セロトニン系とmTOR系の情報伝達の交差:自閉症モデル動物における病態とその治療
【研究分野】小児科学
【研究キーワード】
小児神経学 / 発達障害 / 自閉症 / シグナル伝達 / 結節性硬化症 / トランスレーショナルリサーチ / モデル動物 / 行動解析 / mTOR系 / mTOR / 疾患モデル動物 / 薬物治療
【研究成果の概要】
自閉症の病態を脳内シグナル伝達の異常として把握し、薬物治療(分子標的療法)のモデル動物系を構築するための橋渡し研究を行った。自閉症を合併しやすい常染色体優性遺伝性疾患である結節性硬化症のモデルマウス(Tsc1およびTsc2遺伝子ノックアウトマウス)の社会的相互作用の障害(自閉症の中核症状)、mTOR阻害薬によるその改善を観察し、分子基盤を解明した。Tsc2変異がTsc1変異より重症となりやすいことをモデルマウスにおいて再現した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
池田 和隆 | 東京都医学総合研究所 | 参事研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
佐藤 敦志 | 東京都医学総合研究所 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)