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研究分野別サイレントキーワード
「古環境復元」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】一般理論:完新世古環境復元を含む研究件
❏塩湖堆積物の長鎖アルケノンなどよりみた中国西部砂漠域古環境変動の復元の研究(14209012)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】西田 民人 (2004) 名古屋大学, 環境学研究科, 助手 (60313988)
【キーワード】塩湖 / 中国砂漠城 / 古環境復元 / アルケノン水温計 / 気候変動 (他21件)
【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...
❏完新世における砂州地形の発達過程と人間活動の変遷に関する研究(07680192)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】松原 彰子 慶応義塾大学, 経済学部, 助教授 (20239065)
【キーワード】海岸低地 / 砂州地形 / 完新世 / 地形発達史 / 有孔虫化石群集 (他11件)
【概要】本研究の第一の目的は,完新世全体を通じての日本の砂州地形発達を明確にすることであった。そのために,異なった形態を示す7つの地域(駿河湾沿岸の浮き島ヶ原低地・清水低地・松崎低地・榛原低地,北海道常呂低地,相模川下流低地,浜名湖)を対象にして,砂州地形発達における共通性と地域性を考察した。その結果,日本において最高海面に達する約6000年前以前の海面上昇期に,砂州地形の形態の違いに関わらず,最も内陸側...
【数物系科学】地球惑星科学:古環境指標古環境復元を含む研究件
❏生物起源炭酸塩の有機物酸素同位体比分析による水温及び海水酸素同位体比の両方の復元(16K13912)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
【キーワード】酸素同位体比 / 生物起源炭酸塩 / 古環境指標 / 水温復元 / 二枚貝 (他16件)
【概要】貝殻やサンゴ骨格など生物がつくる炭酸カルシウムの骨格を分析することで過去の環境を復元することが可能である.炭酸カルシウムの「酸素同位体比」という指標は,形成時の水温を復元するための強力な指標としてこれまで用いられてきたが,最も重要な問題が塩分の影響を分離できないことであった.本研究では,炭酸カルシウム骨格に微量に含まれる有機物に着目し,そこに含まれる「酸素同位体比」や「炭素同位体比」に着目すること...
❏シャコガイ殻の微小領域分析による超高時間解像度古環境復元法の確立(25870147)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
【キーワード】シャコガイ / 極端現象 / 古環境復元 / Sr/Ca比 (他12件)
【概要】極端現象の理解や将来予測のためには,日内スケールの高解像度な古環境情報が必要不可欠である.1日1本の日輪を刻みながら,百年以上にわたり通年で連続的に成長する高解像度の古環境復元に適した利点を持つシャコガイ殻に着目し,微小領域分析による日内スケールでの超高解像度古環境復元手法を確立することを目的とし研究を進めた.日輪間隔は夏期に成長速度が速く,冬期は成長速度が低下する季節周期を示す事が明らかとなった...
【数物系科学】地球惑星科学:成長線解析古環境復元を含む研究件
❏長寿二枚貝ビノスガイの現生及び化石試料の成長線解析による数十年規模気候変動の復元(18H01324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70463908)
【キーワード】古環境復元 / 二枚貝 / 成長線解析 / 化石 / 長周期気候変動 (他9件)
【概要】ビノスガイの放射性炭素分析から岩手県沿岸の放射性炭素濃度の時系列変遷履歴を明らかにした.また,多くのビノスガイ死殻は2011年の津波により死亡したことを明らかにした.また,マルスダレガイ科二枚貝の南方種においても冬期に成長停滞が起こること,成長停滞の期間は加齢により長期化すること,などを明らかにした.酸素同位体ステージ5, 7, 9のビノスガイ化石標本を解析し,過去の温暖期についても100年以上の...
❏シャコガイ殻の微小領域分析による超高時間解像度古環境復元法の確立(25870147)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
【キーワード】シャコガイ / 極端現象 / 古環境復元 / Sr/Ca比 (他12件)
【概要】極端現象の理解や将来予測のためには,日内スケールの高解像度な古環境情報が必要不可欠である.1日1本の日輪を刻みながら,百年以上にわたり通年で連続的に成長する高解像度の古環境復元に適した利点を持つシャコガイ殻に着目し,微小領域分析による日内スケールでの超高解像度古環境復元手法を確立することを目的とし研究を進めた.日輪間隔は夏期に成長速度が速く,冬期は成長速度が低下する季節周期を示す事が明らかとなった...
【数物系科学】地球惑星科学:炭酸塩古環境復元を含む研究件
❏微量炭酸塩安定同位体比分析技術を活用した魚類の水温/体温履歴復元手法の開発(20K21343)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2023-03-31
【研究代表者】西田 梢 筑波大学, 生命環境系, 特任助教 (10708374)
【キーワード】安定同位体比 / 質量分析計 / 魚類 / 炭酸塩 / 温度復元 (他7件)
【概要】脊椎動物の骨や歯の硬組織はリン酸塩を主成分とし、5-10%の炭酸基を含んでいる。この微量な炭酸塩の酸素安定同位体比は、変温動物であれば生息環境の温度や環境水を、恒温動物であれば体温や環境水を記録するので、その積極的な活用が可能になれば新たな生態情報の抽出が実現できる。しかしながら、魚類硬組織の多くは分析可能重量を満たせないために、これまでは同位体温度計の検証の術がなく、安定同位体比を活用したアプロ...
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
【数物系科学】地球惑星科学:地球化学古環境復元を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
【数物系科学】地球惑星科学:安定同位体古環境復元を含む研究件
❏長寿二枚貝ビノスガイの現生及び化石試料の成長線解析による数十年規模気候変動の復元(18H01324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70463908)
【キーワード】古環境復元 / 二枚貝 / 成長線解析 / 化石 / 長周期気候変動 (他9件)
【概要】ビノスガイの放射性炭素分析から岩手県沿岸の放射性炭素濃度の時系列変遷履歴を明らかにした.また,多くのビノスガイ死殻は2011年の津波により死亡したことを明らかにした.また,マルスダレガイ科二枚貝の南方種においても冬期に成長停滞が起こること,成長停滞の期間は加齢により長期化すること,などを明らかにした.酸素同位体ステージ5, 7, 9のビノスガイ化石標本を解析し,過去の温暖期についても100年以上の...
❏生物起源炭酸塩の有機物酸素同位体比分析による水温及び海水酸素同位体比の両方の復元(16K13912)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
【キーワード】酸素同位体比 / 生物起源炭酸塩 / 古環境指標 / 水温復元 / 二枚貝 (他16件)
【概要】貝殻やサンゴ骨格など生物がつくる炭酸カルシウムの骨格を分析することで過去の環境を復元することが可能である.炭酸カルシウムの「酸素同位体比」という指標は,形成時の水温を復元するための強力な指標としてこれまで用いられてきたが,最も重要な問題が塩分の影響を分離できないことであった.本研究では,炭酸カルシウム骨格に微量に含まれる有機物に着目し,そこに含まれる「酸素同位体比」や「炭素同位体比」に着目すること...
❏シャコガイ殻の微小領域分析による超高時間解像度古環境復元法の確立(25870147)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
【キーワード】シャコガイ / 極端現象 / 古環境復元 / Sr/Ca比 (他12件)
【概要】極端現象の理解や将来予測のためには,日内スケールの高解像度な古環境情報が必要不可欠である.1日1本の日輪を刻みながら,百年以上にわたり通年で連続的に成長する高解像度の古環境復元に適した利点を持つシャコガイ殻に着目し,微小領域分析による日内スケールでの超高解像度古環境復元手法を確立することを目的とし研究を進めた.日輪間隔は夏期に成長速度が速く,冬期は成長速度が低下する季節周期を示す事が明らかとなった...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動古環境復元を含む研究件
❏長寿二枚貝ビノスガイの現生及び化石試料の成長線解析による数十年規模気候変動の復元(18H01324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70463908)
【キーワード】古環境復元 / 二枚貝 / 成長線解析 / 化石 / 長周期気候変動 (他9件)
【概要】ビノスガイの放射性炭素分析から岩手県沿岸の放射性炭素濃度の時系列変遷履歴を明らかにした.また,多くのビノスガイ死殻は2011年の津波により死亡したことを明らかにした.また,マルスダレガイ科二枚貝の南方種においても冬期に成長停滞が起こること,成長停滞の期間は加齢により長期化すること,などを明らかにした.酸素同位体ステージ5, 7, 9のビノスガイ化石標本を解析し,過去の温暖期についても100年以上の...
❏塩湖堆積物の長鎖アルケノンなどよりみた中国西部砂漠域古環境変動の復元の研究(14209012)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】西田 民人 (2004) 名古屋大学, 環境学研究科, 助手 (60313988)
【キーワード】塩湖 / 中国砂漠城 / 古環境復元 / アルケノン水温計 / 気候変動 (他21件)
【概要】本研究は、有機炭素/全窒素比(C/N比)、不飽和長鎖アルケノン、炭素・窒素安定同位体組成、リグニンフェノールなどの化学成分をプロキシ(Proxy、代替指標)として、中国北西部砂漠域の塩湖堆積物を対象とし、完新世中期以降の年代を中心として、古気候変動の復元を目的とした。このため中国西部砂漠域新疆ウィーグル自治区ウルムチ市南方のボステン湖(41°56.176'N,86°48.055'E...
【数物系科学】地球惑星科学:ナノSIMS古環境復元を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
【数物系科学】天文学:年代測定古環境復元を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏フィリピン共和国における広域テフラ・ネットワークの構築に関する日比共同研究(24401006)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】奥野 充 福岡大学, 理学部, 教授 (50309887)
【キーワード】火山噴火史 / 広域テフラ / 放射性炭素年代 / 火砕流堆積物 / ボーリング・コア (他22件)
【概要】フィリピン諸島には,日本と同様にプレートの沈み込みに伴う火山が多く分布している.この研究では,同国の火山地震研究所(PHIVOLCS)との共同研究により,ルソン島のPinatuno, Taal, Irosinの各火山,さらに南方のミンダナオ島にあるParkerとMatutumの両火山の噴火史,およびそこから噴出された広域テフラの年代学的フレームワークの構築を試みた.特にPinatubo火山について...
【生物学】人類学:化石古環境復元を含む研究件
❏長寿二枚貝ビノスガイの現生及び化石試料の成長線解析による数十年規模気候変動の復元(18H01324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70463908)
【キーワード】古環境復元 / 二枚貝 / 成長線解析 / 化石 / 長周期気候変動 (他9件)
【概要】ビノスガイの放射性炭素分析から岩手県沿岸の放射性炭素濃度の時系列変遷履歴を明らかにした.また,多くのビノスガイ死殻は2011年の津波により死亡したことを明らかにした.また,マルスダレガイ科二枚貝の南方種においても冬期に成長停滞が起こること,成長停滞の期間は加齢により長期化すること,などを明らかにした.酸素同位体ステージ5, 7, 9のビノスガイ化石標本を解析し,過去の温暖期についても100年以上の...
❏大型草食動物の歯牙形態に関する進化生態学的研究:遺伝子から時代変化まで(16K18615)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-02-07 - 2022-03-31
【研究代表者】久保 麦野 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (10582760)
【キーワード】歯 / 摩耗 / マイクロウェア / 三次元形状 / 食性 (他24件)
【概要】大型草食哺乳類を対象に、食性・生息環境と歯牙の微細摩耗痕の関係を明らかにするとともに、得られた関係を用いて絶滅種や遺跡出土動物の食性復元に取り組んだ。食性が明らかな現生種(ニホンジカ、ニホンカモシカ、ニホンザル、イノシシ)を対象に分析を行ったところ、反芻類においては、イネ科植物の採食割合が増えるほど、植物中に含まれる珪酸体の影響により、歯の表面には深い傷がより多く形成され、表面の起伏が激しくなるこ...
❏シャコガイ殻の微小領域分析による超高時間解像度古環境復元法の確立(25870147)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
【キーワード】シャコガイ / 極端現象 / 古環境復元 / Sr/Ca比 (他12件)
【概要】極端現象の理解や将来予測のためには,日内スケールの高解像度な古環境情報が必要不可欠である.1日1本の日輪を刻みながら,百年以上にわたり通年で連続的に成長する高解像度の古環境復元に適した利点を持つシャコガイ殻に着目し,微小領域分析による日内スケールでの超高解像度古環境復元手法を確立することを目的とし研究を進めた.日輪間隔は夏期に成長速度が速く,冬期は成長速度が低下する季節周期を示す事が明らかとなった...
【総合理工】応用物理学:質量分析古環境復元を含む研究件
❏炭酸塩試料を用いた長期間かつ高解像度の古環境復元(19KK0083)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 有司 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 特任教授 (50162524)
【キーワード】古環境復元 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 年代測定 (他8件)
【概要】本研究では,サンゴ骨格・鍾乳石・二枚貝など付加成長する炭酸塩試料について,高精度年代決定法と高解像度元素・同位体分析法を融合させることにより,過去の環境を長期間かつ高精度で復元することを目的とする.具体的には,炭酸塩試料のウラン-トリウム年代測定法の世界的権威である国立台湾大学のSHEN教授との共同研究を通じて,炭酸塩試料の年代を高精度で決定するとともに,二次イオン質量分析計(NanoSIMS)等...
❏NanoSIMSを用いた超高解像度海洋古環境復元(24221002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2012-05-31 - 2017-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】環境変動 / 古環境復元 / 海洋科学 / 地球化学 / 質量分析 (他8件)
【概要】サンゴや二枚貝などの海洋生物は、成長する際の周囲の水温や塩分などの環境情報を記録しながら炭酸塩を主成分とする骨格や殻を作る。従来の分析手法と比較して非常に高い空間分解能で固体試料が分析可能な二次元高分解能二次イオン質量分析法(NanoSIMS)を、生物起源炭酸カルシウム試料に応用する事で、飛躍的に高い時間解像度で過去の環境や生態的な情報を復元することに成功した。また生物起源炭酸カルシウムに安定同位...
【農学】水圏応用科学:二枚貝古環境復元を含む研究件
❏長寿二枚貝ビノスガイの現生及び化石試料の成長線解析による数十年規模気候変動の復元(18H01324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (70463908)
【キーワード】古環境復元 / 二枚貝 / 成長線解析 / 化石 / 長周期気候変動 (他9件)
【概要】ビノスガイの放射性炭素分析から岩手県沿岸の放射性炭素濃度の時系列変遷履歴を明らかにした.また,多くのビノスガイ死殻は2011年の津波により死亡したことを明らかにした.また,マルスダレガイ科二枚貝の南方種においても冬期に成長停滞が起こること,成長停滞の期間は加齢により長期化すること,などを明らかにした.酸素同位体ステージ5, 7, 9のビノスガイ化石標本を解析し,過去の温暖期についても100年以上の...
❏生物起源炭酸塩の有機物酸素同位体比分析による水温及び海水酸素同位体比の両方の復元(16K13912)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
【キーワード】酸素同位体比 / 生物起源炭酸塩 / 古環境指標 / 水温復元 / 二枚貝 (他16件)
【概要】貝殻やサンゴ骨格など生物がつくる炭酸カルシウムの骨格を分析することで過去の環境を復元することが可能である.炭酸カルシウムの「酸素同位体比」という指標は,形成時の水温を復元するための強力な指標としてこれまで用いられてきたが,最も重要な問題が塩分の影響を分離できないことであった.本研究では,炭酸カルシウム骨格に微量に含まれる有機物に着目し,そこに含まれる「酸素同位体比」や「炭素同位体比」に着目すること...
【医歯薬学】薬学:共焦点顕微鏡古環境復元を含む研究件
❏大型草食動物の歯牙形態に関する進化生態学的研究:遺伝子から時代変化まで(16K18615)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-02-07 - 2022-03-31
【研究代表者】久保 麦野 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (10582760)
【キーワード】歯 / 摩耗 / マイクロウェア / 三次元形状 / 食性 (他24件)
【概要】大型草食哺乳類を対象に、食性・生息環境と歯牙の微細摩耗痕の関係を明らかにするとともに、得られた関係を用いて絶滅種や遺跡出土動物の食性復元に取り組んだ。食性が明らかな現生種(ニホンジカ、ニホンカモシカ、ニホンザル、イノシシ)を対象に分析を行ったところ、反芻類においては、イネ科植物の採食割合が増えるほど、植物中に含まれる珪酸体の影響により、歯の表面には深い傷がより多く形成され、表面の起伏が激しくなるこ...
❏造礁サンゴ生体内における石灰化機構の解明(22740336)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】中村 隆志 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 東工大特別研究員 (20513641)
【キーワード】造礁サンゴ / 古環境復元 / 石灰化 / モデル / 数値シミュレーション (他12件)
【概要】造礁サンゴの石灰化機構を解明するために、サンゴの生体内の反応や物質移動を詳細に記述したサンゴポリプモデルを開発した。このモデル研究によって、サンゴの石灰化に見られる"光に促進された石灰化(light-enhancedcalcification)"現象のメカニズムを明らかにし、数値シミュレーションの結果はこの現象を良く再現した。さらに、サンゴ骨格に記録される炭素同位体比の生物効果(v...