グレリン分泌細胞における体内エネルギー量認識機構の解明
【研究分野】生理学一般
【研究キーワード】
開口放出 / イメージング / グレリン / 開口分泌
【研究成果の概要】
グレリンは、空腹時に胃のX/A様細胞から分泌され、摂食やグルコース負荷によりその分泌が抑制される。しかし、グレリン分泌の詳細な制御機構は明らかになっていない。そこで本研究では、グレリン産生細胞株であるマウスMGN3-1細胞を用いて、分泌を制御する分子メカニズムの解明を試みた。解析の結果、グルコース濃度低下によって細胞内ATP産生量が低下し、その結果ATP感受性K+チャネルが開口し、膜電位が過分極する。そして、過分極によって活性化する電位依存性Ca2+チャネルが開口することで細胞内にCa2+が流入し、グレリン分泌が起こることを見出した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
北口 哲也 | 東京工業大学 | 科学技術創成研究院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
太田 邦史 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)