ホヤ精子誘引物質の合成・分泌経路からみた誘引物質の種特異的分化機構の解明
【研究分野】生物分子科学
【研究キーワード】
受精 / 生体分子 / 生理活性物質 / シグナル伝達 / 生体生命情報学 / RNA-Seq / 生理活性
【研究成果の概要】
多くの動物では、受精に先立ち卵から放出される物質によって精子が誘引される。この精子誘引作用は多くの場合種特異的であると考えられている。しかしこの誘引物質の卵での合成・分泌経路は全くの未知であるため、シグナル伝達系の普遍性と種特異性については全く解っていなかった。本研究では、カタユウレイボヤ精子誘引物質SAAFの合成・分泌経路のメカニズムの解明を進め、近縁他種の機構と比較することで、受精における精子誘引の種多様性のメカニズムについて考察することを目標とした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
吉田 薫 | 桐蔭横浜大学 | 先端医用工学センター | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
村田 道雄 | 大阪大学 | 大学院理学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)