アバカビルによる過敏症発症機構の解析
【研究分野】医療系薬学
【研究キーワード】
薬剤反応性 / 特異体質性毒性 / プロテオーム / 免疫応答 / HLA / アバカビル / 生体分子 / 薬理学
【研究成果の概要】
HLA-B* 5701保因者におけるアバカビル過敏症では、従来の知見より想定されたプロテインアダクト由来のペプチドではなく、アバカビルそのものが異常抗原として抗原提示されている可能性が示唆された。同様の機序により副作用が発生する場合、従来のプロテインアダクト量に基づいたスクリーニング系では、リスク評価が不能であり、HLA多型特異的に薬物(もしくは代謝物)が提示されるか否かを判別する評価系を組み合わせることにより、予測精度が向上する可能性が期待される
【研究代表者】
【研究連携者】 |
本間 雅 | 東京大学 | 医学部・附属病院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】3,160千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 360千円)