❏多変量解析モデルにおける有効な推定方法の理論的展開とその応用に関する研究(09780214)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】久保川 達也 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (20195499)
【キーワード】多変量線形回帰モデル / 変量効果モデル / 統計的決定理論 / 共分散行列 / 制限付最尤法 (他12件)
【概要】本研究課題では,多変量解析モデルのパラメータ推定に関して,決定論的観点からの推定理論の新たな展開を主に行った。 (1) 多変量分散成分の推定。ブロック効果を変量とする多変量混合線形モデルの分散成分を推定する問題を,決定理論的枠組みで考察した。この問題は,応用上重要であるにもかかわらず技術的取り扱いの困難さから精密な議論は今までなされてこなかった。本課題において,通常の推定量を改良するための一般的な...
❏多変量回帰モデルにおける推定理論の新たな展開とその応用に関する研究(08780216)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】久保川 達也 東京大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (20195499)
【キーワード】多変量回帰モデル / 縮小推定 / 楕円分布 / ロバストネス / 一般化最小2乗推定 (他8件)
【概要】本研究課題では,多変量回帰モデルのパラメータ推定に関して,(A)改良の頑健性,(B)縮小推定の新たな展開,(C)FGLSの非許容性-共通な回帰係数の推定の場合-など,理論的に有効な推定手法に開発と新たな理論の展開を行った。また,(D)分散成分の推定,(E)分散比の二重縮小推定,についてベイズ理論と関係づけながら理論的に有効でしかも応用上有用な推定手法の開発を行った。 (A)では,正規分布での推測理...