プロテオミクスによるWntシグナルと核内受容体の脂肪細胞におけるシグナル統合解析
【研究分野】病態医化学
【研究キーワード】
COUP-TFII / PPARγ / エピゲノム / βカテニン / Wnt / 脂肪細胞分化 / 標的遺伝子のゲノムワイド解析 / PPAR_Y / ssカテニン
【研究成果の概要】
脂肪細胞分化において、分化誘導のマスターレギュレータPPARγが分化を完成させるメカニズムの一端として、ヒストン修飾酵素の発現を制御し、エピジェネティックな制御機構を担うことを解明した。また、Wntが脂肪細胞分化を抑制する機構として、核内受容体COUP-TFIIの転写を促進し、これがPPARγの転写調節領域に結合し、ヒストン脱アセチル化複合体を介してPPARγ発現を抑制するメカニズムを解明した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
田中 十志也 | 東京大学 | 先端科学技術研究センター | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
川村 猛 | 東京大学 | 先端科学技術研究センター | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)