皮膚潰瘍に存在する間葉系細胞からの表皮誘導法の開発
【研究分野】形成外科学
【研究キーワード】
直接転換 / ケラチノサイト / 線維芽細胞 / 創傷治癒 / リプログラミング / 遺伝子導入 / 間葉上皮移行 / 上皮化 / 間葉上皮転換 / マイクロRNA / 皮膚潰瘍 / 皮膚線維芽細胞 / 脂肪幹細胞
【研究成果の概要】
皮膚潰瘍局所に存在する間葉系細胞から上皮細胞への直接的な転換を惹起することにより、周辺上皮細胞の遊走によらない潰瘍面からの直接的な上皮化をきたす新しい治療方法開発を目的として、直接転換候補因子の検索、候補因子の遺伝子導入によって線維芽細胞におきる変化を調べた。マイクロアレイデータ、文献検索、バイオインフォマティクス解析によって55転写因子、30マイクロRNAを選択し、これらをヒト線維芽培養に導入し、ケラチノサイト培養条件に継代したところ、遺伝子導入後1-2週程度で、ケラチノサイトに類似の形態、増殖動態を呈する細胞群を得るにいたった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)