。そこで電子輸...
❏負イオン源における負イオン引き出し機構・負イオンビーム光学特性の解明(26400533)
【研究テーマ】プラズマ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 負イオン源 / 加速器 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究では、3次元PIC数値計算コードとモンテカルロ計算との結合による3次元PIC-MCC結合コードを構築し、負イオン引き出しの物理機構と負イオンビームの光学的特性、特にビーム発散角の大きな成分であるビームハロの発生要因の解明を行った。その結果、負イオン引出し面の端部から引き出された負イオンは、負イオン引出し面の端部の電界レンズ効果は強いため、引出部で負イオンビームが過収束してビームハロになること...
【数物系科学】物理学:負イオン源加速器を含む研究件
❏重水素負イオン源における同位体効果の物理メカニズムの理論的解明(19K03783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 加速器 / 重水素 / 負イオン源 (他10件)
【概要】本研究では、実機核融合用負イオン源や医療用加速器での重水素負イオン源について同位体効果と呼ばれる、水素放電プラズマの場合と異なる物理特性のメカニズムの解明を図る。特に負イオンと同時に引き出される電子電流の増加については、プラズマ生成領域のプラズマ密度増加が原因である事が実験的に示唆された。しかし、なぜ重水素化することでプラズマ生成領域においてプラズマ密度が増加するのかは分かっていない。そこで電子輸...
❏負イオン源における負イオン引き出し機構・負イオンビーム光学特性の解明(26400533)
【研究テーマ】プラズマ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 負イオン源 / 加速器 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究では、3次元PIC数値計算コードとモンテカルロ計算との結合による3次元PIC-MCC結合コードを構築し、負イオン引き出しの物理機構と負イオンビームの光学的特性、特にビーム発散角の大きな成分であるビームハロの発生要因の解明を行った。その結果、負イオン引出し面の端部から引き出された負イオンは、負イオン引出し面の端部の電界レンズ効果は強いため、引出部で負イオンビームが過収束してビームハロになること...
【数物系科学】物理学:レーザーイオン源加速器を含む研究件
❏大強度パルス重イオンビーム照射により材料表面の汚染層を剥離して除去する技術の開発(18656270)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 准教授 (90160829)
【キーワード】放射能表面汚染 / 除染 / 加速器 / レーザーイオン源 / パルスイオンビーム (他9件)
【概要】本年度は,まず昨年度に建設したレーザーイオン源と誘導線型加速器からなる大強度パルスイオンビーム発生装置からビームを取り出し,ビーム電流測定及びビーム集束試験を行った.ポリエチレンターゲットをレーザーで照射して陽子ビームの発生を試みたが,炭素イオンが混合して陽子ビームの純度が低下することが分った.またポリエチレンは低融点のためレーザーの照射により表面に凹凸が生じ,短時間でビーム出力が著しく低下するこ...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
【数物系科学】物理学:重イオンビーム加速器を含む研究件
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【数物系科学】物理学:核融合加速器を含む研究件
❏重水素負イオン源における同位体効果の物理メカニズムの理論的解明(19K03783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 加速器 / 重水素 / 負イオン源 (他10件)
【概要】本研究では、実機核融合用負イオン源や医療用加速器での重水素負イオン源について同位体効果と呼ばれる、水素放電プラズマの場合と異なる物理特性のメカニズムの解明を図る。特に負イオンと同時に引き出される電子電流の増加については、プラズマ生成領域のプラズマ密度増加が原因である事が実験的に示唆された。しかし、なぜ重水素化することでプラズマ生成領域においてプラズマ密度が増加するのかは分かっていない。そこで電子輸...
❏負イオン源における負イオン引き出し機構・負イオンビーム光学特性の解明(26400533)
【研究テーマ】プラズマ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 負イオン源 / 加速器 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究では、3次元PIC数値計算コードとモンテカルロ計算との結合による3次元PIC-MCC結合コードを構築し、負イオン引き出しの物理機構と負イオンビームの光学的特性、特にビーム発散角の大きな成分であるビームハロの発生要因の解明を行った。その結果、負イオン引出し面の端部から引き出された負イオンは、負イオン引出し面の端部の電界レンズ効果は強いため、引出部で負イオンビームが過収束してビームハロになること...
❏テスラ級超強磁場高応答キッカーシステムの開発と省電力高効率粒子線入出射法の実現(25286089)
【研究テーマ】量子ビーム科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中村 英滋 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 研究機関講師 (70311131)
【キーワード】粒子線加速器 / パルス電磁石 / 飽和 / テスラ / 高電圧 (他20件)
【概要】テスラ級キッカーシステムに関して、電磁石原型機を製作し、性能評価試験を実施した。その結果、目標以上の1.3T/0.9μsを達成した。実際の高エネルギー粒子との相互作用を確認するべく、高エネルギー加速器にインストールし、100 MeV 陽子の軌道制御を試みた。その結果、想定通りの軌道変位が確認でき、原理実証完了と判断した。磁石構造を変え、飽和条件と非飽和条件での比較も行い、飽和条件での早い立ち上がり...
【数物系科学】物理学:フレーバー物理加速器を含む研究件
❏長基線ニュートリノ振動実験における非軸ニュートリノビーム生成・制御の研究(17340076)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (50314175)
【キーワード】素粒子実験 / 放射線、X線、粒子線 / 加速器 / ニュートリノ / ビームモニター (他11件)
【概要】本研究では、2009年度開始予定の東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)で採用する世界初非軸ニュートリノビームの生成方と制御方法、そしていかにビームを理解するかについて研究を行った。T2K実験では、まだ未確定のニュートリノ混合角θ13の測定と、ニュートリノ質量の二乗差と他の混合角θ23の精密測定を目指す。このために高品質・大強度ニュートリノビームの生成は実験の要である。本研究では平成...
❏K2K実験におけるニュートリノ振動の精密測定(13852002)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】西川 公一郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60198439)
【キーワード】ニュートリノ / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 / 加速器 / フレーバー物理 (他14件)
【概要】本研究では、加速器で生成したニュートリノビームを使って世界で初めてニュートリノ振動現象を確認した。1999年から2004年にかけて収集した92E18陽子/標的の全データを使い、スーパーカミオカンデで112加速器ニュートリノ事象を観測した。ニュートリノ振動無しの予測は158.4事象で、3σの優位度でニュートリノ振動によるミューオンニュートリノ消失を確認した。そして新たに設置した前置検出器、SciBa...
【数物系科学】物理学:Bファクトリー加速器を含む研究件
❏Bファクトリー・リニアコライダーの為の超扁平型衝突点ビームパイプの開発(II)(17340083)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】片山 伸彦 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (50290854)
【キーワード】Bファクトリー / 加速器 / 素粒子実験 / Bファクトリ / 素粒子 (他8件)
【概要】高エネルギー加速器研究機構で検討されているSuper KEKB Bファクトリーなどの衝突型加速器の衝突点近傍のビームパイプの形状を、ビームのプロファイルに合わせて極小化し、測定器を衝突点に近づける可能性を検討した。これまでの加速器デザインでは、電子・陽電子ビームの電流が大きい、ビームの大きさが大きい、などの理由で超扁平型ビームパイプの工学設計には大きな問題がある事がわかった。しかしながら、加速器グ...
❏Bファクトリー・リニアコライダーの為の超扁平型衝突点ビームパイプの開発(15540297)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】片山 伸彦 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (50290854)
【キーワード】素粒子実験 / 測定器 / 加速器 / Bファクトリ / 素粒子 (他14件)
【概要】超扁平形衝突点ビームパイプの設計のための様々なスタディを行った。昨年度のスタディに基づき、ビームパイプ内側の形状を高さ1mm、幅10mm、長さ16mmとして設計を進めることにした。次に、ビームパイプの材質と、形状、厚さ等について検討した。材質については、純ベリリウムを採用した。厚さについても、500マイクロンとした。厚さについては、2mmとした。これらの設計値を元に、昨年に引き続いて測定器等のシミ...
【数物系科学】物理学:B中間子加速器を含む研究件
❏Bファクトリー・リニアコライダーの為の超扁平型衝突点ビームパイプの開発(15540297)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】片山 伸彦 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (50290854)
【キーワード】素粒子実験 / 測定器 / 加速器 / Bファクトリ / 素粒子 (他14件)
【概要】超扁平形衝突点ビームパイプの設計のための様々なスタディを行った。昨年度のスタディに基づき、ビームパイプ内側の形状を高さ1mm、幅10mm、長さ16mmとして設計を進めることにした。次に、ビームパイプの材質と、形状、厚さ等について検討した。材質については、純ベリリウムを採用した。厚さについても、500マイクロンとした。厚さについては、2mmとした。これらの設計値を元に、昨年に引き続いて測定器等のシミ...
❏B中間子の精密測定による超対称性素粒子反応の研究(13304016)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】相原 博昭 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60167773)
【キーワード】素粒子 / 加速器 / CP非保存 / 対称性 / 半導体検出器 (他8件)
【概要】1.B中間子CP非保存現象の精密測定による新しい物理の探索 中性B中間子がファイphi中間子とKS中間子に崩壊する過程のCP非対称度が、標準理論による期待値からずれている可能性を見つけた。本研究で1億5200万個のB中間子反B中間子ペアのデータから、1つの中性B中間子がphi中間子とKS中間子に崩壊する事象を68例見つけた。それらの事象について、時間に依存するCP非対称について測定を行なった。その...
【数物系科学】物理学:衝突型加速器加速器を含む研究件
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏LHC軽原子核衝突超前方測定にむけたシリコンピクセルカロリーメータの開発(25287056)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 講師 (90324368)
【キーワード】高エネルギー宇宙線 / 衝突型加速器 / カロリーメータ / 原子核衝突実験 / LHC (他12件)
【概要】高エネルギー宇宙線は空気シャワー現象を通して観測される。空気シャワー発達の素過程を理解するために加速器陽子陽子衝突データが利用されているが、本研究は将来の軽原子核衝突のための検出器の基礎開発である。既存のシリコンピクセル検出器とタングステン板を利用したカロリーメータを製作し、シャワー中の複数粒子の測定に成功した。またシミュレーション計算によって、LHC 酸素酸素衝突を実現した場合、ピクセルサイズ ...
【数物系科学】物理学:慣性核融合加速器を含む研究件
❏巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオ研究(17K19091)
【研究テーマ】原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高山 健 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 研究員 (20163321)
【キーワード】慣性核融合 / 巨大クラスターイオン / イオン源 / 誘導加速マイクロトロン / 双方向・多段構成誘導加速シンクロトロン (他24件)
【概要】巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオが完成。イオン源開発に着手、低価数ながら実証できた。入射器である誘導加速マイクロトロンのビーム力学の理論化、永久磁石蓄積リングと双方向多重構成誘導加速シンクロトロン(主加速器)のLattice設計手法を確立。主加速器内複数の誘導加速セルに発生する電圧パルスのタイミングと幅を制御して実現するバンチ圧縮法をシミュレーションで示す。100個の圧縮バンチを同時に取り出...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【数物系科学】物理学:CERN加速器を含む研究件
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏LHC13TeV陽子衝突での超前方粒子生成とファイマンスケーリングの研究(26247037)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 加速器実験 / 国際協力 / 実験核物理 / 素粒子実験 (他11件)
【概要】超高エネルギー宇宙線の観測手段である空気シャワーの精緻な理解のため、2つの衝突型加速器、CERN LHC及びブルックヘブンRHICにおいて、超前方生成ガンマ線、中性子、及び中性π中間子のエネルギースペクトル測定を行なった。宇宙線エネルギーとして10**14eVから10**17eVに至る幅広いエネルギーにおいて宇宙線ハドロン相互作用の研究を行ない、超前方粒子スペクトルの衝突エネルギー不変性「ファイマ...
【数物系科学】物理学:超対称性加速器を含む研究件
❏LHC-ATLAS実験における高統計データを用いた超対称性粒子探索(17K14268)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】齋藤 智之 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (50749629)
【キーワード】素粒子標準模型 / 超対称性 / LHC加速器 / ATLAS実験 / データ収集システム (他17件)
【概要】本研究課題ではCERN研究所の最高エネルギー陽子陽子衝突型加速器LHCにおいて、ATLAS検出器を用いた高純度の衝突データ取得を可能にするデータ収集システムを構築し、高統計データを用いて超対称性粒子の発見に挑戦した。多くの異なる検出器を有機的に統合することで、大幅な背景事象抑制を可能にするトリガーシステムの構築を完遂した。取得した大統計衝突データを用いて超対称性粒子の探索を行い、100 GeVから...
❏Bファクトリー・リニアコライダーの為の超扁平型衝突点ビームパイプの開発(15540297)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】片山 伸彦 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (50290854)
【キーワード】素粒子実験 / 測定器 / 加速器 / Bファクトリ / 素粒子 (他14件)
【概要】超扁平形衝突点ビームパイプの設計のための様々なスタディを行った。昨年度のスタディに基づき、ビームパイプ内側の形状を高さ1mm、幅10mm、長さ16mmとして設計を進めることにした。次に、ビームパイプの材質と、形状、厚さ等について検討した。材質については、純ベリリウムを採用した。厚さについても、500マイクロンとした。厚さについては、2mmとした。これらの設計値を元に、昨年に引き続いて測定器等のシミ...
❏B中間子の精密測定による超対称性素粒子反応の研究(13304016)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】相原 博昭 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60167773)
【キーワード】素粒子 / 加速器 / CP非保存 / 対称性 / 半導体検出器 (他8件)
【概要】1.B中間子CP非保存現象の精密測定による新しい物理の探索 中性B中間子がファイphi中間子とKS中間子に崩壊する過程のCP非対称度が、標準理論による期待値からずれている可能性を見つけた。本研究で1億5200万個のB中間子反B中間子ペアのデータから、1つの中性B中間子がphi中間子とKS中間子に崩壊する事象を68例見つけた。それらの事象について、時間に依存するCP非対称について測定を行なった。その...
【数物系科学】物理学:データ収集システム加速器を含む研究件
❏LHC-ATLAS実験における高統計データを用いた超対称性粒子探索(17K14268)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】齋藤 智之 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (50749629)
【キーワード】素粒子標準模型 / 超対称性 / LHC加速器 / ATLAS実験 / データ収集システム (他17件)
【概要】本研究課題ではCERN研究所の最高エネルギー陽子陽子衝突型加速器LHCにおいて、ATLAS検出器を用いた高純度の衝突データ取得を可能にするデータ収集システムを構築し、高統計データを用いて超対称性粒子の発見に挑戦した。多くの異なる検出器を有機的に統合することで、大幅な背景事象抑制を可能にするトリガーシステムの構築を完遂した。取得した大統計衝突データを用いて超対称性粒子の探索を行い、100 GeVから...
❏MPI、pythonとFermi GPUを使用したトリガーシステムの構築(22340066)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】片山 伸彦 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授 (50290854)
【キーワード】高エネルギー実験 / トリガーシステム / 素粒子実験 / データ収集系 / ハイレベルトリガー (他8件)
【概要】本研究は、国内最大規模の加速器実験であるBelle II実験のピクセル型検出器(PXD: ビームパイプに最近接)のデータをシリコン崩壊点(SVD: PXDのすぐ外側)の情報を使って削減することを目標としている。電子-陽電子の衝突事象ごとのPXDの出力データサイズは、一切加工をしなければ800kBであり、事象レートの最大値を30kHzと設定しているBelle II実験で記録できるデータ帯域を大幅に超...
【数物系科学】物理学:測定器加速器を含む研究件
❏長基線ニュートリノ振動実験における非軸ニュートリノビーム生成・制御の研究(17340076)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (50314175)
【キーワード】素粒子実験 / 放射線、X線、粒子線 / 加速器 / ニュートリノ / ビームモニター (他11件)
【概要】本研究では、2009年度開始予定の東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)で採用する世界初非軸ニュートリノビームの生成方と制御方法、そしていかにビームを理解するかについて研究を行った。T2K実験では、まだ未確定のニュートリノ混合角θ13の測定と、ニュートリノ質量の二乗差と他の混合角θ23の精密測定を目指す。このために高品質・大強度ニュートリノビームの生成は実験の要である。本研究では平成...
❏Bファクトリー・リニアコライダーの為の超扁平型衝突点ビームパイプの開発(15540297)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】片山 伸彦 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (50290854)
【キーワード】素粒子実験 / 測定器 / 加速器 / Bファクトリ / 素粒子 (他14件)
【概要】超扁平形衝突点ビームパイプの設計のための様々なスタディを行った。昨年度のスタディに基づき、ビームパイプ内側の形状を高さ1mm、幅10mm、長さ16mmとして設計を進めることにした。次に、ビームパイプの材質と、形状、厚さ等について検討した。材質については、純ベリリウムを採用した。厚さについても、500マイクロンとした。厚さについては、2mmとした。これらの設計値を元に、昨年に引き続いて測定器等のシミ...
❏K2K実験におけるニュートリノ振動の精密測定(13852002)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】西川 公一郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60198439)
【キーワード】ニュートリノ / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 / 加速器 / フレーバー物理 (他14件)
【概要】本研究では、加速器で生成したニュートリノビームを使って世界で初めてニュートリノ振動現象を確認した。1999年から2004年にかけて収集した92E18陽子/標的の全データを使い、スーパーカミオカンデで112加速器ニュートリノ事象を観測した。ニュートリノ振動無しの予測は158.4事象で、3σの優位度でニュートリノ振動によるミューオンニュートリノ消失を確認した。そして新たに設置した前置検出器、SciBa...
【数物系科学】物理学:光子検出器加速器を含む研究件
❏加速器ニュートリノビームを用いたCP対称性解明に向けた実験的研究(24244030)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子 / ニュートリノ / 加速器 / ビーム / CP対称性 (他8件)
【概要】ニュートリノ振動の研究を中心に、反ニュートリノを使った基礎研究、次世代大型ニュートリノ実験に向けた開発研究をおこなった。T2K実験で、ミューオンニュートリノから電子ニュートリノへの振動の信号を観測し、7.3σの信頼度で電子ニュートリノ出現を発見した。電子ニュートリノへの振動の確率を測定し、世界で初めてニュートリノCPの破れに制限を課した(δCP=-0.5πが最適値)。反ニュートリノビームを生成し、...
❏加速器ニュートリノビームを用いたニュートリノ混合の究明(20674004)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子(実験) / ニュートリノ / 加速器 / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 (他9件)
【概要】素粒子ニュートリノの混合現象を究明しニュートリノ質量の起源を探るため、加速器ニュートリノビームを使ってニュートリノ散乱実験(FermilabE954SciBooNE)と長期線ニュートリノ振動実験(J-PARCE11T2K)を実施した。SciBooNE実験では世界最高精度でニュートリノ反応断面積を測定した。T2K実験では、新しいニュートリノ振動モードであるミューオンニュートリノから電子ニュートリノへ...
【数物系科学】物理学:トリガーシステム加速器を含む研究件
❏LHC-ATLAS実験における高統計データを用いた超対称性粒子探索(17K14268)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】齋藤 智之 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (50749629)
【キーワード】素粒子標準模型 / 超対称性 / LHC加速器 / ATLAS実験 / データ収集システム (他17件)
【概要】本研究課題ではCERN研究所の最高エネルギー陽子陽子衝突型加速器LHCにおいて、ATLAS検出器を用いた高純度の衝突データ取得を可能にするデータ収集システムを構築し、高統計データを用いて超対称性粒子の発見に挑戦した。多くの異なる検出器を有機的に統合することで、大幅な背景事象抑制を可能にするトリガーシステムの構築を完遂した。取得した大統計衝突データを用いて超対称性粒子の探索を行い、100 GeVから...
❏MPI、pythonとFermi GPUを使用したトリガーシステムの構築(22340066)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】片山 伸彦 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授 (50290854)
【キーワード】高エネルギー実験 / トリガーシステム / 素粒子実験 / データ収集系 / ハイレベルトリガー (他8件)
【概要】本研究は、国内最大規模の加速器実験であるBelle II実験のピクセル型検出器(PXD: ビームパイプに最近接)のデータをシリコン崩壊点(SVD: PXDのすぐ外側)の情報を使って削減することを目標としている。電子-陽電子の衝突事象ごとのPXDの出力データサイズは、一切加工をしなければ800kBであり、事象レートの最大値を30kHzと設定しているBelle II実験で記録できるデータ帯域を大幅に超...
【数物系科学】物理学:ニュートリノ質量加速器を含む研究件
❏加速器ニュートリノビームを用いたニュートリノ混合の究明(20674004)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子(実験) / ニュートリノ / 加速器 / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 (他9件)
【概要】素粒子ニュートリノの混合現象を究明しニュートリノ質量の起源を探るため、加速器ニュートリノビームを使ってニュートリノ散乱実験(FermilabE954SciBooNE)と長期線ニュートリノ振動実験(J-PARCE11T2K)を実施した。SciBooNE実験では世界最高精度でニュートリノ反応断面積を測定した。T2K実験では、新しいニュートリノ振動モードであるミューオンニュートリノから電子ニュートリノへ...
❏長基線ニュートリノ振動実験における非軸ニュートリノビーム生成・制御の研究(17340076)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (50314175)
【キーワード】素粒子実験 / 放射線、X線、粒子線 / 加速器 / ニュートリノ / ビームモニター (他11件)
【概要】本研究では、2009年度開始予定の東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)で採用する世界初非軸ニュートリノビームの生成方と制御方法、そしていかにビームを理解するかについて研究を行った。T2K実験では、まだ未確定のニュートリノ混合角θ13の測定と、ニュートリノ質量の二乗差と他の混合角θ23の精密測定を目指す。このために高品質・大強度ニュートリノビームの生成は実験の要である。本研究では平成...
❏K2K実験におけるニュートリノ振動の精密測定(13852002)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】西川 公一郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60198439)
【キーワード】ニュートリノ / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 / 加速器 / フレーバー物理 (他14件)
【概要】本研究では、加速器で生成したニュートリノビームを使って世界で初めてニュートリノ振動現象を確認した。1999年から2004年にかけて収集した92E18陽子/標的の全データを使い、スーパーカミオカンデで112加速器ニュートリノ事象を観測した。ニュートリノ振動無しの予測は158.4事象で、3σの優位度でニュートリノ振動によるミューオンニュートリノ消失を確認した。そして新たに設置した前置検出器、SciBa...
【数物系科学】物理学:ニュートリノ振動加速器を含む研究件
❏加速器ニュートリノビームを用いたCP対称性解明に向けた実験的研究(24244030)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子 / ニュートリノ / 加速器 / ビーム / CP対称性 (他8件)
【概要】ニュートリノ振動の研究を中心に、反ニュートリノを使った基礎研究、次世代大型ニュートリノ実験に向けた開発研究をおこなった。T2K実験で、ミューオンニュートリノから電子ニュートリノへの振動の信号を観測し、7.3σの信頼度で電子ニュートリノ出現を発見した。電子ニュートリノへの振動の確率を測定し、世界で初めてニュートリノCPの破れに制限を課した(δCP=-0.5πが最適値)。反ニュートリノビームを生成し、...
❏加速器ニュートリノビームを用いたニュートリノ混合の究明(20674004)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子(実験) / ニュートリノ / 加速器 / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 (他9件)
【概要】素粒子ニュートリノの混合現象を究明しニュートリノ質量の起源を探るため、加速器ニュートリノビームを使ってニュートリノ散乱実験(FermilabE954SciBooNE)と長期線ニュートリノ振動実験(J-PARCE11T2K)を実施した。SciBooNE実験では世界最高精度でニュートリノ反応断面積を測定した。T2K実験では、新しいニュートリノ振動モードであるミューオンニュートリノから電子ニュートリノへ...
❏長基線ニュートリノ振動実験における非軸ニュートリノビーム生成・制御の研究(17340076)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (50314175)
【キーワード】素粒子実験 / 放射線、X線、粒子線 / 加速器 / ニュートリノ / ビームモニター (他11件)
【概要】本研究では、2009年度開始予定の東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)で採用する世界初非軸ニュートリノビームの生成方と制御方法、そしていかにビームを理解するかについて研究を行った。T2K実験では、まだ未確定のニュートリノ混合角θ13の測定と、ニュートリノ質量の二乗差と他の混合角θ23の精密測定を目指す。このために高品質・大強度ニュートリノビームの生成は実験の要である。本研究では平成...
【数物系科学】物理学:ニュートリノ反応加速器を含む研究件
❏長基線ニュートリノ振動実験における非軸ニュートリノビーム生成・制御の研究(17340076)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (50314175)
【キーワード】素粒子実験 / 放射線、X線、粒子線 / 加速器 / ニュートリノ / ビームモニター (他11件)
【概要】本研究では、2009年度開始予定の東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)で採用する世界初非軸ニュートリノビームの生成方と制御方法、そしていかにビームを理解するかについて研究を行った。T2K実験では、まだ未確定のニュートリノ混合角θ13の測定と、ニュートリノ質量の二乗差と他の混合角θ23の精密測定を目指す。このために高品質・大強度ニュートリノビームの生成は実験の要である。本研究では平成...
❏K2K実験におけるニュートリノ振動の精密測定(13852002)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】西川 公一郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60198439)
【キーワード】ニュートリノ / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 / 加速器 / フレーバー物理 (他14件)
【概要】本研究では、加速器で生成したニュートリノビームを使って世界で初めてニュートリノ振動現象を確認した。1999年から2004年にかけて収集した92E18陽子/標的の全データを使い、スーパーカミオカンデで112加速器ニュートリノ事象を観測した。ニュートリノ振動無しの予測は158.4事象で、3σの優位度でニュートリノ振動によるミューオンニュートリノ消失を確認した。そして新たに設置した前置検出器、SciBa...
【数物系科学】物理学:実験核物理加速器を含む研究件
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏LHC13TeV陽子衝突での超前方粒子生成とファイマンスケーリングの研究(26247037)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 加速器実験 / 国際協力 / 実験核物理 / 素粒子実験 (他11件)
【概要】超高エネルギー宇宙線の観測手段である空気シャワーの精緻な理解のため、2つの衝突型加速器、CERN LHC及びブルックヘブンRHICにおいて、超前方生成ガンマ線、中性子、及び中性π中間子のエネルギースペクトル測定を行なった。宇宙線エネルギーとして10**14eVから10**17eVに至る幅広いエネルギーにおいて宇宙線ハドロン相互作用の研究を行ない、超前方粒子スペクトルの衝突エネルギー不変性「ファイマ...
❏ウラン238と酸素18の多核子移行反応における代理反応法の検証(23540352)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】光岡 真一 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究主幹 (40354881)
【キーワード】代理反応 / 多核子移行反応 / 中性子捕獲断面積 / 反跳生成核分離装置 / 重イオン反応 (他10件)
【概要】高速系革新炉における核特性に必要なマイナーアクチノイド(MA)の中性子核反応データを取得する新しい手法として、重イオン多核子移行反応を用いた代理反応研究が注目されている。これは、Heなどの原子核を入射核とする反応により中性子入射過程と同じ複合核を生成し、これら複合核の核分裂崩壊やγ崩壊を測定することで核分裂や捕獲断面積を決定する手法であり、標的が利用できない短寿命原子核の中性子核データを取得する方...
【数物系科学】物理学:大型ハドロン加速器LHC加速器を含む研究件
❏LHC-ATLAS実験における高統計データを用いた超対称性粒子探索(17K14268)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】齋藤 智之 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (50749629)
【キーワード】素粒子標準模型 / 超対称性 / LHC加速器 / ATLAS実験 / データ収集システム (他17件)
【概要】本研究課題ではCERN研究所の最高エネルギー陽子陽子衝突型加速器LHCにおいて、ATLAS検出器を用いた高純度の衝突データ取得を可能にするデータ収集システムを構築し、高統計データを用いて超対称性粒子の発見に挑戦した。多くの異なる検出器を有機的に統合することで、大幅な背景事象抑制を可能にするトリガーシステムの構築を完遂した。取得した大統計衝突データを用いて超対称性粒子の探索を行い、100 GeVから...
❏LHC13TeV陽子衝突での超前方粒子生成とファイマンスケーリングの研究(26247037)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 加速器実験 / 国際協力 / 実験核物理 / 素粒子実験 (他11件)
【概要】超高エネルギー宇宙線の観測手段である空気シャワーの精緻な理解のため、2つの衝突型加速器、CERN LHC及びブルックヘブンRHICにおいて、超前方生成ガンマ線、中性子、及び中性π中間子のエネルギースペクトル測定を行なった。宇宙線エネルギーとして10**14eVから10**17eVに至る幅広いエネルギーにおいて宇宙線ハドロン相互作用の研究を行ない、超前方粒子スペクトルの衝突エネルギー不変性「ファイマ...
❏LHC軽原子核衝突超前方測定にむけたシリコンピクセルカロリーメータの開発(25287056)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 講師 (90324368)
【キーワード】高エネルギー宇宙線 / 衝突型加速器 / カロリーメータ / 原子核衝突実験 / LHC (他12件)
【概要】高エネルギー宇宙線は空気シャワー現象を通して観測される。空気シャワー発達の素過程を理解するために加速器陽子陽子衝突データが利用されているが、本研究は将来の軽原子核衝突のための検出器の基礎開発である。既存のシリコンピクセル検出器とタングステン板を利用したカロリーメータを製作し、シャワー中の複数粒子の測定に成功した。またシミュレーション計算によって、LHC 酸素酸素衝突を実現した場合、ピクセルサイズ ...
【数物系科学】物理学:ハドロン相互作用加速器を含む研究件
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏LHC軽原子核衝突超前方測定にむけたシリコンピクセルカロリーメータの開発(25287056)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 講師 (90324368)
【キーワード】高エネルギー宇宙線 / 衝突型加速器 / カロリーメータ / 原子核衝突実験 / LHC (他12件)
【概要】高エネルギー宇宙線は空気シャワー現象を通して観測される。空気シャワー発達の素過程を理解するために加速器陽子陽子衝突データが利用されているが、本研究は将来の軽原子核衝突のための検出器の基礎開発である。既存のシリコンピクセル検出器とタングステン板を利用したカロリーメータを製作し、シャワー中の複数粒子の測定に成功した。またシミュレーション計算によって、LHC 酸素酸素衝突を実現した場合、ピクセルサイズ ...
❏LHC原子核衝突を利用した宇宙線と地球大気相互作用の解明(20740130)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教 (90324368)
【キーワード】超高エネルギー宇宙線 / 相互作用モデル / シンチレータ / LHC原子核衝突 / 宇宙線 (他11件)
【概要】欧州合同原子核研究機関(CERN)・LHC加速器における将来の原子核衝突を用いた相互作用検証実験の可能性を探った。現在のLHCf実験装置の利用を仮定した時、既存モデルの弁別・粒子多重度・放射線損傷の観点から、窒素衝突に対して重要な実験が可能であるが、鉛衝突では装置設計の変更が必要であることが明らかになった。また、放射線損傷を抑えるために、無機結晶シンチレータGSOの基礎特性を測定し、現在用いている...
【数物系科学】地球惑星科学:シンチレータ加速器を含む研究件
❏LHC原子核衝突を利用した宇宙線と地球大気相互作用の解明(20740130)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教 (90324368)
【キーワード】超高エネルギー宇宙線 / 相互作用モデル / シンチレータ / LHC原子核衝突 / 宇宙線 (他11件)
【概要】欧州合同原子核研究機関(CERN)・LHC加速器における将来の原子核衝突を用いた相互作用検証実験の可能性を探った。現在のLHCf実験装置の利用を仮定した時、既存モデルの弁別・粒子多重度・放射線損傷の観点から、窒素衝突に対して重要な実験が可能であるが、鉛衝突では装置設計の変更が必要であることが明らかになった。また、放射線損傷を抑えるために、無機結晶シンチレータGSOの基礎特性を測定し、現在用いている...
❏K2K実験におけるニュートリノ振動の精密測定(13852002)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2001 - 2005
【研究代表者】西川 公一郎 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60198439)
【キーワード】ニュートリノ / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 / 加速器 / フレーバー物理 (他14件)
【概要】本研究では、加速器で生成したニュートリノビームを使って世界で初めてニュートリノ振動現象を確認した。1999年から2004年にかけて収集した92E18陽子/標的の全データを使い、スーパーカミオカンデで112加速器ニュートリノ事象を観測した。ニュートリノ振動無しの予測は158.4事象で、3σの優位度でニュートリノ振動によるミューオンニュートリノ消失を確認した。そして新たに設置した前置検出器、SciBa...
【数物系科学】地球惑星科学:素粒子加速器を含む研究件
❏LHC-ATLAS実験における高統計データを用いた超対称性粒子探索(17K14268)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】齋藤 智之 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (50749629)
【キーワード】素粒子標準模型 / 超対称性 / LHC加速器 / ATLAS実験 / データ収集システム (他17件)
【概要】本研究課題ではCERN研究所の最高エネルギー陽子陽子衝突型加速器LHCにおいて、ATLAS検出器を用いた高純度の衝突データ取得を可能にするデータ収集システムを構築し、高統計データを用いて超対称性粒子の発見に挑戦した。多くの異なる検出器を有機的に統合することで、大幅な背景事象抑制を可能にするトリガーシステムの構築を完遂した。取得した大統計衝突データを用いて超対称性粒子の探索を行い、100 GeVから...
❏テスラ級超強磁場高応答キッカーシステムの開発と省電力高効率粒子線入出射法の実現(25286089)
【研究テーマ】量子ビーム科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中村 英滋 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 研究機関講師 (70311131)
【キーワード】粒子線加速器 / パルス電磁石 / 飽和 / テスラ / 高電圧 (他20件)
【概要】テスラ級キッカーシステムに関して、電磁石原型機を製作し、性能評価試験を実施した。その結果、目標以上の1.3T/0.9μsを達成した。実際の高エネルギー粒子との相互作用を確認するべく、高エネルギー加速器にインストールし、100 MeV 陽子の軌道制御を試みた。その結果、想定通りの軌道変位が確認でき、原理実証完了と判断した。磁石構造を変え、飽和条件と非飽和条件での比較も行い、飽和条件での早い立ち上がり...
❏加速器ニュートリノビームを用いたCP対称性解明に向けた実験的研究(24244030)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子 / ニュートリノ / 加速器 / ビーム / CP対称性 (他8件)
【概要】ニュートリノ振動の研究を中心に、反ニュートリノを使った基礎研究、次世代大型ニュートリノ実験に向けた開発研究をおこなった。T2K実験で、ミューオンニュートリノから電子ニュートリノへの振動の信号を観測し、7.3σの信頼度で電子ニュートリノ出現を発見した。電子ニュートリノへの振動の確率を測定し、世界で初めてニュートリノCPの破れに制限を課した(δCP=-0.5πが最適値)。反ニュートリノビームを生成し、...
【数物系科学】地球惑星科学:素粒子実験加速器を含む研究件
❏原子核乾板を用いた「水」標的によるニュートリノ反応断面積の精密測定(18H03701)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】ニュートリノ / 原子核 / 加速器 / 反応断面積 / 原子核乾板 (他6件)
【概要】ニュートリノ振動をより高精度に測定するために、ニュートリノと水の反応を研究している。J-PARC加速器からのニュートリノビームを使い、原子核乾板測定器を用いることで水とのニュートリノ反応を高解像度で測定した。その結果、世界の他の実験では到達できなかった200MeV/cの低運動量まで陽子を観測することに成功した。また、荷電カレント・ニュートリノ反応断面積を世界最高の精度で測定した。我々のデータを使っ...
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏LHC-ATLAS実験における高統計データを用いた超対称性粒子探索(17K14268)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】齋藤 智之 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (50749629)
【キーワード】素粒子標準模型 / 超対称性 / LHC加速器 / ATLAS実験 / データ収集システム (他17件)
【概要】本研究課題ではCERN研究所の最高エネルギー陽子陽子衝突型加速器LHCにおいて、ATLAS検出器を用いた高純度の衝突データ取得を可能にするデータ収集システムを構築し、高統計データを用いて超対称性粒子の発見に挑戦した。多くの異なる検出器を有機的に統合することで、大幅な背景事象抑制を可能にするトリガーシステムの構築を完遂した。取得した大統計衝突データを用いて超対称性粒子の探索を行い、100 GeVから...
【数物系科学】地球惑星科学:イオン源加速器を含む研究件
❏巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオ研究(17K19091)
【研究テーマ】原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高山 健 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 研究員 (20163321)
【キーワード】慣性核融合 / 巨大クラスターイオン / イオン源 / 誘導加速マイクロトロン / 双方向・多段構成誘導加速シンクロトロン (他24件)
【概要】巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオが完成。イオン源開発に着手、低価数ながら実証できた。入射器である誘導加速マイクロトロンのビーム力学の理論化、永久磁石蓄積リングと双方向多重構成誘導加速シンクロトロン(主加速器)のLattice設計手法を確立。主加速器内複数の誘導加速セルに発生する電圧パルスのタイミングと幅を制御して実現するバンチ圧縮法をシミュレーションで示す。100個の圧縮バンチを同時に取り出...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【数物系科学】地球惑星科学:ミュオン加速器を含む研究件
❏テスラ級超強磁場高応答キッカーシステムの開発と省電力高効率粒子線入出射法の実現(25286089)
【研究テーマ】量子ビーム科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中村 英滋 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 研究機関講師 (70311131)
【キーワード】粒子線加速器 / パルス電磁石 / 飽和 / テスラ / 高電圧 (他20件)
【概要】テスラ級キッカーシステムに関して、電磁石原型機を製作し、性能評価試験を実施した。その結果、目標以上の1.3T/0.9μsを達成した。実際の高エネルギー粒子との相互作用を確認するべく、高エネルギー加速器にインストールし、100 MeV 陽子の軌道制御を試みた。その結果、想定通りの軌道変位が確認でき、原理実証完了と判断した。磁石構造を変え、飽和条件と非飽和条件での比較も行い、飽和条件での早い立ち上がり...
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流加速器を含む研究件
❏LHC13TeV陽子衝突での超前方粒子生成とファイマンスケーリングの研究(26247037)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 加速器実験 / 国際協力 / 実験核物理 / 素粒子実験 (他11件)
【概要】超高エネルギー宇宙線の観測手段である空気シャワーの精緻な理解のため、2つの衝突型加速器、CERN LHC及びブルックヘブンRHICにおいて、超前方生成ガンマ線、中性子、及び中性π中間子のエネルギースペクトル測定を行なった。宇宙線エネルギーとして10**14eVから10**17eVに至る幅広いエネルギーにおいて宇宙線ハドロン相互作用の研究を行ない、超前方粒子スペクトルの衝突エネルギー不変性「ファイマ...
❏超高エネルギー宇宙線解明のためのLHC陽子衝突での超前方測定(20403004)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 加速器 / 実験核物理 / 国際協力 (他7件)
【概要】2009-2010年の0.9TeV及び7TeVでのLHC陽子陽子衝突に於いて、超前方領域における中性粒子の測定LHCf実験を行い、超高エネルギー宇宙線の空気シャワー形成に重要な0度ガンマ線スペクトルを測定した。7TeV衝突での0度でのガンマ線エネルギー分布の解析を進め、ハドロン相互作用モデルとの比較を行った最初の成果を公開した。その結果、データは従来のハドロン相互作用モデルの予測とは完全には一致せ...
【数物系科学】天文学:原子核反応加速器を含む研究件
❏ニュートリノビームを用いた低エネルギーニュートリノ反応の研究(19204026)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中家 剛 京大, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (50314175)
【キーワード】素粒子実験 / 放射線、X線、粒子線 / 加速器 / ニュートリノ / 原子核反応
【概要】研究は全般にわたり予定通り順調に進んでいる。平成19年4月から、SciBooNE測定器の設置とコミッショニングを行い、6月から予定通りデータ収集を開始した。6月から8月まで反ニュートリノビームでデータ収集を行い5×10^<19>陽子ビームのデータを収得した。5月末にフェルミ研で開催された「ニュートリノ反応」に関する国際研究会NuInt07で、SciBooNEの最初のニュートリノ事象につ...
❏長基線ニュートリノ振動実験における非軸ニュートリノビーム生成・制御の研究(17340076)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (50314175)
【キーワード】素粒子実験 / 放射線、X線、粒子線 / 加速器 / ニュートリノ / ビームモニター (他11件)
【概要】本研究では、2009年度開始予定の東海-神岡間長基線ニュートリノ振動実験(T2K実験)で採用する世界初非軸ニュートリノビームの生成方と制御方法、そしていかにビームを理解するかについて研究を行った。T2K実験では、まだ未確定のニュートリノ混合角θ13の測定と、ニュートリノ質量の二乗差と他の混合角θ23の精密測定を目指す。このために高品質・大強度ニュートリノビームの生成は実験の要である。本研究では平成...
【数物系科学】天文学:宇宙線加速器を含む研究件
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏LHC13TeV陽子衝突での超前方粒子生成とファイマンスケーリングの研究(26247037)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 加速器実験 / 国際協力 / 実験核物理 / 素粒子実験 (他11件)
【概要】超高エネルギー宇宙線の観測手段である空気シャワーの精緻な理解のため、2つの衝突型加速器、CERN LHC及びブルックヘブンRHICにおいて、超前方生成ガンマ線、中性子、及び中性π中間子のエネルギースペクトル測定を行なった。宇宙線エネルギーとして10**14eVから10**17eVに至る幅広いエネルギーにおいて宇宙線ハドロン相互作用の研究を行ない、超前方粒子スペクトルの衝突エネルギー不変性「ファイマ...
❏LHC軽原子核衝突超前方測定にむけたシリコンピクセルカロリーメータの開発(25287056)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 講師 (90324368)
【キーワード】高エネルギー宇宙線 / 衝突型加速器 / カロリーメータ / 原子核衝突実験 / LHC (他12件)
【概要】高エネルギー宇宙線は空気シャワー現象を通して観測される。空気シャワー発達の素過程を理解するために加速器陽子陽子衝突データが利用されているが、本研究は将来の軽原子核衝突のための検出器の基礎開発である。既存のシリコンピクセル検出器とタングステン板を利用したカロリーメータを製作し、シャワー中の複数粒子の測定に成功した。またシミュレーション計算によって、LHC 酸素酸素衝突を実現した場合、ピクセルサイズ ...
【数物系科学】天文学:宇宙物理学加速器を含む研究件
❏宇宙線観測装置CALETの地上検証モデルを用いたCERN加速器での較正実験(25257203)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田村 忠久 神奈川大学, 工学部, 教授 (90271361)
【キーワード】宇宙線 / 宇宙物理 / 宇宙科学 / 国際宇宙ステーション / 加速器
【概要】宇宙線観測装置CALETは平成27年8月に打上げられ、宇宙ステーションで電子、ガンマ線、原子核の観測を行っている。高エネルギーの宇宙線を検出する装置の性能は、検出器内で起こる粒子の相互作用をシミュレーションすることによって評価されている。したがって、シミュレーションで用いられる相互作用モデルを加速器ビームによって実際に検証し、シミュレーションの信頼性を確保することは非常に重要である。そこで、CAL...
❏LHC原子核衝突を利用した宇宙線と地球大気相互作用の解明(20740130)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教 (90324368)
【キーワード】超高エネルギー宇宙線 / 相互作用モデル / シンチレータ / LHC原子核衝突 / 宇宙線 (他11件)
【概要】欧州合同原子核研究機関(CERN)・LHC加速器における将来の原子核衝突を用いた相互作用検証実験の可能性を探った。現在のLHCf実験装置の利用を仮定した時、既存モデルの弁別・粒子多重度・放射線損傷の観点から、窒素衝突に対して重要な実験が可能であるが、鉛衝突では装置設計の変更が必要であることが明らかになった。また、放射線損傷を抑えるために、無機結晶シンチレータGSOの基礎特性を測定し、現在用いている...
【数物系科学】天文学:ニュートリノ加速器を含む研究件
❏原子核乾板を用いた「水」標的によるニュートリノ反応断面積の精密測定(18H03701)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】ニュートリノ / 原子核 / 加速器 / 反応断面積 / 原子核乾板 (他6件)
【概要】ニュートリノ振動をより高精度に測定するために、ニュートリノと水の反応を研究している。J-PARC加速器からのニュートリノビームを使い、原子核乾板測定器を用いることで水とのニュートリノ反応を高解像度で測定した。その結果、世界の他の実験では到達できなかった200MeV/cの低運動量まで陽子を観測することに成功した。また、荷電カレント・ニュートリノ反応断面積を世界最高の精度で測定した。我々のデータを使っ...
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏加速器ニュートリノビームを用いたCP対称性解明に向けた実験的研究(24244030)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子 / ニュートリノ / 加速器 / ビーム / CP対称性 (他8件)
【概要】ニュートリノ振動の研究を中心に、反ニュートリノを使った基礎研究、次世代大型ニュートリノ実験に向けた開発研究をおこなった。T2K実験で、ミューオンニュートリノから電子ニュートリノへの振動の信号を観測し、7.3σの信頼度で電子ニュートリノ出現を発見した。電子ニュートリノへの振動の確率を測定し、世界で初めてニュートリノCPの破れに制限を課した(δCP=-0.5πが最適値)。反ニュートリノビームを生成し、...
【数物系科学】天文学:X線加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏逆コンプトンX線による生体イメージの観測(19340064)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鷲尾 方一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70158608)
【キーワード】加速器 / 逆コンプトン散乱 / X線 / 軟X線 / 高品質ビーム (他8件)
【概要】レーザーフォトカソードRFガンから得られる電子ビームの大出力化のための、レーザーのマルチパルス増幅を実施した。具体的にはNd:YLFレーザーの基本波である1047nmの119MHzのIR光を特別に設計したモジュレータにより自在に切り出す事に成功した。これにより、今回、100パルスの大強度IRレーザーを後置の増幅器により生成し、その後非線形結晶により2倍高調波及び4倍高調波であるUV光へ変換すること...
【総合理工】エネルギー学:空間電荷効果加速器を含む研究件
❏巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオ研究(17K19091)
【研究テーマ】原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高山 健 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 研究員 (20163321)
【キーワード】慣性核融合 / 巨大クラスターイオン / イオン源 / 誘導加速マイクロトロン / 双方向・多段構成誘導加速シンクロトロン (他24件)
【概要】巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオが完成。イオン源開発に着手、低価数ながら実証できた。入射器である誘導加速マイクロトロンのビーム力学の理論化、永久磁石蓄積リングと双方向多重構成誘導加速シンクロトロン(主加速器)のLattice設計手法を確立。主加速器内複数の誘導加速セルに発生する電圧パルスのタイミングと幅を制御して実現するバンチ圧縮法をシミュレーションで示す。100個の圧縮バンチを同時に取り出...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【工学】電気電子工学:超伝導材料加速器を含む研究件
❏保護の不要な高ロバスト・高性能・低コスト高温超伝導コイルシステムの実現(22H01478)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏次世代医療用高温超伝導スケルトン・サイクロトロンの設計原理・開発基盤の確立(18H03785)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器工学 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏核廃棄物処理のための大出力サイクロトロン用超伝導コイルシステムの設計研究(26630116)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】加速器 / 超伝導材料 / 電気機器 / 核廃棄物処理 / 量子ビーム (他6件)
【概要】本研究の最終目標は、高レベル放射性廃棄物の処理を可能とする「30MW級超伝導陽子加速器の開発」である。本提案課題では、REBCO高温超伝導線材と、筆者らが多くの実績を積み重ねてきた超伝導コイル化技術を活用することを前提に、筆者らが先行研究で提案した新しいサイクロトロン方式を採用した30MW級超伝導陽子加速器の主要素である超伝導コイルシステムの実規模設計を試みた。そしてその結果に基づき、現状技術の到...
【工学】総合工学:量子ビーム加速器を含む研究件
❏保護の不要な高ロバスト・高性能・低コスト高温超伝導コイルシステムの実現(22H01478)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏次世代医療用高温超伝導スケルトン・サイクロトロンの設計原理・開発基盤の確立(18H03785)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器工学 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオ研究(17K19091)
【研究テーマ】原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】高山 健 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 研究員 (20163321)
【キーワード】慣性核融合 / 巨大クラスターイオン / イオン源 / 誘導加速マイクロトロン / 双方向・多段構成誘導加速シンクロトロン (他24件)
【概要】巨大クラスターイオン慣性核融合シナリオが完成。イオン源開発に着手、低価数ながら実証できた。入射器である誘導加速マイクロトロンのビーム力学の理論化、永久磁石蓄積リングと双方向多重構成誘導加速シンクロトロン(主加速器)のLattice設計手法を確立。主加速器内複数の誘導加速セルに発生する電圧パルスのタイミングと幅を制御して実現するバンチ圧縮法をシミュレーションで示す。100個の圧縮バンチを同時に取り出...
【工学】総合工学:廃棄物処理加速器を含む研究件
❏核廃棄物処理のための大出力サイクロトロン用超伝導コイルシステムの設計研究(26630116)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】加速器 / 超伝導材料 / 電気機器 / 核廃棄物処理 / 量子ビーム (他6件)
【概要】本研究の最終目標は、高レベル放射性廃棄物の処理を可能とする「30MW級超伝導陽子加速器の開発」である。本提案課題では、REBCO高温超伝導線材と、筆者らが多くの実績を積み重ねてきた超伝導コイル化技術を活用することを前提に、筆者らが先行研究で提案した新しいサイクロトロン方式を採用した30MW級超伝導陽子加速器の主要素である超伝導コイルシステムの実規模設計を試みた。そしてその結果に基づき、現状技術の到...
❏小型単色エネルギー可変硬X線源の利用推進(17360454)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】上坂 充 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (30232739)
【キーワード】電子線形加速器 / X-band / コンプトン散乱X線源 / 2色X線CT / 放射線,X線,粒子線 (他9件)
【概要】東大原子力専攻において、X-bandマルチバンチ電子線形加速器を用いた小型コンプトン散乱X線源の開発を進めてきている。本研究においては、全システムの構築と性能評価を目的とし、平成18年度ではシステム全体の構築、特にX-band熱陰極RF電子銃によるビーム生成試験と、加速管を含む全立体回路の構築、コンプトン散乱用レーザーシステムの構築を実施してきた。これまでに、X-bandクライストロンによる大電力...
【工学】総合工学:イオン注入加速器を含む研究件
❏RI内包フラーレン製造のためのイオン注入装置の開発(19760609)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】片渕 竜也 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教 (40312798)
【キーワード】内包フラーレン / イオン注入 / PIXE / 加速器 / 原子・分子物理 (他8件)
【概要】RI内包フラーレン製造のためのイオン注入装置の設計・開発を行った。開発したイオン注入装置を用いて、希ガス内包フラーレンの生成実験を行った。実験で得られた試料をPIXE(荷電粒子励起X線放出)法による分析を行い、希ガス内包フラーレンの生成を確認した。生成量は、従来のイオン注入法により得られている値を大幅に上回っており、本研究により開発されたイオン注入装置が高効率で内包フラーレンを生成できることが分か...
❏大強度パルス重イオンビーム照射により材料表面の汚染層を剥離して除去する技術の開発(18656270)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 准教授 (90160829)
【キーワード】放射能表面汚染 / 除染 / 加速器 / レーザーイオン源 / パルスイオンビーム (他9件)
【概要】本年度は,まず昨年度に建設したレーザーイオン源と誘導線型加速器からなる大強度パルスイオンビーム発生装置からビームを取り出し,ビーム電流測定及びビーム集束試験を行った.ポリエチレンターゲットをレーザーで照射して陽子ビームの発生を試みたが,炭素イオンが混合して陽子ビームの純度が低下することが分った.またポリエチレンは低融点のためレーザーの照射により表面に凹凸が生じ,短時間でビーム出力が著しく低下するこ...
【工学】総合工学:電気機器加速器を含む研究件
❏保護の不要な高ロバスト・高性能・低コスト高温超伝導コイルシステムの実現(22H01478)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏核廃棄物処理のための大出力サイクロトロン用超伝導コイルシステムの設計研究(26630116)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】加速器 / 超伝導材料 / 電気機器 / 核廃棄物処理 / 量子ビーム (他6件)
【概要】本研究の最終目標は、高レベル放射性廃棄物の処理を可能とする「30MW級超伝導陽子加速器の開発」である。本提案課題では、REBCO高温超伝導線材と、筆者らが多くの実績を積み重ねてきた超伝導コイル化技術を活用することを前提に、筆者らが先行研究で提案した新しいサイクロトロン方式を採用した30MW級超伝導陽子加速器の主要素である超伝導コイルシステムの実規模設計を試みた。そしてその結果に基づき、現状技術の到...
❏次世代医療用サイクロトロン開発のための5H超伝導コイルシステムの基盤技術の確立(26249036)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2018-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】加速器 / 超伝導材料 / 電気機器 / 量子ビーム / 癌 (他7件)
【概要】重粒子線がん治療用超伝導加速器「先進ハイブリッド・サイクロトロン(AHC)」の開発を目標に、その実現の鍵となる5H(High):高機械強度・高電流密度・高安定・高磁場・高精度磁場を可能とするREBCO高温超伝導コイル開発のための基盤技術の確立を目指してきた。そして、高強度化・高磁場化のための「Super-YOROIコイル構造」、高電流密度化と高熱的安定化の両立のための「無絶縁コイル巻線方式」、そし...
【工学】総合工学:電気機器工学加速器を含む研究件
❏次世代医療用高温超伝導スケルトン・サイクロトロンの設計原理・開発基盤の確立(18H03785)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器工学 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏次世代医療用サイクロトロン開発のための5H超伝導コイルシステムの基盤技術の確立(26249036)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2018-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】加速器 / 超伝導材料 / 電気機器 / 量子ビーム / 癌 (他7件)
【概要】重粒子線がん治療用超伝導加速器「先進ハイブリッド・サイクロトロン(AHC)」の開発を目標に、その実現の鍵となる5H(High):高機械強度・高電流密度・高安定・高磁場・高精度磁場を可能とするREBCO高温超伝導コイル開発のための基盤技術の確立を目指してきた。そして、高強度化・高磁場化のための「Super-YOROIコイル構造」、高電流密度化と高熱的安定化の両立のための「無絶縁コイル巻線方式」、そし...
❏次世代重粒子線がん治療装置用超伝導加速器の基盤技術開発(23246053)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】加速器 / 超伝導材料 / 電気機器工学 / 量子ビーム / 癌
【概要】本研究課題の目標は、次世代の小型・高効率・高性能の重粒子線がん治療用超伝導加速器「先進ハイブリッド・サイクロトロン(「AHC」と略記)の開発」である。AHCは、本研究グループが新しく提案したサイクロトロンで、イオンビームの入射・加速・引出に必要な磁場形成を「空芯超伝導コイルのみで行う」という特徴がある。本研究では、AHC用超伝導コイルシステムの試設計、磁場精度に影響する要因の抽出と影響低減法、耐放...
【工学】総合工学:レーザー加速器を含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【工学】総合工学:イオンビーム加速器を含む研究件
❏ガンマ線エネルギー・強度可変でオン・オフも可能な治療用針状小線源の開発(21650126)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (90160829)
【キーワード】小線源治療 / 陽子線 / 注射針 / 荷電粒子励起X線 / 静電加速器 (他16件)
【概要】注射針を患部に刺入して針内部に粒子線を通し,先端の標的に照射してガンマ線を発生し,ガン治療に用いる新しい方法について調べた.予備実験でガンマ線強度が小さいことが判明し,代りに陽子線照射により重金属標的から発生する特性X線を用いた.針の軸出しを精密に行い,内径で決まる値の80%のビーム透過率を得た.先端にAg標的を取り付けてX線を発生させたところ,針の壁の遮蔽効果により目的とするAgの特性X線のみを...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【工学】総合工学:プラスマ加速器を含む研究件
❏重水素負イオン源における同位体効果の物理メカニズムの理論的解明(19K03783)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 加速器 / 重水素 / 負イオン源 (他10件)
【概要】本研究では、実機核融合用負イオン源や医療用加速器での重水素負イオン源について同位体効果と呼ばれる、水素放電プラズマの場合と異なる物理特性のメカニズムの解明を図る。特に負イオンと同時に引き出される電子電流の増加については、プラズマ生成領域のプラズマ密度増加が原因である事が実験的に示唆された。しかし、なぜ重水素化することでプラズマ生成領域においてプラズマ密度が増加するのかは分かっていない。そこで電子輸...
❏負イオン源における負イオン引き出し機構・負イオンビーム光学特性の解明(26400533)
【研究テーマ】プラズマ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】宮本 賢治 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (00532996)
【キーワード】プラズマ / 核融合 / 負イオン源 / 加速器 / シミュレーション (他7件)
【概要】本研究では、3次元PIC数値計算コードとモンテカルロ計算との結合による3次元PIC-MCC結合コードを構築し、負イオン引き出しの物理機構と負イオンビームの光学的特性、特にビーム発散角の大きな成分であるビームハロの発生要因の解明を行った。その結果、負イオン引出し面の端部から引き出された負イオンは、負イオン引出し面の端部の電界レンズ効果は強いため、引出部で負イオンビームが過収束してビームハロになること...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
【工学】総合工学:放射線・X線・粒子線加速器を含む研究件
❏ウラン238と酸素18の多核子移行反応における代理反応法の検証(23540352)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】光岡 真一 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究主幹 (40354881)
【キーワード】代理反応 / 多核子移行反応 / 中性子捕獲断面積 / 反跳生成核分離装置 / 重イオン反応 (他10件)
【概要】高速系革新炉における核特性に必要なマイナーアクチノイド(MA)の中性子核反応データを取得する新しい手法として、重イオン多核子移行反応を用いた代理反応研究が注目されている。これは、Heなどの原子核を入射核とする反応により中性子入射過程と同じ複合核を生成し、これら複合核の核分裂崩壊やγ崩壊を測定することで核分裂や捕獲断面積を決定する手法であり、標的が利用できない短寿命原子核の中性子核データを取得する方...
❏LHC原子核衝突を利用した宇宙線と地球大気相互作用の解明(20740130)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】さこ 隆志 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教 (90324368)
【キーワード】超高エネルギー宇宙線 / 相互作用モデル / シンチレータ / LHC原子核衝突 / 宇宙線 (他11件)
【概要】欧州合同原子核研究機関(CERN)・LHC加速器における将来の原子核衝突を用いた相互作用検証実験の可能性を探った。現在のLHCf実験装置の利用を仮定した時、既存モデルの弁別・粒子多重度・放射線損傷の観点から、窒素衝突に対して重要な実験が可能であるが、鉛衝突では装置設計の変更が必要であることが明らかになった。また、放射線損傷を抑えるために、無機結晶シンチレータGSOの基礎特性を測定し、現在用いている...
❏加速器ニュートリノビームを用いたニュートリノ混合の究明(20674004)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】中家 剛 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50314175)
【キーワード】素粒子(実験) / ニュートリノ / 加速器 / ニュートリノ質量 / ニュートリノ振動 (他9件)
【概要】素粒子ニュートリノの混合現象を究明しニュートリノ質量の起源を探るため、加速器ニュートリノビームを使ってニュートリノ散乱実験(FermilabE954SciBooNE)と長期線ニュートリノ振動実験(J-PARCE11T2K)を実施した。SciBooNE実験では世界最高精度でニュートリノ反応断面積を測定した。T2K実験では、新しいニュートリノ振動モードであるミューオンニュートリノから電子ニュートリノへ...
【工学】総合工学:薄膜加速器を含む研究件
❏加速器中性子捕捉療法照射システム用の液体リチウム中性子発生ターゲットの開発(20240054)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】古林 徹 京都大学, 京都大学・原子炉実験所, 准教授 (90089136)
【キーワード】中性子捕捉療法 / 液体リチウムターゲット / 加速器 / 低侵襲治療システム / 放射線工学 (他12件)
【概要】がん細胞を選択的に治療できる特徴を持つホウ素中性子捕捉療法を、加速器を用いて行う時に必要な、安定で長寿命の中性子発生ターゲットを、液体リチウムを用いて実現できる見通しを得た。入射エネルギー2MeV、電流20mA、直径3cmの陽子ビームを用いて、^7Li(p,n)^7Be反応中性子が利用可能な液体リチウム流(40kWの発熱を除去できる流速30m/s、幅50mm、長さ50mm、厚み0.5mm)を、湾曲...
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
【医歯薬学】社会医学:国際協力加速器を含む研究件
❏衝突型加速器による高エネルギー宇宙線衝突での超前方粒子生成の総括的解明(18H01227)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 実験核物理 / 国際協力 / 加速器 (他13件)
【概要】10の14乗から17乗電子ボルトの超高エネルギー宇宙線が起こす空気シャワーの精密理解のために、LHC13TeV陽子陽子衝突、及びRHIC510GeV偏極陽子陽子衝突での超前方に放出される中性粒子の研究を行ない、LHCとRHICの衝突エネルギー間での超前方ガンマ線生成のファイマンスケーリング則の成立、ATLAS実験との連動解析、RHIC横偏極衝突での超前方中性パイ中間子放出の左右非対称性の発見、など...
❏LHC13TeV陽子衝突での超前方粒子生成とファイマンスケーリングの研究(26247037)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 加速器実験 / 国際協力 / 実験核物理 / 素粒子実験 (他11件)
【概要】超高エネルギー宇宙線の観測手段である空気シャワーの精緻な理解のため、2つの衝突型加速器、CERN LHC及びブルックヘブンRHICにおいて、超前方生成ガンマ線、中性子、及び中性π中間子のエネルギースペクトル測定を行なった。宇宙線エネルギーとして10**14eVから10**17eVに至る幅広いエネルギーにおいて宇宙線ハドロン相互作用の研究を行ない、超前方粒子スペクトルの衝突エネルギー不変性「ファイマ...
❏超高エネルギー宇宙線解明のためのLHC陽子衝突での超前方測定(20403004)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】伊藤 好孝 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (50272521)
【キーワード】宇宙線 / 素粒子実験 / 加速器 / 実験核物理 / 国際協力 (他7件)
【概要】2009-2010年の0.9TeV及び7TeVでのLHC陽子陽子衝突に於いて、超前方領域における中性粒子の測定LHCf実験を行い、超高エネルギー宇宙線の空気シャワー形成に重要な0度ガンマ線スペクトルを測定した。7TeV衝突での0度でのガンマ線エネルギー分布の解析を進め、ハドロン相互作用モデルとの比較を行った最初の成果を公開した。その結果、データは従来のハドロン相互作用モデルの予測とは完全には一致せ...
【医歯薬学】薬学:がん加速器を含む研究件
❏保護の不要な高ロバスト・高性能・低コスト高温超伝導コイルシステムの実現(22H01478)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏次世代医療用高温超伝導スケルトン・サイクロトロンの設計原理・開発基盤の確立(18H03785)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】電気機器工学 / 超伝導材料 / 加速器 / 量子ビーム / 癌
【概要】
❏次世代医療用サイクロトロン開発のための5H超伝導コイルシステムの基盤技術の確立(26249036)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2018-03-31
【研究代表者】石山 敦士 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00130865)
【キーワード】加速器 / 超伝導材料 / 電気機器 / 量子ビーム / 癌 (他7件)
【概要】重粒子線がん治療用超伝導加速器「先進ハイブリッド・サイクロトロン(AHC)」の開発を目標に、その実現の鍵となる5H(High):高機械強度・高電流密度・高安定・高磁場・高精度磁場を可能とするREBCO高温超伝導コイル開発のための基盤技術の確立を目指してきた。そして、高強度化・高磁場化のための「Super-YOROIコイル構造」、高電流密度化と高熱的安定化の両立のための「無絶縁コイル巻線方式」、そし...
【医歯薬学】看護学:放射線加速器を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏RI内包フラーレン製造のためのイオン注入装置の開発(19760609)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】片渕 竜也 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教 (40312798)
【キーワード】内包フラーレン / イオン注入 / PIXE / 加速器 / 原子・分子物理 (他8件)
【概要】RI内包フラーレン製造のためのイオン注入装置の設計・開発を行った。開発したイオン注入装置を用いて、希ガス内包フラーレンの生成実験を行った。実験で得られた試料をPIXE(荷電粒子励起X線放出)法による分析を行い、希ガス内包フラーレンの生成を確認した。生成量は、従来のイオン注入法により得られている値を大幅に上回っており、本研究により開発されたイオン注入装置が高効率で内包フラーレンを生成できることが分か...