測定障害と空間行為に関する実証的検討
【研究分野】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究キーワード】
生活支援工学 / 移動 / 認知 / 操作 / 歩行
【研究成果の概要】
本研究では、自動車や車いすの運転行動にみられる横傾斜のない平坦走路での著しい片寄りや車間距離不定、不安定な移動行動に着目し、これらに共通した要因を明らかにすることと、その要因に関する能力を評価する手法を提案することを目的とした。具体的には、車線片寄りの評価と測定障害を調査するツールの開発をおこない、空間行為全般において視空間認知機能や空間構成機能などの測定および検討などをおこなってきた。さらに自動車などの移動体を操縦する際に必要となる運動を修正する機能(運動調整機能)に着目した測定法および評価指標を提案し、加齢や軽度認知機能障害(MCI)による適応機能の変化について調べた。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
西浦 裕子 | 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 | 福祉機器開発部 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
玉井 顯 | 敦賀温泉病院 | 理事長・院長 |
鎌田 実 | 東京大学 | 大学院新領域創成科学研究科 | 教授 |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)