医療者間コミュニケーション不全解消のための電子クリニカルパスの要件定義および実装
【研究分野】ケア学
【研究キーワード】
クリニカルパス / 異職種間コミュニケーション / 異職種間応答 / 電子クリニカルパス / コミュニケーション / チーム医療
【研究成果の概要】
看護師はクリニカルパス作成に関与することで、知識の増加や段取りの良さ、学習の積極性が上がると感じていた。しかし、クリニカルパス作成のメリットを感じている者ほど自己の知識や技術を示す機会が減っていると感じており、作成時と利用時とでは意識が大きく異なっていた。患者適用時には看護師はクリニカルパスを医師からの単なる指示として受け取っている可能性が高い。多職種コミュニケーションツールのプロトタイプはこの状況を解消することを目的とし、看護師の記録や行動等に対して称賛コメントを追加できるようにした。医師等からの応答に対しては正の評価につながっていると感じ、同職種からの応答に対しては負の評価と感じていた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
杉原 太郎 | 岡山大学 | 自然科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)