マーモセットをモデルとした多能性幹細胞由来神経幹細胞による脊髄損傷前臨床研究
【研究分野】整形外科学
【研究キーワード】
脊椎脊髄病学 / ES/iPS細胞 / コモンマーモセット / 脊髄損傷 / 再生医療
【研究成果の概要】
本研究では、コモンマーモセットES細胞から神経幹細胞へと効率良く分化誘導する方法を確立した。得られた神経幹細胞は自己増殖能を持ち、ニューロン、アストロサイト、オリゴデンドロサイトを生み出すことが可能であった。また、ES細胞から分化誘導に伴い、遺伝子発現プロファイルが胎児由来ニューロスフェアに近づいていることが示された。従って、マーモセットES細胞から、in vitroで神経発生をある程度再現しながら、胎児由来ニューロスフェアに近い性質を持つニューロスフェアへと分化誘導することができたと考えられる。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)