"オンチップ人体"を目指す複数臓器細胞集積型マイクロシステムの創成
【研究分野】マイクロ・ナノデバイス
【研究キーワード】
マイクロ流体デバイス / バイオMEMS / Body on a Chip / 細胞培養 / 薬物動態 / ADME
【研究成果の概要】
本研究では、医薬品開発段階における動物実験削減を目指して、「BODY ON-A-CHIP」をコンセプトにヒトの主要な臓器由来の細胞をマイクロ流体デバイスに集積化し、化学質などの入力に対して臓器間作用を考慮した出力の分析が可能なプラットフォームを構した。薬物動態において特に重要な小腸・肝臓・肺由来の3種類の細胞をデバイス内に積化し、実際に生体内で起こりうる抗がん剤作用のメカニズムの再現を実現した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
藤井 輝夫 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
酒井 康行 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
中尾 洋祐 | 東京大学 | 工学系研究科 | 修士課程 |
池田 崇 | 東京大学 | 工学系研究科 | 修士課程 |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)