超高分解能放射線画像化装置開発と細胞内α核種分布のリアルタイム計測
【研究キーワード】
アルファ線 / 飛跡 / リアルタイム / 共晶体シンチレータ / 空間分解能 / 高感度CCDカメラ / テーパー型ファイバープレート / α線 / 内用療法 / イメージング / 超高分解能
【研究成果の概要】
1μm径の共晶体シンチレータとテーパー型ファイバープレート、高感度CCDカメラを組み合わせ、アルファ線の飛跡をリアルタイムで画像化するイメージング装置の開発に成功した。テーパー型ファイバープレートを2段用いることにより、空間分解能を飛躍的に向上させ、共晶体シンチレータ中を走行するα線に飛跡画像をリアルタイムで撮像できた。α線に対する空間分解能は約11μmであった。画像の飛跡方向のプロファイルを解析することで、アルファ線のブラッグピークも観察できた。α線の飛跡をリアルタイムで画像化できる装置開発は世界初の成果である。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【配分額】6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)