テナガザル類の多様性と系統生物地理学
【研究分野】自然人類学
【研究キーワード】
東南アジア / テナガザル / 染色体 / ゲノム / ヘテロクロマチン / 音声 / 形態 / シアマン / シロマユテナガザル / ホオジロテナガザル / アルファサテライトDNA / レトロトランスポゾン / テナガザル類 / 東南アジア霊長類 / 染色体分化 / 分子進化 / 音声・音響解析 / ヘリコバクター / 形態進化 / 生物地理学 / 分子系統 / 音声発達 / 音声音響解析 / 属間雑種 / バングラデシュ / タイ / 音声・音響解近 / シャーマン / マイクロサテライト / コミュニケーション
【研究成果の概要】
調査地はインドネシア、タイ、マレーシア、バングラデシュの4カ国を対象におこなった。解析した種は8種である。西シロマユテナガザルの染色体ならびにDNAの解析を世界で初めておこない、第8染色体に逆位を発見した。テナガザル全4属のミトコンドリアゲノムの全塩基配列を用いて系統関係を解析し、新たな分岐系統樹をしめした。転移性DNA解析がヘテロクロマチンの研究に新たな洞察を与えた。音声や形態を新規の方法で解析し、新たな視点を示した。
【研究代表者】