光駆動分子結晶アクチュエータを用いた新方式カテーテルの作製
【研究分野】医用システム
【研究キーワード】
分子機械 / 医療・福祉 / 分子性固体
【研究成果の概要】
現代医療において、内視鏡・カテーテルは、重要な検査・治療医療機器となっている。私達はこれまで光を当てると屈曲する種々のフォトメカニカル結晶を開発してきた。そこで、フォトメカニカル結晶をアクチュエータに用いた、新方式の光駆動カテーテルを作製する研究を行った。フォトメカニカル結晶のヤング率、応力などの機械的特性、繰り返し光屈曲の耐久性を実際に測定した結果、光駆動アクチュエータに使用可能であることが確認された。今回、5 Hzの速い屈曲を示す新たなフォトメカニカル結晶も開発した。最終的に、フォトメカニカル結晶と光ファイバーとの接続を行い、プロトタイプの光駆動部を作ることができた。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
朝日 透 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)