多機能性GnRHペプチド神経系の生物機能に関する統合的研究
【研究分野】動物生理・行動
【研究キーワード】
ペプチド / 生殖 / 性行動 / 神経生理学 / トランスジェニック / メダカ / 神経科学 / 生理学 / 脳・神経 / 動物 / 生理活性 / GnRHキスペプチン / GnRH / キスペプチン
【研究成果の概要】
我々は、脳内のGnRH1、GnRH2、GnRH3ニューロンのそれぞれが特異的にGFPを発現する遺伝子組換メダカを作り、それらを生きたまま可視化した。神経回路を保ったままの丸ごとの脳をin vitroに保ち、顕微鏡下で単一のGFP標識GnRHニューロンからの自発的な神経活動や神経修飾・伝達物質に対する神経応答を記録することにより、それらの機能を生理学的に解析した。また、脳下垂体からの生殖腺刺激ホルモン放出をモニターできるような遺伝子改変動物を作成してホルモン放出の調節機構を解析した。これにより、進化の過程で多様な機能をもつに至った、GnRHペプチド神経系の機能に関する理解が飛躍的に深まった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
赤染 康久 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
神田 真司 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【配分額】48,230千円 (直接経費: 37,100千円、間接経費: 11,130千円)