脂肪細胞の分化・小型化過程とアディポネクチン分泌に及ぼす運動頻度・持続期間の影響
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
肥満 / 運動療法 / 食事療法 / 脂肪細胞 / アディポネクチン / 運動 / アディポサイトカイン
【研究成果の概要】
本研究では,肥満ラットに17週齢から2週間の自発走運動(EX-2w群)と,15週齢から4週間に渡る2日に1回程度の自発走運動(EX-4w群)を行わせたところ,EX-2w群よりもEX-4w群で脂肪細胞サイズが小型化し,血中アディポネクチン濃度は有意に高値であったことから,短い期間で急速に体重を減少させる運動よりも,長い期間でゆっくりと体重を減少させる運動の方が脂肪細胞サイズを小型化し,血中アディポネクチン濃度を高値に維持できる可能性が示唆された.
【研究代表者】
【研究協力者】 |
篠崎 智一 | 慶應義塾大学 | 大学院・薬学研究科 | 後期博士過程 |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)