ミトコンドリア機能制御の基盤となるミトコンドリアー核ネットワークの包括的解明
【研究キーワード】
ミトコンドリア生合成 / マイトファジー / ミトコンドリア / シングルセル解析 / エピゲノム / 心不全 / シグナルネットワーク
【研究成果の概要】
ミトコンドリアの分解と整合性の協調的制御機構の解明として、アンバイアスな方法としてCRISPRライブラリースクリーニング、ATACシークエンス、シングルセル解析を行い、これらの結果を統合解析することで新たにRREB1-ESR1シグナル経路が新規ミトコンドリア生合成制御因子としてミトコンドリアの数的な恒常性維持に重要であることが示唆された。
【研究の社会的意義】
ミトコンドリアは細胞のエネルギー産生の中心であるとともに酸化ストレスや慢性炎症、細胞死の制御に関連しておりその機能は細胞の恒常性維持に非常に重要です。不良ミトコンドリアはオートファジーによる分解され、新たなミトコンドリアが合成されますが、それらがどのようにして協調的に制御されているかはよく分かっていません。本研究では多面的オミクス解析でRREB1という転写因子がミトコンドリア分解後の生合成に重要であることが分かりました。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
野村 征太郎 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)