日本のアニメーションおよび「アニメ」に関する理論的言説についての歴史的研究
【研究キーワード】
アニメ / アニメーション / メディア芸術 / 表象文化論 / 芸術哲学・芸術論 / 映画史 / 身体 / ジャンル論 / アダプテーション / ポストモダニティ / 映像文化 / 実写映画 / メディアミックス / 映画批評 / ジェンダー / コンピュータグラフィック / 大衆芸術
【研究成果の概要】
本研究では、日本のアニメーションおよび「アニメ」についての理論的言説を、実際のアニメの実践について、制作者から得た知見などを検討しつつ歴史的に分析した。「アニメーション」概念そのものが、実写映画と対比される数々の特性をもつ映像実践をグループ化することでうまれたことを確認した上で、マンガやゲームなどのアダプテーションが常態である日本の「アニメ」が、テレビ番組やヴィデオソフトなどのフォーマットとともに歴史的に展開してきたことについて考察した。また日本国内外のファンカルチャー研究やメディア理論を中心とした近年の「アニメ」をめぐる分析についての調査によって、その位置付けが変容を続けていることを示した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)