マッコウクジラにおける社会化行動の機能
【研究分野】生態・環境
【研究キーワード】
動物社会 / 社会行動 / マッコウクジラ / ハクジラ類
【研究成果の概要】
五島南方海域において、オスのマッコウクジラの行動および社会構造調査を行った結果、この海域のマッコウクジラは、高緯度の根室海峡のものよりも体長が小さく、社会性が高く、より長い時間を水面での社会化行動に費やしていることが明らかとなった。このことは、社会性の高い個体の方が、頻繁にかつ長時間社会化行動を行なっていることを示しており、長期的な社会性の維持に親和的社会行動が重要であることを示唆している。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
佐藤 克文 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
青木 かがり | |
小林 駿 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)