口蹄疫研究への応用を目指したサロゲートウイルスの作出
【研究分野】応用獣医学
【研究キーワード】
ウイルス / レセプター / インテグリン / 口蹄疫 / 獣医学
【研究成果の概要】
口蹄疫の拡大に野生動物が関与する可能性を探るため、野生ニホンジカが口蹄疫ウイルスに対するレセプター分子を有するかを検証した。その結果、主要なレセプター分子であるインテグリンalpha V、beta 6、およびbeta 8が同定され、口蹄疫ウイルスの感受性動物である偶蹄類のものと極めて高い相同性を持つことがわかった。しかし、牛ライノウイルス2型をサロゲートとして用いたレセプターの機能検証までは至らなかった。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)