新規Dlgシグナル伝達経路の解析
【研究分野】病態医化学
【研究キーワード】
Dlg / Runx / Wnt シグナル / sFRP2 / シグナル伝達 / 細胞膜裏打ち蛋白質 / beta-catenin / sFRP / 癌抑制遺伝子
【研究成果の概要】
Dlg-Runx-sFRP2-Wntシグナル伝達経路の実体と生理的意義を明らかにすることを目的として研究を行い、以下の成果を得た。1)RunxがA-MybおよびRhoA特異的guanine nucleotide exchange factor Net1と複合体を形成することを見出した。3)Dlg-/-細胞ではProBからPreBへの分化に異常があることが確認された。4)Dlg-/-マウスでは、心室中核欠損、口蓋裂、腎泌尿器系の発生異常を起こすことを見出した。5)ヒト乳癌培養細胞株35種類についてDlgの変異が存在しないことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)