生体制御システムを利用した低酸素病変部を感知するバイオセンサー型プローブの創製
【研究分野】医用生体工学・生体材料学
【研究キーワード】
バイオイメージング / バイオセンサー / 腫瘍内低酸素微小環境 / 生体イメージング / 低酸素応答 / タンパク質分子設計 / 分子動力学シミュレーション / 腫瘍内低酸素
【研究成果の概要】
腫瘍の効果的な治療のためには、悪性度の高い低酸素がん細胞を早期に発見することが必要であり、腫瘍内の病的低酸素領域を高感度に検出するためのイメージングプローブの開発が望まれている。本課題では、生体応答を利用した「バイオセンサー型プローブ」の分子設計を行った。その結果、蛍光色素のH型ダイマー形成現象を設計したプローブは構造依存的に蛍光強度が変化し、低酸素病変部のプローブとしての有用であることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)