❏超高真空SQUIDによる表面超構造超伝導のマイスナー効果の検出(16H02108)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】長谷川 修司 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (00228446)
【キーワード】原子層超伝導 / マイスナー効果 / SQUID / その場測定 / 超高真空 (他10件)
【概要】超伝導の実験的定義には電気抵抗ゼロとマイスナー効果の両方が必要である。本研究において、単原子層レベルの超薄膜で超伝導を示す系をいくつか発見したが、それらはすべてゼロ抵抗の検出だけに依っていた。そのため、当研究室で独自開発した超高真空中における「縦磁場型超高真空サブケルビン・マイクロ4端子プローブ装置」を改造して、SQUIDシステムを組み込み、マイスナー効果を検出できるようにした。現在は単原子層のマ...
❏光制御可能な超伝導ナノ微粒子の創製(16H04195)
【研究テーマ】有機・ハイブリッド材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】栄長 泰明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00322066)
【キーワード】フォトクロミック材料 / 光制御 / 界面 / 磁性 / 超伝導 (他12件)
【概要】磁性、超伝導等の物理化学的物性は、物質の界面での外場により制御できる可能性がある。研究代表者は、それまでに、可逆な光異性化を示すフォトクロミック化合物を磁性材料の界面に効果的に修飾することで、可逆な磁性の光制御を達成してきた。本研究では、この考え方を拡張し、より大きな変化の期待できるスピロピラン化合物を設計、合成し、FePtナノ粒子界面に修飾することで、室温強磁性をとても大きく可逆に制御することに...
❏電気化学的界面の超強電界を用いた電子物性制御(21224009)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2009-05-11 - 2014-03-31
【研究代表者】岩佐 義宏 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20184864)
【キーワード】低温物性 / 超伝導材料・素子 / 表面・界面物性 / 電界効果トランジスタ / 自己組織化 (他12件)
【概要】電気化学的界面に発生する強電界を用いたトランジスタ(電気二重層トランジスタ)について、従来のバルクおよび薄膜材料を用いた方法に加え電子ビーム装置によるナノデバイス作製技術を完成させることによって、半導体、絶縁体、金属、トポロジカル絶縁体、モット絶縁体といった多様な物質に展開した。その結果、超伝導、強磁性、モット転移といったさまざまな電子相の電界制御に成功した。それら電界によって誘起された電子相の多...