[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  環境分析 が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「環境分析」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)環境分析を含む研究件
❏陸域システム持続性の評価と予測のための学際ネットワーク形成と統合解析(19510002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】甲山 隆司 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 教授 (60178233)
【キーワード】地球環境科学 / 地理情報システム / 生態系修復・整備 / 地球観測 / 環境分析 (他11件)
【概要】急激に進行する温暖化と土地利用変化が、陸域システムに与える影響を統合的に評価する目的で、生態系科学と土地利用科学双方にまたがる研究連絡ネットワークを構築した。GLP 札幌拠点オフィスをネットワークの情報収集と発信に活用した。本研究ネットワークからの情報を国内向けおよび国外向けに札幌オフィスから発信し、国際的な研究ネットワークの連携を強化した。国際サマースクールや国際シンポジウムを開催し、アジアをタ...
❏高解像度衛星データを用いた土地利用分析の人類学への応用(14340272)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】渡辺 知保 (2005) 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70220902)
【キーワード】衛星測位 / 環境分析 / 人間生活環境 / 人類学 / 環境対応 (他16件)
【概要】途上国における人口急増により人間-環境系の持続が危機に瀕している現在、人間活動による土地利用・土地被覆への影響を詳細に解明することは緊急の課題である。ランドサットなどの衛星によって記録された地上情報分析を利用した土地利用・土地被覆推定の研究はリモートセンシングと呼ばれる新しい研究領域の重要な一分野として急成長しつつある。しかし、この方法論は都市空間のように詳細な情報が得られる場合や、地球全体の植生...
【環境学】環境解析学:窒素循環環境分析を含む研究件
❏森林土壌における亜硝酸と一酸化窒素を介した窒素保持・放出プロセスの詳細解明(25550009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】妹尾 啓史 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (40206652)
【キーワード】森林土壌 / トレーサー / 窒素 / 亜硝酸 / 一酸化窒素 (他11件)
【概要】本研究では窒素安定同位体(15N)を用いて森林表層土壌中の亜硝酸の変換速度を求め、消費の経路を追跡した。結果として、土壌理化学性が様々に異なる土壌において普遍的に亜硝酸は活発に生成・消費され、その速度や消費経路は土壌の条件によって異なった。従来は考慮されてこなかった溶存有機態窒素への変換や一酸化窒素としての放出が重要であることが示唆され、これらの知見は、植物や微生物に利用可能な窒素が土壌中でどのよ...
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
❏河口域生態系における有機物起源解析法の高度化:化合物別安定同位体比の応用(19510004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】汽水域 / 安定同位体比 / 炭素循環 / 窒素循環 / モデル (他16件)
【概要】生物地球化学的物質循環上重要な各種の有機・無機化合物の炭素・窒素・酸素安定同位体比を手掛かりとして、河口域における物質の起源と変換プロセスを明らかにする研究手法を開発検証した。またこうした手法により得られるデータを効果的に利用して陸域から海域への物質輸送の在り方を評価するためのモデルによる解析手法を開発・提案した。 ...
【環境学】環境解析学:エアロソル環境分析を含む研究件
❏PM2.5の有害性の新たな指標としての粒子表面積の多角的解析(18K19856)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30348809)
【キーワード】環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 環境質定量化・予測 / エアロゾル / 粒子状物質 (他9件)
【概要】大気粒子の有害性を表す指標がどのような物理的・化学的粒子特性に依存するのかについての研究を進めた。特徴の異なる日本の2地点(神奈川県横浜市:都市圏、石川県珠洲市:非都市圏)において調査した。物理特性に関する室内実験においては、有害性の指標となるDTT酸化能と粒子表面積の間に明確な相関性が見られた。一方、実環境大気観測の結果からは、いずれの地点においても単位粒子量あたりのDTT酸化能は、粒子濃度に対...
❏独自型サイクロン装置によるインドと中国のエアロゾルの大量捕集とその生体有害性評価(17H04480)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / サイクロン / 有害性評価 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 (他10件)
【概要】本研究では、申請者が独自に開発したサイクロン式大気粒子状物質大量採取装置を、インド国立物理学研究所(ニューデリー)、西安交通大学(西安)、および横浜に設置し、得られた粒子の分析を行った。期間中に得られた粒子状物質試料数は、インド28、中国8、日本23であった。生体有害性評価の観点から、粒子中の細菌由来毒素であるエンドトキシン(Lipopolysaccharide, LPS)含有量を調べた。その結果...
❏大気エアロゾルの帯電状態の解明と生体沈着への影響評価(17H01864)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / 帯電状態 / 沈着 / 生体影響 / 電気移動度 (他13件)
【概要】実環境大気中エアロゾル粒子の帯電状態解明を目的として研究開発を行った。まず、電気移動度法による実環境大気エアロゾルの帯電状態の測定装置(K-MACS: Keio-Measurement System of Aerosol Charging State)の設計製作および性能評価を行った。次に、約1年間の実環境大気エアロゾルの帯電状態の解析を行った。その結果、測定日によって帯電分布は異なり、帯電粒子割...
【環境学】環境解析学:PM2.5環境分析を含む研究件
❏PM2.5の有害性の新たな指標としての粒子表面積の多角的解析(18K19856)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30348809)
【キーワード】環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 環境質定量化・予測 / エアロゾル / 粒子状物質 (他9件)
【概要】大気粒子の有害性を表す指標がどのような物理的・化学的粒子特性に依存するのかについての研究を進めた。特徴の異なる日本の2地点(神奈川県横浜市:都市圏、石川県珠洲市:非都市圏)において調査した。物理特性に関する室内実験においては、有害性の指標となるDTT酸化能と粒子表面積の間に明確な相関性が見られた。一方、実環境大気観測の結果からは、いずれの地点においても単位粒子量あたりのDTT酸化能は、粒子濃度に対...
❏独自型サイクロン装置によるインドと中国のエアロゾルの大量捕集とその生体有害性評価(17H04480)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / サイクロン / 有害性評価 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 (他10件)
【概要】本研究では、申請者が独自に開発したサイクロン式大気粒子状物質大量採取装置を、インド国立物理学研究所(ニューデリー)、西安交通大学(西安)、および横浜に設置し、得られた粒子の分析を行った。期間中に得られた粒子状物質試料数は、インド28、中国8、日本23であった。生体有害性評価の観点から、粒子中の細菌由来毒素であるエンドトキシン(Lipopolysaccharide, LPS)含有量を調べた。その結果...
❏大気エアロゾルの帯電状態の解明と生体沈着への影響評価(17H01864)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / 帯電状態 / 沈着 / 生体影響 / 電気移動度 (他13件)
【概要】実環境大気中エアロゾル粒子の帯電状態解明を目的として研究開発を行った。まず、電気移動度法による実環境大気エアロゾルの帯電状態の測定装置(K-MACS: Keio-Measurement System of Aerosol Charging State)の設計製作および性能評価を行った。次に、約1年間の実環境大気エアロゾルの帯電状態の解析を行った。その結果、測定日によって帯電分布は異なり、帯電粒子割...
【環境学】環境解析学:沿岸海洋環境分析を含む研究件
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
❏河口域生態系における有機物起源解析法の高度化:化合物別安定同位体比の応用(19510004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】汽水域 / 安定同位体比 / 炭素循環 / 窒素循環 / モデル (他16件)
【概要】生物地球化学的物質循環上重要な各種の有機・無機化合物の炭素・窒素・酸素安定同位体比を手掛かりとして、河口域における物質の起源と変換プロセスを明らかにする研究手法を開発検証した。またこうした手法により得られるデータを効果的に利用して陸域から海域への物質輸送の在り方を評価するためのモデルによる解析手法を開発・提案した。 ...
【環境学】環境解析学:帯電状態環境分析を含む研究件
❏大気エアロゾルの帯電状態の解明と生体沈着への影響評価(17H01864)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / 帯電状態 / 沈着 / 生体影響 / 電気移動度 (他13件)
【概要】実環境大気中エアロゾル粒子の帯電状態解明を目的として研究開発を行った。まず、電気移動度法による実環境大気エアロゾルの帯電状態の測定装置(K-MACS: Keio-Measurement System of Aerosol Charging State)の設計製作および性能評価を行った。次に、約1年間の実環境大気エアロゾルの帯電状態の解析を行った。その結果、測定日によって帯電分布は異なり、帯電粒子割...
❏実環境大気中エアロゾルの帯電状態の解明(26340010)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 環境質定量化・予測 / エアロゾル / 帯電状態
【概要】大気エアロゾルは、呼吸によって生体内に入り込み健康に悪影響を及ぼすことが知られている。エアロゾルの帯電状態については、それが粒子の生体沈着に関わるため重要であるにも関わらず、ほとんど研究が進んでいない。そこで本研究では、実環境大気中エアロゾルの帯電状態を解明することを目的として、その計測手法の開発を行った。平成26年度は、表面電位センサ法とファラデーケージ法を並行して利用した実験、平成27年度は、...
【環境学】環境解析学:有害金属環境分析を含む研究件
❏長期観測に基づく中国北京市の大気環境の実態調査と動態解析による環境評価(19404002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】田中 茂 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10137987)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 東アジア / 有害化学物質 (他9件)
【概要】近年発展が顕著で歴史的な都市改造が行われている中国北京市において21世紀最初の10年間の大気環境の動向を定量化することを目的として研究を行った。北京市の大気粉塵濃度は世界主要都市と比較して約5倍高く、直近約10年間ではほぼ改善されていなかった。2008年夏季オリンピック開催に伴う諸規制により、粒径2.5μm以上の粗大粒子濃度は25%減少したが、粒径2.5μm以下の微小粒子濃度に対しては減少効果が認...
❏中国北京市の大気環境の新たな観測システムの構築と動態解析による環境対策への評価(16404002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 茂 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10137987)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 東アジア / 有害化学物質 (他12件)
【概要】中国北京市では2008年五輪開催に向けた都市改造の最中であり、すでに高濃度である大気粉塵がさらに増加する危険性がある。従って大気粉塵の発生源を明らかにし対策を進めることが重要である。本研究では中国北京市清華大学において大気粉塵試料を1日ごとに採取し、微量化学成分の分析を行った。 北京市における微量金属成分濃度は、全ての成分において東京都の濃度を上回り、特にヒ素に関しては25倍を超える高濃度であった...
【環境学】環境解析学:水溶性イオン成分環境分析を含む研究件
❏中国北京市及び西安市をモデル都市とする急激な発展に伴う大気環境変動の実態解明(22710016)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30348809)
【キーワード】環境変動 / 東アジア / SO2 / エアロゾル / 水溶性イオン成分 (他14件)
【概要】中国の大都市における短期的および長期的な大気環境変動の実態解明調査を行った。北京五輪開催に関連した環境規制により、大気粉じん中硫酸イオン濃度は40%減少した。長期的変動に関しては、2005年から2009年にかけて中国北京市における大気中二酸化硫黄濃度は約30%減少した。大気粉じん中硫酸イオン濃度は暖房期20%、非暖房期50%と減少割合が季節によって異なっており、これは気象条件に加えオキシダント濃度...
❏中国北京市の大気環境の新たな観測システムの構築と動態解析による環境対策への評価(16404002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 茂 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10137987)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 東アジア / 有害化学物質 (他12件)
【概要】中国北京市では2008年五輪開催に向けた都市改造の最中であり、すでに高濃度である大気粉塵がさらに増加する危険性がある。従って大気粉塵の発生源を明らかにし対策を進めることが重要である。本研究では中国北京市清華大学において大気粉塵試料を1日ごとに採取し、微量化学成分の分析を行った。 北京市における微量金属成分濃度は、全ての成分において東京都の濃度を上回り、特にヒ素に関しては25倍を超える高濃度であった...
【環境学】環境解析学:大気微小粒子環境分析を含む研究件
❏中国北京市及び西安市をモデル都市とする急激な発展に伴う大気環境変動の実態解明(22710016)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30348809)
【キーワード】環境変動 / 東アジア / SO2 / エアロゾル / 水溶性イオン成分 (他14件)
【概要】中国の大都市における短期的および長期的な大気環境変動の実態解明調査を行った。北京五輪開催に関連した環境規制により、大気粉じん中硫酸イオン濃度は40%減少した。長期的変動に関しては、2005年から2009年にかけて中国北京市における大気中二酸化硫黄濃度は約30%減少した。大気粉じん中硫酸イオン濃度は暖房期20%、非暖房期50%と減少割合が季節によって異なっており、これは気象条件に加えオキシダント濃度...
❏大気微小粒子の環境動態解析のための有機・無機化合物の多成分高感度迅速分析法の開発(18710014)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30348809)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 地球化学 / 有害化学物質 (他8件)
【概要】本研究では、大気微小粒子中の有機化合物および微量金属の多成分高感度同時迅速分析法の開発を行うことを目的とする。本年度は高速溶媒抽出/自動化カラムクロマトグラフィー/HPLC/蛍光検出法による大気微小粒子中多環芳香族炭化水素類(PAHs)の多成分高感度迅速分析法の開発を行った。 PAHsの抽出時間短縮・効率化を図るため、高速ソックスレー法の検討を行った。具体的には溶媒抽出部の温度を可変とし、従来は室...
【環境学】環境解析学:河口域環境分析を含む研究件
❏沿岸域における人為起源白金とパラジウムの動態(16K12577)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小畑 元 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (90334309)
【キーワード】パラジウム / 白金 / 人為起源 / 沿岸域 / 堆積物 (他15件)
【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...
❏河口域生態系における有機物起源解析法の高度化:化合物別安定同位体比の応用(19510004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】汽水域 / 安定同位体比 / 炭素循環 / 窒素循環 / モデル (他16件)
【概要】生物地球化学的物質循環上重要な各種の有機・無機化合物の炭素・窒素・酸素安定同位体比を手掛かりとして、河口域における物質の起源と変換プロセスを明らかにする研究手法を開発検証した。またこうした手法により得られるデータを効果的に利用して陸域から海域への物質輸送の在り方を評価するためのモデルによる解析手法を開発・提案した。 ...
❏重油で汚染された沿岸環境系における多環芳香族炭化水素の動態解析と将来予測(16310006)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】川西 琢也 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (80234087)
【キーワード】環境変動 / 環境分析 / 環境技術 / 化学物質動態 / 分配係数 (他20件)
【概要】1997年のナホトカ号事故で重度に汚染された海岸においても,海岸砂等については,多環芳香族炭化水素(PAHs)濃度はほぼバックグラウンドに近いところまで汚染が回復している.残留重油は岩の窪みなど一部に存在している程度である.ただし,残留重油中のPAHs濃度は,事故後2年までに約1/3に減少したものの,7年後にもほぼ同じ濃度であり,残留重油中のPAHは長期にわたって存在し続けることが分かった. 2年...
【環境学】環境創成学:産業連関表環境分析を含む研究件
❏産業連関分析に基づく物質フロー解析と可視化手法に関する研究(21710048)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】近藤 康之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80313584)
【キーワード】物質フロー勘定 / MFA / 環境分析 / 経済統計学 / 産業連関表 (他7件)
【概要】産業部門間(生産プロセス間)の物質フローを可視化する手法として、既に普及しているSankey図を改善するための手法、補完的に利用可能な可視化手法(UPIOM図)を開発した。効果的な可視化のためには、情報の取捨選択、図における産業部門(プロセス)の位置を適切に決定することが重要である。適切な位置を決定するために利用可能な産業連関分析の手法(三角化、構造経路解析法(SPA)、PMDA)を開発し、我が国...
❏環境と技術および消費構造の相互依存関係に関する計量的研究(産業連関の手法による)(05853007)
【研究テーマ】経済統計学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】池田 明由 東海大学, 教養学部, 専任講師 (60222874)
【キーワード】産業連関表 / 環境分析 / 二酸化炭素 / 二酸化窒素 / 二酸化硫黄 (他8件)
【概要】昨年度までに1985年について「環境分析用産業連関表」の第1次推計を行い、さらにそれを用いていくつかの分析結果をまとめてきた。今年度は分析の過程で気付いた点について第1次推計結果をさらに精緻化するとともに、その結果を用いて省エネ技術の効果に関するシミュレーション分析をさらに進めた。また環境問題の国際比較分析の手始めとして中国四川省成都市に関する研究に、また時系列分析への拡張をめざして1980年の環...
【環境学】環境創成学:安定同位体比環境分析を含む研究件
❏海洋環境・生態系を理解するための重金属安定同位体海洋化学の育成(15H01727)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宗林 由樹 京都大学, 化学研究所, 教授 (50197000)
【キーワード】海洋科学 / 地球化学 / 環境分析 / 生物圏現象 / 環境変動 (他8件)
【概要】海水中Ni, Cu, Zn安定同位体比の測定法を確立した.岩石中Ni同位体比の精密測定のため,新しい化学分離法を開発した.国際共同研究により亜鉛の同位体比の新しい標準物質を確立した.白鳳丸KH-15-3航海(東シナ海)とKH-17-3航海(亜寒帯北太平洋)で海水試料を採取した.KH-14-6 航海(南極海・南太平洋)の海水試料を用いて,溶存態Ni, Cu, Znの濃度と安定同位体比の鉛直断面分布を...
❏河口域生態系における有機物起源解析法の高度化:化合物別安定同位体比の応用(19510004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】汽水域 / 安定同位体比 / 炭素循環 / 窒素循環 / モデル (他16件)
【概要】生物地球化学的物質循環上重要な各種の有機・無機化合物の炭素・窒素・酸素安定同位体比を手掛かりとして、河口域における物質の起源と変換プロセスを明らかにする研究手法を開発検証した。またこうした手法により得られるデータを効果的に利用して陸域から海域への物質輸送の在り方を評価するためのモデルによる解析手法を開発・提案した。 ...
【環境学】環境保全学:環境質定量化・予測環境分析を含む研究件
❏PM2.5の有害性の新たな指標としての粒子表面積の多角的解析(18K19856)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30348809)
【キーワード】環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 環境質定量化・予測 / エアロゾル / 粒子状物質 (他9件)
【概要】大気粒子の有害性を表す指標がどのような物理的・化学的粒子特性に依存するのかについての研究を進めた。特徴の異なる日本の2地点(神奈川県横浜市:都市圏、石川県珠洲市:非都市圏)において調査した。物理特性に関する室内実験においては、有害性の指標となるDTT酸化能と粒子表面積の間に明確な相関性が見られた。一方、実環境大気観測の結果からは、いずれの地点においても単位粒子量あたりのDTT酸化能は、粒子濃度に対...
❏独自型サイクロン装置によるインドと中国のエアロゾルの大量捕集とその生体有害性評価(17H04480)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / サイクロン / 有害性評価 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 (他10件)
【概要】本研究では、申請者が独自に開発したサイクロン式大気粒子状物質大量採取装置を、インド国立物理学研究所(ニューデリー)、西安交通大学(西安)、および横浜に設置し、得られた粒子の分析を行った。期間中に得られた粒子状物質試料数は、インド28、中国8、日本23であった。生体有害性評価の観点から、粒子中の細菌由来毒素であるエンドトキシン(Lipopolysaccharide, LPS)含有量を調べた。その結果...
❏大気エアロゾルの帯電状態の解明と生体沈着への影響評価(17H01864)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / 帯電状態 / 沈着 / 生体影響 / 電気移動度 (他13件)
【概要】実環境大気中エアロゾル粒子の帯電状態解明を目的として研究開発を行った。まず、電気移動度法による実環境大気エアロゾルの帯電状態の測定装置(K-MACS: Keio-Measurement System of Aerosol Charging State)の設計製作および性能評価を行った。次に、約1年間の実環境大気エアロゾルの帯電状態の解析を行った。その結果、測定日によって帯電分布は異なり、帯電粒子割...
【環境学】環境保全学:環境政策環境分析を含む研究件
❏東アジア圏の政治経済制度変革と国際相互依存関係(21330070)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大東 一郎 (2010-2011) 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (30245625)
【キーワード】東アジア / 政治経済学 / 財政 / 金融 / 環境 (他19件)
【概要】本研究では、中国の制度・政策転換と東アジア圏の国際相互依存関係への影響に関わる政治経済学的問題を、財政・金融・産業・環境に焦点を合わせて考究した。財政制度の効率性比較、途上国での望ましい工業汚染規制、企業の株式持合いと政策決定の関係、混合寡占下での公企業の役割、途上国企業の部品の内製・購買の選択を理論的に分析した。中国の社会保障制度の実態、マイクロファイナンスの金融機能を明らかにし、税制の機会均等...
❏持続可能な消費社会での新ライフスタイルの検討-産業連関的環境家計簿分析の応用-(20510040)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鷲津 明由 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (60222874)
【キーワード】環境政策 / 環境分析 / 経済政策 / 産業連関分析 / 消費者行動分析 (他10件)
【概要】研究期間中に遂行した研究の内容は,相互に関連する3つの内容に集約され,各研究成果は以下の通りである。 第1番目の研究は,横浜市の全国消費実態調査・個票データを用いて家計消費15品目の価格弾力性を計測し,それをいくつかの環境政策のシナリオと組み合わせることで,環境政策によるCO_2削減効果を予測した研究である。横浜市に関するシミュレーション結果を,全国データを用いた結果と比較することで,マイクロレベ...
【環境学】環境保全学:カドミウム環境分析を含む研究件
❏真核細胞が有する異常タンパク質識別機構に基づく有害物質評価系の確立(22510074)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】高田 耕司 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30179452)
【キーワード】有害化学物質 / ユビキチン / 異常タンパク質 / カドミウム / メチル水銀 (他10件)
【概要】化学物質の有害性を新たな指標で評価するため、細胞内タンパク質の異常度を反映するポリユビキチン化タンパク質の蓄積に着目した。6種類の株化細胞を用いて各被験物質の曝露による難溶性ポリユビキチン鎖の変動を解析したところ、有害物質は、その毒性発現に伴い細胞内異常タンパク質を (1)増やすもの (2)細胞の種類に依存して増やすもの (3)変化させないもの 以上3種類に分類された。本評価系は毒性機序の理解に基...
❏残留性有機汚染物質の監視と汚染浄化におけるバイオサーファクタントの利用(21510095)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大川 秀郎 早稲田大学, 先端科学・健康医療融合研究機構, 研究員 (90233048)
【キーワード】環境分析 / 有害化学物質 / 遺伝子組換え植物 / バイオサーファクタント / バイオモニタリング (他20件)
【概要】哺乳類の生体機能の分子機構に基づき、ポリ塩化ビフェニル(PCB)などの簡便な生化学的測定方法を開発した。(1)アリルハイドロカーボン受容体(AhR)の組換え型を介したβ-グルクロニダーゼ(GUS)レポーター遺伝子発現系を導入した組換え体植物タバコとシロイヌナズナを作出して、それら組換え体植物を用いたPCBなどのGUSアッセイを確立した。とりわけ、バイオサーファクタントの使用によりPCBなどのGUS...
【環境学】環境保全学:大気汚染防止・浄化環境分析を含む研究件
❏PM2.5の有害性の新たな指標としての粒子表面積の多角的解析(18K19856)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30348809)
【キーワード】環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 環境質定量化・予測 / エアロゾル / 粒子状物質 (他9件)
【概要】大気粒子の有害性を表す指標がどのような物理的・化学的粒子特性に依存するのかについての研究を進めた。特徴の異なる日本の2地点(神奈川県横浜市:都市圏、石川県珠洲市:非都市圏)において調査した。物理特性に関する室内実験においては、有害性の指標となるDTT酸化能と粒子表面積の間に明確な相関性が見られた。一方、実環境大気観測の結果からは、いずれの地点においても単位粒子量あたりのDTT酸化能は、粒子濃度に対...
❏独自型サイクロン装置によるインドと中国のエアロゾルの大量捕集とその生体有害性評価(17H04480)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / サイクロン / 有害性評価 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 (他10件)
【概要】本研究では、申請者が独自に開発したサイクロン式大気粒子状物質大量採取装置を、インド国立物理学研究所(ニューデリー)、西安交通大学(西安)、および横浜に設置し、得られた粒子の分析を行った。期間中に得られた粒子状物質試料数は、インド28、中国8、日本23であった。生体有害性評価の観点から、粒子中の細菌由来毒素であるエンドトキシン(Lipopolysaccharide, LPS)含有量を調べた。その結果...
❏大気エアロゾルの帯電状態の解明と生体沈着への影響評価(17H01864)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / 帯電状態 / 沈着 / 生体影響 / 電気移動度 (他13件)
【概要】実環境大気中エアロゾル粒子の帯電状態解明を目的として研究開発を行った。まず、電気移動度法による実環境大気エアロゾルの帯電状態の測定装置(K-MACS: Keio-Measurement System of Aerosol Charging State)の設計製作および性能評価を行った。次に、約1年間の実環境大気エアロゾルの帯電状態の解析を行った。その結果、測定日によって帯電分布は異なり、帯電粒子割...
【環境学】環境保全学:粒子状物質環境分析を含む研究件
❏PM2.5の有害性の新たな指標としての粒子表面積の多角的解析(18K19856)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (30348809)
【キーワード】環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 環境質定量化・予測 / エアロゾル / 粒子状物質 (他9件)
【概要】大気粒子の有害性を表す指標がどのような物理的・化学的粒子特性に依存するのかについての研究を進めた。特徴の異なる日本の2地点(神奈川県横浜市:都市圏、石川県珠洲市:非都市圏)において調査した。物理特性に関する室内実験においては、有害性の指標となるDTT酸化能と粒子表面積の間に明確な相関性が見られた。一方、実環境大気観測の結果からは、いずれの地点においても単位粒子量あたりのDTT酸化能は、粒子濃度に対...
❏独自型サイクロン装置によるインドと中国のエアロゾルの大量捕集とその生体有害性評価(17H04480)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / サイクロン / 有害性評価 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 (他10件)
【概要】本研究では、申請者が独自に開発したサイクロン式大気粒子状物質大量採取装置を、インド国立物理学研究所(ニューデリー)、西安交通大学(西安)、および横浜に設置し、得られた粒子の分析を行った。期間中に得られた粒子状物質試料数は、インド28、中国8、日本23であった。生体有害性評価の観点から、粒子中の細菌由来毒素であるエンドトキシン(Lipopolysaccharide, LPS)含有量を調べた。その結果...
❏大気エアロゾルの帯電状態の解明と生体沈着への影響評価(17H01864)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30348809)
【キーワード】エアロゾル / 帯電状態 / 沈着 / 生体影響 / 電気移動度 (他13件)
【概要】実環境大気中エアロゾル粒子の帯電状態解明を目的として研究開発を行った。まず、電気移動度法による実環境大気エアロゾルの帯電状態の測定装置(K-MACS: Keio-Measurement System of Aerosol Charging State)の設計製作および性能評価を行った。次に、約1年間の実環境大気エアロゾルの帯電状態の解析を行った。その結果、測定日によって帯電分布は異なり、帯電粒子割...
【環境学】環境保全学:重金属環境分析を含む研究件
❏海洋環境・生態系を理解するための重金属安定同位体海洋化学の育成(15H01727)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宗林 由樹 京都大学, 化学研究所, 教授 (50197000)
【キーワード】海洋科学 / 地球化学 / 環境分析 / 生物圏現象 / 環境変動 (他8件)
【概要】海水中Ni, Cu, Zn安定同位体比の測定法を確立した.岩石中Ni同位体比の精密測定のため,新しい化学分離法を開発した.国際共同研究により亜鉛の同位体比の新しい標準物質を確立した.白鳳丸KH-15-3航海(東シナ海)とKH-17-3航海(亜寒帯北太平洋)で海水試料を採取した.KH-14-6 航海(南極海・南太平洋)の海水試料を用いて,溶存態Ni, Cu, Znの濃度と安定同位体比の鉛直断面分布を...
❏埋立地における都市ごみ焼却残渣の地球化学的風化現象と重金属の長期挙動の解明(19360242)
【研究テーマ】土木環境システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】島岡 隆行 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (80202109)
【キーワード】廃棄物埋立地 / 都市ごみ焼却残渣 / 風化現象 / 孔隙構造 / X線CT法 (他17件)
【概要】埋立地を模擬した焼却灰充填カラム試験を行い,土質試験法,浸出水の水質分析およびX線CT法によって,焼却灰層における孔隙構造およびその変化を定量的に明らかにするとともに,X線CT画像を用いた孔隙の立体構造を考慮した水分移動数値シミュレーションを可能にした。また,埋立地における炭酸化反応に伴う重金属の長期挙動や,重金属の挙動におよぼす重金属の化合形態とpHの影響について検討し,重金属の長期挙動を予測す...
【環境学】環境保全学:環境技術環境分析を含む研究件
❏製鋼スラグを利用した藻場再生用施肥材から海域への鉄溶出特性の解明(16H02985)
【研究テーマ】環境材料・リサイクル
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 光夫 東京大学, 海洋アライアンス, 特任准教授 (30361512)
【キーワード】環境技術 / 沿岸生態系保全 / 鉄 / 環境資材 / バイオマス (他9件)
【概要】製鋼スラグと堆肥(腐植物質)を混合した鉄分供給ユニットを利用した藻場再生技術の実用化に向けて、技術の基盤をなす鉄溶出特性の解明を目指した基礎データの蓄積を行った。実験室内及び300L水槽での鉄溶出試験及び河川・海域の水質環境調査の結果、鉄溶出は還元条件下が有利であり、スラグと堆肥の混合により鉄の還元溶出に関わる嫌気性微生物の活性化をもたらすことが示された。また海域に供給される陸域由来の鉄は有機物の...
❏河川水生植物による内分泌撹乱物質の吸収・分解機構に関する研究(17656157)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】池田 駿介 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (60016590)
【キーワード】水工水理学 / 有害化学物質 / 水質汚濁防止・浄化 / 環境分析 / 環境技術
【概要】生活排水に含まれる内分泌撹乱化学物質(以下EDCs)は,下水処理場において大部分が除去されながらも極微量ではあるが河川に排出されている.そのような河川に排出されたEDCsを除去する方法として,植物が有する物質吸収能力を利用した浄化法(ファイトレメディエーション)が注目されている.既往の研究では,EDCsが吸収・分解されているという報告はあるが,水温のような実際に季節変動のある環境条件について考慮し...
❏重油で汚染された沿岸環境系における多環芳香族炭化水素の動態解析と将来予測(16310006)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】川西 琢也 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (80234087)
【キーワード】環境変動 / 環境分析 / 環境技術 / 化学物質動態 / 分配係数 (他20件)
【概要】1997年のナホトカ号事故で重度に汚染された海岸においても,海岸砂等については,多環芳香族炭化水素(PAHs)濃度はほぼバックグラウンドに近いところまで汚染が回復している.残留重油は岩の窪みなど一部に存在している程度である.ただし,残留重油中のPAHs濃度は,事故後2年までに約1/3に減少したものの,7年後にもほぼ同じ濃度であり,残留重油中のPAHは長期にわたって存在し続けることが分かった. 2年...
【環境学】環境保全学:多環芳香族炭化水素類環境分析を含む研究件
❏長期観測に基づく中国北京市の大気環境の実態調査と動態解析による環境評価(19404002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】田中 茂 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10137987)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 東アジア / 有害化学物質 (他9件)
【概要】近年発展が顕著で歴史的な都市改造が行われている中国北京市において21世紀最初の10年間の大気環境の動向を定量化することを目的として研究を行った。北京市の大気粉塵濃度は世界主要都市と比較して約5倍高く、直近約10年間ではほぼ改善されていなかった。2008年夏季オリンピック開催に伴う諸規制により、粒径2.5μm以上の粗大粒子濃度は25%減少したが、粒径2.5μm以下の微小粒子濃度に対しては減少効果が認...
❏大気微小粒子の環境動態解析のための有機・無機化合物の多成分高感度迅速分析法の開発(18710014)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30348809)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 地球化学 / 有害化学物質 (他8件)
【概要】本研究では、大気微小粒子中の有機化合物および微量金属の多成分高感度同時迅速分析法の開発を行うことを目的とする。本年度は高速溶媒抽出/自動化カラムクロマトグラフィー/HPLC/蛍光検出法による大気微小粒子中多環芳香族炭化水素類(PAHs)の多成分高感度迅速分析法の開発を行った。 PAHsの抽出時間短縮・効率化を図るため、高速ソックスレー法の検討を行った。具体的には溶媒抽出部の温度を可変とし、従来は室...
❏多環芳香族炭化水素類及び微量金属の同時分析による大気微小粒子の環境動態解析(16710008)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部, 助手 (30348809)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 地球化学 / 有害化学物質 (他8件)
【概要】横浜市日吉における、2004年8月19日〜11月21日の期間のPM2.5質量濃度及びPM2.5中PAHs(多環芳香族炭化水素類)、微量金属、水溶性イオン成分濃度はそれぞれ、PM2.5:18.3±8.8μg/m^3(n=90)、Total PAHs:1.43±1.16ng/m^3(n=90)、Total Metals:1.55±0.98μ9/m^3(n=90)であった。また、PM2.5中Total ...
【環境学】環境保全学:有害化学物質環境分析を含む研究件
❏真核細胞が有する異常タンパク質識別機構に基づく有害物質評価系の確立(22510074)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】高田 耕司 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30179452)
【キーワード】有害化学物質 / ユビキチン / 異常タンパク質 / カドミウム / メチル水銀 (他10件)
【概要】化学物質の有害性を新たな指標で評価するため、細胞内タンパク質の異常度を反映するポリユビキチン化タンパク質の蓄積に着目した。6種類の株化細胞を用いて各被験物質の曝露による難溶性ポリユビキチン鎖の変動を解析したところ、有害物質は、その毒性発現に伴い細胞内異常タンパク質を (1)増やすもの (2)細胞の種類に依存して増やすもの (3)変化させないもの 以上3種類に分類された。本評価系は毒性機序の理解に基...
❏中国北京市及び西安市をモデル都市とする急激な発展に伴う大気環境変動の実態解明(22710016)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (30348809)
【キーワード】環境変動 / 東アジア / SO2 / エアロゾル / 水溶性イオン成分 (他14件)
【概要】中国の大都市における短期的および長期的な大気環境変動の実態解明調査を行った。北京五輪開催に関連した環境規制により、大気粉じん中硫酸イオン濃度は40%減少した。長期的変動に関しては、2005年から2009年にかけて中国北京市における大気中二酸化硫黄濃度は約30%減少した。大気粉じん中硫酸イオン濃度は暖房期20%、非暖房期50%と減少割合が季節によって異なっており、これは気象条件に加えオキシダント濃度...
❏残留性有機汚染物質の監視と汚染浄化におけるバイオサーファクタントの利用(21510095)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大川 秀郎 早稲田大学, 先端科学・健康医療融合研究機構, 研究員 (90233048)
【キーワード】環境分析 / 有害化学物質 / 遺伝子組換え植物 / バイオサーファクタント / バイオモニタリング (他20件)
【概要】哺乳類の生体機能の分子機構に基づき、ポリ塩化ビフェニル(PCB)などの簡便な生化学的測定方法を開発した。(1)アリルハイドロカーボン受容体(AhR)の組換え型を介したβ-グルクロニダーゼ(GUS)レポーター遺伝子発現系を導入した組換え体植物タバコとシロイヌナズナを作出して、それら組換え体植物を用いたPCBなどのGUSアッセイを確立した。とりわけ、バイオサーファクタントの使用によりPCBなどのGUS...
【環境学】環境保全学:アジア環境分析を含む研究件
❏東アジアにおけるエアロゾル数濃度の空間分布とその変動要因の解明(22241002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】竹川 暢之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (00324369)
【キーワード】エアロゾル / 数濃度 / 間接効果 / 東アジア / 航空機観測 (他9件)
【概要】エアロゾルは雲凝結核として作用し、地球の放射収支に大きな影響を与える(間接効果)。間接効果は気候変動予測における主要な不確実要素であり、その理解向上のためにはエアロゾル数濃度分布の支配要因を定量的に明らかにする必要がある。本研究では、航空機に搭載してエアロゾル数濃度を高速測定できるシステムを開発した。東アジアにおいて航空機観測を行い、エアロゾル数濃度の鉛直分布を明らかにした。さらに、3次元モデルを...
❏高解像度衛星データを用いた土地利用分析の人類学への応用(14340272)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】渡辺 知保 (2005) 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70220902)
【キーワード】衛星測位 / 環境分析 / 人間生活環境 / 人類学 / 環境対応 (他16件)
【概要】途上国における人口急増により人間-環境系の持続が危機に瀕している現在、人間活動による土地利用・土地被覆への影響を詳細に解明することは緊急の課題である。ランドサットなどの衛星によって記録された地上情報分析を利用した土地利用・土地被覆推定の研究はリモートセンシングと呼ばれる新しい研究領域の重要な一分野として急成長しつつある。しかし、この方法論は都市空間のように詳細な情報が得られる場合や、地球全体の植生...
【環境学】環境保全学:海洋科学環境分析を含む研究件
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏沿岸域における人為起源白金とパラジウムの動態(16K12577)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小畑 元 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (90334309)
【キーワード】パラジウム / 白金 / 人為起源 / 沿岸域 / 堆積物 (他15件)
【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...
❏海洋環境・生態系を理解するための重金属安定同位体海洋化学の育成(15H01727)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宗林 由樹 京都大学, 化学研究所, 教授 (50197000)
【キーワード】海洋科学 / 地球化学 / 環境分析 / 生物圏現象 / 環境変動 (他8件)
【概要】海水中Ni, Cu, Zn安定同位体比の測定法を確立した.岩石中Ni同位体比の精密測定のため,新しい化学分離法を開発した.国際共同研究により亜鉛の同位体比の新しい標準物質を確立した.白鳳丸KH-15-3航海(東シナ海)とKH-17-3航海(亜寒帯北太平洋)で海水試料を採取した.KH-14-6 航海(南極海・南太平洋)の海水試料を用いて,溶存態Ni, Cu, Znの濃度と安定同位体比の鉛直断面分布を...
【環境学】環境保全学:環境変動環境分析を含む研究件
❏温室地球と氷室地球の分岐点:カナダ太平洋岸白亜系の水温変動記録から探る(15H05213)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 自然システム学系, 教授(リサーチプロフェッサー) (50272943)
【キーワード】北東太平洋 / 白亜紀 / カンパニアン / 古水温 / 酸素同位体比 (他15件)
【概要】カナダ国ブリティッシュコロンビア州バンクーバー島近傍の小島であるホーンビー島の海蝕台に露出する上部白亜系カンパニアン階-マーストリヒチアン階の地質調査を行い,得られた地質試料の酸素および炭素同位体比分析を行った. 最も重要な成果は,長径約2mの炭酸塩コンクリ―ションがメタン冷湧水性炭酸塩であることを同定したこと,そしてその酸素同位体比から,カンパニアン期後期には東太平洋の水深約200mの海底に約8...
❏海洋環境・生態系を理解するための重金属安定同位体海洋化学の育成(15H01727)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宗林 由樹 京都大学, 化学研究所, 教授 (50197000)
【キーワード】海洋科学 / 地球化学 / 環境分析 / 生物圏現象 / 環境変動 (他8件)
【概要】海水中Ni, Cu, Zn安定同位体比の測定法を確立した.岩石中Ni同位体比の精密測定のため,新しい化学分離法を開発した.国際共同研究により亜鉛の同位体比の新しい標準物質を確立した.白鳳丸KH-15-3航海(東シナ海)とKH-17-3航海(亜寒帯北太平洋)で海水試料を採取した.KH-14-6 航海(南極海・南太平洋)の海水試料を用いて,溶存態Ni, Cu, Znの濃度と安定同位体比の鉛直断面分布を...
❏可聴下波動伝播特性による南極域の多圏融合物理現象解明と温暖化影響評価(26241010)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】金尾 政紀 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (40233845)
【キーワード】氷河地震 / 温暖化 / インフラサウンド / 脈動波浪 / 氷震微動 (他18件)
【概要】南極昭和基地の地震計と微気圧計の周波数解析により、脈動と微気圧擾乱の短時間変動、日周・季節・経年変化を求めた。また同基地の地震検知率を海氷分布と比較・統計解析を行い、気象・気候・温暖化の影響を検討した。さらにリュツォ・ホルム湾域のアレイ観測網を用いて、氷河地震や氷震微動の時空間分布、周波数・波動伝播特性を調べた。 広域データを利用し、内陸部や西南極の氷河地震活動や音源を比較検討した。また砕氷船の走...
【環境学】環境保全学:深海環境環境分析を含む研究件
❏深海底堆積物環境におけるC1化合物分布とその微生物地球化学的循環の解明(23651015)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】谷 篤史 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教 (10335333)
【キーワード】環境分析 / 深海環境 / 地球化学 / 炭素代謝 / モノカーボン(C1)化合物 (他6件)
【概要】炭素1つからなる低分子有機化合物(C1化合物)に基づいて活動する海底下微生物圏を総合的に理解するための第一歩として,既に研究が進んでいるメタンや二酸化炭素を除く,メタノールとホルムアルデヒド,アセトンに着目し,深層の嫌気環境におけるそれらの分布(これらの濃度は深くなるにつれて増加する)を明らかにした.また,メタノールは同堆積物に含まれる微生物により代謝され,二酸化炭素となることが明らかとなった.こ...
❏堆積年代に応じた遠洋性海洋堆積物中の陸源砕屑物の供給源推定(20810007)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】小豆川 勝見 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教 (00507923)
【キーワード】古海洋環境 / 多変量解析 / 放射化分析法 / 環境分析 / 地球化学 (他7件)
【概要】2008年度では南太平洋遠洋性海洋堆積物試料を用いて日本原子力研究開発機構研究炉JRR-3MおよびJRR-4においてINAA法、PGA法を適用した多元素分析を行った。これらの手法から得られた30-36元素の定量値を多次元ベクトルと見なし、供給源に合致する元素濃度パターンの抽出を行う独自の統計処理を含めた多変量解析によって、堆積物に含まれるオーストラリアならびにニュージーランドから風送されるレスの寄...
【数物系科学】地球惑星科学:同位体環境分析を含む研究件
❏先端光源を融合した超高分解能赤外分子分光計の開発(23244084)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30146576)
【キーワード】光周波数コム / 差周波光源 / サブドップラー分解能 / 光共振器 / デュアルコム分光 (他18件)
【概要】86.8 - 93.1 THzにわたりメタンのサブドップラー分解能分光を行い、204本の遷移周波数を数kHzの不確かさで決定した。結果はHITRAN2012に掲載された。差周波発生用のパンプ光源とシグナル光源の周波数を光コムに安定化し、光コムの繰り返し周波数を変えてアイドラー光を掃引してメタン、CH3I、HClの微弱なスペクトル線を記録した。太い光ビームと結合する光共振器セルを使い、飽和吸収のスペ...
❏太平洋におけるGEOTRACES観測:微量元素・同位体の3次元分布と挙動の解明(23253001)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】蒲生 俊敬 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (70143550)
【キーワード】国際GEOTRACES計画 / 微量元素と同位体 / 海洋の生物地球化学 / 学術研究船 / 太平洋 (他21件)
【概要】国際大型研究GEOTRACES計画の一環として、太平洋の広範な海域にわたって、微量元素と同位体に関する生物地球化学的研究を推進した。学術研究船白鳳丸のクリーン試料採取システムとクリーンルームを活用し、二つの長期航海(KH-12-4次航海およびKH-14-6次航海)を、それぞれ平成24年度と26年度に成功裡に実施した。前者では北太平洋亜寒帯域を横断、後者では南太平洋を南北に縦断する観測ラインを完遂し...
【数物系科学】地球惑星科学:地球化学環境分析を含む研究件
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏温室地球と氷室地球の分岐点:カナダ太平洋岸白亜系の水温変動記録から探る(15H05213)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 卓 金沢大学, 自然システム学系, 教授(リサーチプロフェッサー) (50272943)
【キーワード】北東太平洋 / 白亜紀 / カンパニアン / 古水温 / 酸素同位体比 (他15件)
【概要】カナダ国ブリティッシュコロンビア州バンクーバー島近傍の小島であるホーンビー島の海蝕台に露出する上部白亜系カンパニアン階-マーストリヒチアン階の地質調査を行い,得られた地質試料の酸素および炭素同位体比分析を行った. 最も重要な成果は,長径約2mの炭酸塩コンクリ―ションがメタン冷湧水性炭酸塩であることを同定したこと,そしてその酸素同位体比から,カンパニアン期後期には東太平洋の水深約200mの海底に約8...
❏海洋環境・生態系を理解するための重金属安定同位体海洋化学の育成(15H01727)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宗林 由樹 京都大学, 化学研究所, 教授 (50197000)
【キーワード】海洋科学 / 地球化学 / 環境分析 / 生物圏現象 / 環境変動 (他8件)
【概要】海水中Ni, Cu, Zn安定同位体比の測定法を確立した.岩石中Ni同位体比の精密測定のため,新しい化学分離法を開発した.国際共同研究により亜鉛の同位体比の新しい標準物質を確立した.白鳳丸KH-15-3航海(東シナ海)とKH-17-3航海(亜寒帯北太平洋)で海水試料を採取した.KH-14-6 航海(南極海・南太平洋)の海水試料を用いて,溶存態Ni, Cu, Znの濃度と安定同位体比の鉛直断面分布を...
【数物系科学】地球惑星科学:地球観測環境分析を含む研究件
❏可聴下波動伝播特性による南極域の多圏融合物理現象解明と温暖化影響評価(26241010)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】金尾 政紀 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (40233845)
【キーワード】氷河地震 / 温暖化 / インフラサウンド / 脈動波浪 / 氷震微動 (他18件)
【概要】南極昭和基地の地震計と微気圧計の周波数解析により、脈動と微気圧擾乱の短時間変動、日周・季節・経年変化を求めた。また同基地の地震検知率を海氷分布と比較・統計解析を行い、気象・気候・温暖化の影響を検討した。さらにリュツォ・ホルム湾域のアレイ観測網を用いて、氷河地震や氷震微動の時空間分布、周波数・波動伝播特性を調べた。 広域データを利用し、内陸部や西南極の氷河地震活動や音源を比較検討した。また砕氷船の走...
❏陸域システム持続性の評価と予測のための学際ネットワーク形成と統合解析(19510002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】甲山 隆司 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 教授 (60178233)
【キーワード】地球環境科学 / 地理情報システム / 生態系修復・整備 / 地球観測 / 環境分析 (他11件)
【概要】急激に進行する温暖化と土地利用変化が、陸域システムに与える影響を統合的に評価する目的で、生態系科学と土地利用科学双方にまたがる研究連絡ネットワークを構築した。GLP 札幌拠点オフィスをネットワークの情報収集と発信に活用した。本研究ネットワークからの情報を国内向けおよび国外向けに札幌オフィスから発信し、国際的な研究ネットワークの連携を強化した。国際サマースクールや国際シンポジウムを開催し、アジアをタ...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動環境分析を含む研究件
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏アジアのエアロゾル・雲・降水システムの観測・モデルによる統合的研究(23221001)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 豊 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20110752)
【キーワード】気候変動 / 環境変動 / 環境分析 / エアロゾル / 雲 (他8件)
【概要】エアロゾル・雲・降水過程の理解が不十分なため、気候変動予測に大きな不確定性が生じている。我々はエアロゾルの微物理特性(数濃度・粒径分布など)の理解の改善により、気候に影響を及ぼすエアロゾルの主要な過程を解明した。また素過程の理解を通して雲の微物理特性、降水粒子の生成、エアロゾルの湿性除去を解明した。エアロゾル・雲・降水測定のための先端計測器を開発し、航空機・地上観測を行い、鍵となる過程の理解を進展...
❏東アジアにおけるエアロゾル数濃度の空間分布とその変動要因の解明(22241002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】竹川 暢之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (00324369)
【キーワード】エアロゾル / 数濃度 / 間接効果 / 東アジア / 航空機観測 (他9件)
【概要】エアロゾルは雲凝結核として作用し、地球の放射収支に大きな影響を与える(間接効果)。間接効果は気候変動予測における主要な不確実要素であり、その理解向上のためにはエアロゾル数濃度分布の支配要因を定量的に明らかにする必要がある。本研究では、航空機に搭載してエアロゾル数濃度を高速測定できるシステムを開発した。東アジアにおいて航空機観測を行い、エアロゾル数濃度の鉛直分布を明らかにした。さらに、3次元モデルを...
【数物系科学】地球惑星科学:堆積物環境分析を含む研究件
❏沿岸域における人為起源白金とパラジウムの動態(16K12577)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小畑 元 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (90334309)
【キーワード】パラジウム / 白金 / 人為起源 / 沿岸域 / 堆積物 (他15件)
【概要】誘導結合プラズマ質量分析法を用いた海水中の微量パラジウムの分析法の開発を行った。陰イオン交換樹脂カラム濃縮法について、操作ブランク値を低下させ、回収率を向上させることに成功した。沿岸海水に適用できるパラジウムの分析法をほぼ確立することができた。一方、様々な沿岸域において海水中の白金濃度を測定した。東北沿岸域や有明海などでは、底層水中に高濃度の白金が存在することが明らかとなった。これらの白金は沿岸堆...
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
【数物系科学】地球惑星科学:微量元素環境分析を含む研究件
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏太平洋におけるGEOTRACES観測:微量元素・同位体の3次元分布と挙動の解明(23253001)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】蒲生 俊敬 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (70143550)
【キーワード】国際GEOTRACES計画 / 微量元素と同位体 / 海洋の生物地球化学 / 学術研究船 / 太平洋 (他21件)
【概要】国際大型研究GEOTRACES計画の一環として、太平洋の広範な海域にわたって、微量元素と同位体に関する生物地球化学的研究を推進した。学術研究船白鳳丸のクリーン試料採取システムとクリーンルームを活用し、二つの長期航海(KH-12-4次航海およびKH-14-6次航海)を、それぞれ平成24年度と26年度に成功裡に実施した。前者では北太平洋亜寒帯域を横断、後者では南太平洋を南北に縦断する観測ラインを完遂し...
【総合理工】応用物理学:質量分析環境分析を含む研究件
❏高解像度炭酸塩分析による巨大噴火・物質循環・表層環境変動の時系列復元(17H00777)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐野 有司 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50162524)
【キーワード】火山活動 / 炭酸塩 / 地球化学 / 質量分析 / 火山噴火 (他11件)
【概要】本研究は、古環境試料の年代測定と元素・同位体分析を組み合わせることで、過去の巨大噴火履歴の復元を目指した。U-Th放射非平衡年代測定法を駆使して、過去の大規模噴火時期の年代を持つ石筍試料を入手した。LIBS(レーザーを用いた元素分析装置)を導入し、過去の大規模噴火・火山活動の情報を記録していると考えられる石筍等の炭酸塩試料の分析手法を開発した。そして、微小領域を分析可能な他の装置と組み合わせて微量...
❏沿岸海洋堆積物における無機態窒素の非生物的有機化反応とその地球化学的意義(21651003)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋科学 / 環境分析 / 窒素循環 / 核磁気共鳴 / 安定同位体 (他9件)
【概要】平成22年度は昨年度に引き続き、(1)同位体トーレーサー法・核磁気共鳴法による堆積物有機態窒素計測法の確立、(2)然堆積物中の有機態窒素の化学構造解析を実施した。(1)については昨年度から試みている超音波抽出を併用した反復温アルカリ抽出による分画精製法にさらに改良を加えると共に、脂質由来化合物に結合した窒素を抽出するために有機溶媒を用いた抽出法も合わせて実施した。 (2)については、別のプロジェク...
❏高感度LC-MS分析を実現する質量分析用ラベル化試薬の創製と応用展開(17350039)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】鈴木 孝治 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (80154540)
【キーワード】イオン化法 / 金属イオン分析 / 質量分析 / 質量分析プローブ / ラベル化試薬 (他13件)
【概要】本研究では、元来、最も高感度な分析の一つと位置付けられる質量分析(MS)の感度をさらに増大させると同時に、より確実な定量分析法とするため、LC-MS向きの最適なラベル化試薬を多数開発した。こようなラベル化試薬(MSプローブ)はすでにいくつかを開発していた。しかしながら、本来、MSプローブはもっとポテンシャルがあり、その応用展開はもっと広いはずべきものであり、基礎研究に戻り、さまざまな物質の質量分析...
【工学】土木工学:水工水理学環境分析を含む研究件
❏河川感潮域における出水時と平常時の遷移過程に関する研究(20360217)
【研究テーマ】水工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】石川 忠晴 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50159696)
【キーワード】河川感潮域 / 水環境 / 塩水楔 / 河床材料 / 現地観測 (他14件)
【概要】河川感潮域では出水時と平常時で著しく異なる水理状態が現れるが、今までは別々に議論されてきた。本研究では、利根川感潮域を対象として、現地観測、底質分析、洪水写真解析、数値解析により、2つの状態を結びつけて以下の現象について定量的な研究成果を得た。(1)平水と出水の遷移過程における塩水楔の運動。(2)出水期と低水期を通した河床材料の変化。(3)出水による細粒底質の洗掘過程および塩水侵入下での細粒底質の...
❏河川水生植物による内分泌撹乱物質の吸収・分解機構に関する研究(17656157)
【研究テーマ】水工水理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】池田 駿介 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (60016590)
【キーワード】水工水理学 / 有害化学物質 / 水質汚濁防止・浄化 / 環境分析 / 環境技術
【概要】生活排水に含まれる内分泌撹乱化学物質(以下EDCs)は,下水処理場において大部分が除去されながらも極微量ではあるが河川に排出されている.そのような河川に排出されたEDCsを除去する方法として,植物が有する物質吸収能力を利用した浄化法(ファイトレメディエーション)が注目されている.既往の研究では,EDCsが吸収・分解されているという報告はあるが,水温のような実際に季節変動のある環境条件について考慮し...
【工学】総合工学:同位体分析環境分析を含む研究件
❏多種の長寿命放射性核種を超高感度で検出可能な加速器質量分析法の開発(15H02340)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笹 公和 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (20312796)
【キーワード】加速器質量分析 / 長寿命放射性核種 / 環境動態研究 / 同位体トレーサー / 同位体分析 (他12件)
【概要】本研究で開発した6 MV加速器質量分析装置を用いて、長寿命放射性核種であるBe-10,C-14,Al-26,Cl-36,I-129の超高感度測定を実現した。また、環境試料中に存在する極微量核種の検出技術を確立した。Cl-36の加速器質量分析では、試料処理方法やスペクトル解析手法の開発を進展させ、検出限界としてCl-36同位体比で3×10E-15以下を達成した。また、Ca-41とSr-90について、...
❏一酸化炭素の安定同位体比のリアルタイム計測手法の開発(26288086)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】戸野倉 賢一 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (00260034)
【キーワード】環境計測 / 一酸化炭素 / 同位体計測 / 環境分析 / 同位体分析
【概要】中赤外レーザーと多重反射長光路セルを用いた赤外波長変調吸収分光法による一酸化炭素(CO)の大気連続計測システムの開発、ならびにCO安定同位体比測定を行った。最適な波長を選択することによりCOの炭素安定同位体ならびに酸素安定同位体の測定が可能であることを明らかにした。 開発装置を用いた大気COの4日間の連続観測を行い、本装置の大気化学研究における有用性を明らかにした。大気微量気体の発生源の特定などに...
❏森林土壌における亜硝酸と一酸化窒素を介した窒素保持・放出プロセスの詳細解明(25550009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】妹尾 啓史 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (40206652)
【キーワード】森林土壌 / トレーサー / 窒素 / 亜硝酸 / 一酸化窒素 (他11件)
【概要】本研究では窒素安定同位体(15N)を用いて森林表層土壌中の亜硝酸の変換速度を求め、消費の経路を追跡した。結果として、土壌理化学性が様々に異なる土壌において普遍的に亜硝酸は活発に生成・消費され、その速度や消費経路は土壌の条件によって異なった。従来は考慮されてこなかった溶存有機態窒素への変換や一酸化窒素としての放出が重要であることが示唆され、これらの知見は、植物や微生物に利用可能な窒素が土壌中でどのよ...
【工学】総合工学:腐植物質環境分析を含む研究件
❏製鋼スラグを利用した藻場再生用施肥材から海域への鉄溶出特性の解明(16H02985)
【研究テーマ】環境材料・リサイクル
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 光夫 東京大学, 海洋アライアンス, 特任准教授 (30361512)
【キーワード】環境技術 / 沿岸生態系保全 / 鉄 / 環境資材 / バイオマス (他9件)
【概要】製鋼スラグと堆肥(腐植物質)を混合した鉄分供給ユニットを利用した藻場再生技術の実用化に向けて、技術の基盤をなす鉄溶出特性の解明を目指した基礎データの蓄積を行った。実験室内及び300L水槽での鉄溶出試験及び河川・海域の水質環境調査の結果、鉄溶出は還元条件下が有利であり、スラグと堆肥の混合により鉄の還元溶出に関わる嫌気性微生物の活性化をもたらすことが示された。また海域に供給される陸域由来の鉄は有機物の...
❏動的化学種分布評価手法による放射性核種の環境動態の解明(19686059)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】斉藤 拓巳 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90436543)
【キーワード】放射性廃棄物処分 / 環境分析 / 化学種分布 / コロイド / 腐植物質 (他17件)
【概要】現行の知見が地下環境中の核種の化学種分布をどの程度反映しているのかを評価し,そして,反映していない場合,より複雑な系での核種の化学種分布を表すことのできるモデルを構築するためには,核種の多様な化学種分布を反映した手法の確立が求められている.本研究では,異なる環境構成成分が共存する実地下環境を対象として,放射性廃棄物処分における放射性各種(あるいはその模擬元素)の環境動態を,化学種分布を直接反映した...
【工学】総合工学:環境対応環境分析を含む研究件
❏エコサービスの定量的環境影響評価と社会的受容性評価に関する研究(17651018)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】山本 良一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10107550)
【キーワード】環境学 / 環境分析 / 環境対応 / エコサービス / 循環型社会 (他12件)
【概要】持続可能な社会の実現に向け、経済発展と環境負荷増大の分離が急務であり、そのためには、脱物質化が求められ、これまでの製品販売を主体としたビジネスモデルから、製品とサービスを一体化して機能やソリューションを提供するシステム(PSS)への移行が重要視されている。PSSの普及には、製品及びサービスの環境負荷低減効果と経済効果を定量的に評価することが必要である。 本研究において、エコサービスを統一的に扱うた...
❏高解像度衛星データを用いた土地利用分析の人類学への応用(14340272)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】渡辺 知保 (2005) 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70220902)
【キーワード】衛星測位 / 環境分析 / 人間生活環境 / 人類学 / 環境対応 (他16件)
【概要】途上国における人口急増により人間-環境系の持続が危機に瀕している現在、人間活動による土地利用・土地被覆への影響を詳細に解明することは緊急の課題である。ランドサットなどの衛星によって記録された地上情報分析を利用した土地利用・土地被覆推定の研究はリモートセンシングと呼ばれる新しい研究領域の重要な一分野として急成長しつつある。しかし、この方法論は都市空間のように詳細な情報が得られる場合や、地球全体の植生...
【工学】総合工学:吸着環境分析を含む研究件
❏動的化学種分布評価手法による放射性核種の環境動態の解明(19686059)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】斉藤 拓巳 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90436543)
【キーワード】放射性廃棄物処分 / 環境分析 / 化学種分布 / コロイド / 腐植物質 (他17件)
【概要】現行の知見が地下環境中の核種の化学種分布をどの程度反映しているのかを評価し,そして,反映していない場合,より複雑な系での核種の化学種分布を表すことのできるモデルを構築するためには,核種の多様な化学種分布を反映した手法の確立が求められている.本研究では,異なる環境構成成分が共存する実地下環境を対象として,放射性廃棄物処分における放射性各種(あるいはその模擬元素)の環境動態を,化学種分布を直接反映した...
❏重油で汚染された沿岸環境系における多環芳香族炭化水素の動態解析と将来予測(16310006)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】川西 琢也 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (80234087)
【キーワード】環境変動 / 環境分析 / 環境技術 / 化学物質動態 / 分配係数 (他20件)
【概要】1997年のナホトカ号事故で重度に汚染された海岸においても,海岸砂等については,多環芳香族炭化水素(PAHs)濃度はほぼバックグラウンドに近いところまで汚染が回復している.残留重油は岩の窪みなど一部に存在している程度である.ただし,残留重油中のPAHs濃度は,事故後2年までに約1/3に減少したものの,7年後にもほぼ同じ濃度であり,残留重油中のPAHは長期にわたって存在し続けることが分かった. 2年...
【工学】総合工学:モデル環境分析を含む研究件
❏アジアのエアロゾル・雲・降水システムの観測・モデルによる統合的研究(23221001)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 豊 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20110752)
【キーワード】気候変動 / 環境変動 / 環境分析 / エアロゾル / 雲 (他8件)
【概要】エアロゾル・雲・降水過程の理解が不十分なため、気候変動予測に大きな不確定性が生じている。我々はエアロゾルの微物理特性(数濃度・粒径分布など)の理解の改善により、気候に影響を及ぼすエアロゾルの主要な過程を解明した。また素過程の理解を通して雲の微物理特性、降水粒子の生成、エアロゾルの湿性除去を解明した。エアロゾル・雲・降水測定のための先端計測器を開発し、航空機・地上観測を行い、鍵となる過程の理解を進展...
❏河口域生態系における有機物起源解析法の高度化:化合物別安定同位体比の応用(19510004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】汽水域 / 安定同位体比 / 炭素循環 / 窒素循環 / モデル (他16件)
【概要】生物地球化学的物質循環上重要な各種の有機・無機化合物の炭素・窒素・酸素安定同位体比を手掛かりとして、河口域における物質の起源と変換プロセスを明らかにする研究手法を開発検証した。またこうした手法により得られるデータを効果的に利用して陸域から海域への物質輸送の在り方を評価するためのモデルによる解析手法を開発・提案した。 ...
❏重油で汚染された沿岸環境系における多環芳香族炭化水素の動態解析と将来予測(16310006)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】川西 琢也 金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (80234087)
【キーワード】環境変動 / 環境分析 / 環境技術 / 化学物質動態 / 分配係数 (他20件)
【概要】1997年のナホトカ号事故で重度に汚染された海岸においても,海岸砂等については,多環芳香族炭化水素(PAHs)濃度はほぼバックグラウンドに近いところまで汚染が回復している.残留重油は岩の窪みなど一部に存在している程度である.ただし,残留重油中のPAHs濃度は,事故後2年までに約1/3に減少したものの,7年後にもほぼ同じ濃度であり,残留重油中のPAHは長期にわたって存在し続けることが分かった. 2年...
【農学】森林圏科学:自然現象観測・予測環境分析を含む研究件
❏降水によるエアロゾル発生現象:大気-森林相互作用の新展開(17H01478)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】五十嵐 康人 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (90343897)
【キーワード】バイオエアロゾル / 森林生態系 / 降水による放出 / 真菌類胞子 / 放出フラックス (他17件)
【概要】森林環境には~百万個/立方メートルの真菌類胞子が浮遊しており、原発事故でセシウム(Cs)に汚染された森林では、Csを濃縮した胞子が大気への再浮遊を支える。そこで、天候に応じたエアロゾル捕集を実施したところ、広葉樹林内の降水時の大気中Cs濃度は非降水時の平均より約2.4倍高かった。雨はエアロゾルを除くはずだが、さらなる研究の結果、胞子発生源が降水時と非降水時で異なり、降水時には粗大胞子の大気中個数濃...
❏森林大気のオゾン反応性計測に基づく植物由来揮発性有機化合物の動態解析への挑戦(17K20048)
【研究テーマ】環境解析評価およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】松本 淳 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70402394)
【キーワード】大気化学反応 / 揮発性有機化合物 / 森林大気 / 反応性 / 温度依存 (他11件)
【概要】これまでに構築したオゾン反応性(RO3)測定装置を改良したうえで、森林にて実大気試料のRO3の測定と解析に挑戦し、生物起源揮発性有機化合物BVOCsの挙動把握を試みた。同時測定した個別成分濃度とRO3値を検証した結果、セスキテルペン類など個別未測定成分のRO3への寄与(missing RO3)を夏季日中に有意に捕捉した。また、RO3値の気温と光量への依存性から周辺樹種の分布状況やBVOCs放出特性...
【農学】森林圏科学:大気現象環境分析を含む研究件
❏降水によるエアロゾル発生現象:大気-森林相互作用の新展開(17H01478)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】五十嵐 康人 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (90343897)
【キーワード】バイオエアロゾル / 森林生態系 / 降水による放出 / 真菌類胞子 / 放出フラックス (他17件)
【概要】森林環境には~百万個/立方メートルの真菌類胞子が浮遊しており、原発事故でセシウム(Cs)に汚染された森林では、Csを濃縮した胞子が大気への再浮遊を支える。そこで、天候に応じたエアロゾル捕集を実施したところ、広葉樹林内の降水時の大気中Cs濃度は非降水時の平均より約2.4倍高かった。雨はエアロゾルを除くはずだが、さらなる研究の結果、胞子発生源が降水時と非降水時で異なり、降水時には粗大胞子の大気中個数濃...
❏東アジアにおけるエアロゾル数濃度の空間分布とその変動要因の解明(22241002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】竹川 暢之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (00324369)
【キーワード】エアロゾル / 数濃度 / 間接効果 / 東アジア / 航空機観測 (他9件)
【概要】エアロゾルは雲凝結核として作用し、地球の放射収支に大きな影響を与える(間接効果)。間接効果は気候変動予測における主要な不確実要素であり、その理解向上のためにはエアロゾル数濃度分布の支配要因を定量的に明らかにする必要がある。本研究では、航空機に搭載してエアロゾル数濃度を高速測定できるシステムを開発した。東アジアにおいて航空機観測を行い、エアロゾル数濃度の鉛直分布を明らかにした。さらに、3次元モデルを...
【農学】森林圏科学:森林生態系環境分析を含む研究件
❏降水によるエアロゾル発生現象:大気-森林相互作用の新展開(17H01478)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】五十嵐 康人 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (90343897)
【キーワード】バイオエアロゾル / 森林生態系 / 降水による放出 / 真菌類胞子 / 放出フラックス (他17件)
【概要】森林環境には~百万個/立方メートルの真菌類胞子が浮遊しており、原発事故でセシウム(Cs)に汚染された森林では、Csを濃縮した胞子が大気への再浮遊を支える。そこで、天候に応じたエアロゾル捕集を実施したところ、広葉樹林内の降水時の大気中Cs濃度は非降水時の平均より約2.4倍高かった。雨はエアロゾルを除くはずだが、さらなる研究の結果、胞子発生源が降水時と非降水時で異なり、降水時には粗大胞子の大気中個数濃...
❏森林土壌における亜硝酸と一酸化窒素を介した窒素保持・放出プロセスの詳細解明(25550009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】妹尾 啓史 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (40206652)
【キーワード】森林土壌 / トレーサー / 窒素 / 亜硝酸 / 一酸化窒素 (他11件)
【概要】本研究では窒素安定同位体(15N)を用いて森林表層土壌中の亜硝酸の変換速度を求め、消費の経路を追跡した。結果として、土壌理化学性が様々に異なる土壌において普遍的に亜硝酸は活発に生成・消費され、その速度や消費経路は土壌の条件によって異なった。従来は考慮されてこなかった溶存有機態窒素への変換や一酸化窒素としての放出が重要であることが示唆され、これらの知見は、植物や微生物に利用可能な窒素が土壌中でどのよ...
【農学】水圏応用科学:降水環境分析を含む研究件
❏降水によるエアロゾル発生現象:大気-森林相互作用の新展開(17H01478)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】五十嵐 康人 京都大学, 複合原子力科学研究所, 教授 (90343897)
【キーワード】バイオエアロゾル / 森林生態系 / 降水による放出 / 真菌類胞子 / 放出フラックス (他17件)
【概要】森林環境には~百万個/立方メートルの真菌類胞子が浮遊しており、原発事故でセシウム(Cs)に汚染された森林では、Csを濃縮した胞子が大気への再浮遊を支える。そこで、天候に応じたエアロゾル捕集を実施したところ、広葉樹林内の降水時の大気中Cs濃度は非降水時の平均より約2.4倍高かった。雨はエアロゾルを除くはずだが、さらなる研究の結果、胞子発生源が降水時と非降水時で異なり、降水時には粗大胞子の大気中個数濃...
❏アジアのエアロゾル・雲・降水システムの観測・モデルによる統合的研究(23221001)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】近藤 豊 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20110752)
【キーワード】気候変動 / 環境変動 / 環境分析 / エアロゾル / 雲 (他8件)
【概要】エアロゾル・雲・降水過程の理解が不十分なため、気候変動予測に大きな不確定性が生じている。我々はエアロゾルの微物理特性(数濃度・粒径分布など)の理解の改善により、気候に影響を及ぼすエアロゾルの主要な過程を解明した。また素過程の理解を通して雲の微物理特性、降水粒子の生成、エアロゾルの湿性除去を解明した。エアロゾル・雲・降水測定のための先端計測器を開発し、航空機・地上観測を行い、鍵となる過程の理解を進展...
【医歯薬学】基礎医学:微量金属環境分析を含む研究件
❏多環芳香族炭化水素類及び微量金属の同時分析による大気微小粒子の環境動態解析(16710008)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】奥田 知明 慶應義塾大学, 理工学部, 助手 (30348809)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 地球化学 / 有害化学物質 (他8件)
【概要】横浜市日吉における、2004年8月19日〜11月21日の期間のPM2.5質量濃度及びPM2.5中PAHs(多環芳香族炭化水素類)、微量金属、水溶性イオン成分濃度はそれぞれ、PM2.5:18.3±8.8μg/m^3(n=90)、Total PAHs:1.43±1.16ng/m^3(n=90)、Total Metals:1.55±0.98μ9/m^3(n=90)であった。また、PM2.5中Total ...
❏中国北京市の大気環境の新たな観測システムの構築と動態解析による環境対策への評価(16404002)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 茂 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10137987)
【キーワード】環境質定量化・予測 / 環境分析 / 大気汚染防止・浄化 / 東アジア / 有害化学物質 (他12件)
【概要】中国北京市では2008年五輪開催に向けた都市改造の最中であり、すでに高濃度である大気粉塵がさらに増加する危険性がある。従って大気粉塵の発生源を明らかにし対策を進めることが重要である。本研究では中国北京市清華大学において大気粉塵試料を1日ごとに採取し、微量化学成分の分析を行った。 北京市における微量金属成分濃度は、全ての成分において東京都の濃度を上回り、特にヒ素に関しては25倍を超える高濃度であった...
【医歯薬学】社会医学:経済政策環境分析を含む研究件
❏東アジア圏の政治経済制度変革と国際相互依存関係(21330070)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大東 一郎 (2010-2011) 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (30245625)
【キーワード】東アジア / 政治経済学 / 財政 / 金融 / 環境 (他19件)
【概要】本研究では、中国の制度・政策転換と東アジア圏の国際相互依存関係への影響に関わる政治経済学的問題を、財政・金融・産業・環境に焦点を合わせて考究した。財政制度の効率性比較、途上国での望ましい工業汚染規制、企業の株式持合いと政策決定の関係、混合寡占下での公企業の役割、途上国企業の部品の内製・購買の選択を理論的に分析した。中国の社会保障制度の実態、マイクロファイナンスの金融機能を明らかにし、税制の機会均等...
❏持続可能な消費社会での新ライフスタイルの検討-産業連関的環境家計簿分析の応用-(20510040)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鷲津 明由 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (60222874)
【キーワード】環境政策 / 環境分析 / 経済政策 / 産業連関分析 / 消費者行動分析 (他10件)
【概要】研究期間中に遂行した研究の内容は,相互に関連する3つの内容に集約され,各研究成果は以下の通りである。 第1番目の研究は,横浜市の全国消費実態調査・個票データを用いて家計消費15品目の価格弾力性を計測し,それをいくつかの環境政策のシナリオと組み合わせることで,環境政策によるCO_2削減効果を予測した研究である。横浜市に関するシミュレーション結果を,全国データを用いた結果と比較することで,マイクロレベ...
【医歯薬学】薬学:環境分析を含む研究件
❏製鋼スラグを利用した藻場再生用施肥材から海域への鉄溶出特性の解明(16H02985)
【研究テーマ】環境材料・リサイクル
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 光夫 東京大学, 海洋アライアンス, 特任准教授 (30361512)
【キーワード】環境技術 / 沿岸生態系保全 / 鉄 / 環境資材 / バイオマス (他9件)
【概要】製鋼スラグと堆肥(腐植物質)を混合した鉄分供給ユニットを利用した藻場再生技術の実用化に向けて、技術の基盤をなす鉄溶出特性の解明を目指した基礎データの蓄積を行った。実験室内及び300L水槽での鉄溶出試験及び河川・海域の水質環境調査の結果、鉄溶出は還元条件下が有利であり、スラグと堆肥の混合により鉄の還元溶出に関わる嫌気性微生物の活性化をもたらすことが示された。また海域に供給される陸域由来の鉄は有機物の...
❏動的化学種分布評価手法による放射性核種の環境動態の解明(19686059)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】斉藤 拓巳 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90436543)
【キーワード】放射性廃棄物処分 / 環境分析 / 化学種分布 / コロイド / 腐植物質 (他17件)
【概要】現行の知見が地下環境中の核種の化学種分布をどの程度反映しているのかを評価し,そして,反映していない場合,より複雑な系での核種の化学種分布を表すことのできるモデルを構築するためには,核種の多様な化学種分布を反映した手法の確立が求められている.本研究では,異なる環境構成成分が共存する実地下環境を対象として,放射性廃棄物処分における放射性各種(あるいはその模擬元素)の環境動態を,化学種分布を直接反映した...