血管新生過程におけるカルシウム動態の時空間パターンの意義の解明
【研究分野】薬理学一般
【研究キーワード】
血管内皮細胞 / カルシウム / ストア作動性カルシウム流入 / von willebrand factor(vWF) / 血管新生 / イメージング / チューブ形成
【研究成果の概要】
血管新生プロセスでは血管内皮細胞内のカルシウム動態が重要な意義を有していると考えられているが、血管内皮細胞へのカルシウム動員機構については不明な点が多い。本研究では、免疫細胞等でストア作動性カルシウム流入(SCOCE)に重要であると提唱されているStim1とOrai1が、血管内皮細胞においてもSCOCの制御に重要であることを明らかにした。また、VEGF刺激時に血管内皮細胞からのvon willebrand factorの放出がSOCE活性依存的に制御されていることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)