先天奇形症候群の大脳皮質発生異常にエピジェネティクス機構が果たす役割に関する研究
【研究分野】小児科学
【研究キーワード】
神経発生 / 大脳皮質 / エピゲノム / 細胞周期 / 小児神経 / 大脳皮質発生 / 神経幹細胞
【研究成果の概要】
遺伝子配列に依存しない蛋白発現機構が神経発生に重要である点が近年注目されている。そこでその主なメカニズムに関与するヒストンアセチル化酵素の異常が大脳皮質発生に与える影響について、動物モデルでの検討を試みた。さらに本病態の治療薬候補であるヒストン脱アセチル化酵素阻害薬バルプロ酸が大脳皮質発生に与える影響について検討し、神経前駆細胞の細胞分裂動態の異常により大脳皮質を肥厚化することを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小崎 健次郎 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
三橋 隆行 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)