近代東アジアにおける異文化要素の異化と同化
【研究分野】各国文学・文学論
【研究キーワード】
東アジア / 異文化 / 異化 / 同化 / 日台 / 日韓 / 比較文学 / 比較文化 / アラビア / 翻訳 / 韓国 / アジア / インド / ネパール / 近代東アジア / 異文化受容 / 国際研究者交流
【研究成果の概要】
本研究課題は、当初大澤吉博教授(東京大学大学院総合文化研究科)を研究代表者として、着手された'が、平成17年3月末、大澤教授が急逝したため、17年度に急遼研究代表者を杉田英明に変更し研究プロジェクトの維持と継続を図った。研究計画の一時的な停滞は免れえなかったものの、最終年度に至って、おおむね良好な研究成果が得られたのは、ひとえに研究分担者の協力によるものである。
本研究課題にもとついて開催された国際シンポジウム等は以下の通りである。
平成16年1月10日 日台国際シンポジウム「異文化の異化と同化-日本と台湾」
平成16年6月25日 日韓国際シンポジウム「前近代韓国文学におけるキャノンの形成:異文化要素の異化と同化」
平成16年9月25日 国際シンポジウム「世界の中のラフカディオ・ハーンー」
平成17年10月14日 日韓比較文学シンポジウム「異文化の同化と異化」
このほか、本研究課題に関連して、平成16年5月19日〜21日にロンドン大学SOAS主宰の主宰の「アジア翻訳学会」、平成16年8月6日〜15日に開催されたICLA(国際比較文学会)香港大会に参加した。また、東大比較文学比較文化研究室において、およそ6件の研究発表会、講演会を主催した。
これらの研究成果は、それぞれの学会の発表論文集、学術雑誌等に発表されたほか、平成18年に刊行されたr比較文学研究』88号(特輯:異文化の異化と同化)で発表された。また、台湾大学発行の『台大日本語文研究』も、中国語版が発表された。
【研究代表者】