説得における相互作用性と受け手の自動的反応に関する研究
【研究分野】社会心理学
【研究キーワード】
説得 / 相互作用 / 論拠 / ミラーリング / 非言語的コミュニケーション / 説得能力認知 / 自我関与度 / 自動的反応
【研究成果の概要】
対面する二者が、説得テーマに関する長所と短所を相互に挙げた後、送り手が受け手に一定の意見をもつよう働きかけるという説得場面を実験的に設定した。その結果、長所に同期させる形で、送り手が受け手の動作をミラーリングすることが受け手に影響を与え得ること、個人的な利益よりも社会全体の利益を強調することが効果的である傾向、そして、受け手が自分に説得能力があると認知しているほど影響されにくいことが見出された。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)