自己集合性金属錯体内部への生体分子の内包
【研究分野】無機化学
【研究キーワード】
超分子錯体 / 自己組織化 / 錯体 / ユビキチン / 中空カプセル / パラジウム / 球状錯体 / ペプチド
【研究成果の概要】
自己集合を利用した、数ナノメートルと非常に大きく、しかし構造に分布がない人工分子の合成に成功し、世界最多成分である72成分からなる球状錯体を得た。この錯体は多成分からなるために非常に安定で、生体分子を連結することができた。大きな錯体分子であることに着目し、タンパク質を1分子だけ閉じ込めた錯体や、ペプチド鎖またはDNA鎖を高密度に連結した錯体を合成し、独自の分子構造の特徴を活かした機能発現を実現した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】27,690千円 (直接経費: 21,300千円、間接経費: 6,390千円)