細胞内トラフィッキング制御に基づいた骨粗鬆症治療の可能性検証
【研究分野】医療系薬学
【研究キーワード】
薬理学 / 生理学 / シグナル伝達 / 発現制御 / 生体分子 / 骨粗鬆症 / 骨芽細胞 / RANKL / トラフィッキング / リソソーム / Vps33a / Class C Vps complex / 分泌 / ClassC Vps complex
【研究成果の概要】
従来RANKLに対する分泌型おとり受容体と考えられていたOPGは、ゴルジ体におけるRANKL生合成段階で既に相互作用しており、OPGと複合体を形成したRANKLがVps33aとの相互作用を介してリソソームへ選別輸送を受けること、およびリソソームに蓄積されたRANKLがRANK刺激依存的に細胞膜表面へ放出されることなどを見出した。RANKL放出過程を制御する分子が新たな創薬標的になると期待される。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)