ブレオマイシン誘発強皮症モデルマウスにおける細胞接着分子の解析
【研究分野】皮膚科学
【研究キーワード】
強皮症 / 細胞接着分子 / 動物モデル / T細胞 / 全身性強皮症 / Th細胞 / マウスモデル / 自己免疫
【研究成果の概要】
L-selectinとICAM-1それぞれのノックアウトマウスではブレオマイシンによって誘導された皮膚硬化と肺線維化の有意な抑制が認められ、これとは逆にE,P-selectinとPSGL-1それぞれのノックアウトマウスでは線維化の増悪が認められた。このことは、L,E,P-selectin,ICAM-1よびPSGL-1が、未だ有効な治療法が開発されていないSScに対する新たな治療ターゲットとなり得ることを示していると考えられる。今後更なる検討を経て、SScの新規治療法が開発されることが期待される。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)