超高圧地球科学:最下部マントル・中心核の物質学
【研究分野】固体地球惑星物理学
【研究キーワード】
マントル / 核 / ポストペロフスカイト / 超高圧 / 下部マントル / 鉄 / 高圧
【研究成果の概要】
地球中心に相当する超高圧・超高温を静的に発生することに世界で初めて成功した。また、高圧高温下において電気伝導度・熱伝導率・元素分配を測定する新たな技術の開発に成功した。これらの実験技術を用いて、下部マントル深部の電気伝導度・熱伝導率・鉄の分配、コアの高圧高温下における鉄と酸化第一鉄の状態図などを決定し、下部マントル深部におけるマグマと固相の密度逆転、数十年周期で観察される一日の長さの変化の成因、外核中の成層構造、内核物質の結晶構造などを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【配分額】114,530千円 (直接経費: 88,100千円、間接経費: 26,430千円)