コラーゲン3本らせんとシャペロンHSP47との共進化の可能性
【研究分野】構造生物化学
【研究キーワード】
フォールディング / 分子シャペロン / HSP47 / 共進化 / コラーゲン
【研究成果の概要】
コラーゲンは全ての多細胞動物に存在しているが、その分子シャペロンHSP47はほ乳類などの脊椎動物以上の高等動物にしか見られない。コラーゲン3本らせんは、その進化過程で、分子シャペロンであるHSP47を獲得することにより、体温では不安定な長いプロコラーゲン分子を産生できるようになったと考えられる。本研究では、この可能性を明らかにするツールとして、分子シャペロンHSP47の発現を自由にコントロールすることが可能な「シャペロンスイッチ付き細胞」を作成した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
小杉 日登美 | 新潟薬科大学 | 薬学部 | 研究系職員 | (Kakenデータベース) |
小出 隆規 | 早稲田大学 | 先進理工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】3,750千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 450千円)