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再生Saga
再生
に関するサイレントキーワード
肝細胞
が含まれる科研費採択研究2件
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に関するサイレントキーワード
肝細胞
が含まれる科研費採択研究 2件
肝臓の炎症・
再生
・病態を制御する細胞間相互作用
【研究分野】実験病理学
【研究領域課題番号】
26253023 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
炎症 /
再生
/ 線維化 / サイトカイン / イメージング / 肝炎 / 胆管 / 肝臓 / 肝障害 /
肝細胞
/ 間葉系細胞 / 幹細胞 / 免疫
【研究成果の概要】
種々の病因による肝炎から肝幹/前駆細胞の活性化を介した
再生
応答を、肝臓構成細胞間の相互作用に着目して解析を行った。炎症により肝前駆細胞の活性化を伴う胆管増生は胆管の増殖を伴うリモデリングであることを細胞系譜解析および肝臓の3次元構造の可視化法により示した。さらに、増殖性の胆管細胞は胆管の末端部に局在すること、増殖を始めた細胞の運命はstochasticに決まることを見いだした。また、肝臓でのサイトカインの過剰発現による新規肝線維化モデルを開発し、線維化誘導機構の一端を明らかにした。IL-4過剰発現により特徴的なNK細胞が出現することを見いだしその性状解析を行った。
【研究代表者】
宮島 篤 東京大学 分子細胞生物学研究所 教授
(Kakenデータベース)
【研究連携者】
田中 稔
国立国際医療研究センター
室長
(Kakenデータベース)
伊藤 暢
東京大学
分子細胞生物学研究所
准教授
(Kakenデータベース)
榎本 豊
東京大学
分子細胞生物学研究所
助教
(Kakenデータベース)
木戸 丈友
東京大学
分子細胞生物学研究所
助教
(Kakenデータベース)
西條 栄子
東京大学
分子細胞生物学研究所
技術専門員
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】40,820千円 (直接経費: 31,400千円、間接経費: 9,420千円)
多能性肝幹細胞の同定と分化増殖機構の解明
【研究分野】外科学一般
【研究領域課題番号】
10770579 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
肝臓 / 幹細胞 / 分化 / 増殖 / 自己複製 /
肝細胞
/ 胆管細胞 / liver /
regeneration
/ organogenesis / stem cell / cell growth / differentiation
【研究成果の概要】
単離した
肝細胞
集団の中から、多能性を持つ肝幹細胞をFACS(Fluorescence activated cell sorter)とモノクローナル抗体を用いた細胞分離法により濃縮・純化し、それらの機能解析を行うことを目的として研究を行った。まず、in vitro肝幹細胞機能解析系の確立を目的として、マウス胎仔
肝細胞
の培養系を検討し、1個の細胞を始点とするクローン性コロニーを効率よく誘導可能な培養条件を決定した。そして、このコロニー形成能を指標として、FACSとモノクローナル抗体により画分化したマウス胎仔肝から単離した細胞群の解析を行った。その結果、胎仔肝中の非血球画分であるCD45^-TER119^-細胞から段階的に画分化を進め、最終的にc-Kit^-CD49f^+CD29^+ CD45^-TER119^-細胞中に限定的、かつ、高頻度に増殖能の高いコロニー形成能を有した細胞が存在することが判明した。さらに、それらのクローン性コロニーを拾い上げRT-PCRおよび免疫染色法による細胞系列マーカーの発現の検討を行った。その結果、
肝細胞
マーカーと胆管細胞マーカーの発現を共に確認した。すなわち、1個のc-Kit^-CD49f^+CD29^+ CD45^-TER119^-細胞から
肝細胞
と胆管細胞という異なる系列の細胞が分化し得ることを明確に証明した。また、FACSにより分離したc-Kit^-CD49f^+CD29^+CD45^-TER119^-細胞は、in vivoにおいても肝組織再構築能を有することを細胞移植により確認した。これらの結果は、マウス胎仔肝臓中のc-Kit^-CD49f^+CD29^+ CD45^-TER119^-細胞は、高い増殖能、多分化能、組織再構築能を兼ね備えた肝幹細胞(hepatic stem cell)であることを示唆する。すなわち、本研究により、精度の高い肝幹細胞の純化・回収法が世界に先駆けて初めて確立された。これらの成果に関する論文は、現在投稿中である。
【研究代表者】
谷口 英樹 筑波大学 臨床医学系 講師
(Kakenデータベース)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【配分額】2,100千円 (直接経費: 2,100千円)